2013/8/17

矢萩淳 チャリティーテノールコンサート  ヒーロー

今日は、前の記事でお知らせしていた「矢萩淳 チャリティーテノールリサイタル」を聴きに、福島県いわき市にあるいわき芸術文化交流館アリオス小ホールへ行って来ました。
わずか1年半前には、本田さんが立っていたステージです。
そこで再び音楽を聴くことは、感慨深いものがありましたが、明るく楽しいコンサートだったので、私も楽しむことができました。

矢萩さんは前述の通り、多発性骨髄腫という病気で闘病生活を送っており、その中で本田さんのことを知り、励まされ、再び音楽をやり始めた方です。

そんな矢萩さんは、本田さんへの憧れもあり、今日もシャツにストールを巻いて、帽子を被るという、まさに本田スタイルでステージに登場しました。一瞬本田さんが再びステージに立っているような錯覚に陥りましたが、コンサートが始まると、歌や雰囲気はきちんと矢萩スタイルがあり、矢萩さんの想いの詰まったコンサートになっていました。

でも、明るく楽しくステージに立つ姿は、本田さんと共通していて、素敵でした。
本田さんが残したものが、また一つ輝いて、新たな光が生み出された気がしました。
また矢萩さんの歌声が聴ける日を、楽しみにしています。

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2013/8/8

本田武久メモリアルコンサート in アトリオン音楽ホール  ヒーロー

2013年7月13日、秋田市アトリオン音楽ホールにて、「本田武久メモリアルコンサート(東日本大震災復興祈念)」が開催されました。今回の主催者は、本田さんの恩師佐野春子先生が理事長を務める「おんぷの会(秋田県音楽普及協会)」の皆様でした。準備から当日の色々なご配慮まで、本当にありがとうございました。
そしてあれから7ヶ月が過ぎましたが、当日は350名程のお客様が集まってくださいました。お越しいただいた皆様へも、改めてお礼申し上げます。
7月1日の秋田さきがけ新報には、以下のような記事も載りました。

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コンサートのオープニングは、横浜でのメモリアルコンサートと同じように、須江太郎さんのピアノによるカッチーニの「アヴェ・マリア」から始まりました。

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つづいて私が朗読をさせていただきました。本田さんの最期の3ヶ月の様子、アトリオンホールでのコンサートの思い出、被災地への想いなど、とにかく本田さんが残したもの、そして本田さんの想いを伝えようということだけに集中して行ないました。
本田さんが何度も立ったこのステージに、私も立てたことは、本当に光栄なことであり、改めて本田さんに感謝の気持ちを伝えました。


つづいて司会者である原田真裕美さんが登場し、演奏会がスタートしました。原田さんは、昨年、本田さんのアトリオンでの最後のコンサートとなった「がん ささえ 愛」のイベントで、トークコーナーの司会を務めてくださった方でした。地元FMのパーソナリティを務める原田さんは、自身も乳がんを経験しており、このトークショーの時も、本田さんからお願いをして司会を務めていただきました。

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最初の演奏は、本田さんの角館のコンサートでは、いつもサポートしてくださったクラリネット奏者の安藤満里さんと、須江太郎さんのピアノ伴奏による演奏でした。

 ♪もし僕のうたに翼があったなら
 ♪愛の小径
 ♪クラリネットソナタより第二楽章
 ♪瑠璃色の地球

この選曲は安藤さんが考てくださったものでしたが、本田さんへの愛情が伝わる選曲であり、とても嬉しく思いました。特に「瑠璃色の地球」は、本田さんの歌声が一緒に聴こえて来る感じがして、涙が出ました。

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つづいては、アトリオンのコンサートで本田さんと共演したことがあったソプラノ長谷川留美子さんの演奏で、ピアノは山崎圭子さんでした。

 ♪くちなし
 ♪はる
 ♪Zueignung(献呈):R.シュトラウス
 ♪夜明けのうた

この選曲も本田さんへの愛情が伝わる選曲で、もちろん演奏も素晴らしい演奏でした。
長谷川さんは本田さんが上京する前からの友人であり、この日は、上京した本田さんが長谷川さんへ送ったお手紙を持って来てくださり、読んで聞かせてくださいました。音楽へのやる気に満ち溢れていて、何とも本田さんらしいお手紙でした。

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つづいては須江太郎さんのピアノ独奏でした。選曲は、横浜公演と同様に、本田さんが生前須江さんにリクエストした4曲を、この日も改めて演奏してくださいました。

 ♪リスト:愛の夢
 ♪リスト:ペトラルカのソネット第123番
 ♪シューマン=リスト:献呈
 ♪シューマン:トロイメライ

アトリオンでの初めての本田さんのリサイタルの伴奏も、須江さんでした。この日も、いつもそばで支えて来てくださった須江さんだからこその演奏に、多くの方が感動していました。

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つづいては、本田さんが教員を務めていた聖霊女子短期大学付属高等学校の合唱部による合唱でした。

 ♪同声合唱曲集「立ち止って」より
  「青梅」「鳥の宅配便屋さん」「立ち止って」
 ♪浜辺の歌
 ♪きょうの陽に

本田さんがこの学校に勤めたのはたった一年でしたが、その時の教え子や合唱部の子たちは、本田さんの闘病中にいろいろと励ましてくれました。現役の子ども達にも、本田さんの生き方から、何かが伝われば良いなと思います。今回出演してくださったことに感謝致します。

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最後は出演者全員と会場の皆さんで、震災の復興を願いながら「花は咲く」を歌いました。
そして本田さんの恩師であり、「おんぷの会」の理事長でもある佐野春子先生が、ご挨拶してくださいました。本田さんはアルバム「Precious Love〜愛する喜び、愛される幸せ〜」というタイトルにもあるように、たくさんの「愛」を私たちに贈ってくれたと仰っていました。恩師からそんな言葉をいただいて、本田さんもホッとしていたのではないかと思います。

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そして再び出演者全員と会場の皆さんで、本田さんが秋田のコンサートではとても大切にしていた「ふるさと」を歌いました。以前にも本田さんは3番の歌詞にいつもグッと来てしまうと言っていたと伝えましたが、やはり秋田でこの唄を歌うと、私の胸にもグッとくるものがあり、声になりませんでした。

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  横浜で展示したパネルを、秋田でも展示していただきました。

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  ステージ上に飾られた本田さんの写真です。

今回のメモリアルコンサートで、私は改めて本田さんの偉大さを感じました。
そして帰って来てから、「旅立った後も、これだけ多くの人達が、本田さんを愛し、本田さんに影響を受け、本田さんに感謝しているよ」と伝えました。


今回の写真は、須江さんのマネージャーさんが撮ってくださいました。
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