台所の引き戸が重くなって閉める時に思わず力を入れるので衝撃が馬鹿にならない。ガラスの重みが加わって、枠がしょっちゅう緩む。余計にガラスの嵌まりががたついて悪循環。ちょっと危険なのでガラスを取り外してアクリルで軽くしようと思った。

幸い綿壁の剥がれを覆ったときの共柄の合板があったので、アクリルは86.5cmx60cm1枚にして上下を化粧合板にし、丈の空いた所は障子紙にした。
@引き戸の枠は釘などは使わず、はめ込みできっちりした仕事がしてあった。
Aドライバーの柔らかい握り部分で均等に少しずつ叩いて枠をゆるめ、
Bガラスを抑えてある桟木を外す。ねじ山がマイナスでさび付いているので油を差した。
Cガラスを外し、左右上下の溝の深さを計測。
D合板やアクリルはガラスと違って曲げて填められるので、木取りはきっちり、後で削って調整。
Eアクリルは60cm、桟の掛りを含めた丈は61cm、桟木に当たらないので、代わりにプラスチックのコバ隠し(1cm8mm幅)をアクリルの上の押さえに使った。
F一番上の合板は釘うちのポンチをあてがって奥まで差し込む。
Gアクリルを填め、枠に釘が使っていないので常にきっちり嵌まった状態を確認しながら左右上下から叩いて締める。
H下の合板を差し込む。合板はありあわせの端切れなので、寸法が4cm足りない。

I格子の桟に直接障子紙を貼り、下の板は裏から重ねました。引き戸の取っ手の傍だけ合板を填めて切り替えにしました。

para1002n(ぱら仙人)


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