ちょっとづつ、なついてきた「ななみ」。
まだ触られるのはイヤみたいだけど、一歩離れて隣にちんまりと
座られると、彼なりの努力なんだなぁといじらしくなったり。
本当のことを言ってしまうと、隣の県で保護されている
キジ白の女の子を迎えようと思っていました。
その子、片目がちょっとだけ悪くて、ケアしなくてはいけない状態
だったのですが、それでも気になって気になって。
思い切って問い合わせをしてみたところ、返事のメールに
書いてあった言葉に軽くショックを受けまして。
「猫と初めて暮らす方にはとまどうこともあるかと思いますが、
どのようにお考えでしょうか。
大人のほうが一緒に生活しやすいかと思われたとのことですが、
●●ちゃんのこうした面も含めて、受け入れてくださいますでしょうか。」
「どのように」と言われても、アンケートに書いた通りだったのですが・・・。
思い切って問い合わせをしてみたものの、私には無理と言われて
しまったような気がして。
もちろん前後の文もありますし、保護している方がすごく心配されて
いるのは本当に本当に充分すぎる程、解っているのですけれど。
でも、どのように答えたら正解なのでしょう。
老インコの下の始末をやっていたんだもん、ケアするくらいなら
なんとか出来ると思いつつ、結局は車酔いしやすい子なんだそうで、
長距離移動では気の毒と思い断念することに。
その後、車で30分ほどの動物病院で保護されていた猫たちを見に行って
夫と1週間ほど協議の結果、今の子と縁組み決定となったのでした。
動物病院でも猫を飼う理由などを書かされましたが
「飼いたかったから」では正解とは言えないのかなぁ。
いい加減な気持ちではないということの確認だとは思うけど。
(病院の対応だと何を書いても大丈夫そうな雰囲気ではありました)
昔と違って、今は完全室内飼いを勧められているし
20年くらい一緒に生きていくんだもんねぇ、衝動的に連れてきても
後の世話が大変だし。
動物はかわいい。
けれど、うんこさんもするし、病気にだってなるし、
手間暇もお金もそれなりにかかる。
当たり前なんだけれど、それをしっかり意識していないと
飼っている方も、飼われている方もお互いに不幸だ。
ななみ、あんたココで幸せになってくれるかい?