2008/12/31
一家四人とlusefの友達のK君と一緒に鑑賞。
古典落語が原作の「らくだ」は分かりやすく、
歌舞伎らしい「連獅子」は、
初心者には嬉しい長唄歌詞の日本語字幕入り。
字幕がないと、ほとんど聞き取れませんが、
字幕があれば、そんなに難しくないので、
舞台でもオペラのように字幕があればいいかも。
歌舞伎座も建て替えるようですから、
是非、ご検討いただきたい(笑)。
夫は「連獅子」で睡魔に襲われたようでしたが、
子供達は充分に楽しんでくれて良かったです。
kanayaは来春から東京暮らしなので、
国立劇場にも一緒に行こうかと誘ったら、
シネマ歌舞伎にして欲しいと。
舞台と違って前だけ見てればいいし、
拍手もしなくていいから楽だと(笑)。
私は、シネマでも拍手するぐらいの
乗りの良さがあってもいいと思いますけどね〜

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2008/12/30
lusefとkanayaが帰省して一家四人揃っての鑑賞。
予告編が好きなkanayaに付き合っていたら、
lusefは本編が始まると直ぐに眠ってしまいました。
可愛そうに疲れていたんでしょう。
三谷監督の中では一番好きな作品で、
kanayaも気に入ったようで、よく笑っていました。

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2008/12/28
大好きで何度も観てるんですけど、
「愛と追憶の日々」のコメンタリーの影響で、
男心の解釈について疑問が生じたので、
年末最後の一人の夜の自分へのご褒美鑑賞(笑)。
はっきり言って、私は肝心なところが
何も分かっていなかったようです。
今までは、あっちも大事でこっちも大事が
切なくていいと思っていたのですが、違いますね。
トリスタンは、その時その時で、
自分にとって一番大事なことを自覚していたし、
それを守り通してます。
スザンナが自殺したのは、
トリスタンに振り向いて欲しくて出てしまった言葉が、
逆に永遠の別れを決断させる結果になってしまい、
生きていることができなくなってしまったのでしょう。
さて、監督はどんな思いで製作したのでしょう。

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2008/12/25
1983年のアカデミー賞受賞作品。
公開当時に観ても全く理解できなかったと思いますが、
私もやっと分かるようになってきました。
と思ったのですが、
監督のコメンタリーを見て、
男心に全く気が付いていなかったことが判明(苦笑)。
癌を扱いながらもコメディ仕立てにしていることにも、
気が付きませんでした。
最近の字幕は、笑い所だと気が付くようにしてくれてる
ような気がしますが、それでも反応が鈍い映画館では、
笑ってもいいの?と思うことがあります。
言葉や生活習慣を知らないと理解できないし、
善悪の基準など多くの暗黙の了解が必要です。
笑うというのは、かなり高等なことですね。

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2008/12/21
久しぶりの銀座での鑑賞。
銀座の映画館もネット予約できるようになってました。
美味しそうなサンドウィッチが売られていて、
シネコンとの違いを出そうという努力が感じられました。
作品も見応え充分で、夫も私も大満足でした。
911直後にはプロパガンダ映画を
うんざりしながらも何本か観ました。
今年は大統領選挙もあったせいか、
アメリカの今までのやり方では解決に向かわない
という意味の作品が何本かありました。
アメリカでの興行成績は不調だったようですが、
こういう作品が作れるようになっただけでも進歩です。
911から7年が過ぎ、月日の流れを感じます。
世の中も変わりましたが、私自身の変化も大きいです。
2001年暮れに観た「スパイ・ゲーム」の時には、
恥ずかしながらベイルートが何処かも知りませんでした。
この7年間、たくさんの作品を観たり、感想を読んだり、
ほんの少しではありますが、
自分なりに世の中の出来事を勉強してきたので、
「ワールド・オブ・ライズ」を見応えのある作品だと
感じることができたんだと思います。
これからも、映画を娯楽として楽しむだけではなく、
何かを知るきっかけにしていきたいです。

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2008/12/20
劇場だと声を出して笑う人が少ないのが残念ですが、
私達夫婦は、結構笑ってました。
小難しく考えないで、気楽に楽しめば良いと思います。
松たか子さん、コメディも上手になりましたね。
はじけてて、輝いていて、可愛くて、綺麗でした。

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2008/12/13
蒼井優さん、上手ですね〜
弟と手を繋いで歩く後姿や、
トラックの荷台に揺られながら林檎をかじる姿や、
ラストの歩道橋での笑顔が印象的でした。
最近のニュースでは、
解雇で職と住まいを同時に失ってしまうケースが
報道されていて、百万円という金額に、
複雑な思いを抱く人もいるかもしれません。
使うのは簡単ですが、貯めるのは大変です。

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2008/12/13
最初、そうかな?と思ったけど、
だんだん騙されて泣いてしまいました。
たぶん二度観ても楽しめると思います。
性同一性障害の方への配慮が充分かどうかは
心配なところですが。
誰もが笑えるコメディにするって、
本当に難しいですね。

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2008/12/10
ギンレイシネマクラブに入らなかったら、
おそらく観なかっただろう作品ですが、
意外に面白かったです。
ドタバタはあんまり好きじゃないんですけど、
暗い世相ですから、笑い飛ばしてしまうのもいいです。

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2008/12/10
「あの日の指輪を待つきみへ」の
シャーリー・マクレーンさん、1977年の作品。
私にとって一番良い時に出会えて良かったです。
一つには、
今年初めてアメリカンバレーシアターを観た事。
もう一つの理由は、昨晩のNHKの放送。
「プロフェッショナル仕事の流儀
悔しさを、情熱にバレエダンサー岩田守弘」
最近ほとんどテレビを見ないのですが、偶然見ました。
本物のアメリカンバレエシアターのスターたちが
出演しているということで、
劇中のバレエシーンはとても素晴らしいです。
物語も、1977年当時の私では理解不能。
数年前でも難しかったかな。
中年女性二人が激しく罵りあい、
果ては取っ組み合いの喧嘩。
ちょっと前の私なら、うんざりだったでしょう。
勿論、今の私にも、とても真似できないけど、
映画の中のお話としては理解できるようになりました。
「かけひきは、恋のはじまり」では男同士でしたが、
素手で殴っているうちに、嫌なものが発散されて、
勝ち負けはどうでもよくなってきて、
さっぱりできるものなんでしょうかね。

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2008/12/6
「転々」の三浦友和さんが良かったので
予約したんだと思います。
それなりに楽しめましたが、
全てがこれからって感じの終わり方です。
アイドルはアイドルとして好きなだけかもしれないし、
モーゼはホームレス仲間も裏切ってしまったし、
父親と息子がすんなり幸せに暮せるとも思えないし。
ホームレスいじめとか、オレオレ詐欺とか、
社会問題を織り込んでいるわりには軽い仕上がりで、
物事を深く考えない幸せっていうのも有りなのかな。

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2008/12/5
佐々部清監督、2002年の作品。
全体に古めかしい雰囲気が漂っていて、
随分前に製作されたものだと思い込んで
観てしまいました。
VHSが発売されたのは1976年。昭和51年。
あの頃の定年は55歳でしたから、
西田敏行さん扮する加賀屋静男は大正生まれかな。
そっか、私は53年入社だから、あの当時
定年を迎える人は大正生まれだったんですね。
ちょっと考えれば当たり前のことだけど、
自分の歴史と重ねていくと面白いです。
私はプロジェクトXのほうが短くて好きかな。
たぶん、見たことあると思います。
たぶんとしか言えないのが情けないです(苦笑)。

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2008/12/3
「あの日の指輪を待つきみへ」では、
1991年のベルファスト。
そこで思い出すのが「デビル」
1992年のベルファスト。
1997年公開時の評価は低いようですが、
今、観ると、結構よくできていると思います。
アイルランドについて詳しい人からすれば、
薄っぺらいかもしれませんが、
何かを知る入り口になればいいと思います。
携帯電話の無い世界を知らない世代も
もう大人になってきてるんですから、
1990年代は前時代なんですね〜

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2008/12/2
ラストシーン、涙が溢れました。
若い人には理解できないのか、
レビューサイトの評価は低いようでした。
私は実年齢以上に年を取ってしまったようで、
それぞれの気持ちが痛いほどよく分かります。
それから、アイルランド紛争について、
何本かの映画をきっかけに少し知っていたのも
理解を助けていたと思います。

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