2008/9/28
小百合さんなので、期待はしてなかったのですが、
ここまで面白くないというのも、どうなんでしょ。
脚本が悪いんだと思いますが、宮沢りえさんなら、
もう少し見れたんじゃないかと思います。
演技って相乗効果もあるんでしょうけど、
その反対もあるんですね〜(笑)
他の作品では、良い味出している俳優さんたちも
いまひとつ精彩を欠いていたように思います。
「母べえ」132分、「父と暮せば」は99分。
無駄に長い作品と、中身の濃い作品。
浅野忠信さんは両方に出演してますね。

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2008/9/23
夫と一緒に観たのは間違いでした。
私も何がアキレスなのか分からなかったですけどね、
映画がつまらなかったからといって、
不機嫌になられても困ります。
前半は結構楽しめたので、100分位に纏めてあれば、
随分印象が違ったように思います。
やっぱり、口紅は、やり過ぎかな。

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2008/9/20
モントリオール世界映画祭グランプリ受賞というから、
少し小難しいのかと思ってましたが、
コミカルな部分もあり、笑い有り、涙有りの、
とっても庶民的な映画でした。
納棺師の美しい所作には、型の文化を感じました。
故人に対する敬意や、家族への真心が、
形を作っていくのでしょう。
喜怒哀楽の感情や、感謝の気持ちって、
実際に体験しないと理解できないことってありますね。
家族との死別は悲しいことだけど、
悲しみを共有したり、慰めてもらったりしながら、
温かい気持ちに変わっていくのは、
たとえば、この映画で疑似体験できたとしても、
本当に分かるのは、
その時がきてからなのかもしれません。
夫は弟を亡くしてから、涙脆くなって、
きょうも泣いていました。
お葬式でも泣かなかった人が、
映画を観て泣いています。
弟が亡くなってしまったことは悲しく寂しいけれど、
人は悲しみを知って成長していくものだと感じます。
そうそう、昔、朝の連続テレビだったと思いますが、
藍染職人の主人が亡くなるんですけど、
自宅で、家族で看取ったあとに、
妻が「お父さんと二人だけにして欲しい」と言って、
家族を部屋の外に出し、
一人で丁寧に身体を清めてあげるシーンが
忘れられないんです。
私がまだ結婚する前だったと思いますが、
それが添い遂げるってことかと感じたものです。
今は、病院で亡くなる場合が多く、
病院で処置も、化粧もしてくれますけど、
家族が見守ったり、少しでも手を貸したりするのって、
大事なことじゃないかと思います。

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2008/9/15
なんだか学芸会みたいで、素人作りっぽくて、
前半は観てるのも恥ずかしい感じがしましたが、
次第に涙を滲ませながら笑ってました。
我が家は、ウィークデイ単身を始めたので、
家族4人がバラバラに過ごす時間ができました。
来春には、kanayaがJターンで、夫と暮らす予定です。
私は私なりに、ちょっとだけ独りで歩み始めました。
lusefにも、ささやかな兆しが見えてきました。
自分達の埋葬方法も考えなくてはいけません。
また、ダイヤモンドで、夫に打診してみました。
きょうは、結構良い反応でした(笑)。

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2008/9/14
夫のリクエストでレンタル。
予告編で全部出し切ってしまってる感じでしたが、
DVDで観る分には、それなりに良かったです。
最後にカッと見開く目については、
これから先も、この種の事件に立ち向かって
いかなければならないだろうことを
表しているのかと思いましたけど、どうなんでしょ。

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2008/9/6
どうして、夏休みに公開しなかったのか、
ジブリの圧力でしょうか?(笑)
安心して、お子様と一緒に楽しめる作品です。
「ポニョ」で肩透かしにあった方は、
この作品で穴埋めしてみてはいかがでしょうか。
それにしても、この邦題じゃ分からないでしょ。
原作の翻訳本「秘密の島のニム」で
いいんじゃないでしょうか。
ニムを演じるアビゲイル・ブレスリンちゃん。
1996年生まれですから、今は12歳。
「リトル・ミス・サンシャイン」 「幸せのレシピ」と
だんだん大きくなっていくのが分かります。
今回のニムでは、時折、可愛いというより、
綺麗な表情を出していて、もしかして、
少女として最後の作品になるのかもしれません。

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2008/9/4
構成の面白さもあって良かったと思います。
原爆のことをできるだけ多くの人に伝えるには、
分かり易さや、手軽さも大事だと思います。
「父と暮らせば」でも、生き残った者の苦しみが
描かれていましたが、「夕凪の街 桜の国」では、
それに加えて、世代を超えて続いている差別が
あることを知りました。
差別というのは難しいもので、知ることで、
新たな差別に繋がらないとも限りません。
私の子供も結婚しても、おかしくない年齢になり、
ふと、そんなふうに思いました。
遺伝を恐れて違う道を選んでも、それはそれで、
一生、深い傷を秘めて生きていくものです。
映画では、若い人が、ありのままを受け止め、
希望に満ちたラストシーンになっていました。

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2008/9/3
三浦友和氏、いい役者になりました。
友情出演とありますが、
彼が主役になってしまいましたね(笑)。
原作とは違った感じで終わっているようで、
良い意味で、原作とは全く別物の作品に
なっているのかと思います。
はずみで、妻を死なせてしまった。
死んでしまったことは悲しいんだけど、
自分のしたことを後悔しているふうでもない。
コインパーキングの話など、
世の中のことを鋭く見抜いていて、
真面目そうな人の話よりもよく分かる。
希望も無いけれど、投げ遣りでもない。
不思議な魅力のある男を演じています。
スーパーの三人組や、
次々と現れる奇妙な人物もそれぞれ面白く、
こういう映画を面白いと感じられることが、
なんだかとっても嬉しいです。

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