2007/3/31
ひょんなことから巡り逢った二組の男女。
一組は、過去の悲しみを踏み台にして、
精一杯の虚勢を張って生きてきた二人。
もう一組は、相手に利用されているだけと知りつつ、
尽くすことで相手の気持ちを繋ぎ止めてきた二人。
お互い似た者同士だと気付いていくと同時に、
幼い娘達や老人と関わっていく中で、
相手を深く理解していく。
同じような悲しみをもっているから優しくなれる。
同じような弱さを持っているから理解できる。
似た者同士故に、相手の姿を通して、
自分自身を客観的に見つめ直せるようになる。
悲しみを踏み台にしてきた二人は、
悲しみを乗り越えて新しい人生を歩み始め、
自虐的な愛し方をしてきた二人は、
お互いに高め合う喜びを知っていく。
ジュード・ロウ氏が出演しているということだけで
観にいきましたが、こうして書いていくうちに
いい作品だったなぁ〜と思い始めています(笑)。
女性が甲高く、まくしたてるのは嫌いなんですが、
上質な大人のラブコメディに仕上がっていると思います。
「ミュージック・フロム・アナザー・ルーム」が
もう一度観たくなりました。

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2007/3/30
中井喜一さんのインタビュー番組を見たときに
レンタル予約したんだと思います。
音楽で無理矢理盛り上げたりすると、
なんだか古臭く感じてしまいます。
役者はいい演技しているのに勿体無いです。
137分は長いですね。
映画は120分に纏めようとすることで、
いい作品になっていくのかもしれません。

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2007/3/27
親子と夫婦の違いを強烈に感じました。
子供を失うことの悲しみの深さ、
妻が妻でなくなっていくことの悲しみの深さは、
父親が父親でなくなっていくことや、
父親を失うこととは全く違うことなんですよね。
私も同じ病気の遺伝子を持っているので、
できるだけ夫や子供達に辛い決断をさせないように、
生きているだけでいいと思ってもらえるように、
言い遺しておきたいことは口癖にして、
生きていきたいと思いました。

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2007/3/22
マット・デイモン氏の出演作というだけで、
ネットレンタルで予約してあった作品。
邦題の印象は駄作っぽいですが面白かったです。
彼の出演作の中では、
一番善良な役なんじゃないかな?(笑)
結合双生児については、ベトナム戦争中に
米軍がまいた枯葉剤の影響を受けたと言われている
ベトさん・ドクさんのことしか知らないので、
コメディにして良いものかどうか分かりませんが、
原因はどうであれ、生まれてきた二人が
この映画のように生きてくれればいいですね。

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2007/3/20
難しいのかと勘違いしてました。
ベルリンの壁崩壊をコミカルに描いているのでびっくり。
社会体制の劇的な変化と絡ませているので滑稽ですが、
夫婦、親子、兄妹の間に起きる気持ちの変化は、
よくあることなのではないでしょうか。
特に母親と母親の介護をする息子との関係は、
身につまされるものがありました。
お互いに相手を深く理解しているつもりでも、
いつの間にか大きなずれが生じていることもありますね。
夫婦の愛憎は、子供が親と同じ年になるまで、
分からないことなのかもしれません。

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2007/3/19
父と鑑賞したので日本語吹き替え版。
眠かったから学芸会みたいな喋りだと感じたのか、
学芸会みたいだから眠くなったのか。
公開されたときに映画館で見損なって以来、
どうも相性が悪く、面白さが味わえないままになっています。
そのうちまた挑戦してみます。

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2007/3/17
父と一緒に鑑賞。
前回ところどころ眠っていたことが判明(笑)。
それでも物語の展開は分かるというのも凄い!
最近の映画では珍しい分かり易さですね。
安心して観られる娯楽映画も必要です。

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2007/3/9
kanayaと一緒に鑑賞。
堤真一さん、「ALWAYS三丁目の夕日」に続いて
面白い映画に出ていたんですね。
繰り返されるバス仲間のシーンも回を重ねる毎におかしく、
先が読める安心感もあってリラックスして笑えました。
たまには、お馬鹿なのもいいです。

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2007/3/6
自分でも恐ろしくなるほどの忘却力!
映画館で観たんですよね・・・それなのに、
「たんぽぽが良かった」しか覚えてなくて。
という訳で、初回同様、新鮮に楽しめました。
気の弱そうな反町くん、結構好きです(笑)。

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2007/3/5
寺尾聰さんの朗読がいいですね。
「雨ニモマケズ」と「阿弥陀堂だより」
あともう一つ小百合が入院中に読んだ詩。
あれは何でしたっけ?
前回は普通に聞き流していましたが、
今回は「いい声だなぁ〜」としみじみ。
暫くしたらまた観たくなるかもしれません。
前回
http://sky.ap.teacup.com/foreverfriends/196.html

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2007/3/1
近所にレンタルショップが無い生活が
続いていましたが、スーパーの店舗改装があり、
新しいテナントとして入ってくれました。
新しいお店での記念すべき1本目「風音」
私好みの静かで心温まる作品でした。
過去の短い挿入はとても効果的で、
詳しい事情は分からなくても、
心情を察することができました。
自分を守るため、大切な人を守るために
秘密を隠し通すのは孤独で辛いことです。
それでも守り抜こうとする強さや優しさがいいです。
人生、ちょっとしたきっかけで
大きく歩んでいく方向が変わったりします。
がっぷり四つに組まなくても、
誰かと誰かの連鎖反応の影響を受けたりもします。
登場人物はそれぞれ別の人生を生きているわけですが、
俯瞰すれば細いすじが見えるってことでしょうか。
またまた服部弘一郎さんの正反対の感想(笑)。
http://www.eiga-kawaraban.com/04/04061501.html

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