2006/11/30
ネットでいろいろと情報を得てからの鑑賞。
監督の想いなどを聞いてしまうと、
自由に感じることができにくくなってしまいますが、
別の視点から観てみるのもいいものです。
今回は今まで以上に、孫納の涙が沁みました。

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2006/11/29
新品1000円のDVDを発見。
「ウィンター・ソング」のピーター・チャン監督が
「ムーラン・ルージュ」は参考にしたと、
どこかで読んだ気がしたので、即決で購入。
ディズニーランドのアトラクションのような映像で、
最初は酔ってしまいそうでしたが、次第に慣れ、
どんどん引き込まれていきました。
あれだけ、どたばたしているのに楽しめるのは、
話が単純で最初から結末が分かっているからでしょうか。
「ロミオ&ジュリエット」(1996年)の監督なんですね。
なるほど、あれも思っていた以上に面白かったわ。
今はどうしても「ウィンター・ソング」と比べてしまいます。
正直、スケールの違いを見せつけられたら嫌だなと
恐る恐る観始めたのですが、
「ウィンター・ソング」全く見劣りしないです。
香港映画、娯楽性でも芸術性でも質が高くなりましたね。
そう言えば、今年の春もミュージカル映画を観たなと
思い出そうとしましたが、断片的にフラッシュするだけで
題名も何の話だったかも思い出せず、
なかなか眠れなくなって、朝になっても思い出せなくて、
夫にも記憶を辿る手伝いをしてもらいましたが駄目で、
とうとう降参して、自分のHPで調べたら
「プロデューサーズ」でした。
記録しておかないと過去が無くなっていきそう(苦笑)。

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2006/11/24
2回目までは、正直言って、
笑っちゃいけないところ(PCキーボード打ち)で、
クスッとしてたんですけど、
3回目以降は自然に観られるようになりました。
2回目までは大きなシアターで
低音利き過ぎだったのかもしれません。
なんか、くすぐったかったし(笑)。
5回目ともなると、
3人それぞれの気持ちが痛くて泣けちゃいます。
天使役のチ・ジニさん、他の作品は未見ですが、
複雑な構成の要の役にぴったりで、いい味出してます。

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2006/11/23
911以降のアメリカで、やっと
こういう映画が作れるようになったんですね。
「パール・ハーバー」アメリカでの上映は2001年5月。
あの娯楽作品によって、歴史なんか知らない人にも
911直後に “Remember Pearl Harbor”が
通じていたようですね。
もし「父親たちの星条旗」が2001年5月に上映されていたら、
歴史は変わったのでしょうか。
いやいや、イラク戦争が無ければ、
この映画は生まれなかったのでしょうね。
戦争映画は出演者が多く、
登場人物を判別し辛くて苦手なのですが、
第2部「硫黄島からの手紙」も観ようと思います。
物事を逆の立場から考えてみるというのは、
黒澤明監督の「羅生門」と同じような発想なのかな。
勧善懲悪の娯楽作品と違って観客も少なめでしょうが、
シネコンが増えてミニシアターが多くなったことですし、
長く上映されるといいと思います。

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2006/11/23
何度観ても胸がいっぱいになります。
シウクワンが香港に来た当初の苦労話を始めると
花嫁は眠ってしまう。
手紙にはいつもできるだけ良いように解釈したり、
時には嘘も交えて書いていたのだから仕方がない。
レイキウにとって、二人の男はどちらも大事。
愛だの恋だのと甘い言葉を交わさなかったけれども、
それぞれの男と互いに支えあった日々がある。
ラブストリーというだけでなく、
返還前の香港の記録としても秀逸な作品だと思います。
当時の香港の世相、人々の気持ちが
よく表れているんじゃないかと思います。

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2006/11/21
久しぶりに観ました。
みんな、はち切れそうな若さで清々しいです。
身勝手にしていても好かれる人と、
相手を想うあまり自分を抑え過ぎてしまう人。
それぞれが振り返れば慕ってくれてる人がいるのに
みんな前ばかり向いて憧れている。
それが若いってことでしょうか。
脚本も音楽も美術も、脇役にも恵まれた
青春の記念碑的な作品ですね。

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2006/11/19
不思議なんですけど、
観る度に新しい発見があるというわけではないのに
回数を重ねても面白いんです。
予備知識無しで観た初回は、
天使の役割が途中までよく分からなかったとはいえ、
気が付くべきところは、きちんと
押さえることができていたようです。
頭の回転がすこぶる良くない私がそうなのですから、
理解しようとして観た人は、ほとんどそうなんでしょう。
要点は押さえられるようにしてあるけど、
複雑な構成にすることによって、何度も観たいと思わせる。
だらだらと長いばかりの作品も多い中、
余分なものを削ぎ落とした完成度の高い作品だと思います。
ひとつ難を挙げれば、上海編にアップが多いこと。
もう少し引いておいてくれれば、
2度目、3度目に新発見があったかもしれません。
ファンは自分の目でズームしますから(笑)、
そんなに気を使ってくれなくても大丈夫なんです。
役者は身体全体で演技しているはずですから、
カメラは少し引いたほうがいいです。

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2006/11/17
「宣伝費を2倍に」という台詞。
劇中劇だけの話じゃなくて、「ウィンター・ソング」もそうよ。
香港の豪華絢爛ミュージカルだとか、
香港では「シカゴ」の2倍近い興行成績だったとか、
そういうことを、もっと宣伝してもいいんじゃないかな。
「今、あなたに贈る、10年分の涙」では、
ありふれた恋愛映画との違いが出てないでしょ。
ポスターでは金城武さんしか分からないし。
NHK総合の力って絶大なんだから、
チ・ジニさん出さないのは勿体なさ過ぎ。

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2006/11/13
「ウィンター・ソング」で忙しいこの時期に
なんでこんなDVDが届くのか(笑)。
たぶん、マット・デイモン氏の出演リストから
レンタル予約に登録してあったんだと思います。
冴えない役で画面を横切っていました。
一応気がついただけでも偉いかな。
物語は美大の卒業式前後の心の揺れで、
我が子は、まだ揺れているなぁ〜と思いつつ、
最後まで観終わりました。

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2006/11/12
観るほどに面白い映画です。
ピーター・チャン監督の「ラブソング」を
もう一度観たくなりました。
美術繋がりで「アンナ・マデリーナ」も
時間があったら観たいな。
まるまる太った人達、同じ人かな? 全然違うのかな?

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2006/11/11
「電車男」の山田孝之くん、上手ですね。
沢尻エリカさんも良かった。
1983年10月生まれと1986年4月生まれ、
偶然にも息子と娘と同じです。
大人になったんだなぁ〜
自分の犯した罪の大きさを知ること、償うこと。
被害者やその家族だけでなく、
犯罪者自身の家族を苦しめることも罪なのだと。
被害者の家族が、終わりにしたいと思うまでの心の葛藤。
終わりにするというのは、許すのとは違うんでしょうね。
加害者の家族への差別は当たり前だという重い言葉。
差別されない所など無いのだから、逃げてはいけない。
一見優しい励ましとは違って、痛みを伴いますが、
親身になって本当のことを言うべき時もあるんですね。
ひとりでは潰れてしまうかもしれないけれど、
理解者がひとりでもいれば、そこから立ち上がっていける。
世の中には、いろいろな理由で差別されたり
いじめられたりする人がいます。
学校でのいじめのニュースが毎日のようにありますが、
教育委員会や学校に問題があるのかもしれないけど、
家族や友人の中の一人でも分かってくれる人がいれば、
死なないですんでいるかもしれないですね。

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2006/11/11
話の内容は単純ですが、
現在と過去と劇中劇という凝った構成で楽しめます。
香港映画を見慣れていない人は、公式サイトなどで
下調べしてから観たほうがいいかもしれません。

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2006/11/7
父が気に入ってくれると思って選んだ作品。
ラブシーン無しで、子供が出てくる映画だと
喜んで観てくれることが分かってきました。
今回は父と一緒なので日本語吹き替えで鑑賞。
勿論、歌はそのままです。
全てがうまくいくわけではないところがいいと思うのに、
レビューサイトでは酷評が多いのでびっくり。
長年、教師をした人でも、直接救ってあげられる子供は
そんなに多くはないのが現実だと思うんですけどね。
もっと言ってしまえば、どん底にいる子供を、
教職にある間に一人でも救ってあげられれば
立派なことだと思います。
生徒や保護者の立場からすれば、
一人でも良い先生に巡り会えれば上出来。
「誤解を恐れずに言わせていただきますけど、
学校の先生なんか信用してはいけませんよ。」
と仰った先生に、私はとても感謝してます。
1回目
http://sky.ap.teacup.com/foreverfriends/62.html
2回目
http://sky.ap.teacup.com/foreverfriends/78.html

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