2005/11/30
外見より中味が大事というシンプルな主題で
子どもからおとなまで安心して楽しめる作品でした。
ディズニーアニメのパロディーであるがゆえに
ディズニーよりも物語に厚みが出ていますね。
美しいという基準も歴史や文化によって違いますしね。
奥が深いですよ、この問題は。(笑)

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2005/11/28
2001年 仏・伊・ベルギー・英・スロヴェニア製作。
舞台は1993年6月ボスニア紛争の最前線。
カンヌ国際映画祭はじめ多くの国々で数々の受賞した作品。
アカデミー外国語映画賞にも輝いており、
この頃はアメリカも思想のバランスが取れていたんですね。
「傍観することは加勢することと同じ」
紛争当事者の間に割って入ることの難しさが分ります。
だからこそ諦めないで根気強く武力を使わないで
解決する道を探っていかなければならないのでしょう。
平和主義は非現実的だと非難されることがありますね。
声高に「平和・平和」と叫ぶよりも、この映画のように
静かにユーモアも交えて訴えるほうが
理解を得やすいように思います。
ノー・マンズ・ランド公式サイト
http://www.bitters.co.jp/noman/

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2005/11/27
おそらく原作とは風格が違うのでしょうけど、
分かりやすくて良かったんじゃないでしょうか。
男の友情、硬派な言葉もマントも、素敵でした。(笑)
ヒロインの衣装も綺麗でしたね〜
欲を言えば、もう少し姿勢を良くしても
淑やかにみせることはできなかったのでしょうか。
清顕の祖母、松枝家の執事、タイの王子たち、
逢瀬の宿の主人も出番は少ないですが、
いい味出してました。

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2005/11/24
人ぞれぞれの生き方、愛し方があるということでしょうか。
内容が深刻なわりに、コミカルに作ってありますね。
オーランド・ブルーム君、またしてもヘナヘナ〜(笑)
地元の映画館で観たのですが、
とても大きな声で笑う方がいらっしゃいまして、
――私も同じ場所でクスッと笑ってはいたんですけど――
はっきり言って、彼の笑い声は浮いてました。
英語に堪能な、お年を召した日本人の男性だと
私は思ったのですが、
夫はアメリカ人の方だと思っていたようです。
遠くの席だったので、真偽は分かりません。
アメリカでは笑い飛ばして観てしまうのかもしれません。
でも日本の小さな映画館では、戸惑いが強くて、
可笑しく感じない人が多いようでした。
恋愛ばかりではなく、夫婦、親子、兄妹の関係も
もう少し丁寧に描くと良かったんじゃないでしょうか。
電車男が作るような手の込んだ地図は、
魔法のように作られたらしいところが、
映画だからいいじゃないと思う人と、
出来過ぎと感じる人に分かれるでしょうね〜(笑)
そうそう、初めて気が付いたんですけど
棺の中の遺体、頭を高くしてあるんですね。
もしかして、こうすると口が開かないのかしら?
もし私が先に死んだら、
頭を高くして寝かせて欲しいと夫に頼みました。(笑)

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2005/11/19
マット・デイモン氏の初期の作品ということで鑑賞。
頭は良いけど性格は悪い役がお得意のようで。(笑)
1955年、ニュー・イングランドの名門高校では、
あんな露骨にユダヤ人が差別されていたんでしょうか?
製作が1992年。湾岸戦争の後ですね。
作品が作られた背景には何があるんでしょうね。
青春映画としては、単純に面白かったです。
富める者と貧しき者、それぞれの
脆さと強かさが想定の範囲内で良かったです。(笑)

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2005/11/15
なんか、やたらと涙が出てしまいました。
私の最初の記憶には、もう家にテレビがあったので、
この時代を実際に知っているわけではないのですが、
とても懐かしい感じがしました。
実際に知っている世代の人は、ちょっと違うぞ〜と
思うこともあるかもしれないけれど、
映画なんですから、いいんじゃないでしょうか。
自分は近所付き合いが下手なくせに、
人情味豊かな下町話が大好きなんです。
幾重にも鍵をかけたり監視カメラをつけて身を守るのと、
垣根を低くして助けたり助けられたりするのと、
どちらを選ぶのか。
本当に安心できるようになるには後者なんでしょうね〜
今からでは、やり直しがきかないことも多いけれど、
人のぬくもりを感じながら生きていきたいものです。

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2005/11/9
ティム・バートン監督とジョニー・デップ氏の声という
宣伝文句に釣られて、lusefと一緒に観に行きました。
一緒に観に行った人が、心から楽しんでいると
楽しさが伝染してくる感じで、とても心地良い時間でした。
日本語吹き替え版なら、小学生でも楽しめると思うので
ディズニーアニメとは一味違ったものを見せてあげるのも
良いのではないでしょうか。

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2005/11/1
記憶が無くなっていくのは悲しいことだけど、
覚えておきたいことがたくさんあるのは幸せなことですね。
その時々を一生懸命に生きてるスジンと、
ありのままを受け止めるチョルスの姿が清清しいです。
そんなチョルスでも、母親のことは
なかなか許せないっていうのは、よくある話で、
大げさな和解シーンがあるのかと思ったら、
そうでもなくて、あれっ?って感じもしましたが、
嘘臭くなくて良かったかもしれません。
親が子を許すより、子が親を許すほうが難しいから。
アルツハイマーの人を介護するのは大変ですけど、
隔離しないで共に生きる社会になっていったらいいですね。

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