The Search for Extra Terrestrial Intelligence at UC Berkley
入笠山にてリベンジ  天体写真(PENTAX K-3)

5月17日(日)夜のGPVは全滅状態でしたが、
こう言う時は1500m以上が雲の上に出る確率が高いのです。
須走口五合目か入笠山か悩みましたが、前回のリベンジで入笠山へ
行って来ました。既にグリーンシーズンの車両規制が掛かっており、
15時前は上がれませんので、飯能を15:40分に出発・・・遅いねえ〜(^^♪

しかし、あれこれアレコレ問題が発生してアッと言う間に薄明のお時間。
3:40発→6:30入間の自宅へ帰還。普通の月曜日が始まったことは
言うまでもありません。例によって境川PAにて20分仮眠したのが効いた。
お昼に40分仮眠。こんな分断睡眠で生きて行ける自分が怖い。
今夜は早く寝てリセットしよう。

K-3+HD PENTAX 16-85mm(16mmF3.5開放), ISO800 , 2X180sコンポジット,
PDCU5にてRAW現像 , ST7にてコンポジット , CS5で仕上げ。
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180sワンショットにて
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今季お初の天の川を旬な組合せで撮ってみました。
高感度ノイズが色々言われているK-3ですが、あまり気になりませんでした。
このレンズで初めての☆撮りでしたが良く写るし、コントラストも上々。
ま、周辺像の悪化はズームレンズとして考えれば許容範囲かな。
下界が曇っていて水蒸気が立ち上ってくるため、さそり座にソフトフィルター
効果が出ています。しかし、立木が邪魔でした。

<トラブルその1>

K-3 + HD PENTAX16-85mmのライブビューで星がサッパリ見えない!

焦りました。
デネブすら見えず背面LCDは真っ黒なままです。
ライトをかざすと写って来るのでLV自体は機能しているようです。
K-3のLVは300FNの直焦点撮影時に使っていますから問題なさそう。
このレンズとの組合せでは全く星が見えません。
星を輝点ノイズだと思って消してしまっているのではないか?
とさえ思えるほど何も写って来ませんでした。
仕方が無いのでクイックシフトフォーカスで試写しながら無限遠を
捜し、撮影したのが上記の作例です。
  |
  +−>本件に付きリコーイメージングのサポートへ電話を
     してあります。あちらで検証後に連絡が来ますので、
     ここでご報告させて頂きます。
     何かご存知の方がいらっしゃいましたらコメントを
     頂けると有難いです。m(__)m

リベンジのGN-26S + GINJI-300FNです。
今回はちゃんと鏡筒が載っていますよ〜。
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初めてのPHD2を使い、MaxImDL Ver,6.08でLRGBのAutoSaveを行い、
4ポートのUSBハブと5mのUSBリピーターで快適に撮影する予定でした。

まず、
薄明終了後かなりの時間北極星が見えませんでした。
22時頃までは薄雲が広がって撮影できる状態ではなく、
極軸合わせやピント出しをチマチマとやって過ごしました。
気温が3.5度まで下がり、流石は1800mだなあと思っていました。
湿度は低く乾燥していました。
 |
 +−>2時には突然快晴になったのですが気温が7℃まで一気に上昇し、
    物凄い夜露の攻撃に会ってしまいました。
    段ボールフードを無視して主鏡も斜鏡も曇ってしまいました。

<トラブルその2>

300FNの主鏡に圧迫が出たようです。
何度撮っても赤経・赤緯に対して斜めに伸びた米粒の様な星像に
なってしまいます。ピンが来ている所でそうなる。
ピンボケだと一見丸いですがボケているので使えません。
初めはガイドエラーかと思いましたが、10秒露光でも出るし、
必ず同じ傾向があるので鏡だな・・・っと。
そんなわけで収穫は無し!!!
何度も何度も試写ばかりやっていましたので、こんな画像はあります。
でも星が丸くないのでチッコイ画像です。
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夏場にこのシステムを運用するのはチョット無理があるかも?
一番の理由は・・・セッティングで大汗をかいてしまいうっとおしい!
です。
次に、夜が短いのでだめんず極望やドリフト法をやっていられない。
夜明けが早いので ”もうバラすのかよ”って気分になる。
水蒸気を避けて高山へ遠征するので300FNの光軸に良くない。
などが理由です。
事実、今回の様に手間取ると殆ど撮影が出来ません。
ボウズ防止にK-3やLX7を持っていたから良かったですが、無かったら
悲惨でしたよ。

相変わらず星がスゲー写るLX7にて。
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タグ: 天体写真 PENTAX

FlatAideが一番良かった件  天体写真(PENTAX K-3)

デジカメのフラットって難しいのかなあ〜?
3月14〜15日に三峰ヘリPで撮影したM81なんですが、どうもフラットを当てると
ザラザラ画像になってしまいます。この記事↓
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/512.html

撮像画像と同じレベルで室内フラットを4カット撮影し、コンポジットして
フラット画像に使いました。K-3のRAWに適用しても、TIFFに落としてから
適用しても、要はフラットを適用すると思ったよりもザラザラ画像になって
しまうのです。TIFFに適用しても同じなので、K-3のRAWがどうこうではない
ですね。SI7で普通にフラットを当てた画像がこれ。

ISO1600 , 6X10min
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一方、PDCU5でTIFF16bit現像してコンポジットし、FlatAideで処理したのがこれ。
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30.5cmF4にAPS-CのK-3だから元々周辺減光は少なめですが、
SI7では粉銀河が消えてしまっています。
対してFlatAideでは見事にフラットになった上、周辺のやや赤カブっていた
のも無くなり、更に粉銀河も消えていません。
FlatAide凄いなあ〜。ぴんたんさんに感謝ですよ。

ダークを撮っていないのでアレですが、
ちゃんとダークも撮ってフラットの枚数を10枚くらいにすれば、
SI7でも普通にまともな画像が出て来るのでしょうかね?
冷却CCDでSONYの素子を使っているとダークが殆ど不要なので、
デジイチのK-3でも手抜きしたのがまずかったのは確かです。
ちなみに、
TIFFへの現像はSI7でも同様に出来ますから、特にPDCU5でなければダメって
感じではなかったです。全部の組合せで確認したので間違いないです。

ま、

GINJI-300FN+K-3で系外銀河を撮影するなら、FlatAide1で良いのではないか?
そんな気がします。広がった散光星雲はそもそも入りきらないし。
フラットの枚数増やして苦労するより得策かもしれません。

---------- 4月2日追記 ------------

やっとフラット処理が上手く行きました。
ザラザラの原因はフラットの枚数が足らないのが一番ですが、
フラット画像がザラザラしていてはいけないと言う、もっともらしいことが
原因でした。今回のフラットはK-3のISO1600で天体画像と同じ程度のカブリ
具合になるように撮影しましたが、4カットしか撮りませんでした。
これが原因。
そこで、コンポジット後のフラット画像に5pixelガウスぼかしを掛け、
ザラザラ感を無くしてから適用しました。その結果、ほぼ思ったような
画像が出てきて一件落着。

これがその画像です。
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FlatAideの方がフラットになりますが、これは最も確からしい画像です。
粉銀河も消えていません。今後はフラットを10カット程度撮った方が良いと
思いましたし、何も撮影時と同じISO1600ではなく、ISO100で良いのではないか
とも思います。また、生成されたフラット画像は出来る限りニュートラルグレー
に調整します。
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GINJI-300FNを持って三峰ヘリポートへ  天体写真(PENTAX K-3)

昨晩は三峰ヘリポートを一人占めして来ました(^^♪
まだフラットを撮っていないのでまともな画像処理は出来ませんが、
まずはK-3の天体撮影適性を調べるのが目的なので良しとします。
今回の撮影記事は時間を掛けて加筆・修正・再投稿する予定です。

では、

筒慣らしのM42_HDR , ISO1600 , 4X60s+4X180S , 16min Total
(画像差し替え)
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ド定番なので普通じゃ面白くないから超強調処理をしました。
実はコレ、PDCU5でRAW現像してTIFF_16bitに落としてからSI7に持って
行っています。でも、殆どの処理はPhotoshopでやっています。
SI7よりもPhotoshopの方がトーンカーブ処理の結果が良いのですよ。
K-3のRAW現像もSI7だと???な結果だったので、やむなくPDCU5を
使いました。後日再確認します。
       |
       +−>確認の結果、やはりSI7よりもPDCU5で現像した
          方が良い結果になることが分かりました。
          特に淡く広がった星雲状のものはその傾向があり、
          系外銀河などは殆ど変りませんでした。
          また、
          フラット画像を撮って適用しましたが、
          どの画像でもやけにザラザラな仕上がりとなって
          撃沈してしまいました。
          なので、
          今回のK-3画像は一切フラットもダークも適用して
          いません。ダークは撮らなかったのですが、
          これは撮っておくべきだったと反省。
          気温−7℃だから大丈夫かと思ったのですが、画面周囲が
          やや赤みを帯びているような気がします。


2015/03/18 SI7でキチンとHDR処理をやった画像追加しました。
M42_HDR , ISO1600 , 4X15s+4X60s+4X180S , 17min Total
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SSMonoV(2/3inch)画角の切出し
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続いては傾きかけたNGC2264コーン星雲の中心部です。
ISO3200の5分露光で何処まで出せるか確認するために撮りました。

NGC2264 , ISO3200 , 9X300s , 45min Total
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これは結構良いのではないでしょうか?
たった45分でHU領域をこれだけ出せれば実用になります。
勝負撮りでは3時間とか平気でやりますからね、冷却CCDの場合は。
K-3でも同じ時間をかければ凄い画像が出て来ると思います。

SSMonoV(2/3inch)画角の切出し
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昨晩はシーングが良かったのでK-3の解像度テストには最適でした。
いつものM81で確認です。

M81 , ISO1600 , 8X600s , 80min Total , SI7でRAW現像から処理まで
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フラットもダークも撮っていません。
気温がマイナス7℃まで下がったのでノイズはほぼ無し。
フラットは後日撮ることにしています。
    |
    +−>何故かフラットを適用するとザラザラな画像になってしまいます。
       冷却CCDのfts画像では上手く当てられるのに、K-3のPEF画像では
       どの画像でもザラザラになってしまう。なんかオカシイぞ!


では、

SSMonoV vs K-3 の等倍比較です。
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PDCU5でRAW現像してSI7でコンポジット後にcs5で画像処理をしたのがコレ。
画像を精査し、6枚だけを使っています。

PDCU5 RAW -> SI7 -> cs5 , only 60min Total
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うーん、イイ線行っていますが冷却CCDには及びませんねえ〜。
とにかくダイナミックレンジが狭すぎる!
少し強い処理をするとすぐに飽和してしまいます。
もう、これは元画像のキャパシティーとしか言いようがありません。

次のM82とトリオ銀河はSI7だけで処理してあります。
こう言うのは上手くいのですよね〜何故か・・・

夜半を過ぎたころからシーングが更に安定し、鏡も鏡筒も馴染んだのか
オフアキガイドの歩留まりが100%となりました。
M82とトリオ銀河では1カットも失敗していません。
M82は全面でピントが合っていますが、トリオ銀河はピンが甘かったようです。
構図を90度回転させたのでスケアリングが狂ったと思われます。
M66はピンが来ていますから、詰めが甘かったと言うことがバレバレですね。

M82 , ISO3200 , 5X300s , 25min Total
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SSMonoV(2/3inch)画角の切出し
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最後はお月さんが出ていましたがトリオを撮りました。

M65_M66_NGC3268 , ISO 3200 , 6X300s , 30min Total
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SSMonoV(2/3inch)画角の切出し
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SSMonoV(2/3inch)画角の切出しインデックス
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K-3に限らず、PENTAX機にはPCリモートソフトがありません。
大口径の☆撮りには致命的であることを今回も痛感しました。
   |
   +−>LCDを見られないっつーの!!
      見られても首が痛いし息が詰まります。
      CANON機はその点で優れていると思います。

K-S2はPENTAXデジイチ初のバリアンですが、残念ながら12bit機です。
K-3より更に飽和耐性が低いことは確実。本気撮りには使えません。
  |
  +−>K-5Usは名機だと思います。K-3よりも☆撮りには良いです。

沈みゆくオリオンとともに。
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撮影日時:2015年03月14日〜15日
撮影地:三峰ヘリポート(標高960m)
星空指数:80点
気温:-4℃->-7℃
湿度:結露せず
風:微風
シーイング:3/5

カメラ:PENTAX K-3
撮像鏡筒:GINGI-300FN , 30.5cmF4 , 1220mm , 笠井フラットナー
フィルタ:LPS-P2
撮像時間:***
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***

赤道儀:ニューアトラクス改 E-ZEUSU仕様 + ひのきスーパーピラー
ガイド:自作オフアキ + QHY5L-UM + PHD
画像処理:SI7 , PDCU5 , cs5

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<まとめ>

・前回の有間ダムではISO800で撮り、今回はISO1600と3200で撮った。
 やはり、ISO800の方が解像感が高いことが分かる。M82など、微光星は
 シャープに写っているが銀河本体の構造は思ったほど解像できていない。
 K-5Usでもそうだったが、ISO800と1600の間には解像度ジャンプが感じられる。
 一方、星雲状の天体はISO3200でもかなり使える印象である。
 RAWと言っても天体専用の冷却CCDのRAWとデジイチのRAWでは素材としての
 ”生加減”が異なると感じる。

・GINJI-300FNを冬季に使う場合、鏡と筒が馴染むまでに2時間以上が必要である。
 今回もM42やNGC2264は筒慣らしで撮影したのだが、やはり時事刻々とピント位置
 が変化した。また、ある時突然に大ボケになっていることもあった。
 直前のカットまではピンが合っているのに、次のカットでは大ボケ。
 金属やガラスの熱変形はリニアではなく、突然にびよ〜ん!と動く事があります。
 これは仕事でも経験済みなので間違いありません。

・更にこんな比較検証も行ってみました。

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ひのきん族10cmF6反射でも、光学分解能はSSMonoVの数倍は上を行っていますから、
ICX694や814を使えばM66をもっともっと解像出来ることになります。
対してGINJI-300FN+K-3ではAPS-Cの広い写野を活かし、高分解能でバンバン
系外銀河を撮影出来ることになります。系外銀河のインデックスを作るなら
この程度のクウォリティーで十分です。
K-3でインデックスを作り、GINJI-300FN+SSMonoVで系外銀河の気合撮りを行う。
そんな使い分けが出来そうです。


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K-3 on 300FN ファーストライト  天体写真(PENTAX K-3)

昨晩チョットだけ近場の有間ダム堰堤へ行って撮って来ました。
23時頃まではシーイングがボロボロで星像がデカイでかい。
23時30分頃から急に安定して来たのでM81を数カット撮ってみました。
ただ、既にお月さんが昇っておった!
なのでバックグラウンドがめちゃ明るいです。

こんな感じ。

K-3 , ISO800 , 4X600sec , 40min Total
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超低コントラスト! う、写ってないじゃん ぐらい言いたくなる。

無理やり引っ張り上げたのがコレ。
左側が暗いのはなんだろう・・・?
  |
  +−>この方向にオフアキがあるよ・・・
      もしかしてケラレてる? F4の光束は角度がキツイのであり得る。
      と言うことで、カメラ下部から出すように組み替えました。

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さて、
StarShootMonoVと比べてみましょう。

左:SSMonoV(栃本ヘリP)、右:K-3(有間ダム)
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SSMonoV=140万画素、K-3=400万画素相当で切出し。
撮影条件が違い過ぎるのでK-3は可哀想ですが、解像度的には結構イケる
感触です。赤いのもまあまあ出ているし。
月明+悪シーイング+有間ダムでこのくらい出るので、栃本で本気撮り
すればかなり良いのが撮れるでしょう。
ちなみに、接眼部強化合宿によって星像とガイドは安定していました。

シーングがメロメロの時に撮ったオマケ画像です。

NGC1973付近 , ISO800 , 10min 1枚画像
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NGC2237バラ星雲の中心部 , ISO800 , 3X600sec , 30min Total
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K-3にはPCリモートソフトがありません。
バリアンもありません。

で、

300FNにくっ付けて特定の方向に向けるとですね〜・・・

な〜んと、LCDがお空を向いちゃって見られないんです!
いや、マジで困った。
鏡筒がデカイ上に、VISACやアポ鏡筒でも使える高さのひのきスーパーピラー
に載かっているもんだから、高い所へ行っちゃうんです。
645Z用のPCリモートソフトをK-3でも使えるようにしてくださいm(__)m
対応してくんなきゃ6D買っちゃうぞー。


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タグ: 天体写真 PENTAX




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