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縮小コリメート法(その6)  縮小コリメート法

アイピースと接続アダプター・・・どれがいい? の巻

私の環境において、現在までに試したことなどを列挙します。
結構散財していますから、これから縮小コリメート法をやって
みようとする人が同じ轍を踏まぬよう、参考になればと思います。
縮小コリメート法が活きるのは、C-8などで観望しその場で直ぐに
撮影をする場合だと思います。RFT80やA80Mなどの安価な
アクロマート鏡筒という方向も面白いですが、今回はC-8と組み合
わせるならどれがいい?というベクトルで書きます。

まず、現在までに分かっていることは、

・縮小コリメート法専用に作られたアダプターは存在しない。

・アイピースとLX7レンズの主点を合わせなければならない。

・望遠鏡とLX7の光軸合わせが闇夜で困難。

・LX7のマニュアルフォーカスレバーを間違って押してしまうと、
 3EVのNDフィルタが入ってしまい失敗する。(頻度大)

・望遠鏡+アイピース+LX7の相性が様々でキリが無い。

・LX7の広角端開放F=1.4を活かしてこそ意味がある。
 ところが焦点距離は4.7mm(24mm(35)相当)であり、これが
 全てに影響する。つまり、メチャクチャ明るいが写野が狭く
 なる。じゃあ当然に2inchアイピースが良いだろうと思うが、
 賭けで買った笠井のSV30mmとC-8+LX7の相性は最悪であった。
 もう一つ、笠井のSV32mm(1.25inch)も買ったが、こちらの方が
 像は良かった。但し、円形写野が小さい。

・国際光器のユニバーサルデジタルカメラアダプターのような
 構造では、LX7すらしっかりと保持できずに失敗する。

・Vixenの現行DG-NLV DXデジタルカメラアダプターは、
 アイピースとLX7レンズとの距離が遠すぎる。
 買って30分でお蔵入りとなってしまった。

・何万円もする高級なアイピースを実験・検証用に買うほど
 余裕はない。よって、試していない。

------- 以下、そのドキュメント --------

1.笠井SV30mm 2inch アイピース

はじめに試したのがコレ。
アイレンズがφ36.4mmなので期待した。
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まず、アダプターリングの群れが厚すぎる。
LX7のM37mmに到達するまでに2段も変換リングが必要だった。
このため、
主点を合わせる(具体的にはアイピースの視野絞りが
クッキリ見え、かつ、LX7の絞りをF8まで絞っても写野が
狭窄しない位置)ことが出来ない。

更にこのアイピースには視野絞りが無く、
何処で合っているのか判断しにくかった。

合成F=1.54の試写
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結局LX7をF1.4の広角端固定で主点合わせを行ったが、変換リング
の厚さゆえ、アイピースのスライドスリーブを一番縮めた位置一択
となった。(たぶん合っているでしょうレベル)
期待してISO400で250秒の一枚画としてみたが・・・

アカ〜ン!!

星像ボテボテやん。

その後変換リングの群れを外し、
国際光器のユニバーサルデジタルカメラアダプターを付けて試写。
こんな感じ。
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せっかく買った2インチアイピース。
4時間かけて散々試したが、終ぞまともな星像になる位置なし。
お蔵入り1号だ。
でも、流石は2インチアイピース。
本来のアイピースとしての機能は申し分なく大迫力。
M42を存分に堪能してアイピース箱へ収納!

次、

Vixenの現行DG-NLV DXデジタルカメラアダプターである。
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アリャリャ??
なんでアイピースまでこんなに距離がある?
このアイピースも現行のNLV25mmです。(期待して買った。)

アカ〜ン!!

なんやねん。

前のアダプターはこんなじゃなかったと思うのだが・・・
これじゃあ現行のVixenアイピースは使えないじゃないか。
そっか、うん、これは拡大アダプターなのね。<`ヘ´>

30分でお蔵入り2号決定。

次、

Vixen NPL30mm。
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NPL30mmは現行のDG-NLV DXデジタルカメラアダプター
非対応品。一応は組込めたが、風景を撮影してみたら
周辺がダメダメでアウト。☆撮影に至らず。

次、

Vixen NLV25mm。
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このアイピース自体はC-8とも結構相性が良かった。
しかし、検証で使用した国際光器ユニバーサルデジタルカメラ
アダプターがイケマセン。まず、固定部分のゴムパッドが
薄い両面テープで張り付けてあるだけであり、使用1回目で
全てズリ剥がれた。(怒)
また、2インチアイピースなら結構しっかり固定出来るものの、
1.25インチアイピースだと・・・これがグニャグニャ。
写真の状態でカメラに触るとユラユラなんです。
更に、
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コンデジは三脚ネジがカメラ中央に無いことが多いのです。
よって、支柱を斜めにする必要があり、これが更に剛性を落とす
要因となっている。

えーとですね、ゴムパッドを全部剥がしたら、
今度は固定力が極端に落ちてしまい実用にならない。
超強力両面テープで貼り直すも、ゴムの部分でグニョグニョして
とても主点合わせなど出来たもんじゃない。

お蔵入り3号決定だ。

これがあまりに評判悪かったのか、国際光器では新たに2インチ用
と1.25インチ用をそれぞれ専用品として製品化してきた。
去年の秋はありませんでしたから、仕方なくユニバーサルを買った
のですが、今回は1.25インチ専用品を発注してみました。
明日来るようです。(懲りないヤツだ・・・俺)

次、

笠井SV32mm 1.25inch プロジェクション・アイピース
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おお〜、結構良さげだ。
まず光軸が狂わない、スライドチューブがアイレンズぎりぎりまで
寄れる、アイレンズがφ27mmある。シンプルなプローセルである。
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これで初めて撮ったのがコレ。
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はじめて見た時は感動しましたよ。たった1分でこれだもの。
でも、良く見ると星像はヒドイもんだね。

それから・・・
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まだLX7に慣れていなかったとは言え、
気合のHDR撮影で外してしまった。いや、
先週の”安アクロマートでポン!”でもやっちまった。
と言うことは、カメラが悪いんじゃん!! ってことで、
皆さんご注意をば。

今のところ、このSV32mmが一番”マシ”かなあ。
上手く行くとこんな感じ。
C-8 + SV32mm + LX7 , F1.4 , 4.7mm , ISO1600 ,
60sec X2 compo , 合成 F=1.47
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以上、私が縮小コリメート法で去年の秋からやって来た実験を
まとめてみました。ただ、高級なアイピースや超広視野アイピース
で全くダメだったと言う報告もあり、試しに買うには清水の舞台が
高すぎます。

最後にフツフツと湧き上がって来たことを書きます。

・LX7の広角端開放F=1.4を活かしてこそ意味がある。
 ところが焦点距離は4.7mm(24mm(35)相当)であり、これが
 全てに影響する。つまり、メチャクチャ明るいが写野が狭く
 なる。


と書いた訳ですが、
これは明るいコンデジレンズの宿命でもあると思います。
本当はデジイチで24mmF2などを使いたいところですが、
これじゃあ〜アイピースが超巨大になってしまう。

そこで気付いたこと・・・それは、

トリミングすりゃーいいじやん!!

ということです。
LX7とて1000万画素なんですよ。
例えば、上の画像から切出すとこうなるわけです。
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如何でしょうか。
私的には全然問題なく”アリ”だと思うんです。
個人的には円形写野がリアルで好きだなあ〜。  (つづく)
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