The Search for Extra Terrestrial Intelligence at UC Berkley
縮小コリメート法(その2)  縮小コリメート法

縮小コリメート撮影を行うにあたり、像面がフラットで
あるに越したことはありません。
いくら合成Fが1.4以下になったとしても、良像範囲が狭すぎては
面白くありません。そのような理由から、既に10cmF6ニュートン
反射で実績を積み上げた自作フラットナー・レデューサを再確認
しておきたいと思います。

フラットナー・レデューサに使用するレンズはケンコーの
ACクローズアップNo,3 ProDigitalシリーズです。
ACはアクロマートの略でコバ黒塗り、デジタル時代の
コーティングを施したとあります。
焦点距離は330mmですが、気を付けないと合成焦点距離が短く
なりすぎてドローチューブを一番縮めても結像しなくなります。

これは25cmF5.6のニュートン反射に適用した例です。
クリックすると元のサイズで表示します

製作記事はこの付近に置いてあります。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/239.html

今回はコレをRFT80屈折望遠鏡に付けてテストしました。
この鏡筒は8cmF5 , 400mmのアクロマートガイド鏡です。
まずは素の状態で撮影。
短焦点アクロマートなので周辺像が非常に甘い画像です。
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次にフラットナー・レデューサ + LPS-P2 を入れた状態です。
X0.87倍のレデューサ効果で写野が広がり、四隅までフラット
に改善されたことが分かります。
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合成F=4.36になっています。
これであれば、お気楽ノータッチトラッキング撮影で5分ぐらいは
問題なさそうです。ワンショットカラーの場合は青ハロが出ると
思いますが、NarrowBand撮影では関係なさそうです。
果たしてまともな星像の写真が撮れるのでしょうか?
楽しみではあります。
但し、球面収差は取れていません。(きっと星がデカイ)

さて、
縮小光学系の主力は、やはりC8です。
今日気付いたのですが、セレストロン純正の
F6.3 Reducer/Correctorを持っていました。
レデューサとコレクター機能があるのかなコレハ?
これを入れるとF10→F6.3になるのですから結構な物です。
早速入れてみました。C8の場合、F6.3レデューサの直後に
2inch天頂プリズムを配置し、ここに32mmプローセルアイ
ピースを付け、その見口にLX7を撮り付けています。
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2インチ天頂プリズムを使ったことで、M48仕様のLPS-P2を
付けることができました。6月4日の撮影時にはこれが無く、
合成Fが明るいだけに光害の影響が顕著でした。

(その1)でも書きましたが、手持ちのアイピースで唯一使えた
SV32mmプローセルですが、C8との組合せではLX7の広角端
以外は使い物になりませんでした。特にシュミカセの結像面
は大きく湾曲しているので尚更です。
最近のEDGEシリーズなどは良いかもしれません。

少しでも像面がフラットになっていれば良像範囲が広がります。
そのような理由から縮小光学系の計算式の前に、
フラットナー・レデューサを取り上げてみました。(つづく)
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