The Search for Extra Terrestrial Intelligence at UC Berkley
300FN+SkyWatcherコマコレF4ファーストライト  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

趣味と仕事の境界線・・・は、無い

ぐんま天文台から帰社したのが18時。
今日は絶対に晴れるよなあ〜〜〜どうーしよーかなあ〜。
雨、降らないよなあ〜。

考えすぎて20時を過ぎてしまった。
結局、重機材を満載して出発したのが20:30。
三峰ヘリポート駐車場着が22:30だった。(秩父でおろしポン酢牛丼を食べた)
上尾からいらした方と、八王子からいらした方と、私の3名。
予報では0時には雲が出てくる筈でしたが、運良く3時頃までは快晴でした。
とは言え、久しぶりの重機材展開です。
PHD2によるドリフトアラインをどこまで素早くできるかなど、
やってみたいことが沢山ありました。

なかでも、SkyWatcherのコマコレF4を300FNに付けたらどうなるか。
それが今回のお題です。

で、

結果から先に出しますが、こんなん出ました。(最近コレばかりですが(^^♪)

M42_HDR , ISO3200 , 7X180s + 6X60s + 6X30s , 30min Total
SI7でRAW現像、Flat補正、コンポジット、PhotoshopCCで仕上げ。
尚、Darkはコネクタ抜けにより1カットも記録されていませんでした。
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フラットです。
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四隅がほんの僅かケラレていますが許容範囲ですし、
周辺減光が思いの外少ないのでビックリしました。
K−1の24mm角で使えれば上等だと思っていましたが、これならば
フルサイズのまま使えますね。ラッキーですよ。

ただ、悲しいかな4枚玉コマコレの芯出しが上手くないようです。
星が涙目になっている。これは当たり外れがありそうな製品と見ました。
全く、どいつもこいつも一長一短あって楽しい事この上ない。

試しにゴーストバスターズ試験をば。
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ぬヲっ!
優秀じゃん。おお、これは想定外だわ。
ここを撮影すると、大概はゴースやハレーションが沢山出ます。
これだけ抜けが良いとは有り難い。流石はFPL51使いの4枚玉コマコレです。

2時過ぎ頃から西の低空が曇りはじめ、3時過ぎには全天曇りとなって撤収。
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撮影日時:2016/10/27-28
撮影場所:三峰ヘリポート駐車場
天候:快晴、微風、結露なし
気温:5℃
星空指数:80
シーイング:4/5

撮像鏡筒:GINJI-300FN改 (30.5cmF4 , fl=1220mm)
カメラ:PENTAX K-1
フィルター:LPS-P2
コマコレクター:SkyWatcher コマコレF4 + ワイドマウントPK改( BF=54.51 )

赤道儀:GN-26s改
ガイド:50mmF4 + QHY5L-UM + PHD2

撮像時間:画像に併記
ダーク画像:画像に併記
フラット画像:画像に併記
フラット用ダーク画像:画像に併記

撮像ソフト:***
画像処理:SI7 , Photoshop_cc

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・20:30出発→22:20現地着→セッティング→ドリフトアライン20min→0:20から撮影

・なんちゃって極望で合わせた後、PHD2のドリフトアラインを実施。
 方位は東へネジ1回転、高度は下へネジ1回転と言った所で完璧に合った。
 これによりガイドが非常に安定していた。
 もっともシーイングも良かったが、とにかく赤緯方向の修正が殆ど不要であった。
 僅かな手間でこの効果は大きい。RMS=0.8"角程度であった。
  |
  +−>が、しかし!
       流行りのポールマスターは極軸の回転中心に置かなくとも良いという
       情報を八王子の同業者さんから頂いた。これは今日の収穫だぞ。
       買うべ。(^^♪
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タグ: 天体写真 PENTAX K-1

堂平の宇宙(そら)から5  堂平の宇宙(そら)から

技師長の笠原です。
私がブログでこれらの記事を書くのは、Nikon望遠鏡へのリスペクトと
後世への情報継承のためです。この望遠鏡は日本天文学の歴史そのもの
だと思っております。
なお、堂平天文台関連作業はボランティアではなく、私の会社である
有限会社エイエフテックが、ときがわ町(星と緑の管理委員会)から
正規に受注した仕事であります。

前後しますが91cm反射望遠鏡を動態保存する命題により、
制御用パソコンであるPC-9801を入れ替えました。

PC9801-RX21からPC9801-DX/U2に改装。2台納品です。
OSはNEC MS-DOS Ver,3.30Dの未使用新品。
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完全にリニューアル、電源強化仕様です。
需要があるので、まだまだ入手可能です。
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望遠鏡コントロールラックとはコンテックのPIO24/24によってI/O通信
を行っています。1992年の大改修でハイデンハイン社のロータリーエンコーダ
を直接PC9801で読み込んでいます。これにより、自動導入の位置決め管理
はPC9801の仕事となっています。
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アイ・オー・データ機器のPC9801対応液晶モニタです。
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背面です。
PC9801が無くともこの望遠鏡は動きます。
Nikon望遠鏡コントローラとはコンテックのPIO24/24でI/O通信制御を
行っています。追尾周波数はhpのマルチシンセサイザーが作り出しており、
HP-IB(GP-IB)で制御しています。赤経・赤緯にはドイツ・ハイデンハイン社
の超高級ロータリーエンコーダが付いており、PC9801で直接読み取って
位置管理を行っています。数値制御ボードは八王子のメレック社の
C-851を使っています。赤経・赤緯の追尾と微動はオリエンタルモータの
デジタルサーボモータに改装されており、これの数値制御をC-851で
行っています。
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1990年にNikonが設計し、1992年に稼働したシステムですが、
まるで私が設計したような構成です。
私が設計しても、おそらくは、ほぼ同じ構成になったと思います。
なので、見ただけで何をやっているのか直ぐに解ります。

望遠鏡の自動導入ソフトはOPDESK.exeというものです。
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国立天文台からときがわ町に移管されて以来、この望遠鏡はアマチュア有志
によってサポートをされて来ました。現在でも観望会をはじめ、アマチュアの
サポートが欠かせないです。
ただ、肝心の望遠鏡システムに関してNikonのサポートが得られておらず、
これもアマチュア有志に委ねられて来ました。
私が調査したところ、望遠鏡制御ソフトの原本が何処にあるかわからず、
たった1枚のフロッピーディスクだけでずっと運用して来たようです。
恐ろしい状態ですね・・・

早速システムディスクから複製をつくりました。
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この辺は昔掘ったアリ塚とやらで、目をつぶっていても出来ます。

今回はここまでです。
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タグ: 堂平天文台

堂平の宇宙(そら)から4  堂平の宇宙(そら)から

技師長の笠原です。
私がブログでこれらの記事を書くのは、Nikon望遠鏡へのリスペクトと
後世への情報継承のためです。この望遠鏡は日本天文学の歴史そのもの
だと思っております。
なお、堂平天文台関連作業はボランティアではなく、私の会社である
有限会社エイエフテックが、ときがわ町(星と緑の管理委員会)から
正規に受注した仕事であります。

2016年10月5日から約20日間停止状態にあった91cm望遠鏡が復活しました!
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調査の結果、メイン・コントロールラック内にあるシーケンサが
故障していることが判明。これは、その解析・修理レポートです。
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このユニットが壊れていました。
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1992年にNikonによって大改修が施されて以来、一度もメンテナンスされずに
今日まで動き続けて来たシステムです。赤道儀内の粗動モータや電磁クラッチ
は建造以来そのままです。54年目に入っています。

赤経関連リミットアラートが点灯しっ放しでシステムが起動しません。
まずは断線チェックやリミットセンサそのものを調べて行きます。
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リミットセンサは常時GNDに落とせば動作できるローアクティブ・フェイルセーフ設計
だったので、ダミーリミットを噛ませて機内配線側を隔離します。
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この状態でもリミットアラートが解消されないことから、問題はコントロール
ラック内にあることが解りました。

次に、シーケンサまでのリミット配線系を調べます。
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結局関連ハーネスを全部調べましたが全て正常でした。
ケース開放状態で通電したところ、三菱シーケンサ自体がエラー表示を
出してストップしていることを発見。
メモリーバックアップ用リチウム電池が液漏れしていました。
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漏れた電解液が制御用EEP-ROMに掛かり、ベトベトです。
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まずはリチウム電池を交換してみます。
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全く改善されません。
こうなったらコントローラを持ち帰って徹底的にバラシて調べるまでです。
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思った通り、電解コンデンサ関連がやられています。
一般的な電解コンデンサの連続通電寿命は5年です。
間欠使用でも10年経てば怪しい挙動になって来ます。 が、
本システムは26年経っております。

シーケンサ、お亡くなりになりました。
まあ、もしかしたら全部の電解コンデンサを交換すれば復活するかも
しれませんが、今はそこまでやっていられません。

修理→当然不可能との回答。(三菱シーケンサ)
代替品→全く同じものは無し。
シーケンサプログラミング関連ツール→無し。
国内流通新品在庫→ある訳けがない。
国内流通中古→全くヒットせず。

四面楚歌ですねえ〜(ノД`)・゜・。

仕方がないので海外を漁ったところ、ありました!
シリコンバレーに10台の新品が!
早速購入手配をして入荷を待っていましたが・・・・

なんと!

10台全部がバッテリーの液漏れによる腐食で出荷が出来ないとの回答。
返金する、今回はごめんなさい・・・なんてつれないメールが着弾。

・・・org 凹む

こうなったらアジアだ!ってことで更に調査。
ありました、ありました。
シンガポールと中国と韓国に。
まあ、どれもこれも怪しいですが、一番まともそうな(勘です)韓国の
業者から直輸入することに決めて発注。
  |
  +−>国際小包で中3日で到着しました。
       イヤー、今やボーダーレス・ワールドワイドですねえ。

ってことで、
本日現場に持ち込んで交換作業と相成りました。
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上が壊れたシーケンサ、下が韓国からやって来た代替え機。
メモリーをフラッシュし、EEP-ROMを移植。

頼む、動いてくれ!!

おお〜、動きましたよ。(≧▽≦) きゃ〜、俺って天才!

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安心はできませんが復活はしました。
これで秋の観望会は開催できそうです。良かったあ〜。

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タグ: 堂平天文台

GS-300RC/TRファーストライト  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

E-ZEUSU化したSkyMax4に載せたGS-300RC/TRのファーストライトです。

これにK−1を付けて撮りました。
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M42_HDR
ISO3200 , 6X90sec
ISO 800 , 6X90sec
ISO 800 , 6X30sec , 21min Total , NoDarkAndFlat
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薄雲多発のため慌ただしい試写でしたが、流石に30cmF8RCですね。
片ボケしていますが、下のM33は大丈夫なのであまり気にしていません。
ただし、笠井で売っているこの鏡筒用2インチレデューサーを使うと
見事にケラレます。(K-1ノートリミング)
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まあ、当然の結果ではありますが、
フルサイズの隅までそれなりに点像ではありますが、
APS-Cでもチョット厳しいですよね〜(-。-)y-゜゜゜
ドイツのTS社にF8RC用3inchフラットナーがあります。
フルサイズカメラを使うならケラレが無い状態で使いたいものです。

追尾精度は結構良かったです。
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RMS=0.77"角です。
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タグ: 天体写真 PENTAX K-1

古いJ型赤道儀にE-ZEUSUを付けました。  撮影機材

SkyMaxに続いて古いJ型赤道儀をE-ZEUSU化しました。
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コントローラ部はピラーに固定です。
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E-ZEUSUの弱点はコネクタ部が弱いことです。
特にUSBはminiUSBなので、常時固定式としています。
オートガイドケーブルはQHY5L-UM互換で、これも常設です。
ここにガイド鏡を付ければ即使えます。
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最近のシステムはケーブルだらけになりますが、上手に使うポイントは
それぞれのシステム用にケーブルセットを作ってしまうことです。
ケチケチ使い回さず、それぞれ専用に作ってしまいます。
できればガイド鏡もマルチプレート部サイド固定で専用化したいですね。
そうすれば撮像鏡筒とパソコンだけ持って行けば済みますから。
限られた時間、晴れない空に対する時間短縮は重要です。
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メーカークウォリティーで仕上げる  撮影機材

SkyMaxは機械的に良い架台ですが、イマイチ現場の天体観測を
分かっていない所があるのも事実です。
そこは☆男製作所がメーカークオリティーでOHを実施し、
E-ZEUSUを取付けて今時のシステムにリニューアルしたので完璧です。
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キチンと定量的に測定を実施し、追い込み調整をやります。
SuperSTARXからも正常に認識されています。
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ガイド鏡ステーも高級品ですよ!
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GS-300RC/TR on SkyMax  撮影機材

秋の夜長の機材整備です。
夏にOHしたSkyMaxにE-ZEUSUを付け、GS-300RC/TRと300FNを
載せられるようにしてみました。共にウェイトが10〜15Kg不足しています。
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取付けはロスマンディー規格ですが、高橋規格のM8X35mmピッチのタップ
も11個切りました。
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12mmアルミ板2枚重ねで、下板はφ9mmのバカ穴のため、長いボルトでも
大丈夫です。
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GSOのロスマンディー規格プレートは薄い上、余計な肉抜きまでされており、
剛性が足りません。このアリ溝は笠井で売っている180mm長のものですが
短すぎます。↓くらいのものが必要ですね。
http://hoshimiya.com/?pid=72661068

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この状態ではかなりの撓みが発生してしまいます。
鏡筒を持ってゆするとグニャグニャします・・・org
けしからんですね〜(-_-メ)

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M42_HDRをCameraRAWで再処理してみました。  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

やっぱりSI7のPEF現像やフラット補正ってどうよ?
って思うのですよ。やっぱり・・・

速攻お気楽撮影で撮ったM42_HDRですが、CameraRAWで現像すると
見違えるようにまっとうな画像になるのは何故でしょうか?
冷却CCDでは普通に使っているSI7ですが、どーもPEFはイカンのですよね。
まあ、RAWなんてザラいのが当たり前だと言われればそうなんですけど。

10月6日に三峰ヘリポートで撃沈喰らって、きのこ茶屋Pへ移動して
とりあえず、本当にとりあえず撮れたM42_HDRを再処理してみました。
ダークもフラットも当てていないのでムラムラですけど、
暗い所でまっとうに撮ったら結構イケそうな雰囲気は出ています。

M42_HDR 24mm角で切り出し
ISO3200 , 1X180s+12X90s+12X30s+12X10s=29min Total
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撮影日時:2016/10/07
撮影場所:きのこ茶屋P
天候:50%は曇りだが、晴れ間狙いで撮影
気温:12℃
星空指数:30
シーイング:3/5

撮像鏡筒:ZWO-CN15F4 (15cmF4 , fl=600mm)
カメラ:PENTAX K-1
フィルター:LPS-P2
コマコレクター:SkyWatcher コマコレF4 + ワイドマウントPK改( BF=54.51 )

赤道儀:90s
ガイド:50mmF4 + QHY5L-UM + PHD2

撮像時間:画像に併記
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***

撮像ソフト:IMAGE Transmitter2でテザー設定+タイマーリモートコントローラ使用
画像処理:CameraRAW現像->SI7コンポジット->Photoshop_cc仕上げ

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タグ: 天体写真 PENTAX K-1

都合によりきのこ茶屋駐車場ですが・・・  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

現在22時。
雲が多くて撮影になりませんよ。
奥秩父はきっともっと曇っていそうです。
7日とおんなじ状況ですね。
今日は北関東が良いのは分かっていましたが、
明日の仕事の都合上きのこでガマンです。

PHD2のドリフトアラインをやってセッティングを
詰めたり、新ファームウェアの動作検証をやったり、
まあ、やることはアレコレあって楽しくはあります。
お月様が沈む頃には晴れてくれるでしょう。
9℃、結構寒いですよ。

-------- その後 --------

3時まで待っても晴れなかったので撤収しました。
結局は薄明直後に筒慣らしで数枚撮っていたM33だけ。
丸ボウズではありませんでしたが、これとて薄雲多数です。

M33 , ISO800 , 5X300sec , 25min Total , NoDarkAndFlat , CameraRAW
ZWO-CN15F4 + SkyWatcherコマコレF4 + K-1 , 中心部トリミング
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タグ: 天体写真 PENTAX

最高解像度の検証  撮影機材

K−1を使った天体撮影検証を続けています。
4月28日からおおよそ6箇月目になりますが、合計21回の検証撮影
に出かけました。今年は天候不順ですが、こんな時でも検証撮影なら
なんとか出来るものです。

さて、

今回は ZWO-CN15F4 + K-1 で撮影した場合、どの程度まで解像出来る
のかを検証してみました。

<結論> 15cmF4_600mmではK-1の1/2のピクセル幅で無いと、
       光学的、かつ、日本の最高シーイング条件での最高解像度
       は得られないことが分かった。K-1で撮るならfl=1200mmが
       最適という結論です。逆に言えば、2.4μm/pixel程度の
       CMOSカメラであれば、15cmF4鏡筒であっても日本の最高
       シーイングで凄い画像を得られるということです。
       おっ! あった↓
       http://hoshimiya.com/?pid=98110543
       おお、ASI178MMならピッタリですね。なにげに2.5mmF1.2
       なんていうCマウントレンズも付いていて、縮小光学系
       にも最適だったり・・・(^^♪

私が解像度の指標に良く使っている場所。
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15cmF4 + K-1 での検証結果。
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ちなみにK−1はRGGBのベイヤー配列機ですが、
じゃあ、本当の解像度は1/4なんじゃないの?っていう疑問があります。
安心して下さい。ベイヤー配列は隣り合ったピクセルから補完して
色を決める仕組みであり、リアルな解像度はキッチリ36152320画素
です。上の画像でもA-B間が25"角で1pixel=1.68"角であることからも、
間違った認識でないことは明らかです。

つまり、
フルフレーム機だと軽く1億画素越えとなる訳です。
やはり、落とし処は25cmF4〜30cmF4 + K-1またはD810Aでしょうか。
コマコレは勿論Wynneタイプなどの最高性能が必須です。
25cm以上の集光力ともなると、流石にTOA-130でも歯が立ちません。
海外で高性能なWynneコマコレを大口径ニュートンで使う流れが
読めて来ました。なるほどねえ〜〜。
  |
  +−>しかし! 問題はこのお天気じゃあ!
       今夜は晴れんのか?アン?本当なのか?→GPV

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タグ: PENTAX 天体撮影 K-1

ImageTransmitter2 + K-1での天体撮影方法  撮影機材

10月7日の撮影ではK−1のバックLCDを一切使っていません。
ImageTransmitter2によってWin10_64bitサブノートPCからの
テザー撮影を行いました。とは言え、タイマーリモート撮影は
出来ませんから、エツミのタイマーリモートコントローラを手元に
置いて併用しています。

・K-1にはUSBケーブルとACアダプター、タイマーリモートコントローラ
 を接続する。

・Win10_64bitの2in1サブノートPCであるASUS T100HAにUSB2.0で
 K-1を接続する。

・バルブ指定、ISO指定、LV、16倍相当のLV拡大、SD1,SD2,PCへの同時記録
 指定などを設定する。

・LVモードを使い、バーティノフマスクでピントを合わせられた。
 この際、PCのLCDを明るめにした方が良い。
 また、バーティノフマスクを外すと微恒星が見えるので、一応これでも
 ピントは合わせられるが、LCDを10倍ルーペで見るようなリアル感が無い。
 あまり、当てにはならないだろう。

・ImageTransmitter2をアクティブにしたまま、
 タイマーリモートコントローラを使用でき、1カット撮影ごとに
 ImageTansmitter2の画面に撮影画像が表示される。
 K-1のバックLCDとは異なり、次の画像が来るまで表示されたままとなる
 ので有り難い。さらに、PCにもデータを同時保存できるため、適当な
 ビューワソフトで撮影した画像をその場で等倍拡大して確認できる。
 理想的にはImageTransmitter2で全部出来れば良いのだが、
 ウィンドの大きさも固定だし、撮影した画像を等倍表示するなどの機能を
 持っていないようである。
  |
  +−>その役目はPDCU5に任せているようで、PDCU5との連動を
       指定できるようになっている。しかしながら、PDCU5は
       とにかくトロイので現場では絶対に使いたくない。
       T100HAでは使い物にならないだろう。
       私はFileViser7を使っているため、PEFファイルも見られる
       Viewerが組み込まれていて便利である。

・今回はT100HAでImageTransmitter2 , ステラナビ10 , PHD2を同時使用
 し、更には秀丸でドキュメントも書いていた。
 QHY5L-UMをUSB 3.1Type_Cで接続しているので実に安定していた。
 ココがT100HAの良い所である。
 K-1はキーボードについているUSB2.0フルサイズコネクタで接続。
 micro USBポートはT100HAの電源供給ポートと共有なのでACアダプター
 からの電源用micro_USBケーブルが接続されている。
  |
  +−>今回は煩雑な接続になったが、USB 3.1 TypeCとUSBハブを
       使えばスッキリする筈である。

K−1がケーブルだらけになりますが、冷却CCDだと思えば普通の状態
です。タイマーリモートコントローラ必須なれど、共存できて良かった。
以上です。

1

晴れ間を求めて右往左往の巻き  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

10月6日は久しぶりに完全な晴れ予報でした。
この晴れ間を逃してなるものかと、三峰ヘリポート駐車場まで出かけ
ましたが、晴れたのは20時頃にちょっとだけでした。なんで〜〜!!
同じ境遇の方が4,5名いらっしゃいました・・・org

23:45分まで待っても一向に晴れる気配がないどころか、
ますます曇って来たので移動することにしました。
もしや?と栃本へ行きましたがベタ曇り。
仕方がないので帰途につき、秩父市内まで来たら半分くらい晴れて
いました。それではと、県民の森手前のきのこ茶屋Pへ着弾。1時です。
機材をセットアップするも、西からどんどん曇って来ます。
南中を過ぎたM31は撮影中に曇られてアウトでした。

結果的にHDR撮影となったハンパなM31(24mmX24mm角)
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M42も雲との戦いでキワドイ撮影でした。

ISO3200 , 1X180sec , 3min , Dark=6 , SkyFlat=6
ISO3200 , 12X90sec , 18min , Dark=6 , SkyFlat=6
ISO3200 , 12X30sec , 6min , Dark=0 , SkyFlat=6
ISO3200 , 12X10sec , 2min , NoDarkAndFlat

3
29min Total_HDR(24mmX24mm角)
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中心部分を2000X2000ピクセルでRAWから等倍切り出し。(NoDarkAndFlat)
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この等倍切り出し画像はチョット処理が異なります。
K-1の新ファームウェアVer,1.30では1:1クロップが追加されましたが、
RAWファイルは3:2で記録されています。どうクロップされたのかを
RAWファイルに書き込んでいるらしいのですが、SI7では現状未対応
であり、クロップ撮影したファイルでもSI7のRAWでは3:2で
扱われてしまいます。

そこで、アストロアーツさんからの暫定回避策回答を参考に
RAWクロップをやってみました。今回は2000X2000でクロップ。

------ アストロアーツさんの暫定回避策指南 -------

●ベイヤー配列で読みこむ場合


1. ベイヤー配列で PEF を開く

2. [画像]-[画像サイズ...]を開く。

3. [配置:] 欄に 3x3 のマス目が表示されているので、
中央のマスをクリック。
(= 中央揃えでサイズ変更する、という指定)

4. 切り抜き後の幅・高さを入力。

K-1 のベイヤー画像はステライメージ7で開くと
7380x4932 になっているので、幅・高さとも「4932」を
入力して [OK]を押す。

これで 1:1 クロップと同じ位置・サイズでトリミングされますので、
あとは通常通りに画像処理します。

※ ベイヤーの場合、R/G/G/B 画素が田型に連続しているため、
切り抜くときは左上から「偶数個」のピクセル位置で切る必要があります。
奇数個の位置で切ると色が入れ替わってしまいます。

ただし「画像サイズ」ダイアログで上記の手順でトリミングするなら
この件を気にする必要はありません。
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と言う手順で実施してみました。
90秒露光の12枚と30秒露光の12枚、計24枚をRAWのモノクロベイヤーから
直接に切り出して処理しています。

まあ、早い話がRAWはもともと3:2の全データを記録しているので、
この方法を使えば、どのようなアスペクト比でもクロップ出来るという訳です。
手間はかかりますが、☆屋としてはこれで十分ですね(^^♪
そもそもニュートン反射である以上は周辺減光が不可避。
更に、デジイチのマウントケラレがあるために四隅が暗くなります。
いくら正確なSkyFlatを当てても、四隅に引っ張られてザラザラになって
しまいます。フルサイズで撮るなら冷却CCDかCoold_6Dしか無いです。

よって、

K−1での撮影も1:1クロップを基本フォーマットにしたいと思います。
これでも24mm角ですから結構な大きさです。
コマコレF4の星像も満足できる範囲に収まります。

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撮影日時:2016/10/06-07
撮影場所:きのこ茶屋P
天候:50%は曇りだが、晴れ間狙いで撮影
気温:12℃
星空指数:30
シーイング:3/5

撮像鏡筒:ZWO-CN15F4 (15cmF4 , fl=600mm)
カメラ:PENTAX K-1
フィルター:LPS-P2
コマコレクター:SkyWatcher コマコレF4 + ワイドマウントPK改( BF=54.51 )

赤道儀:90s
ガイド:50mmF4 + QHY5L-UM + PHD2

撮像時間:画像に併記
ダーク画像:画像に併記
フラット画像:画像に併記
フラット用ダーク画像:画像に併記

撮像ソフト:ImageTransmitter2でテザー設定+タイマーリモートコントローラ使用
画像処理:SI7 , Photoshop_cc

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タグ: 天体写真 PENTAX K-1

コマコレF4_BF=51.66mmで検証  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

10月2日(日)は天気予報に反して一日中良い天気でした。
しかし、GPVも一般天気予報も曇りのまま。
日が暮れて薄明が始まる頃にはきっと曇るに違いない・・・
と思っていましたが、まだ晴れている。
う〜ん、困った。
仕方ない、行くか・・・ってことで飯能の仕事場まで行きました。
丁度薄明が終わった頃でしたが、まだ晴れていました。
じゃ、やるかってことで、庭撮り検証スタートです。
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 +−>その後、僅か1時間半でベタ曇りになりました。

本日のお題:BF=51.66mmに削ったワイドマウントPKでの星像検証

結果:BF=54.66mmの時に比べてフルサイズ四隅は改善されるも、
    24mm角周辺はむしろ悪化した。今後24mm角での運用を
    考えるとBF=54.66mmの方が良い。

考察:ドイツTS社のHPには600mmF4の場合、BF=51.66mmで
    フルサイズカバーとあるがカバーできていない。
    とは言え、これはSkyWatcher製品と言うことになっている
    ので何とも言えない。
    星像はやはり小さく引き締まっており、MPCCVはもちろん、
    AC-No,3で作ったコマコレ・レデューサも凌駕した。

それでは、天頂付近でフルサイズ検証。

共通データ:ZWO-CN15F4 , K-1 , LPS-P2 , 90sノータッチトラッキング
        SI7 , Photoshop_CC
        どんよりとしたモヤの底からの撮影(飯能市郊外)
        スターシャープ処理は行っていない。

ISO3200 , 8X30sec , 4min Total , NoDarkAndFlat
クリックすると元のサイズで表示します

M27 , ISO3200 , 12X60sec , 12min Total , Dark=3 , SkyFlat=3
クリックすると元のサイズで表示します

K-1の最新ファーム1.30の1:1クロップで撮影しましたが、
RAWデータは3:2で記録されている模様。
PDCU5とCameraRAWでは1:1クロップで現像できるのですが、なんと、
SI7では3:2のまま・・・org
RAW現像でもモノクロベイヤーでも3:2のままでした。
RAWが3:2で記録されている以上、モノクロベイヤーは3:2なのだ!
と言われれば納得しますが、RAW現像まで3:2では納得できません。
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 +−>アストロアーツに問い合わせ中です。

     |
     +−>回答が来ました。現時点では1:1クロップ未対応だそうです。
          対応するかは今後の検討課題だそうです。
          1:1クロップのPEFファイルを送ってありますので、
          いづれ対応してくれるものと期待しています。
          (2016/10/05追記)

なので、上記M27画像はダークもフラットもJPEG処理です。
尚、フルサイズ処理ではRAWからできます。

さて、

MPCCVとコマコレF4でどのくらい性能差があるかと言うと、

このくらい↓ありました。(中心部等倍)

クリックすると元のサイズで表示します

上がMPCCV、下がコマコレF4です。
昨日はシーイングが5/5で最高レベルでしたが、それを差し引いても
エライ差です。
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タグ: 天体写真 PENTAX K-1




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