The Search for Extra Terrestrial Intelligence at UC Berkley
こちら栃本、ベタ曇りです。  天体写真

山岳天気予報では奥秩父は21時〜朝まで
晴れる予報でしたが、ベタ曇りです。
21時過ぎに気合いを振り絞って出発して、
今到着。23時ですが、真っ暗です。
今日は堂平で仕事をして、風が変わったので
コレは晴れるな!って思いました。
もしかしたら堂平は晴れているかも・・・
霧雨が降ってきたよ。
雲の中みたいです。

3時15分帰宅しました。
結局、栃本で2時間寝てナイトドライブ
してオシマイでした。
寝ます。
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タグ: 天体写真 PENTAX

コマコレF4納得の星像  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

昨晩は夜半にまさかの快晴となっていたので検証しました。
飯能市郊外で庭撮りです。僅か1時間半で撮影完了しましたが、帰宅時には
まだ快晴でした。しかし、自宅がある入間市はドン曇りだったのでラッキー
としか言いようがありません。

結論から言いますと、SkyWatcher(TS社のも同じ)コマコレF4は満足の行く
星像を叩き出してくれました。詳細は後にして、まずは結果から。

共通データ:ZWO-CN15F4 , K-1 , LPS-P2 , 90sノータッチトラッキング
        SI7 , Photoshop_CC

γCyg付近(構図は無視), ISO12800 , 7X30s , 3m30sTotal , NoDarkAndFlat
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強調処理(やっても無意味ですが)
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hχ , ISO3200 , 8X30s , 4min Total , Dark=6 , SkyFlat=6
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光害地でも星団は美しく出せますね。
この星々の引き締まり具合はMPCCVでは全く得られなかったものです。
星の色もちゃんと出ています。MPCCVだと星像に面積があり、どうしても
絵のようになってしまうのです。コマコレF4はFPL51硝材を使った
2群4枚構成のコマコレですからWynneタイプとも違うようです。
この星像レベルはKenkoクローズアップレンズ AC-No,3でも得られますが、
色収差の点でコマコレF4が優れていそうです。AC-No,3だとLRGB撮影時に
オフセットが発生してメンドクサイです。

M31 , ISO6400 , 12X30s , 6min Total , Dark=6 , SkyFlat=6
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光害地で無理に処理すると色ムラだらけになります。
今回の検証用としては意味が無いのでプレーンな画像を貼っておきます。
ダーク処理のみ適用。
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ほぼAPS-C長辺で切り出し。
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中心部上側にある4つ並んだ小さい星の列を見て下さい。
この付近の解像感をいつも指針として使っているのですが、もうこれ以上は
解像出来ないのではないかというレベルまで解像しています。
とても同じ鏡筒とは思えません。

ただし、
コマコレF4が鏡筒内に大きくせり出していることを忘れてはいけません。
また、SkyWatcherでは20cmF4以上での対応を謳っています。
同じコマコレですが、ドイツのTS社では各種F4鏡筒で焦点距離ごとに
バックフォーカスを指定しています。↓
http://www.teleskop-express.de/shop/product_info.php/language/en/info/p5836_GPU-Aplanatic-Koma-Korrector-4-element-fuer-Newton-Teleskope-ab-f-4.html

F=600mm, working distance = 51.66mm ← ZWO-CN15F4はココ
F=800mm, working distance = 53.66mm
F=1000mm, working distance = 55.0mm
F=1200mm, working distance = 54.66mm ← 300FNはココ
> 1500mm, working distance = 54.60mm

実はアイベルさんからM48対応ワイドマウントPKを買ったのですが、
厚さが10.5mmもあり、Kマウント標準の9.5mmよりも1mmも厚かったのです。
Kマウントのフランジバック45.46mm+10.5mm=55.96mmです。
コマコレF4は55mmを仕様として売られていますが、それはSkyWatcherが
そうやって売っているだけであり、実際には上記のように焦点距離ごとに
バックフォーカス指定があります。TS社では、これによりフルサイズをカバー
すると書いてあります。もっともケラレは無視できませんが・・・

なので、
ワイドマウントPKを旋盤で削って薄くし、バックフォーカスが54.66mmに
なるようにしてあります。300FNに最適化した訳です。
600mmF4では、なんと51.66mmですから3mmもオーバーしています。
それでも今回の検証ではMPCCVや笠井コマコレ、AC-No,3を上回っています。

かなり満足な結果となりましたが、51.66mmでの検証をやらないわけには
行きません。適当な標準Tマウントを買って3.2mmまで薄く削り、
以前MPCCV用に作った3mmアルミリングをねじ止めすれば51.66mmが実現
出来ます。現状の星像は十分に引き締まっていますが、鏡筒内に出っ張った
ドローチューブによる影響で光芒が乱れており、更には不適切な
バックフォーカスによる周辺星像の悪化も見られます。

ZWO-CN15F4とK-1を組み合わせ、フルサイズエリアで撮れる短焦点反射を
目指します。また、この組み合わせでは光芒が乱れるために等倍拡大撮影
などはやらない方が良いかもしれません。25cmF4 , fl=1000mmと言うのが
一番のスイートポイントだと気が付きました。
コマコレメーカーは25cmF4を基準に最高性能が出るように設計してある
ようです。

<コマコレ雑感>

1.MPCCV

  25cmF4基準に設計されており、バックフォーカス55mm。
  押しなべて平らな星像を結ぶため、汎用性は高い。
  その分中心星像が甘く発色に影響がある。(設計値15μm)
  小面積冷却CCD撮像では大きな星像が我慢できない。
  恒星像の周りにモヤモヤとした光芒が出るため、一見フラットな画像だが
  使っているうちに不満がつのってくる。
  F3.5〜F6まで対応し、何れもバックフォーカス55mmと言う設計は見事だが、
  600mmF4鏡筒では、とても苦しい状況に陥る。
  800mmF4以上で使った方が幸せだと思う。

2.笠井コマコレ

  バックフォーカス=70mm±10mmという大きな自由度が魅力。
  冷却CCDでは大きなフィルタホイールが挟まったり、オフアキを使ったり
  するので55mmシステムでは対応が苦しい。
  中心星像は十分にシャープで色ずれも無いが、バックフォーカスを
  探らないと周辺星像が悲しいことになる。
  鏡筒ごとに最適なバックフォーカスを見つけ出し、m4/3以下の冷却カメラ
  で使うのが正解だと思う。
  600mmF4鏡筒にバックフォーカス55mmではAPS-Cエリアを満足できない。

3.SkyWatcherコマコレF4(TS社のも同じ)

  FPL51硝材を使った2群4枚構成のコマコレであるが、Wynneタイプとは
  異なる。今回の検証ではK-1のLCD画面をルーペで見たとき、イプ180の
  画像と大差ないと感じた。星像に芯があり、発色もハッキリとしている。
  SkyWatcherではBKP200F4とBKP250F4用として専用のワイドリングEOS/Nikon
  を販売しているため、最適化されているのであろう。
  このコマコレ自体は上記のように広範囲の焦点距離に対応できる
  との情報があるため、今後の検証が楽しみである。
  ただ、冷却CCD用としてはバックフォーカスが短いため難儀する。
  小面積冷却CCD用は笠井コマコレで十分に満足できるため、本コマコレF4
  をあえて使う意味は無い。K−1などのデジイチ専用で良いだろう。

4.Kenko AC-No,3 または AC-No,2

  自由度があるので好き勝手に組み込める。
  概ねAPS-Cエリアまでは満足できる星像を結び、中心はドシャープである。
  但し、残存色収差によってLRGB撮像ではメンドクサイ。

5.パラコア2

  使ったことが無いが、ノウガキが素晴らしくごもっともである。
  これもコマコレF4と同じような構成だろうと思う。
  3インチ対応のビッグパラコアを使えば、300FNの3インチ接眼部が活きる。
  Wynne(ウィンまたはウェイン)タイプでも15万円程度で買えるため、
  選択には悩む。ASAかTSかビックパラコアか・・・まだ先だが。

周辺減光というファクターを考えたとき、やはり屈折鏡筒は秀逸である。
斜鏡で90度に曲げるニュートン光学系では、どうしても主光束から離れるほどに
光量が低下する。フラット補正によって、せっかく写っている中心部の星像
をダメにしている。その点ではプライムフォーカスが素晴らしい。
30cm以上のプライムフォーカス鏡筒にφ70mm程度の冷却カメラを付け、
3インチコマコレ直結で撮ってみたいものだ。
流石に15cm程度の高性能アポ鏡筒でも適わない世界があるだろう。

ニュートン鏡筒に残された道は唯一、集光力。それだけである。
ハッキリ言って15cmF4にMPCCVではFC-76DCと大差無い。
今回のコマコレF4を付け、バックフォーカスを最適化すれば改善されるが、
FSQ106EDに勝てない。
笠井コマコレ+小面積冷却CCDなら中心番長な高解像画像が得られる。
これは屈折にはない、クリアな世界がある。

やはり、短焦点反射が威力を発揮するのは25cmF4以上ってことです。
コスパじゃ負けないけどね(^^♪

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タグ: 天体写真 PENTAX K-1

今日晴れるなんて予報は無かったでしょ〜が!  天体写真

帰宅しようと思って表に出たら晴れてる!
今、23時30分・・・
しかも雲が無いではないか! なんでよ。
そんな予報どこにあった?
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タグ: 天体写真 PENTAX K-1

SkyWatcherコマコレF4のフラット画像  撮影機材

”Wynneタイプのような”SkyWatcherコマコレクターF4ですが、
長さが100mmあってZWO-CN15F4に付けると、スパイダーの半分くらい
までせり出してきます。まあ、それでも撮影できないことは無いので
フラットを撮ってみました。

ZWO-CN15F4+コマコレF4+K-1
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おお、結構綺麗に巻いてますねえ。
決定的なケラレは無いようです。

GINJI-300FN+コマコレF4+K-1
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更に良い感じですね。
四隅のケラレも無さそうです。

う〜ん、思ったよりも良いかもしれません。
特に300FNはKマウントケラレも含め、もっと露骨に円形写野になるかと
思いましたが、何やら光線を絞ってテレセントリック化している模様。
斜鏡側レンズの有効径はφ44mmなので、100mm潜り込んでいても主光束を
スポイルするレベルではありません。なので、中心付近は100%光量で
使えます。

ZWO-CN15F4の方はヒゲ光条が避けられない状態ですが、スパイダーと
平行なので目立たないかもしれません。都合よく考えていますが、
MPCCVの補正では満足できないため、せめて24mm角エリアで締まった
星像になってもらいたいものです。

AC-No,3も付けてみましたが、ドローチューブの繰り出し量が3mmとなり、
筒内へのチューブ出っ張りが大きすぎました。
チョン切ってしまえば使えますが、そこまでするつもりはありません。
星像が良いという確証も無いですしね。
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タグ: PENTAX K-1 天体写真

SkyWatcherコマコレF4無理!の図  撮影機材

キャハハハハ!

  やってもうたわ〜 (-。-)y-゜゜゜

無理! 100mmもあったわ。

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ぜ〜ったいに無理!

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ここでピント位置だもんね!
ケラレて盛大に光条が発生するもんね!
ん?スパイダーと平行だから目立たんかったりして(爆)

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300FNは流石に余裕だけど、
こんな先っちょで2インチに絞っちゃったら円形写野になるんとちゃうか?
光量損失激しいやろ、やっぱし。
300FNには3インチWynneなヤツを、いつかは買おうと思ってた。

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疑問・・・?
BKP150やBKP130はどうなっとるん?
SkyWatcher2インチ接眼部機じゃがのお〜〜。
  |
  +−>この2本はF5じゃった。
       そして、F5用は専用の短いコマコレがありました。

それにしてもBKP200/800LPFだとフルサイズ行くんですかコレ↓
http://www.syumitto.jp/SHOP/SW1240010460.html

STL11000Mってやフルサイズだべ。

悔しいじゃないか、悲しいじゃないか(ノД`)・゜・。
300FNは確かにφ28mmくらいは完璧に補正されるかもしれん。
その外側は・・・たぶんケラレるな。
Newアトラクス改に300FNはチトでかいのよねえ。
K−1フルの夢を見るにゃあ〜BKP200/800LPF買えってか!?
どうせなら250だべ、やっぱし。
250mmF4なら、Newアトラクス改にピッタリじゃあないか。

・・・と、ゆーことで。

ZWO−CN15F4+Wynneタイプコマコレの夢は、
3分で砕け散りました。
撮っては見ますよ一応。ええ、撮りますとも!
こーゆーのを自己責任と言います。

以上、 オシマイ!
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MPCCVは高解像度撮像の夢を見るか?3  天体写真(冷却CCD)

MPCCVの名誉のため、もう少し検証してみます。
MPCCVで撮像したデータを比べてみると、どうも冷却CCDで撮った
ものは案外まともに見えます。300FNでもCN15F4でもそうです。
一方、K−1で撮ったものはリアル感に乏しく、どことなく絵のように
なっています。これは、K−1での撮影が駆け足の検証撮影ばかりであり、
キチンとした作品レベルで仕上げていないからです。
特にフラット補正での差が顕著です。
K−1はフルフレーム機なので、どうしても四隅が減光します。
F4の太い光束では、Kマウント部でも若干ケラレており、
ここも含めてフラット補正をやってしまうと、せっかく高諧調に映っている
中心部の画質を落とすことになります。
そこが2/3inch冷却CCDと大きく違うところです。

そこで、今までMPCCVで撮り貯めた2/3inch冷却CCDの画像から抜粋して
見てみます。撮影データは特に記載しません。

GINJI-300FN+MPCCV+ICX285AL冷却CCDによる作例。

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ZWO-CN15F4+MPCCV+ICX285AL冷却CCDによる作例。
この時点では△星問題が解決していませんでした。
今撮ればずっとキレイに撮れるはずです。
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ZWO-CN15F4+MPCCV+K−1による作例。
ダーク処理だけを行い、フラット処理をせずに中心部を2/3inchCCD相当
で切り出しています。諧調が豊かになり、だいぶ写真らしく見えます。
なお撮影時は台風一過の最悪水蒸気バリバリで、シーイング2/5です。
ISO800 , 6X300s , 30min Total , LPS-P2 , 三峰ヘリP
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ISO800 , 6X600s , 60min Total , LPS-P2 , 三峰ヘリP
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鏡筒は共にF4ですが、焦点距離は1220mmと600mmの違いがあります。
前記事でも1220mmのK−1中心部等倍画像を出しましたが、
ISO800辺りでフラット処理をやらない、もしくは四隅カットで処理を
すれば、もう少し諧調豊かな写真的画像が出てくるでしょうね。

とは言え、

MPCCVの設計星像が15μmであることに変わりは無く、
600mmF4でも1220mmF4でも同じように24mm角よりも外は補正しきれて
いないのが現実です。また、印象としては1220mmの場合は光学的に
倍率が掛かっており、MPCCVの設計性能とマッチしている印象ですが、
600mmF4では広写野なため、相対的に星像が大きく感じてしまします。
そう考えると、15μmと言う設計星像は1000mm以上で使ってこそ
意味があるのではないでしょうか。
FSQやイプが3μmとか5μmなどの設計値を目指したのも納得できます。

そこで、
Wynneタイプなどの高性能コマコレの出番となる訳ですね。
もし、600mmF4でも平均して8μm程度であれば相当にシャープな画像です。
φ28mmまで8μmフラットで、φ44mm周辺で20μm以内で収まってくれれば
ご立派なものです。
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タグ: 天体写真 PENTAX K-1

MPCCVは高解像度撮像の夢を見るか?2  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

ここでは30.5cmF4鏡筒であるGINJI-300FNにMPCCV+K−1を付けた場合、
中心部の等倍撮像が実用になるかを検証します。
もちろん、笠井コマコレクターとの組み合わせでは既に高解像撮像が実現できて
いますが、MPCCVと組み合わせてどうか?と言うことです。

結論から言いましょう。
MPCCV+30.5cmF4鏡筒での高解像度撮像は、かなりイケます。
状況は笠井コマコレクターと大差ない感じですが、色収差や
ゴースト処理的にはMPCCVの方が優秀のようです。

下記の画像は↓で撮ったものです。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/614.html

これをキチンとRAWから処理し、中心部を2000X2000ピクセル等倍で
切り出した大きな画像で評価しました。
いずれもたった数分の少数枚コンポジットで、おおよそ2/3inch
CCDカメラの画角(27'角程度)に切り出してあります。
この画像を見ると、星雲星団・銀河等の撮像にワンショット冷却C-MOS
カメラは不要かな?と思ってしましますね。
K−1等倍恐るべし・・・

共通データ:30.5cmF4Newtonian + MPCCV + WideMountPK改
        + PENTAX_K-1 , フィルター無し , DarkX6 , FlatX6
        , SI7によるデジ現諧調圧縮

IC5067ペリカン星雲中心部2000X2000 pixel等倍切り出し
ISO3200 , 12X180s , 36min Total , Dark=6 , SkyFlat=6 ,
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M8画像中心部4000X4000 pixel等倍切り出し
ISO3200 , 3X90s , 4m30s Total
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M16画像中心部2000X2000 pixel等倍切り出し
ISO3200 , 3X90s , 4m30s Total
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M17画像中心部2000X2000 pixel等倍切り出し
ISO3200 , 3X90s , 4m30s Total
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M22画像中心部2000X2000 pixel等倍切り出し
ISO1600 , 4X60s , 4min Total
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M20画像中心部2000X2000 pixel等倍切り出し
ISO3200 , 6X90s , 9min Total
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切り出し範囲は、いずれの画像もこのくらいです。
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これで不満足なのか?

ハイ、不満足です。
正確な評価はほぼ天頂で撮ったIC5067で行うべきですが、一見かなり
まともに見えます。スパイダー光条が割れているのは、スパイダーが
鏡筒中心を通っていなかった問題が原因ですが、現在は修正済みです。
ただ、
フルサイズ全エリアなんてとても無理で、せいぜい24mmX24mmエリアまでが実用域。
全画面で見るなら、一応この程度ではあります。
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まあ24mm角と言えば結構広いですが、やはり星像に面積があって発色に
リアル感が無い。なんと言うか、透明感が無いです。
シュミカセの星像のような感じ・・・
この辺りがMPCCVの限界なのでしょうね。
そもそもF3.5〜F6に対応し、どのF値でもバックフォーカスが55mm±1mm。
焦点距離も変わらないという設計は大したものです。
その分、中心星像が甘く、バックフォーカスを調整しても周辺星像の改善
無く、ボケて行くだけ。とても立派な”汎用コレクター”だとは思います。
パラコアはF値によってバックフォーカス指定が異なるし、
笠井コマコレクターは300FNの中心部はMPCCVよりもシャープに追い込める
ものの、CN15F4では大いに甘い星像でした。

うーん、どれもこれも汎用品の域を出ていない。
当然です、汎用品ですから。

そんなことを考えていた矢先、あるお方からSkyWatcerのF4コマコレクター
がWynneタイプで高性能である・・・との情報を頂きました!
やはり、あの長さはWynneタイプだったのか、そうっだたのか・・・
http://ca.skywatcher.com/_english/03_accessories/02_detail.php?sid=254

しかも、FPL-51硝材を使った4枚構成とあります。
Wynneは3枚構成で済む筈ですが、色収差にも期待できそうです。

TSのと同じ模様。
http://www.teleskop-express.de/shop/product_info.php/info/p5836_GPU-Designed-Aplanatic-Newtonian-Coma-Corrector-4-element.html

FL=600mm時のBF=51.66mmってのが気にはなりますが、

瞬間ポチ!!!

見せてもらおうか、FPL-51硝材を使った4枚構成Wynneコマコレの実力とやらを!
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タグ: 天体写真 PENTAX K-1

MPCCVは高解像度撮像の夢を見るか?1  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

ここでは15cmF4鏡筒であるZWO-CN15F4にMPCCV+K−1を付けた場合、
中心部の等倍撮像が実用になるかを検証します。
もちろん、30cmF4との組み合わせでは既に高解像撮像が実現できて
いますが、この小さな鏡筒とカメラでダウンサイジングしてどうか?
と言うことです。

結論から言いましょう。
MPCCV+15cmF4鏡筒では、高解像度撮像の夢は見られません!!

まずはこの画像をご覧ください。
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左:ZWO-CN15F4+MPCCV+K-1中心部等倍切り出し
右:10cmF6+AC-No,3+K-5Us中心部等倍切り出し

左は昨日撮影したもの、右は2012/10/19(K-5Us発売当日)に奥秩父で
撮影したものです。共に4.85μm程度の素子です。
K−1の画像は台風一過で水蒸気バリバリですから、
大きい星はより大きく、小さい星はそれなりに・・・イヤ
小さい星は写っていません。
シーイングを加味しても、AC-No,3の方が星像が引き締まって小さいような
気がします。

・日本の平均シーイング(RMSだと思われる)=3”角
・MPCCVの設計星像=15μm
・K−1の1ピクセル=4.88μm
・15cm鏡のドーズ限界=115.8/150=0.772"角
・FOVp-p=1.67"角

FOVp-p(Fild of view per pixel)で、

FOVp-p=206 X 4.88μm ÷ 600mm=1.67"角
となります。アークタンジェントを使わずに簡単に
概略計算できる式です。

として考察すれば、
理論値の0.772"角に対して平均シーイング3”角
ですから3.89倍です。ざっと4倍としましょう。
焦点距離600mmで0.772"角ですから、
600tan0.772"角=2.25μmの星像となります。
これが約4倍に拡散されて9μm程になる訳です。

一方、MPCCVの設計星像は15μmとなっています。
中心でも15μm(5.12"角)ですからずいぶん大きいです。
これにシーイングが加算されたら8.12”角となり、
星像は24μm程になります。元の星像が大きいと、
シーイングの影響で更に大きくなるわけです。
3"角は平均シーイング(RMS値)でしょうし、
低空ではもっと巨大星像になってしまいます。
同じ日に、同じ対象を撮影しても、FSQがいつもシャープ
に見えるのは、元の星像が小さいからですね。

一方、
AC-No,3の方は10μm程度の結像性能が出ているものと
思われます。
また、フォーカスバックは自由に設定できますから、
必要なイメージサークルに落とし込めます。
例えば、手持ちの2/3inch冷却CCDであるICX-285AL
であれば対角11mmです。
余裕を見てφ20mmのイメージサークルで最適化すれば、
F値も明るくなるし中心番長ドシャープ撮像鏡筒に変身
できそうです。

30cmF8_RC+フルサイズ冷却CCDで撮っているような画像を
撮影できる可能性があります。
撮像素子の画素が5μmを大きく割り込んで微細化されてきた現在、
20cm以下で中心ドシャープな光学系を組めば、大型機をカモれる可能性が
高くなりました。TOA-130辺りが光学性能的には最高ですが、
いかんせん13cmでF値が暗いです。
20cmF3.3辺りが一つのリミットのような気がしています。

当面は15cmF4にMPCCVでK−1フルサイズ撮影、AC-No,3+冷却CCDで
中心番長撮像、もしくはK−1の等倍切り出し2000X2000画像辺りを
突き詰めてみたいと思います。

30cmF4プライム+ASI1600MM-Coolってのがもう一つのリミット
かって・・・(V)o¥o(V)
そ〜言や〜共同観測所に丁度良いのがあったなあ〜。(^^♪
イヤ、
300FNをF3.3プライムに改造する気イ〜は、毛頭ござーせん!
ハーハッハッハッハッ・・・おっと、
誰かさんに似て来たか?

ちなみに、
県立ぐんま天文台の65cmクラシックカセグレン式望遠鏡
F12(7800mm)にノーマルK−5を付け、ただシャッターを切った
だけの画像を貼っておきます。小細工無し、撮っただけ。
K−5の諧調を十分に発揮しており、素晴らしく高解像で星の色も美しい。
日本の空でも、こういうレベルまでは行けるってことです。

撮影日:2011/09/28
シーイング:5/5
補正レンズ:無し
フィルター:無し
ダーク&フラット:無し
トリミング:周辺のアンプノイズ部分だけをカット

K-5 , ISO3200 , 4X300s , 20min Total , ノータッチトラッキング
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ZWO-CN15F4光軸調整最終章_実写編  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

ZWO-CN15F4の光軸調整最終章は↓で完了しました。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/633.html

昨晩、またまた台風一過の奥秩父まで性懲りもなく出撃して
撮影をしてきました。流石に突然雲の中にスッポリ入ったりして
シーイングがメロメロな上、もの凄い水蒸気(夜露と言うレベルでない)
で体までビッショリになりました。
突然にドバッと晴れが来るので、すき間勝負でなんとか2対象。
尚、今回は全部RAW(PEF)をステライメージ7で処理してあります。

まずは、天頂付近の適当な場所で星像チェック。
ISO800 , 60sec , 1枚画 , ノータッチトラッキング
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中心部等倍切り出し。
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今日の条件を考慮すれば、良いのではないでしょうか。
少なくとも△星問題からは解放されたようです。

M27 , ISO800 , 6X300s , 30min Total
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中心部等倍切り出し。
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まあ良いとは思いますが、10cmF6 + AC-No,3改 + K-5Usにはまだまだ
届いていません。もっとシーイングの良い日にデータを蓄積したいです。

10cmF6改 + AC-No,3 + K-5Us(栃本広場にて)
中心等倍切り出し。
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10cmF6改(すばる望遠鏡タイプスパイダー)+ AC-No,3改 + SSProV2冷却CCD
(飯能市郊外)
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続いては、

NGC7635バブル星雲周辺
ISO800 , 7X600s , 70min Total
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中心等倍切り出し。
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<総観>

この鏡筒の大きさからするとK−1やモノクロ冷却CCDフルシステムでは
やはり大きすぎる感じです。APS-Cミラーレス機やASI1600MM/MCなどが
最適でしょうね。MPCCVの中心星像がAC-No,3に劣るなら、
コマコレを使い分けるしかありません。しかし、MPCCVでもフルサイズ
の四隅は全くダメ。星像が締まっているから全画面鑑賞ならアリですが、
APS-Cエリアまでですね。
ところが、GINJI-300FNに付けるとフルサイズ四隅でもまあまあ見られます。
イマイチ理解に苦しむところです。

今回のもの凄い夜露でDEC微動が動かなくなり、NGC7635は赤経ガイドのみ
でしのぎました。なんとかなって良かった。
帰宅後にチェックしたら正常に動作します。
どうやら水が回路に掛かってしまい、動作不良が発生した模様。
やはりバスタオルぐらいは掛けた方が無難ですね。

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撮影日時:2016/09/08-09/09
撮影場所:三峰ヘリポート駐車場(標高850m)
天候:台風一過当日、雨のち曇り→晴れたり曇ったり、弱風、もの凄い夜露!
気温:21℃->17℃
星空指数:40
シーイング:2/5 -> 3/5

撮像鏡筒:ZWO-CN15F4 (15cmF4 , fl=600mm)
カメラ:PENTAX K-1
フィルター:LPS-P2
コマコレクター:MPCCV + 適正リング + ワイドマウントPK改

赤道儀:90s
ガイド:5cmF4 + QHY5L-UM + PHD Ver,2.61

撮像時間:画像に併記
ダーク画像:画像に併記
フラット画像:画像に併記
フラット用ダーク画像:画像に併記

撮像ソフト:***
画像処理:SI7 , Photoshop_cc

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タグ: 天体写真 PENTAX K-1

今日も懲りずにヘリポート  天体写真

三峰ヘリポートに来ています。
現在撮影中。先ほどまでは雨でした。
まだ雲が多いですが、空は黒い!
ZWO-CN15F4の中心星像を確認するために
来ました。いい感じだと思います。
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タグ: 天体写真 PENTAX

K-1のRAW現像をFlat画像でチェックする  撮影機材

K−1のRAW現像は純正のPDCU5、CameraRAW、SI7の三種類を使える
環境にありますが、多くはSI7で行っています。
と言っても、SI7がK−1のRAWに対応したのが最近ですから、
実際にはこれからRAWで処理して行こうという段階です。

今回はPDCU5(Ver,5.6.1)、CameraRAW(Ver,9.6.1)を使ってFlat画像を
現像してみました。
PDCU5・・・使いにくいですねえ((+_+)) しかも、何故にこんなに遅い?

PC環境:Core i7_2600K , 16GB Memory , 256GB_SSD(C_drive)
撮像環境:ZWO-CN15F4 + MPCCV + LPS-P2 + K-1
Flat条件:部屋中でコピー用紙を筒先に張り、白タオル3枚掛け、
       カメラアイキャップ、鏡筒全体を布にて遮光
       白い壁に向けて撮像。
       画像はニュートラルグレーに調整。
ISO:800 , 1600 , 3200 各30秒

尚、PEFをPDCU5で現像、DNGをCameraRAWで現像しています。

<PEF>

ISO 800 , 30sec
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ISO 1600 , 30sec
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ISO 3200 , 30sec
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<DNG>

ISO 800 , 30sec
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ISO 1600 , 30sec
クリックすると元のサイズで表示します

ISO 3200 , 30sec
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やはり普通のRAW現像環境としてはCameraRAWが秀逸で使いやすいです。
PDCU5はこんなに遅かったかなあ?と思うくらい引っ掛かります。
思考が中断されてしまう。
しかも、ニュートラルグレーにしたいがヒストグラム三色同時出しは
出来ないのか? 調べる気も起きない・・・

天文用はSI7一択ですが、一般用はやはりCameraRAWを使いたい。
RRSの時だけPDCU5ですかね。(-。-)y-゜゜゜

追記 2016/09/09

あまぶんさんからISO800_600secのダーク画像で緑色帯が出ないか検証
して欲しいとのご要望を頂きましたのでやってみました。
ダーク画像は今朝方奥秩父で撮影したダーク1枚画で、気温17℃です。
特に何も出ませんでした。
以前のダーク画像もイロイロ確認しましたが、特に妙な帯は出ていません。
ただPDCU5のノイズ処理を掛けると、処理がゆっくりと(-。-)y-゜゜゜
進行するため、場合によっては下記のような”それらしい”状態には
なります。PCかPDCU5に問題があって処理が途中で終わってしまうなどが
起これば、あるいは緑帯が残ってしまうこともあるかもしれませんね。
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タグ: PENTAX K-1 天体写真

ZWO-CN15F4 光軸調整最終章  撮影機材

ZWO-CN15F4の△星問題が解決しましたので書きます。
まずは本日雲の合間から撮影した最終星像です。

K-1フルサイズエリア , ISO1600 , 31sec JPEG撮って出し1枚画
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中心部ピクセル等倍拡大
スターシャープやシャープ系フィルターは使っていません。
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おお、良いですねえ〜。
これなら小さい冷却CCDでもバッチリ使えるレベルですよ。
満足できる良像はAPS-Cエリアまでですが、全画面で鑑賞するならば
フルサイズエリアでもなんとか見られます。
今まで、まったりと星像がデカかったり、△星になったり不安定な挙動を
見せていた原因は、やはり主鏡の圧迫でした。
以前の改良でサイドサポートネジを開放し、バスコーク着けに変更しました。
これで△星問題は無くなったかと思いきや、思い出したように時々△星に
なったりしていました。

原因は光軸調整機構ロックネジでした!

これです。この外側の固定用ネジです。(バネが付いていない方)
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光軸調整が終わって主鏡を固定するため、このロックネジを締めます。
ところが、これを強く締めると主鏡サポートのアームが変形するのです。
サイドサポートネジを締めていた時はサイドサポートネジで押し上げ、
バスコークにしてからはバスコーク全面の接着効果で主鏡を圧迫して
いたのです。このロックネジを締めなくても主鏡は保持できます。
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バネの付いた引きネジは主鏡サポーター板に固定されており、
セルの底側からメスネジになっている光軸調整ローレットツマミを回します。
これは14回転で抜け、10回転でバネの有効エリアが終わります。
よって、バネを一番縮めた状態から5回転の位置を標準位置としました。
この位置であればバネが効いていて、ロックネジを当てなくても光軸を
維持できています。移動時に軽く当て、遠征地でレーザ確認後に緩めて
しまえばOKです。今回の試写もそうのようにしています。

サイドサポートねじは鏡に当てていません。
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主鏡抜け防止板も鏡には触れていません。
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斜鏡部にはバッファー板が入っていませんが、そもそも調整しろが1mm以下
なので不要です。
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ここで問題個所発見!
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引きネジはM6で外径がφ5.7mmです。
対してスパイダーユニットの中心穴がφ7.1mmもあってガタガタでした。
つまりセンターが決まらない!
熱収縮チューブ2枚掛けでピッタリとなりました。

斜鏡は短径63mmで、3.5mmドローチューブの反対側へオフセットされています。
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斜鏡はバスコークのような弾力性接着剤で浮き固定されています。
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調整ネジの圧迫が出そうな気もしましたが、今回はキチンと締め付けて
大丈夫でした。もう少し斜鏡セルの付け根が長いと安心ですね。

本来、斜鏡位置は固定で良い訳です。
しかも、この鏡筒は調整しろが殆どありません。
なので、バスコークを付けて必要以上動かないようにしてしまいました。
また、斜鏡のコバを黒板塗料にて黒塗りしました。
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センター引きネジは一杯まで引いて丁度良い位置に来る設計のようです。
この時、三点の調整ネジは1mm以下の調整しろしか残されていません。
良く出来ています。いくらでも調整できてしまう他の鏡筒はオカシイ
です。少しは考えて設計をしてもらいたいものですね。
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光軸調整は、

・ドローチューブに対する斜鏡の位置を決定する。

・コリメーションアイピースにてドローチューブと斜鏡の回転角、
 スパイダーの位置関係、オフセット斜鏡のオフセット具合確認する。

・コリメーションアイピースにて主鏡のセンターマークをドローチューブ
 センターに合わせる。

・主鏡センターマークの中心にレーザが落ちるように斜鏡を微調整する。
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・主鏡を微調整してレーザが中心に戻ってくるようにする。
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遠征地ではレーザだけを使って斜鏡と主鏡の位置を再確認すればOKです。
私の鏡筒は主鏡センターマークが0.5mmズレていましたので、コレを
過信しないことです。上記調整にてコリメーションアイピースでも
ほぼ合っているように見えます。コリメーションアイピースだけでも
おおよそは合いますが、視差や位置配分の感覚に誤差要因があります。
完璧だと思っても、レーザで追い込むと結構ズレています。
但し、初めからレーザでやってはイケません。
適当なアライメントでも、接眼部にレーザを戻すことは可能であり、
とんでもない光軸調整をやってしまう危険があります。
斜鏡の位置さえ決まっていれば、レーザだけでも大丈夫です。
当然ですが、信頼性のあるレーザコリメーターを使いましょう。
私のは星見屋さんで売っている、
Hotech SCA十字レーザーコリメーター 2" 接眼部用
http://hoshimiya.com/?pid=66635775
です。

これでやっと安心して撮影が出来そうです。
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タグ: ZWO-CN15F4

10cmF6ニュートンでもここまで行けるぜって話し  撮影機材

久しぶりに日野金属(ミザール)10cmF6ニュートン反射で撮った
画像を見ていたら、ZWO-CN15F4は完全に超えているし、GINJI-300FN
にも負けないくらいの解像感があることに気付いた。

M31中心部ピクセル等倍/飯能市郊外
10cmF6 + AC-No,3 + LPS-P2 + K-5Us
ISO800(2X10min) , ISO1600(4X10min) , 60min Total
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これにK-5Usを付けて撮影しました。

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すばる望遠鏡タイプスパイダーと多重バッフル
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とにかく徹底的に改造・改良しています。
この鏡筒ではAPS-Cエリアで十分な星像を実現できており、
中心星像はZWO-CN15F4 + MPCCVを完全に凌駕しています。
2年前まではこのシステムに冷却CCDを付けて撮っていましたが、
レデューサー・フラットナーを入れてもF5.48とやや暗いのが欠点でした。
これの置き換え目的でZWO-CN15F4を導入したわけですが、
中心星像が△星になるし、どうにも甘ちゃん星像で満足できません。
フルサイズエリアはなんとかカバーできていますが、中心星像を
もっとビシッ!!とさせたいと思います。

お気楽フルサイズ撮影ではMPCCVを使い、中心番長なCCD本気撮像では
Kenko AC-No,3 Pro-Disitalではないかと考えております。
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ε-180ED重箱の隅  撮影機材

ε-180EDの星像は汎用F4ニュートン+コマコレクターの比ではありません。
薄明開始直後にK−1で撮った1枚画。
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ダーク&フラット各4枚を当て、スターシャープなどは施していません。
フル画面で見る分にはとてもシャープな画像ですね。
F4ニュートン+MPCCVに比べると全体的に星像が引き締まっています。

等光度曲線はこんな感じです。
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ん?丸くはないんですかね?なんか四角い感じです。
この鏡筒は観測所の共有物なので、私が光軸調整をやったことは無い個体です。

中心星像を200%拡大(非常にシャープです)。
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フルサイズエリア左上を200%拡大
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APSCエリア左上を200%拡大
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うーん、なんだかAPSCエリアの方がピンが甘いですね。

フルサイズエリア右下を200%拡大
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美しくないですね(^^♪

APSCエリア右下を200%拡大
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まあ良いのではないでしょうか?

尚、左下と右上はフルサイズエリア、APSCエリア共に
”まあ良いのではないでしょうか?”レベルの星像でした。

以上から思うにイプの像面は均一なフラットではなく、
場所によっては甘い箇所が発生しているのではないでしょうか?
これらの画像を見ると片ボケとは異なる星像です。
特に左上エリアに関しては、APSC相当の場所よりもフルサイズ相当の場所
の方が星像が締まって見えます。

もし、カメラがAPSCだけであれば片ボケか? と思って光軸調整に
ハマルでしょうね。APSCエリアの外側も一緒に見ないと本当の事は
分からないのかもしれません。
φ44mm全域に渡って針で突いたような星像・・・
を期待すると神経がスリ減りそうです。
真の光軸が決まると右下の星像悪化は無くなりそうですが、左上は
どうでしょうか? これは補正レンズかミラーに問題があるのでは
ないでしょうか。イプ使いのツワモノ方はフルサイズを使っていることが
多いですが、本当に全画面で針点になっているのでしょうか?
反射系F2.8の光学系で完全フラット・全面針点星像が如何に大変な
ことか垣間見た気がします。FSQの方が気楽で良さそうですねえ〜。

しかしアレですよ。
この明るさと中心星像を利用すれば小型高解像度CMOSカメラで
ディープスカイも狙えそうですね。そうか、
ならば無理にイメージサークルを大きくしないで中心番長なニュートン
でも同じってことか・・・そっち行って見ようかなあ?
高性能アポには無い集光力で勝負って所が、唯一残された道か?

って、今までだってそうじゃん(V)o¥o(V)
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台風一過の三峰ヘリポート駐車場で撮ったもの  天体写真(PENTAX K-1&K-1U)

二連荘で撮って来たデータを順次アップして行きます。
量はありませんがイロイロ分かったことも含めて書こうと思います。

まず、K−1のJPEG白点問題は設定感度に関係なく、露光時間で発生
するかしないか決まるようです。今までのデータから、

180秒では発生するが、90秒では発生していなかった。
よって、今回は120秒で撮影してみました。
         |
         +−>結果、発生しませんでした。

どうやら120秒〜180秒の間で発生しているようです。
とは言え、簡単に消せるし細かいので実際には殆ど目立ちません。
私的にはどうでも良い問題に思えて来ました。

と言うことで、
まずはZWO-CN15F4 + MPCCV + 正しく配置されたワイドマウントPK改
による星像がどうなったか見てみます。

γCyg付近 , K-1 , ISO12800 , 11X120s , 22min Total , DarkX5 , FlatX5 , LPS-P2
RAWから正しく処理した画像。
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ダークもフラットもJPEGで処理したお気楽画像。
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この2枚の間には工数的にエライ差があります。
RAWの場合は、ここに至るまでには結構大変な作業が発生しますが、
JPEG画像ではあまりテクニックを必要としません。
どうでしょうか?
あまり変わらないような・・・
少なくともスマホ画面で後のち楽しむ分にはJPEGで良いかも?

星像はかなり改善されました。
K−1はフルフレーム機ですが、その四隅まで何とか鑑賞に耐える星像
になりました。ワイドマウントPK改は内径φ44mmですから、
MPCCVの最大径です。周辺減光も許容範囲で十分にフラット補正が
効きました。

また、
中心部を等倍拡大した画像がコレです。
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真のピント位置の僅か前後で△星になりたがる傾向が残っていますが、
内外像はキレイな同心円、かつ、歪のない円形でした。
じゃあ、なんで△星になりたがるの???って話はそのうち調べます。

IC1396 , ISO12800 , 21X120s , 42min Total , DarkX5 , FlatX4 , LPS-P2
ダークもフラットもJPEG処理
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ちなみに、
台風一過当日に撮ったLPS-P2無しの画像もあります。
空の透明度はコチラの方が良かったにもかかわらず、バックグラウンド
との輝度差が上がらず、発色も思ったようになりませんでした。
空が良いからと言ってLPS-P2を使わないと、この手の淡い星雲を
炙り出すことは難しいようです。
尚LPS-D1ではなくLPS-P2を使っている理由は、LPS-D1がS2波長付近から
長波長側をカットしてしまっているからです。
ペリカン星雲などはS2を多く含むため、LPS-P2の方が適していると
思うからです。K−1は無改造機のため、赤カブリを防ぐよりも
S2領域が出ない方が良くないと思い、このようにしています。
K−1で撮ると、ペリカン星雲のおどろおどろしいS2領域を上手く表現
出来るのは↓で実証済みです。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/615.html

IC1396 , ISO12800 , 11X90s , 16.5min Total , DarkX4 , FlatX4
ダークもフラットもJPEG処理
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ところで、この画像の左下辺りに流星のようなオレンジ色の直線が
写っています。これは30日も31も写っていました。
30日の画像は修正して消してしまいましたが、確認すると他の天体画像
やダーク、フラット画像には出ていません。
  |
  +−>アレ? もしかして左上のガーネットスターの光状か!
       たぶんそうでしょう。妙な出方をするもんだ。

それにしてもなあ〜、
大きな散光星雲をF4のニュートン反射でまともに撮影するのは結構大変。
この程度の画であればFS-60CBやWO-Star71ED、プロミナーなどの方が
適しているでしょうね(^^♪
FSQやイプが良いのは当然でつまらんし・・・
じゃ、何撮るねん!

NGC7635バブル星雲とM52付近
ISO800 , 4X600s , 40min Total , DarkX1 , FlatX1 , NoFilter
ダークもフラットもJPEG処理
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主要部分切り出し
NGC7635(バブル), M52(N7654) , NGC7538(散光), N7510(散開)
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NGC7635バブル星雲のピクセル等倍画像
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おっと、△星になっとる(怒)
等倍で星像がコンスタントに良ければ冷却CCDで強拡大も狙えるのですが、
これではダメですね。以前撮ったNGC7293はキレイだったのになあ〜。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/558.html
このレベルでコンスタントに撮れれば、短焦点反射の意味があるのですけどね。

8/31はLPS-P2を付けて撮ってみました。
ISO800 , 3X600s , 30min Total , DarkX1 , FlatX1 , LPS-P2
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やはりLPS-P2があった方が良さそうです。
下の方にクワガタ星雲が見えています。
それにしてもISO800は滑らかで良いですね。1枚画でも使えるレベルですよ。

M45
ISO12800 , 10X90s , 15min Total , DarkX4 , FlatX4 , NoFilter
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流石に15分ではザラザラです。

NGC7023_vdB141 , ISO12800 , 21X120s , 42min Total , DarkX4 , FlatX4 , LPS-P2
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全くお話しになりませんでしたm(__)m
ISO3200程度に下げ、最低限10倍〜20倍の露光が必要なのではないかと
思います。こんなもん撮ってられません。

ちなみに、前日に撮ったノーフィルター画像がコレ。
構図がアレですが、まだましでした。
NGC7023 , ISO3200 , 13X300s , 65min Total , DarkX4 , FlatX4
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以上でおしまいです。

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撮影日時:2016/08/30-09/01
撮影場所:三峰ヘリポート駐車場(標高850m)
天候:台風一過当日(もの凄い夜露)、快晴、無風
   と、その翌日、ほぼ快晴、弱風、結露なし
気温:16℃->12℃
星空指数:90->80
シーイング:3/5 -> 4/5

撮像鏡筒:ZWO-CN15F4 (15cmF4 , fl=600mm)
カメラ:PENTAX K-1
フィルター:無し、またはLPS-P2
コマコレクター:MPCCV + 適正リング + ワイドマウントPK改

赤道儀:90s
ガイド:5cmF4 + QHY5L-UM + PHD Ver,2.61

撮像時間:画像に併記
ダーク画像:画像に併記
フラット画像:画像に併記
フラット用ダーク画像:画像に併記

撮像ソフト:***
画像処理:SI7 , Photoshop_cc

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タグ: 天体写真 PENTAX K-1




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