この晴天、逃してなるものか! 天体写真(冷却CCD)
県民の森で撃沈され、入笠山で沈没して2:30に帰宅した訳ですが、
26日(日)は悔しい程の晴天でした。
朝は7時にちゃんと起き、アレしてコレしてナニしてソレして、
家族と晩御飯を食べ、アドレナリン全開のまま22時過ぎに地元の
有間ダム(名栗湖)へ突撃してきました。
・DEC.タンジェント・スクリュー微動機構でガイドが出来るのか?
・だめんず極望の真値からのズレはどのくらいなのか?
だめんず後のドリフト法は何分で実用域に達するのか?
・接眼部と鏡筒の剛性アップにより、ガイド鏡ガイドで問題ないか?
・常識的な時間でセッティング→撤収ができるのか?
・フィルタホイールも含め、ASCOMドライバーでLRGB完全自動撮像が
ちゃんと機能するのか?
Win7_64bit環境では出来たが、撮像・制御用WinXP_32bitで構築した
環境でフリーズしないで完結できるのか?
以上が要確認課題でした。
水辺なのでやや水蒸気多し。(結局地元かい!)
南西から北は結構暗いです。

もちろん天頂よりも東は超明るいですし、南もNG。
ひっきりなしに走り屋や若僧達がやって来るので、精神衛生上も良い環境
ではありません。こちらに向かってライト点けっ放し上等です。
ダメとは言えないよねえ〜、当然。

結論から言いますと、
上記の懸案事項を全てクリア出来ました!良い感じです(^。^)y-.。o○
PHDが星をロストしているのはご愛敬。このバージョンはイカンかも?

ガイド歩留まりも100%で、17カット中失敗なし。
1220mm+2/3inch CCDと言うことを考えれば満足の結果です。
35o換算では4880mmで撮っていることになります。
61cmF8リッチー+35o版の画角ですね。
M106 , L=8X300s , RGB=各3X300s , 85min Total

L画像

M106は外輪が淡いのであぶり出し。次回はもっと長時間やってみたいです。

シーイングが良かったので微細構造が出てくれました。
やはり30cmクラスは強力ですね。
夏の1500m以上で撮ってみたいです。
------------------------------------------
撮影日時:2015/04/26-27
撮影場所:有間ダム堰堤
天候:快晴、微風、やや結露有り
気温:ずーっと10℃
星空指数:上弦の月→月没後70点、やや水蒸気あり。
シーイング:4/5 かなり良い
カメラ:Orion StarShootMonoV(Sony ICX285AL 2/3inch)
フィルター:Orion 1.25"LRGB Filters
赤道儀:GN-26S改
ガイド:RFT80+QHY5L-UM+PHD
撮像時間:画像に併記
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***
撮像ソフト:MaxImDL_Pro Ver6.08
画像処理:SI7 , Pfotoshop cs5
------------------------------------------
実用域に入ったと言うことで、本テーマは一旦終了します。
1
26日(日)は悔しい程の晴天でした。
朝は7時にちゃんと起き、アレしてコレしてナニしてソレして、
家族と晩御飯を食べ、アドレナリン全開のまま22時過ぎに地元の
有間ダム(名栗湖)へ突撃してきました。
・DEC.タンジェント・スクリュー微動機構でガイドが出来るのか?
・だめんず極望の真値からのズレはどのくらいなのか?
だめんず後のドリフト法は何分で実用域に達するのか?
・接眼部と鏡筒の剛性アップにより、ガイド鏡ガイドで問題ないか?
・常識的な時間でセッティング→撤収ができるのか?
・フィルタホイールも含め、ASCOMドライバーでLRGB完全自動撮像が
ちゃんと機能するのか?
Win7_64bit環境では出来たが、撮像・制御用WinXP_32bitで構築した
環境でフリーズしないで完結できるのか?
以上が要確認課題でした。
水辺なのでやや水蒸気多し。(結局地元かい!)
南西から北は結構暗いです。

もちろん天頂よりも東は超明るいですし、南もNG。
ひっきりなしに走り屋や若僧達がやって来るので、精神衛生上も良い環境
ではありません。こちらに向かってライト点けっ放し上等です。
ダメとは言えないよねえ〜、当然。

結論から言いますと、
上記の懸案事項を全てクリア出来ました!良い感じです(^。^)y-.。o○
PHDが星をロストしているのはご愛敬。このバージョンはイカンかも?

ガイド歩留まりも100%で、17カット中失敗なし。
1220mm+2/3inch CCDと言うことを考えれば満足の結果です。
35o換算では4880mmで撮っていることになります。
61cmF8リッチー+35o版の画角ですね。
M106 , L=8X300s , RGB=各3X300s , 85min Total

L画像

M106は外輪が淡いのであぶり出し。次回はもっと長時間やってみたいです。

シーイングが良かったので微細構造が出てくれました。
やはり30cmクラスは強力ですね。
夏の1500m以上で撮ってみたいです。
------------------------------------------
撮影日時:2015/04/26-27
撮影場所:有間ダム堰堤
天候:快晴、微風、やや結露有り
気温:ずーっと10℃
星空指数:上弦の月→月没後70点、やや水蒸気あり。
シーイング:4/5 かなり良い
カメラ:Orion StarShootMonoV(Sony ICX285AL 2/3inch)
フィルター:Orion 1.25"LRGB Filters
赤道儀:GN-26S改
ガイド:RFT80+QHY5L-UM+PHD
撮像時間:画像に併記
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***
撮像ソフト:MaxImDL_Pro Ver6.08
画像処理:SI7 , Pfotoshop cs5
------------------------------------------
実用域に入ったと言うことで、本テーマは一旦終了します。

GO WEST・・・沈没 撮影機材
今週末はとことん運に見放されたようです。
4月25日(土)は西方面が晴れると思い、思い切って入笠山まで
行くことにしました。標高も1800mまで上がれるので、さすがに
晴れるだろうと・・・
・標高が高すぎて雲の中でした ガーン!ヽ(^o^)丿
・30cmF4鏡筒を載せるアリ溝アタッチメントを忘れました。ガーン!(^^)v
・お昼の高速情報で中央道の渋滞が無いことを確認し、14時に出発
したら青梅インター入り口掲示板に相模湖で事故・通行止め ガーン(ー_ー)!!
|
+−>秩父は芝桜渋滞が確実なので避け、やむなくR411で柳沢峠越え
で勝沼に降臨。何を思ったかそのまま下道で5時間かけて
入笠山に到着。
・晴れないので22:30下山。
またまた下道R20で勝沼までノコノコ移動中、甲府で事故渋滞。ガーン!(*_*)
|
+−>やっとの思いで高速に乗ったらまたまた事故!ガーン!(-。-)y-゜゜゜
ってなこって真夜中の2時30分に帰宅。妻迷惑!ガーン(V)o¥o(V)
と言うことは、昨日の県民で晴れたとしても鏡筒が載せられなかったと
言うことですね・・・晴れなくて良かったなあ〜。
標高1800mまでフルセットを運んで途方に暮れるの図。

いや〜〜、楽しい12時間ドライブでしたよ久し振りに。
世の中GWに突入したらしいです。
もらい事故には気を付けましょう。
0
4月25日(土)は西方面が晴れると思い、思い切って入笠山まで
行くことにしました。標高も1800mまで上がれるので、さすがに
晴れるだろうと・・・
・標高が高すぎて雲の中でした ガーン!ヽ(^o^)丿
・30cmF4鏡筒を載せるアリ溝アタッチメントを忘れました。ガーン!(^^)v
・お昼の高速情報で中央道の渋滞が無いことを確認し、14時に出発
したら青梅インター入り口掲示板に相模湖で事故・通行止め ガーン(ー_ー)!!
|
+−>秩父は芝桜渋滞が確実なので避け、やむなくR411で柳沢峠越え
で勝沼に降臨。何を思ったかそのまま下道で5時間かけて
入笠山に到着。
・晴れないので22:30下山。
またまた下道R20で勝沼までノコノコ移動中、甲府で事故渋滞。ガーン!(*_*)
|
+−>やっとの思いで高速に乗ったらまたまた事故!ガーン!(-。-)y-゜゜゜
ってなこって真夜中の2時30分に帰宅。妻迷惑!ガーン(V)o¥o(V)
と言うことは、昨日の県民で晴れたとしても鏡筒が載せられなかったと
言うことですね・・・晴れなくて良かったなあ〜。
標高1800mまでフルセットを運んで途方に暮れるの図。

いや〜〜、楽しい12時間ドライブでしたよ久し振りに。
世の中GWに突入したらしいです。
もらい事故には気を付けましょう。

これから県民の森へ行って来ます。 撮影機材
現在どん曇りなんですけど、お山の予報は晴れなので行ってみます。
26Sの赤緯微動が出来たので、追尾テストができれば良しとします。
0
26Sの赤緯微動が出来たので、追尾テストができれば良しとします。

☆屋的 Real Resolution 妄想 撮影機材
K-3Uが発表されましたねえ。
目玉はなんと言ってもコレ、Real Resolution機能な訳です。
RICOHイメージングHPより

私にはコレ、SR機能というRGGBフィルタホイールに見えてしまいます。
バルブでは使用不可とのことですが、通常撮影でも30秒までのレリーズ
は出来ますよねえ(^^♪
つまり、
RGGBそれぞれに30秒な訳で、総露光120秒ってことですよねコレハ。
オモシレ〜
ISO12800 , RGGB各30sec=120sec X 10 = 1200sec(20min) Total
なーんてことが出来ちゃうのでしょうか!?
30cmF4の場合、ISO1600で5分露光すれば適正となります。
なので、ISO12800ならば37.5秒な訳です。
”自己責任においてバルブ時にも適用可能です”
|
+−>なーんていうマニア〜〜なファームアップを期待します!
ちなみに、2011/4/5にK-5LSにて撮影したコレ↓は、
10cmF6 , 600mm , ISO12800 , 4X49sec , 196sec Totalです。

でもねえ〜、R+G+G+B=120secの間、1ピクセルたりともズレてはならぬ!
ってことは無理があるなあ〜。
きっと偽色だらけの画になっちゃうんだろうなあ〜。
あ、
K-3U、O-GPS1相当がペンタ部に収まってしまいました。
その代り内蔵ストロボが廃止(爆)。
素ノーマルK-3とK-3Uの2台持ちなら問題ない訳でコレが。
秋までは、これで遊べと、言うことで。
|
+−>で、買うのか?→俺
1
目玉はなんと言ってもコレ、Real Resolution機能な訳です。
RICOHイメージングHPより

私にはコレ、SR機能というRGGBフィルタホイールに見えてしまいます。
バルブでは使用不可とのことですが、通常撮影でも30秒までのレリーズ
は出来ますよねえ(^^♪
つまり、
RGGBそれぞれに30秒な訳で、総露光120秒ってことですよねコレハ。
オモシレ〜
ISO12800 , RGGB各30sec=120sec X 10 = 1200sec(20min) Total
なーんてことが出来ちゃうのでしょうか!?
30cmF4の場合、ISO1600で5分露光すれば適正となります。
なので、ISO12800ならば37.5秒な訳です。
”自己責任においてバルブ時にも適用可能です”
|
+−>なーんていうマニア〜〜なファームアップを期待します!
ちなみに、2011/4/5にK-5LSにて撮影したコレ↓は、
10cmF6 , 600mm , ISO12800 , 4X49sec , 196sec Totalです。

でもねえ〜、R+G+G+B=120secの間、1ピクセルたりともズレてはならぬ!
ってことは無理があるなあ〜。
きっと偽色だらけの画になっちゃうんだろうなあ〜。
あ、
K-3U、O-GPS1相当がペンタ部に収まってしまいました。
その代り内蔵ストロボが廃止(爆)。
素ノーマルK-3とK-3Uの2台持ちなら問題ない訳でコレが。
秋までは、これで遊べと、言うことで。
|
+−>で、買うのか?→俺

GN-26S改_電気系統改造完了 撮影機材
先日のシェイクダウン時には、なんと赤緯微動回路が無い状態
でした。そのためにドリフト法にて極軸の追い込みに苦労した訳です。
そこでアレコレ考え、結局E-ZEUSの箱の中に追加回路を押し込む作戦
としました。
こんな感じ

緑色の基板が元々のE-ZEUS基板です。茶色いユニバーサル基板と配線、
パワートランジスタとボリュームの追加、純正ハンドボックス復帰
の改造を行いました。赤緯のオートガイドはE-ZEUSのRJ12ジャック
からパラに拝借して機能させています。赤経はE-ZEUSの機能をそのまま
使っています。
拡大

ふたを閉めるとキレイです。

赤経・赤緯のタンジェントスクリュー式微動機構の配線も全部やり直しました。

赤経側リミット機構

赤緯側リミット機構

DCモータのノイズ対策として47Vのバリスタを入れる予定です。
今は120Ω5Wのセメント抵抗で強制的に回生スパイクを消しています。
|
+−>47Vのバリスタを入れたところ、予想通りノイズによる
E-ZEUSのリセット問題は解消されました。
このバリスタは千石電商で売っているKOA社製のもので、
1個53円です。電子回路の誤作動防止に効果的です。
PHDからのマニュアル駆動テストもクリアし、後は実践投入を待つばかり
となりました。晴れにゃいかなあ〜(=^・^=)
2
でした。そのためにドリフト法にて極軸の追い込みに苦労した訳です。
そこでアレコレ考え、結局E-ZEUSの箱の中に追加回路を押し込む作戦
としました。
こんな感じ

緑色の基板が元々のE-ZEUS基板です。茶色いユニバーサル基板と配線、
パワートランジスタとボリュームの追加、純正ハンドボックス復帰
の改造を行いました。赤緯のオートガイドはE-ZEUSのRJ12ジャック
からパラに拝借して機能させています。赤経はE-ZEUSの機能をそのまま
使っています。
拡大

ふたを閉めるとキレイです。

赤経・赤緯のタンジェントスクリュー式微動機構の配線も全部やり直しました。

赤経側リミット機構

赤緯側リミット機構

DCモータのノイズ対策として47Vのバリスタを入れる予定です。
今は120Ω5Wのセメント抵抗で強制的に回生スパイクを消しています。
|
+−>47Vのバリスタを入れたところ、予想通りノイズによる
E-ZEUSのリセット問題は解消されました。
このバリスタは千石電商で売っているKOA社製のもので、
1個53円です。電子回路の誤作動防止に効果的です。
PHDからのマニュアル駆動テストもクリアし、後は実践投入を待つばかり
となりました。晴れにゃいかなあ〜(=^・^=)

GN-26S改シェイクダウン at 埼玉県民の森P 撮影機材
昨晩はGN-26S改+GINJI-300FNという重機材を持って埼玉県民の森駐車場に
出没いたしました。予報通り一晩中快晴に恵まれました。
30cmF4を載せて尚、多少の風ではビクともしませんでした。
総重量180Kgはだてではありません。

極軸を追い込んだので天頂付近はノータッチトラッキングでOK。
まだウォーム軸に付いているスパーギアの芯取りをやっていない為、
もう一段高精度化できます。

PCD=258mm , 歯数430枚の赤経ウォームホイルは別次元の安定性でした。
今回はまだ赤緯微動が機能していません。
そのため、ドリフト法にてじっくりと時間をかけて極軸を追い込み、
天頂±45度の範囲であれば赤緯軸の修正が不要になるようにしました。
赤経側はE-ZEUSのオートガイドを利用して修正が出来るることも
確認でき、実写テストでは赤経だけPHDを掛けました。
しかし、
実際の運用では赤経・赤緯共にオートガイドが必須です。
昔の様に1カット完結ではなく、多数枚コンポジットを行う現在の
天体写真では、天頂付近だけで完了することが希だからです。
今回も高度が下がるにつれ、どんどん赤緯方向にズレて行きました。
赤経のオートガイドを切ると、赤経方向も大気差の影響でグングン
ずれて行きました。高度30度以下ではノータッチなんて無理です。
大気差補正追尾、機差補正追尾を行っているシステムでも、
基本、低空はガイドを行います。計算通りにならない不確定な揺らぎ
が発生したりするからです。
LX7にて

<目盛環導入について>
このGN-26Sには恒星時目盛環が付いています。
これは、常に恒星時”だけ”で回転しているウォームホイルに赤経側
目盛環が付いているものです。一旦何かの星で赤経値をセットすれば、
常に目盛環が恒星時で駆動されると言う構造です。
なので、
導入の際は目標天体の赤経値をそのまま赤経目盛環に合わせれば良い
訳です。赤緯は固定ですから他の赤道儀と同じですが、現在、
使える恒星時目盛環を装備した赤道儀は無くなってしまいました。
GN-170も同じく恒星時目盛環を備えていますし、歯数も430枚で
まるで時計の様です。GN-170を一回り大きくしたのがGN-22型、その上
がこのGN-26型となります。その上がGN-30型、GN-40型と続き、
GN-50以上は目盛環が廃止されてコンピューター制御になりました。
今回の撮影は当然目盛環導入です。
赤経5分、赤緯1度の大径目盛環は黒地に白線で良く見えます。
300FNの直焦点は1220mmですが、K-3の写野であれば全く問題なく一発
で導入できました。自動導入の必要性を感じない赤道儀ですね。
朝になりました。

ニューアトラクス改+ひのきスーパーピラーよりも65Kg重いです。
足を蹴飛ばして極軸が狂う・・・な〜んてことは皆無です。
ダメんず極望で大まかに合わせ、ドリフト法で煮詰めた訳ですが、
大きな赤道儀は修正が楽で安定しています。なんと言うか、
グニョンっといった動きが無い。全てソリッドなんです。

いつもは夜明け前に撤収するのですが、
寝ぼけた暗闇でこの重量物をバラすのは危険過ぎます。
革手と安全靴で明るくなってからバラしました。
しかし・・・
徹夜明けに、まるでリフティングをやっているような重量。
背筋とももの筋肉、それから握力が不足しているのは明らかです。
星を撮影するために筋トレが必要になるとは思いませんでした。
次のテーマは・・・自分の改造のようです。
-------- 以下は今回撮影したテスト画像です。---------
NGC4567&4568 衝突銀河 , ISO1600 , 5X300s , 25min Total

NGC4565 , ISO1600 , 4X300s , 20min Total

M64 , ISO1600 , 4X300s , 20min Total

M86付近(おとめ座銀河団), ISO1600 , 2X300s , 10min Total

先日の三峰でも感じましたが、K-3はノイズが多く赤いアンプノイズ
またはSR機構の発熱ノイズ?が画像の四辺にかなり出ます。
氷点下でも出るし、今回は1.5℃だったのでかなりウルサイです。
この調子では夏場はアウトかもしれません。
ダークを撮るのは当然ですが、熱ノイズが少ないに越したことはありません。
K-3Uが出るようですので、この辺りが改良されていると良いですね。
------------------------------------------
撮影日時:2015/04/17-18
撮影場所:県民の森駐車場
天候:快晴、中風、低湿度
気温:3℃(22:06) → 1.5℃(2:18)
星空指数:60点
シーイング:3/5
カメラ:K-3
フィルター:LPS-P2
赤道儀:GN-26S改
ガイド:RFT80+QHY5L-UM+PHD(赤経のみ)
撮像時間:画像に併記
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***
撮像ソフト:***
画像処理:SI7 , Photoshop cs5
------------------------------------------
2
出没いたしました。予報通り一晩中快晴に恵まれました。
30cmF4を載せて尚、多少の風ではビクともしませんでした。
総重量180Kgはだてではありません。

極軸を追い込んだので天頂付近はノータッチトラッキングでOK。
まだウォーム軸に付いているスパーギアの芯取りをやっていない為、
もう一段高精度化できます。

PCD=258mm , 歯数430枚の赤経ウォームホイルは別次元の安定性でした。
今回はまだ赤緯微動が機能していません。
そのため、ドリフト法にてじっくりと時間をかけて極軸を追い込み、
天頂±45度の範囲であれば赤緯軸の修正が不要になるようにしました。
赤経側はE-ZEUSのオートガイドを利用して修正が出来るることも
確認でき、実写テストでは赤経だけPHDを掛けました。
しかし、
実際の運用では赤経・赤緯共にオートガイドが必須です。
昔の様に1カット完結ではなく、多数枚コンポジットを行う現在の
天体写真では、天頂付近だけで完了することが希だからです。
今回も高度が下がるにつれ、どんどん赤緯方向にズレて行きました。
赤経のオートガイドを切ると、赤経方向も大気差の影響でグングン
ずれて行きました。高度30度以下ではノータッチなんて無理です。
大気差補正追尾、機差補正追尾を行っているシステムでも、
基本、低空はガイドを行います。計算通りにならない不確定な揺らぎ
が発生したりするからです。
LX7にて

<目盛環導入について>
このGN-26Sには恒星時目盛環が付いています。
これは、常に恒星時”だけ”で回転しているウォームホイルに赤経側
目盛環が付いているものです。一旦何かの星で赤経値をセットすれば、
常に目盛環が恒星時で駆動されると言う構造です。
なので、
導入の際は目標天体の赤経値をそのまま赤経目盛環に合わせれば良い
訳です。赤緯は固定ですから他の赤道儀と同じですが、現在、
使える恒星時目盛環を装備した赤道儀は無くなってしまいました。
GN-170も同じく恒星時目盛環を備えていますし、歯数も430枚で
まるで時計の様です。GN-170を一回り大きくしたのがGN-22型、その上
がこのGN-26型となります。その上がGN-30型、GN-40型と続き、
GN-50以上は目盛環が廃止されてコンピューター制御になりました。
今回の撮影は当然目盛環導入です。
赤経5分、赤緯1度の大径目盛環は黒地に白線で良く見えます。
300FNの直焦点は1220mmですが、K-3の写野であれば全く問題なく一発
で導入できました。自動導入の必要性を感じない赤道儀ですね。
朝になりました。

ニューアトラクス改+ひのきスーパーピラーよりも65Kg重いです。
足を蹴飛ばして極軸が狂う・・・な〜んてことは皆無です。
ダメんず極望で大まかに合わせ、ドリフト法で煮詰めた訳ですが、
大きな赤道儀は修正が楽で安定しています。なんと言うか、
グニョンっといった動きが無い。全てソリッドなんです。

いつもは夜明け前に撤収するのですが、
寝ぼけた暗闇でこの重量物をバラすのは危険過ぎます。
革手と安全靴で明るくなってからバラしました。
しかし・・・
徹夜明けに、まるでリフティングをやっているような重量。
背筋とももの筋肉、それから握力が不足しているのは明らかです。
星を撮影するために筋トレが必要になるとは思いませんでした。
次のテーマは・・・自分の改造のようです。
-------- 以下は今回撮影したテスト画像です。---------
NGC4567&4568 衝突銀河 , ISO1600 , 5X300s , 25min Total

NGC4565 , ISO1600 , 4X300s , 20min Total

M64 , ISO1600 , 4X300s , 20min Total

M86付近(おとめ座銀河団), ISO1600 , 2X300s , 10min Total

先日の三峰でも感じましたが、K-3はノイズが多く赤いアンプノイズ
またはSR機構の発熱ノイズ?が画像の四辺にかなり出ます。
氷点下でも出るし、今回は1.5℃だったのでかなりウルサイです。
この調子では夏場はアウトかもしれません。
ダークを撮るのは当然ですが、熱ノイズが少ないに越したことはありません。
K-3Uが出るようですので、この辺りが改良されていると良いですね。
------------------------------------------
撮影日時:2015/04/17-18
撮影場所:県民の森駐車場
天候:快晴、中風、低湿度
気温:3℃(22:06) → 1.5℃(2:18)
星空指数:60点
シーイング:3/5
カメラ:K-3
フィルター:LPS-P2
赤道儀:GN-26S改
ガイド:RFT80+QHY5L-UM+PHD(赤経のみ)
撮像時間:画像に併記
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***
撮像ソフト:***
画像処理:SI7 , Photoshop cs5
------------------------------------------

今夜はテストで県民へ 撮影機材
今夜は晴れそうなので県民の森へ出撃致します。
GN-26S + GINJI-300FNという重機材を遠征で実用化できるのか?
その辺りの検証がメインです。
まだ赤緯微動が動かないため、ノータッチトラッキングと赤経のみ
ガイドのテストをやります。カメラはK-3を予定。
極軸望遠鏡がダメ品だったことが判明。
センター出ないしパターンも??だった・・・こりゃ目安にしかならん。
久し振りにドリフト法で詰めるしか無さそう。
0
GN-26S + GINJI-300FNという重機材を遠征で実用化できるのか?
その辺りの検証がメインです。
まだ赤緯微動が動かないため、ノータッチトラッキングと赤経のみ
ガイドのテストをやります。カメラはK-3を予定。
極軸望遠鏡がダメ品だったことが判明。
センター出ないしパターンも??だった・・・こりゃ目安にしかならん。
久し振りにドリフト法で詰めるしか無さそう。

タグ: GINJI-300FN
300FN on GN-26S 理想の移動型撮影システム完成 撮影機材
GN-26S赤道儀のオーバーホールが終わりました。
早速300FN鏡筒を載せる加工を行い、ベースプレートには鋼材による
三本脚アジャスターを付けました。懸案だったバランスウェイトは、
NEWアトラクスシステムと殆どのパーツを供用することが出来ました。
総重量は180Kgです。
30cmF7鏡筒が載っていた時は280Kgでしたから100Kgの減量です。
分解・組立ては各30分あれば大丈夫でした。
ちょっと面倒くさいのは赤緯軸を外す時に赤経クランプネジを抜く
必要があること、タンジェントスクリューの基部を外さなければならない
ことです。注意事項は、一番重たい極軸部(約50Kg)をピラーから分離
する際、アンバランスで後ろにのけぞってしまうこと。
そうならないように片手で押えながらM12ボルトを抜かなければなりません。
ネボケていると危険な作業です。(落っことしたらアウトだよな〜)
理想の移動型撮影システム。

やはり30cm鏡筒はこのクラスで丁度良い感じです。

この赤道儀は80Kgを搭載できますから、バランスウェイトと合わせても
300FNなら余裕のよっちゃんですよ。300FN鏡筒システムはCCDも含めて
26Kg程度ですから。
メインアジャスター部はこんな感じです。

ベースプレートにもサブアジャスターを設けてあります。
水平を出したらサブアジャスターを接地させて安定をはかり、
その後に上モノを載せて行きます。
極軸望遠鏡は・・・まあ、こうなっちゃいました(^^♪

エンジニアリング・プラスチックの端材を使いましたが、
10mm厚なので結構丈夫です。極軸望遠鏡自体はその辺に転がっていた
在庫品です。たぶんVixen用。
電気系はE-ZEUSによる追尾と赤経ガイド、DCモータ+タンジェントスクリュー
による赤経・赤緯微動と赤緯側のガイドを行います。
勿体ないけどE-ZEUSは追尾と赤経側のガイド機能だけを使い、ハンドボックスも
利用しません。ハンドボックスはオリジナルに近いDCモータ制御を行います。
この赤道儀には恒星時目盛環という優れた機能がありますので、
導入は目盛環で行う予定です。
いずれは薄型全周駆動の赤緯軸を作り、E-ZEUSの全機能を使えるように
する予定です。その場合もボルトオン赤緯軸とすることで、
オリジナルの形状・機能に戻すことが容易になります。
まあ、300FNの1220mmなら目盛環で十分にイケますよ。
300RCやC-14辺りになると自動導入がないとやる気になれませんね。
0
早速300FN鏡筒を載せる加工を行い、ベースプレートには鋼材による
三本脚アジャスターを付けました。懸案だったバランスウェイトは、
NEWアトラクスシステムと殆どのパーツを供用することが出来ました。
総重量は180Kgです。
30cmF7鏡筒が載っていた時は280Kgでしたから100Kgの減量です。
分解・組立ては各30分あれば大丈夫でした。
ちょっと面倒くさいのは赤緯軸を外す時に赤経クランプネジを抜く
必要があること、タンジェントスクリューの基部を外さなければならない
ことです。注意事項は、一番重たい極軸部(約50Kg)をピラーから分離
する際、アンバランスで後ろにのけぞってしまうこと。
そうならないように片手で押えながらM12ボルトを抜かなければなりません。
ネボケていると危険な作業です。(落っことしたらアウトだよな〜)
理想の移動型撮影システム。

やはり30cm鏡筒はこのクラスで丁度良い感じです。

この赤道儀は80Kgを搭載できますから、バランスウェイトと合わせても
300FNなら余裕のよっちゃんですよ。300FN鏡筒システムはCCDも含めて
26Kg程度ですから。
メインアジャスター部はこんな感じです。

ベースプレートにもサブアジャスターを設けてあります。
水平を出したらサブアジャスターを接地させて安定をはかり、
その後に上モノを載せて行きます。
極軸望遠鏡は・・・まあ、こうなっちゃいました(^^♪

エンジニアリング・プラスチックの端材を使いましたが、
10mm厚なので結構丈夫です。極軸望遠鏡自体はその辺に転がっていた
在庫品です。たぶんVixen用。
電気系はE-ZEUSによる追尾と赤経ガイド、DCモータ+タンジェントスクリュー
による赤経・赤緯微動と赤緯側のガイドを行います。
勿体ないけどE-ZEUSは追尾と赤経側のガイド機能だけを使い、ハンドボックスも
利用しません。ハンドボックスはオリジナルに近いDCモータ制御を行います。
この赤道儀には恒星時目盛環という優れた機能がありますので、
導入は目盛環で行う予定です。
いずれは薄型全周駆動の赤緯軸を作り、E-ZEUSの全機能を使えるように
する予定です。その場合もボルトオン赤緯軸とすることで、
オリジナルの形状・機能に戻すことが容易になります。
まあ、300FNの1220mmなら目盛環で十分にイケますよ。
300RCやC-14辺りになると自動導入がないとやる気になれませんね。

タグ: GINJI-300FN
GN-26Sオーバーホール中_その3 撮影機材
今日は赤緯軸と赤経軸のベアリングを洗いました。
赤緯軸をバラすにはクランプ用ユニバーサルジョイントを抜かねば
なりませんが、平ギアは全部ピン打ちで固定されています。
丁度良いサイズのピン抜きが無かったのでホームセンターで仕入れ。
グラインダーで先を整えて一発抜き! あー良かった。
赤緯軸完全バラシ洗浄後。

ベアリングの与圧リングを回すカニ目を作りました。
赤経用と赤緯用の2本が必要です。

赤経軸はこんな感じで与圧リングを回します。

赤経軸(ウォームホイール用)は精度を出すためにベアリングが圧入
されていて抜けません。

パーツクリーナーで固まっている古いグリースを洗い流します。
新しいグリスを充填完了。

極軸は二重軸となっており、内側にテーパーローラーベアリング、
外側(ウォームホイール用)に大径アンギュラベアリングを使っています。
なので、ベースがこんなに大きいのです。

キズ、サビも無く、ほぼ新品同様に再生されました。
この手の作業は段取り八分です。
今回もピン抜き工具を追加工したり、専用カニ目ツールを作ったり
しています。なので、この作業は8時間もかかりました。
肝心要の主軸部にトラブルがなくて安心しました。
今日はココまで。
0
赤緯軸をバラすにはクランプ用ユニバーサルジョイントを抜かねば
なりませんが、平ギアは全部ピン打ちで固定されています。
丁度良いサイズのピン抜きが無かったのでホームセンターで仕入れ。
グラインダーで先を整えて一発抜き! あー良かった。
赤緯軸完全バラシ洗浄後。

ベアリングの与圧リングを回すカニ目を作りました。
赤経用と赤緯用の2本が必要です。

赤経軸はこんな感じで与圧リングを回します。

赤経軸(ウォームホイール用)は精度を出すためにベアリングが圧入
されていて抜けません。

パーツクリーナーで固まっている古いグリースを洗い流します。
新しいグリスを充填完了。

極軸は二重軸となっており、内側にテーパーローラーベアリング、
外側(ウォームホイール用)に大径アンギュラベアリングを使っています。
なので、ベースがこんなに大きいのです。

キズ、サビも無く、ほぼ新品同様に再生されました。
この手の作業は段取り八分です。
今回もピン抜き工具を追加工したり、専用カニ目ツールを作ったり
しています。なので、この作業は8時間もかかりました。
肝心要の主軸部にトラブルがなくて安心しました。
今日はココまで。

GN-26S赤道儀オーバーホール中_その2 撮影機材
まずは細かい所とピラー周りのOHから。
赤緯軸をバラシ

モータのミッションまでHO


ピラーを分解OH

なんと!20cmぐらい水が溜まっていた形跡があり、赤サビだらけでした。
ひたすらヤスリとペーパーで落としました。

ベース板もひたすらに錆び取り

この週末でメカ系オーバーホールを完了させる予定です。
0
赤緯軸をバラシ

モータのミッションまでHO


ピラーを分解OH

なんと!20cmぐらい水が溜まっていた形跡があり、赤サビだらけでした。
ひたすらヤスリとペーパーで落としました。

ベース板もひたすらに錆び取り

この週末でメカ系オーバーホールを完了させる予定です。

GN-26S赤道儀オーバーホール中_その1 撮影機材
次のお題はコレ。
三鷹光器製GN-26S赤道儀です。アトラクスとの比較。

バラシて持ち帰った一式を組み上げてみました。

アトラクス、ちっちぇー!

ウォームホイルは430歯、mo=0.6でPCD=258mmもあります。
アトラクスは180歯、mo=0.5でPCD=90mmです。
焼き入れ研磨の高精度ウォームネジを使っていますので非常に追尾精度が
良い赤道儀です。赤経目盛環は5分読みの恒星時目盛環です。
恒星時目盛環は赤経クランプを緩めても常に恒星時で駆動されています。
よって、目的の天体の赤経値に合わせれば簡単に導入できます。
この時代(30年以上前)の赤経駆動は”運転時計”とも呼ばれており、
今の様に高速で高負荷のウォームホイルをギュンギュン駆動したりは
していませんでした。あくまでも”恒星時時計”の考えです。
赤経微動装置はタンジェントスクリュー式であり、軸から260mmも離れた所
に付いています。赤経クランプはユニバーサルジョイントで赤緯軸内を通り、
バランスウェイトベースの中で折り返して極軸を固定すると言う、
非常に凝った造りとなっています。そのおかげで赤経・赤緯ともに同じ場所に
クランプハンドルが付いています。また、キチンと軸と同じRが付いた
真ちゅうボスが入っており、当たり面と反対側を逃がして3点止め出来る
構造です。なので、軽い力でビシッと固定出来ます。
古いですし雨に濡れて内部にサビも出ています。
グリスも殆ど切れかかっています。
ベアリングまで全部洗い、グリスアップからやり直す必要があります。
駆動回路はオリジナルではなく、E-ZEUSが付いていました。
これを解析し、赤緯軸を全周微動化すれば自動導入機になりますが、
最高の目盛環が付いていますから、あえて自動導入赤道儀にしなくても
良い気がします。赤経・赤緯とも微動がDCモータのタンジェントスクリュー
ですから、このままではオートガイドが上手く行かないかもしれません。
今の考えでは、ほぼオリジナルのままにレストアし、恒星時目盛環の
恩恵を受けつつも、オートガイドはAOガイダーを作って対応。
一応、DCモータとタンジェントスクリューでもガイドが出来るように
リレーボックスを設ける・・・といった感じです。
駆動回路はPICマイコンで作ろうかと思っています。
目標は梅雨明け前に完成!
で、
何処で使うかが一番の問題なんです。
今のところ、近所の空き地の一部を借りて仮設小屋を作り、
そこで仮運用をするというプランが濃厚ですが、もしかしたら油圧ジャッキ
で可搬仕様となり、県民辺りに湧いて出るかもしれません。
30.5cmF4鏡筒は、本来このクラスの赤道儀に載せる大きさですからね。
流石に30cmF7_60Kgを持ち歩く気はございませんm(__)m
0
三鷹光器製GN-26S赤道儀です。アトラクスとの比較。

バラシて持ち帰った一式を組み上げてみました。

アトラクス、ちっちぇー!

ウォームホイルは430歯、mo=0.6でPCD=258mmもあります。
アトラクスは180歯、mo=0.5でPCD=90mmです。
焼き入れ研磨の高精度ウォームネジを使っていますので非常に追尾精度が
良い赤道儀です。赤経目盛環は5分読みの恒星時目盛環です。
恒星時目盛環は赤経クランプを緩めても常に恒星時で駆動されています。
よって、目的の天体の赤経値に合わせれば簡単に導入できます。
この時代(30年以上前)の赤経駆動は”運転時計”とも呼ばれており、
今の様に高速で高負荷のウォームホイルをギュンギュン駆動したりは
していませんでした。あくまでも”恒星時時計”の考えです。
赤経微動装置はタンジェントスクリュー式であり、軸から260mmも離れた所
に付いています。赤経クランプはユニバーサルジョイントで赤緯軸内を通り、
バランスウェイトベースの中で折り返して極軸を固定すると言う、
非常に凝った造りとなっています。そのおかげで赤経・赤緯ともに同じ場所に
クランプハンドルが付いています。また、キチンと軸と同じRが付いた
真ちゅうボスが入っており、当たり面と反対側を逃がして3点止め出来る
構造です。なので、軽い力でビシッと固定出来ます。
古いですし雨に濡れて内部にサビも出ています。
グリスも殆ど切れかかっています。
ベアリングまで全部洗い、グリスアップからやり直す必要があります。
駆動回路はオリジナルではなく、E-ZEUSが付いていました。
これを解析し、赤緯軸を全周微動化すれば自動導入機になりますが、
最高の目盛環が付いていますから、あえて自動導入赤道儀にしなくても
良い気がします。赤経・赤緯とも微動がDCモータのタンジェントスクリュー
ですから、このままではオートガイドが上手く行かないかもしれません。
今の考えでは、ほぼオリジナルのままにレストアし、恒星時目盛環の
恩恵を受けつつも、オートガイドはAOガイダーを作って対応。
一応、DCモータとタンジェントスクリューでもガイドが出来るように
リレーボックスを設ける・・・といった感じです。
駆動回路はPICマイコンで作ろうかと思っています。
目標は梅雨明け前に完成!
で、
何処で使うかが一番の問題なんです。
今のところ、近所の空き地の一部を借りて仮設小屋を作り、
そこで仮運用をするというプランが濃厚ですが、もしかしたら油圧ジャッキ
で可搬仕様となり、県民辺りに湧いて出るかもしれません。
30.5cmF4鏡筒は、本来このクラスの赤道儀に載せる大きさですからね。
流石に30cmF7_60Kgを持ち歩く気はございませんm(__)m

FlatAideが一番良かった件 天体写真(PENTAX K-3)
デジカメのフラットって難しいのかなあ〜?
3月14〜15日に三峰ヘリPで撮影したM81なんですが、どうもフラットを当てると
ザラザラ画像になってしまいます。この記事↓
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/512.html
撮像画像と同じレベルで室内フラットを4カット撮影し、コンポジットして
フラット画像に使いました。K-3のRAWに適用しても、TIFFに落としてから
適用しても、要はフラットを適用すると思ったよりもザラザラ画像になって
しまうのです。TIFFに適用しても同じなので、K-3のRAWがどうこうではない
ですね。SI7で普通にフラットを当てた画像がこれ。
ISO1600 , 6X10min

一方、PDCU5でTIFF16bit現像してコンポジットし、FlatAideで処理したのがこれ。

30.5cmF4にAPS-CのK-3だから元々周辺減光は少なめですが、
SI7では粉銀河が消えてしまっています。
対してFlatAideでは見事にフラットになった上、周辺のやや赤カブっていた
のも無くなり、更に粉銀河も消えていません。
FlatAide凄いなあ〜。ぴんたんさんに感謝ですよ。
ダークを撮っていないのでアレですが、
ちゃんとダークも撮ってフラットの枚数を10枚くらいにすれば、
SI7でも普通にまともな画像が出て来るのでしょうかね?
冷却CCDでSONYの素子を使っているとダークが殆ど不要なので、
デジイチのK-3でも手抜きしたのがまずかったのは確かです。
ちなみに、
TIFFへの現像はSI7でも同様に出来ますから、特にPDCU5でなければダメって
感じではなかったです。全部の組合せで確認したので間違いないです。
ま、
GINJI-300FN+K-3で系外銀河を撮影するなら、FlatAide1で良いのではないか?
そんな気がします。広がった散光星雲はそもそも入りきらないし。
フラットの枚数増やして苦労するより得策かもしれません。
---------- 4月2日追記 ------------
やっとフラット処理が上手く行きました。
ザラザラの原因はフラットの枚数が足らないのが一番ですが、
フラット画像がザラザラしていてはいけないと言う、もっともらしいことが
原因でした。今回のフラットはK-3のISO1600で天体画像と同じ程度のカブリ
具合になるように撮影しましたが、4カットしか撮りませんでした。
これが原因。
そこで、コンポジット後のフラット画像に5pixelガウスぼかしを掛け、
ザラザラ感を無くしてから適用しました。その結果、ほぼ思ったような
画像が出てきて一件落着。
これがその画像です。

FlatAideの方がフラットになりますが、これは最も確からしい画像です。
粉銀河も消えていません。今後はフラットを10カット程度撮った方が良いと
思いましたし、何も撮影時と同じISO1600ではなく、ISO100で良いのではないか
とも思います。また、生成されたフラット画像は出来る限りニュートラルグレー
に調整します。
1
3月14〜15日に三峰ヘリPで撮影したM81なんですが、どうもフラットを当てると
ザラザラ画像になってしまいます。この記事↓
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/512.html
撮像画像と同じレベルで室内フラットを4カット撮影し、コンポジットして
フラット画像に使いました。K-3のRAWに適用しても、TIFFに落としてから
適用しても、要はフラットを適用すると思ったよりもザラザラ画像になって
しまうのです。TIFFに適用しても同じなので、K-3のRAWがどうこうではない
ですね。SI7で普通にフラットを当てた画像がこれ。
ISO1600 , 6X10min

一方、PDCU5でTIFF16bit現像してコンポジットし、FlatAideで処理したのがこれ。

30.5cmF4にAPS-CのK-3だから元々周辺減光は少なめですが、
SI7では粉銀河が消えてしまっています。
対してFlatAideでは見事にフラットになった上、周辺のやや赤カブっていた
のも無くなり、更に粉銀河も消えていません。
FlatAide凄いなあ〜。ぴんたんさんに感謝ですよ。
ダークを撮っていないのでアレですが、
ちゃんとダークも撮ってフラットの枚数を10枚くらいにすれば、
SI7でも普通にまともな画像が出て来るのでしょうかね?
冷却CCDでSONYの素子を使っているとダークが殆ど不要なので、
デジイチのK-3でも手抜きしたのがまずかったのは確かです。
ちなみに、
TIFFへの現像はSI7でも同様に出来ますから、特にPDCU5でなければダメって
感じではなかったです。全部の組合せで確認したので間違いないです。
ま、
GINJI-300FN+K-3で系外銀河を撮影するなら、FlatAide1で良いのではないか?
そんな気がします。広がった散光星雲はそもそも入りきらないし。
フラットの枚数増やして苦労するより得策かもしれません。
---------- 4月2日追記 ------------
やっとフラット処理が上手く行きました。
ザラザラの原因はフラットの枚数が足らないのが一番ですが、
フラット画像がザラザラしていてはいけないと言う、もっともらしいことが
原因でした。今回のフラットはK-3のISO1600で天体画像と同じ程度のカブリ
具合になるように撮影しましたが、4カットしか撮りませんでした。
これが原因。
そこで、コンポジット後のフラット画像に5pixelガウスぼかしを掛け、
ザラザラ感を無くしてから適用しました。その結果、ほぼ思ったような
画像が出てきて一件落着。
これがその画像です。

FlatAideの方がフラットになりますが、これは最も確からしい画像です。
粉銀河も消えていません。今後はフラットを10カット程度撮った方が良いと
思いましたし、何も撮影時と同じISO1600ではなく、ISO100で良いのではないか
とも思います。また、生成されたフラット画像は出来る限りニュートラルグレー
に調整します。

Geko (V)o¥o(V)
部屋を掃除していたら壁にヤモリのおもちゃが張り付いていた。
あー、エイプリールフールで子どもがやったんだなあ。アハハ
取ろうとしたら、逃げた!!
リアル日本ヤモリだった。
可愛いぞ(^^♪

君はどこから来たんだい?


0
あー、エイプリールフールで子どもがやったんだなあ。アハハ
取ろうとしたら、逃げた!!
リアル日本ヤモリだった。
可愛いぞ(^^♪

君はどこから来たんだい?


