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GINJI-300FNを持って三峰ヘリポートへ  天体写真

昨晩は三峰ヘリポートを一人占めして来ました(^^♪
まだフラットを撮っていないのでまともな画像処理は出来ませんが、
まずはK-3の天体撮影適性を調べるのが目的なので良しとします。
今回の撮影記事は時間を掛けて加筆・修正・再投稿する予定です。

では、

筒慣らしのM42_HDR , ISO1600 , 4X60s+4X180S , 16min Total
(画像差し替え)
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ド定番なので普通じゃ面白くないから超強調処理をしました。
実はコレ、PDCU5でRAW現像してTIFF_16bitに落としてからSI7に持って
行っています。でも、殆どの処理はPhotoshopでやっています。
SI7よりもPhotoshopの方がトーンカーブ処理の結果が良いのですよ。
K-3のRAW現像もSI7だと???な結果だったので、やむなくPDCU5を
使いました。後日再確認します。
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       +−>確認の結果、やはりSI7よりもPDCU5で現像した
          方が良い結果になることが分かりました。
          特に淡く広がった星雲状のものはその傾向があり、
          系外銀河などは殆ど変りませんでした。
          また、
          フラット画像を撮って適用しましたが、
          どの画像でもやけにザラザラな仕上がりとなって
          撃沈してしまいました。
          なので、
          今回のK-3画像は一切フラットもダークも適用して
          いません。ダークは撮らなかったのですが、
          これは撮っておくべきだったと反省。
          気温−7℃だから大丈夫かと思ったのですが、画面周囲が
          やや赤みを帯びているような気がします。


2015/03/18 SI7でキチンとHDR処理をやった画像追加しました。
M42_HDR , ISO1600 , 4X15s+4X60s+4X180S , 17min Total
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SSMonoV(2/3inch)画角の切出し
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続いては傾きかけたNGC2264コーン星雲の中心部です。
ISO3200の5分露光で何処まで出せるか確認するために撮りました。

NGC2264 , ISO3200 , 9X300s , 45min Total
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これは結構良いのではないでしょうか?
たった45分でHU領域をこれだけ出せれば実用になります。
勝負撮りでは3時間とか平気でやりますからね、冷却CCDの場合は。
K-3でも同じ時間をかければ凄い画像が出て来ると思います。

SSMonoV(2/3inch)画角の切出し
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昨晩はシーングが良かったのでK-3の解像度テストには最適でした。
いつものM81で確認です。

M81 , ISO1600 , 8X600s , 80min Total , SI7でRAW現像から処理まで
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フラットもダークも撮っていません。
気温がマイナス7℃まで下がったのでノイズはほぼ無し。
フラットは後日撮ることにしています。
    |
    +−>何故かフラットを適用するとザラザラな画像になってしまいます。
       冷却CCDのfts画像では上手く当てられるのに、K-3のPEF画像では
       どの画像でもザラザラになってしまう。なんかオカシイぞ!


では、

SSMonoV vs K-3 の等倍比較です。
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PDCU5でRAW現像してSI7でコンポジット後にcs5で画像処理をしたのがコレ。
画像を精査し、6枚だけを使っています。

PDCU5 RAW -> SI7 -> cs5 , only 60min Total
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うーん、イイ線行っていますが冷却CCDには及びませんねえ〜。
とにかくダイナミックレンジが狭すぎる!
少し強い処理をするとすぐに飽和してしまいます。
もう、これは元画像のキャパシティーとしか言いようがありません。

次のM82とトリオ銀河はSI7だけで処理してあります。
こう言うのは上手くいのですよね〜何故か・・・

夜半を過ぎたころからシーングが更に安定し、鏡も鏡筒も馴染んだのか
オフアキガイドの歩留まりが100%となりました。
M82とトリオ銀河では1カットも失敗していません。
M82は全面でピントが合っていますが、トリオ銀河はピンが甘かったようです。
構図を90度回転させたのでスケアリングが狂ったと思われます。
M66はピンが来ていますから、詰めが甘かったと言うことがバレバレですね。

M82 , ISO3200 , 5X300s , 25min Total
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SSMonoV(2/3inch)画角の切出し
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最後はお月さんが出ていましたがトリオを撮りました。

M65_M66_NGC3268 , ISO 3200 , 6X300s , 30min Total
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SSMonoV(2/3inch)画角の切出し
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SSMonoV(2/3inch)画角の切出しインデックス
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K-3に限らず、PENTAX機にはPCリモートソフトがありません。
大口径の☆撮りには致命的であることを今回も痛感しました。
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   +−>LCDを見られないっつーの!!
      見られても首が痛いし息が詰まります。
      CANON機はその点で優れていると思います。

K-S2はPENTAXデジイチ初のバリアンですが、残念ながら12bit機です。
K-3より更に飽和耐性が低いことは確実。本気撮りには使えません。
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  +−>K-5Usは名機だと思います。K-3よりも☆撮りには良いです。

沈みゆくオリオンとともに。
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撮影日時:2015年03月14日〜15日
撮影地:三峰ヘリポート(標高960m)
星空指数:80点
気温:-4℃->-7℃
湿度:結露せず
風:微風
シーイング:3/5

カメラ:PENTAX K-3
撮像鏡筒:GINGI-300FN , 30.5cmF4 , 1220mm , 笠井フラットナー
フィルタ:LPS-P2
撮像時間:***
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***

赤道儀:ニューアトラクス改 E-ZEUSU仕様 + ひのきスーパーピラー
ガイド:自作オフアキ + QHY5L-UM + PHD
画像処理:SI7 , PDCU5 , cs5

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<まとめ>

・前回の有間ダムではISO800で撮り、今回はISO1600と3200で撮った。
 やはり、ISO800の方が解像感が高いことが分かる。M82など、微光星は
 シャープに写っているが銀河本体の構造は思ったほど解像できていない。
 K-5Usでもそうだったが、ISO800と1600の間には解像度ジャンプが感じられる。
 一方、星雲状の天体はISO3200でもかなり使える印象である。
 RAWと言っても天体専用の冷却CCDのRAWとデジイチのRAWでは素材としての
 ”生加減”が異なると感じる。

・GINJI-300FNを冬季に使う場合、鏡と筒が馴染むまでに2時間以上が必要である。
 今回もM42やNGC2264は筒慣らしで撮影したのだが、やはり時事刻々とピント位置
 が変化した。また、ある時突然に大ボケになっていることもあった。
 直前のカットまではピンが合っているのに、次のカットでは大ボケ。
 金属やガラスの熱変形はリニアではなく、突然にびよ〜ん!と動く事があります。
 これは仕事でも経験済みなので間違いありません。

・更にこんな比較検証も行ってみました。

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ひのきん族10cmF6反射でも、光学分解能はSSMonoVの数倍は上を行っていますから、
ICX694や814を使えばM66をもっともっと解像出来ることになります。
対してGINJI-300FN+K-3ではAPS-Cの広い写野を活かし、高分解能でバンバン
系外銀河を撮影出来ることになります。系外銀河のインデックスを作るなら
この程度のクウォリティーで十分です。
K-3でインデックスを作り、GINJI-300FN+SSMonoVで系外銀河の気合撮りを行う。
そんな使い分けが出来そうです。


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