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縮小コリメート法 (その22)  縮小コリメート法

VixenのSUPER-POLARIS-FL-90Sというフローライト鏡筒で撮影してみました。
D=90mmF9 , FL=810mmという鏡筒です。
いろいろ調べたり実験した結果、NLV25mmとLX7のレンズ間距離は1.7mmが最良点
であることが判明。従って、前回11mm切断して短縮したDG-NLV DXアダプターを
更に3mm詰める加工を行いました。
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アイピースをねじ1本で固定するために光軸がずれてしまうイヤな構造です。
ズレないように見口のプラ部分に紙を多重に巻いてピッタリと入るように
小細工を行いました。また、DG-NLV DXアダプターは汎用性が高い半面、
やたらと3点固定ネジが多くて間違いやすいです。
そのため、カメラ回転に使う1箇所のみを残してセットビスで固定しました。

DG-NLV DXアダプターの調整ネジはピッチ0.7mmです。
4mm厚の固定リングを入れた状態でアイレンズ←→LX7前玉距離が1mmです。
そこで、1回転、2回転・・・6回転まで試写したところ、1回転目が一番良像
となりました。つまり1.7mmの位置です。

ピント合わせは6X30ファインダーをアイピースに押し当て、γCygを写野中心付近
に置いて行いました。
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このピント位置のまま撮影したh,χです。
合成F=1.69 , ISO320 , 60secX1
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凄いですねえ〜、周辺まで点像ですよ。
フローライトなので色収差もありません。
この星像ならば十分に実用域に達していると思います。

但し、

アイレンズに1.7mmまで近付けているといことは、LX7の前玉に十分な光量が
入射していないことを意味します。つまり、中央集光、周辺減光となります。
このh,χはcs5で新規レイヤーを作って円形レベル補正1回で補正してあります。
素直な光量ムラなので、フラットを適用しなくても作例程度にはなりました。

ところが、M31やバラ星雲など、写野一杯に広がるような対象は苦手です。
周辺の淡い所が出ないのです。そこで、
周辺星像がダメダメになることを覚悟でレンズ間距離を5.2mmまで広げたところ、
全面に十分な光量が入って来て画像も明るく周辺減光もほぼ無くなりました。
その条件で撮ったのが以下の作例です。

撮影地:飯能市郊外で庭撮り。

バラ星雲 ISO800 , 60secX9
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M31 ISO800 , 60secX4
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M33 ISO800 , 60secX4
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M1 ISO800 , 60secX4
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M42 ISO800 , 60secX2 + 30secX2 + 15secX2 , 3m30s Total
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次回はh,χと同じ正規の位置で撮ってみたいと思います。

              つづく
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