The Search for Extra Terrestrial Intelligence at UC Berkley
難しい IC1396  天体写真(冷却CCD)

IC1396 は難しいですねえ〜(+_+)
しかも、素ノーマルK-5Usの方が良さげだという情けなさ。
StarShoot ProVer2.0 危うし!

StarShootProV2.0 , 6 X 20min , 120min Total
10cmF6 Newtonian改(卍スパイダー) , AC No,2 + LPS-P2
2013/09/27 , 有間峠1140m , 星空指数70点快晴
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K-5Us , ISO1600 , 10 X 10min , 100min Total
10cmF6 Newtonian(素ノーマル3本スパイダー), AC No,3 + LPS-P2
2012/11/07 , 県民の森P900m , 星空指数60点快晴
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9月27日の有間峠は何と7℃まで気温が下がりました。
夜半に下弦の月が上がって来るまで勝負で行って来ました。
難しいIC1396をワンショット冷却CCDであぶり出してやろうじゃ
ないか!と言うのがお題だったのですが・・・

なんだかK-5Usに負けてるような気がします。
いや、明らかに負けてるだろコリャ。
今回はダーク、フラット、ガイド、空の状態、気温はベストに近く、
K-5Usで撮った時はダークもフラットも撮らず、しかも、
県民の森で北の空ですから明るかったのですよ。
有間峠で南中過ぎた北は暗いです。秋の天の川が見えますから。
 |
 +−>それでこれっぽっちですかあ〜!

おまけに、SSProV2に初めて使ってみたAC No,2は思ったような
効果を発揮してくれず星像が大きいです。
ドローチューブの引き出し量が1mm程度外側に移動して片ボケして
いますし、何しろ写っていないので強烈な画像処理で荒れまくり。

次回は同じ条件でK-5Usに頑張ってもらおうと思います。
 |
 +−>えっ? K-3sだろって? (^^♪ まあまあ
0

美味しい秋のぶどう狩り(但しスズメバチ入り!)\(゜ロ\)(/ロ゜)/  アウトドア

まず初めに、
ここで掲載する写真は全てネットで集めたものであり、
私が撮ったものではありません。

とお断りした上で、

このブログを見ていくれている皆さんは分かる人も多いと思うので、
あえて具体的には書きません。

いつも天体撮影に行っている県Pへ登る途中は果樹公園になって
います。9月22日(日)は家族と秋のぶどう狩りに出かけました。

まずまずのお天気
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とっても甘いスチューベン種です。
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ところがですね〜
すんごい数のハチが居るんですよ。

主にコヤツです。
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うひゃー! キイロスズメバチ、じゃん。

もう一種はコレ。
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可愛い可愛い クロスズメバチ、じゃん!

その他の虫、居ません。
そりゃそうだよ、スズメバチだらけじゃ寄りつけないよね。

なんと、

こ奴らがぶどうの袋の中に潜んでいるんですよ。

あぶねーなあー、
スズメバチだらけじゃんかあ〜〜
なんて言いながら一つ目の房をハサミで切り取り、
袋を空けたその瞬間!!

ウヒャー!! キイロスズメバチが何匹も飛び出して来ましたあ〜

おー怖わっ!

良く見ると、かーなりの確率で袋の中にキイロスズメバチが入って
います。そして、落ちたブドウや捨てられた皮にはクロスズメバチ
がわんさかたかっているのですよ。

果樹園のオッチャンやオバチャンからは何の注意も無かった
けどさ、周りの家族連れもさ、
スズメバチがブンブン飛び回っている中でブドウ喰ってんだぞ。
なんかオカシクナイですかこの光景。

俺は思ったね、
今の都会人は自然の脅威に対して完全に鈍感になっていると。
注意喚起されていなければ、スズメバチの群れの中でもブドウ
が喰える。凄いことだよコレハ。

カブトムシやクワガタを採りに行った時、
もしスズメバチが居たら3m以内には絶対に近付かないもんね。
それなのに、ココじゃあスズメバチと一緒にみんなでブドウを
喰っている。

---- 観察してみる -----

あー、おとうさんハチハチい〜
おお、危ないから気を付けなさい・・・

って、おめー、

スズメバチなんですけど

フツフツくるなあ、
お前、子どもの命がどうでも良いのかあ?
知らねえってのは恐ろしいモンだなあー。

---- 検討してみる ----

誰でもスズメバチは危険なハチだと、頭では知っている筈だ。
でも目前にそれが現れても、注意喚起されていなければ安全だと
思ってしまうようである。周りを見渡し、誰も騒いでいないので
大丈夫だろうと思っているに違いないのだ。
恐ろしき集団心理。
子どもの命は親が自分で判断して護るのだ、バカ者!

-----------------

と、

思ったところで、更に観察してみる。

うーん、だんだん穏やかな光景に見えて来たぞ。
それはですねえ、ハチたちがヒトをまったく攻撃しないんです。

うーん、

そうか、あの悪名高き攻撃種キイロスズメバチ。
巣から離れて餌を集めている時は意外にも攻撃性が低下している
と見た。クロスズメバチに至っては手に持ったぶどうの汁を
ナメに来る始末。ハエかアブに見えて来ました。

よし、

これなら大丈夫か。
ハサミでね、袋をツンツンと突くんですよ。

”入ってますかあ〜?” って。

入っているとですね、ビックリして中でガサゴソ動き回ります。
そうやってスズメバチが入っていない房を選んでは喰い、
選んでは喰い と、 十二分に元を取りました。

キワドイ一線の上で展開された、
スリル満点のぶどう狩りでした。
お土産の房の中にスズメバチが紛れ込んでいない事を・・・

祈るばかりです。

----- もう一つ -----

但し、クリ拾いは気を付けて下さいよ。
地中に巣作りをする世界最大・最強のコイツが出て来る可能性が
ありますから。

オオスズメバチ(ウィキペディアより)
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別格だからねコイツは。
絶対に仲良くなんか出来ませんから。
奥秩父には沢山居ますからね。11月でも飛んでますから。
私はクマよりも怖いと思っています。
滅多に合わない、また、合ってしまってもおそらくは向こうから
逃げて行くであろうクマよりも、オオスズメバチやマムシの方が
山では驚異だと感じます。
里では更に、イノシシの方が確率的にクマよりも驚異です。

人は身体的に退化しています。

山では子猿にも敵いません。

今回のぶどう狩りで、
情報マヒによって判断能力も退化している事が分かりました。
みなさん、お気を付け下さい。
2

ムラぼけHαの原因判明と昨夜の釣果  天体写真(冷却CCD)

満月期だっちゅーに毎晩晴れまして、
おかげ様で夜間は裏山林道へ帰る生活です。
関東平野を見降ろして、今夜も撮りますひたすらに・・・

だってHαのムラぼけを解明しない限り、明日は無いのですから!
肝心のHα画像が気に喰わなければ、いくらやってもダメです!

あ〜、何とかしてこの性格。

と、思っていたらですね、
アッサリ解決(何処がアッサリやねん(-_-;) しちゃいました。
まずはコレを見て下さい。

NGC281 , Hα(7nm) , 4 X 20min , 80min Total
10cmF6 , fl=600mm , フラットナー・レデューサ無し
Sony ICX285AL 2/3型CCD
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なんと、kenko AC No,2またはNo,3を使った
自作フラットナー・レデューサを外し、10cmF6直焦点で撮ってます。
2/3型CCDの対角長さは約11mm。F6だとシャープなHαでも
なんとか許容範囲に入ってしまうようです。

驚いたことに、あのムラぼけ現象がありません!
ORIONのHαフィルタ自体の問題だけでは無かったようです。

解決かあ〜

って、そこかい!

別にふざけている訳ではありません。
この結論に到達するまで1年掛かってますから。

<ORION 1.25" Hα(7nm)フィルタのムラぼけ現象について>

・Kenko AC No,2 または No,3 と組合わせるとムラぼけが発生する。

 一年間に渡り、あらゆるシーイング、撮影高度、撮影対象、
 撮影場所、光軸修正、鏡筒の遮光、フォーカサーの強化、
 鏡筒の強化、フィルタの厚さムラ測定、フィルタリングの締付け
 強度確認、スケアリング調整・・・etc

 を実行しても、一向に改善しなかったため、
 これはもうHαフィルタの脈理か干渉膜の不良に違い無いという
 結論に達していたものである。

 ところが、思い立ってAC No,2 や No,3を外して撮影したのが
 今回の画像である。素ニュートン直焦点なので中心以外はやや
 甘い気がしないでもないが、今までのムラぼけに比べたら
 なんとも美しい画像なのである。

・NarrowBandセット品の OV , S2 フィルタでは発生しない。

・LRGBセット品の L , R , G , B フィルタでも発生しない。

・AC No,3はAPS-C素子のK-5系やStarShootPro Ver2.0では
 素晴らしいフラットナー・レデューサ効果を発揮して
 くれている。

--------------------

解らなかったなあ〜。
Hαで撮り始めたのが2012年の夏でしたから、丁度1年前です。
2/3型CCDでHα撮影をやるとなると大変です。
何しろAPS-C比で6倍、フルサイズ機比で13倍のクロップ画像に
なってしまいますから。(面積比)
少しの光軸の狂いやピンボケが影響し、なかなか満足な画像
にならないのです。2012年まではK-5で撮っていましたから
楽だったんですね。

2/3型CCDでHα撮影をやったら片ボケ? ピンボケ?
シーングの影響? ドローチューブ動いた? 鏡筒撓んだ?
の様な問題が次から次へとモグラ叩きのごとく出現して来ました。
ですから、1年前の素ノーマル10cmF6鏡筒では何が原因か判断
が付かなかったのです。

その後、フラットナー・レデューサを作り、スパイダーを改善し、
鏡筒やフォーカサーを強化し、ダイヤルゲージで定量的に測定
しながらデータを蓄積した結果、やはりHαフィルタの不良以外
考えられないという結論に達していたのです。

ところが、

先日ふと2012年8月に撮影したIC5067のFits画像を見ていたら、
どれもムラぼけしていない事に気が付いたのです。
この時は、たまたま光軸や鏡筒の状態が良かったのでしょうね。
当然AC No,3は、まだ入れていません。

その可能性が残っていたか!

ということで、小さいチップを逆手に取ってAC No,2を取り去り
撮影したのが今回の結果です。
この画像は”偶然良かった”と言う訳ではありません。
不確実な要素は全部数値化して潰して来ましたから。

では、

何故 Kenko ACクローズアップレンズと米ORION社の1.25"Hα
(7nm)フィルタを組合わせた時だけムラぼけするのか?

NarrowBand Filterセットで購入したS2は全く問題なしです。
波長はHαよりも赤外寄りなのにです。
要するにACクローズアップレンズと組合わせてムラぼけするのは
Hαフィルタだけだと言うことなんです。

たまたま、

ACクローズアップレンズの波長特性とHαの656.3nmの相性が悪い
としか言いようが無い現象です。

バーダーのMPCC MarkVを持っていますから、
これと組合わせたり、ε180やFSQ、TOA130でテストすればハッキリ
することもあるのでしょうね・・・

持ってねーし(V)o¥o(V)

初めからFSQ辺りとの組合せだったら何も問題が無かったかも
しれませんが、それじゃあ〜人として進歩は無かっただろうなあ
とも思います・・・

なんか疲れてねーか、俺。

疲れてるに決まってるじゃん!

満月だっちゅーに、夜な夜なこんな事やってんだぞ。

もちろん、朝からふつ〜の生活もしてんだぞ。

一日の睡眠時間って一体何時間?いや、何分?
アストロアーツの天体写真ギャラリーの総露出時間記入項は、
”書き直し”ボタンで戻ると100倍ぐらいになってしまうのは
俺のパソコンだけか?その間に寝ろと言うことか?
今も眠く無い。チョット怖い気がして来た今日この頃。

おかげ様で次の新月期は良く眠れそうだわ! (V)o¥o(V)

-------------------

んで、

昨夜の釣果その2

NGC6960 , Hα , 6 X 20min , 120min Total
10cmF6 , fl=600mm , フラットナー・レデューサ無し
Sony ICX285AL 2/3型CCD
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40minしか撮れなかったOVを追加し、AOO合成 , 160min Total
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0

月齢13.6で撮ったS2とOVを追加したものの・・・  天体写真(冷却CCD)

中秋の満月どす。
NarrowBand Hαは良く写りますが、S2やOVはなかなか出ません。
カブリは無いものの、透明度の影響が大きいのかもしれませんね。
標高1000m以上で撮った画像とは随分と違います。
裏山林道の標高450m程度では”S2を出す!”のは無理かも。

vdB142 , S2=180min , Hα=220min , O3=120min , 520min Total
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総露出8時間40分でこれだけかい!(やわらか処理ですが)
常にガーネットスター(4.5等星)は確認できる空でしたが、
やっぱりS2とOVは手強いなあ。
海外おさーんのハンパ無い画像は日本の空じゃあ無理か?
そもそも毎回冷却CCDを外している段階でキツ過ぎるのか?
S2はHαよりも長波長なんだからもっと写ると思ったが、写らん!

----- 2014/4/15 再処理・追記 -----

総露光8時間40分もやったのだから、もっとS2が出るだろうと思い再処理。
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最近やっとHubble Paletteのコツ見たいなものが掴めて来ました。
1

宇宙妖怪ヒゲおやじ  天体写真(冷却CCD)

昨日のvdB142をいじくっていたら、こんなのが出ました。

宇宙妖怪ヒゲおやじ
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右側が北ですが、まあイイでしょう。

宇宙は神秘的ですね。
1

月齢12で撮る Hα NarrowBand  天体写真(冷却CCD)

晴れているとは言え、台風直後の広河原逆川林道へは
間違っても入ってはイケマセン!

と言うことで、いつもの裏山林道標高450mで撮影。
うひょ〜、ココだってスギ枝や落ち葉の吹き溜まりで
スンゴイことになっているよ。

お月さんがギラギラ月光を放っていますが、透明度さえ良ければ
NarrowBand撮影に影響はありません。
とは言っても、角度にして90度以上は離れた対象を狙います。
実際には4.5等星のガーネットスターがやっと確認できる程度。

vdB142 , Hα , 11 X 20min , 220min Total
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・2013/09/19 画像差し替え

今朝方の超快晴と違って薄雲が常に通過していましたが、
厚い雲が出る様な気圧配置ではない為、セットして約4時間の
放置プレイです。AutoSaveで6カットを2セット。1セット完了後に
ピント位置を20μm修正。あとはやること無し・・・

DEC修正がグレるといやなので一方向からのみの修正としました。
RMS=0.23程度で安定。アリガタヤ(^^♪

Hαの星像がムラぼけしているのはフィルタ基板がタコなせいで、
先刻承知の上です。他のフィルタではこんな乱れ方はしない
というデータが揃っています。スケアリング問題でもないです。
Hαフィルタだけ買い換える可能性大ですね。

月齢12なのに全くカブリ無し。
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撮影日時:2013年9月17日〜18日 22:05:44 〜 01:27:05
撮影地:飯能市郊外標高450m
星空指数:30点
気温:16℃ -> 15℃
湿度:低く結露無し。
シーイング:3/5

冷却CCD:ORION StarShoot MonoV(SONY ICX285AL)
撮像鏡筒:10cmF6 Newtonian -> F5.45(AC No,2使用)
フィルタ:ORION Hα Filter

撮像時間:1カット20min
ダーク画像:2 X 20min
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***

赤道儀:TS-90S
ガイド:50mm fl=250mm + SSAG + PHD

CCD制御&RAW現像:MaxIm DL Essentials Edition
画像処理:SI7 , cs5
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0

M31で考える1年の進化  天体写真(冷却CCD)

9月13日の夜は飯能市付近だけ晴れマークでした。
秩父も県民の森も有間峠もダメ。しかもGPVは雲だらけ・・・
もういいや!どうせ晴れないだろう状態で遅くまで仕事。

21時、晴れてるなあ〜

  22時、あれ、まだ晴れてるなあ〜

    23時、晴れてる。

       帰宅する? それとも (V)o¥o(V)

と言うことで、家には帰らず裏山林道標高450mに出没!
西の秩父方面は例によって”山沿いは曇り”状態。
関東平野も低い雲に覆われていました。

おー、ココだけ晴れとる。

海岸線と同じ原理で、上昇気流が発生すると山際は穴が空いた
ように晴れることがあります。今日はまさにそれ。
でも、標高450mでは水蒸気からは逃れられません。

現地着は14日0時。
撮影開始は1:30〜という・・・まあ、気分転換ってことで。

こんな画像でスンマセン。
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ワンショットカラー冷却CCD、2時間のHDR撮影でコレかい!
水蒸気で大そうな色ムラが発生。
気温の変化でダークフレームが合わずにアレ?な画像。
薄明のSkyFlatが時間と共に変化して上手く行かずメタボロ。

じゃあそんなのアップすんな!って話しですが、

実は、初めから素晴らしい作品的画像なんて期待していません。
この天気ですからね。

と言うことで、
昨年の8月に撮影したミザール10cmF6素ノーマル鏡筒と、
フルアーマーに進化した今回の鏡筒で画像比べですねん。

で、

これが今回のM31等倍画像切り抜き。
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こちらが昨年8月に撮影した素ノーマル画像。
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・共にStarShoot Pro Ver2.0ワンショットカラー冷却CCD。
・自作フラットナー・レデューサによる像の平坦化。
・すばる望遠鏡タイプ卍スパイダーによる光芒の改善。
・鏡筒内の徹底遮光によるコントラストの向上。
・接眼部の強化によるピント位置の安定化。

元がF6ニュートンなので2/3型CCDではそこそこ見られる画が
撮れていましたが、APS-C素子は大きいので完全にアウトでした。
現状の星像であれば、APS-C素子でも”やる気”になります。

どうもStarShoot Pro Ver2.0 ワンショット冷却CCDは可哀想なヤツ
でして、空の良い遠征地での撮像経験が殆ど無いのです。
いくらLPS-P2を付けたって飯能市郊外じゃあまともに撮れません。
抜けの悪い空で撮ると、特にカラーバランスがオカシクなります。
ガイドは楽で良いですが、もっとキレイな空で使ってあげたいなあ
と思います。いつも実験・検証ばかりで可哀想なヤツです。

しかし、まともに晴れませんねえ(-_-メ)

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撮影日時:2013年9月13〜14日 01:49:13〜04:11:06
撮影地:裏山林道標高450m
星空指数:40点(4等星、見えますか?状態)
気温:平均20.5℃ / 夜露多し
シーイング:4/5

冷却CCD:ORION StarShoot Pro V2.0
       (SONY SuperHAD ICX413AQ)
撮像鏡筒:10cmF6 Newtonian -> F5.48
       (フラットナー・レデューサー使用、卍スパイダー)
フィルタ:LPS-P2

撮像時間:4 X 5min , 2 X 10min , 4 X 20min , 120min TotalのHDR
ダーク画像:3 X 5min , 2 X 10min , 3 X 20min
フラット画像:5枚
フラット用ダーク画像:5枚

赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD

CCD制御&RAW現像:MaxIm DL Essentials Edition
画像処理:SI7 , cs5

処理プロセス:MaxImDLにてFITS_16bit Intで撮像。
       ダーク減算、フラット補正後にFITS 32bit Intで保存。
       カラー化、コンポジット後にFITS EEE Flortで保存。
       FITS EEE FlortのままSI7で画像処理を行い、最終
       仕上げをTIFF 16bitで書き出し、cs5で行った。

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   |
   +−>ここまでやってこの画像かい!(爆)
1

IC5067 Hubble Palette  天体写真

8月31日のHαに昨日撮ったOVとS2を加えてペリカンの完成です。

S2=7X20min , Hα=3X20min , OV=6X20min , 320min Total
Hubble Palette -> R(S2)=5 : G(Hα)=2 : B(OV)=3
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今回はS2を重点的に出してみました。
天候が安定せずHαが60minしか撮れなかった上、2晩に分かれて
しまったのでCCDカメラの回転構図がずれ、スパイダー光条が
カッコ悪くなってしまいました。夏はシーングが良いのですが、
連続して20minの撮影が成功する確率は低いですね。

9月6日 再処理画像に差し替えました。

9月8日 Hubble Palette 備忘録を追記。

・S2 , Hα , OV 全てにおいて、コンポジット後はIEEE Flortで保存する。

  まず、CCDからのデータは16bit Int( 0-65535)で入って来るので、
  16bit Intで保存される。(AutoSaveMode時)。
  各画像にDark減算やFlat補正を行い、キャリブレーションを掛けた
  画像を保存する際は32bit Intとする。更に、コンポジットを行った
  後の画像に関しては、全ての”演算情報”を保存したいのでEEE Flort
  にするのである。

・Hubble Palette の場合、S2 = 5 , Hα = 2 , OV = 3 の比率でRGB合成する。
   |
   +−>当然にHαが強いので緑色が強い画像となる。
        そこで、MaxIm DLのColorBalance機能にて適切な色に調整する。
        これは、SI7で言うところの”ストレッチ”に相当する。

・RGBカラー合成の精度はSI7よりもMaxIm DLの方が良さそうである。
 今回のIC5067をSI7でRGB合成すると、何故かズレまくる。何で?

・cs5で TIFF_16bit 処理をする場合、ScreenStretchの数値を 0 - 65535 とする。
 Max - Min でやると殆ど真っ黒で低コントラストな画像が出力される。
 上限を65535ではなく、20000くらいでも結果は同じだと思われる。
  |
  +−>ちなみに 0 - 5000 で Stretch してTIFF_16bitで書き出し、cs5で処理後に
        SI7で”ストレッチ”し、ヒストグラムを正規化したのが今回のベストとなった。
       |
       +−>SI7で処理するならばFITSのまま処理できるので、ScreenStretchして
            書き出す必要は無い。SI7で”デジタル現像”を行う。
            今後は MaxIm DL -> SI7 -> cs5 の手順が良さそうである。

・S2=5時間、Hα=2時間、O3=3時間、10時間トータルを標準にすれば良いだろう。
 NarrowBand撮影では、F5.45でも1カット20minの撮像をしないと良い結果が出ない。
 LRGBなら1カット10minのマルチスタックでかなり改善されるが、NarrowBandでは
 そもそも写って来ない。

・NarrowBand ではStarSharpFilter や UnSharpMusk も積極的に使った方が良い。
 もともとリアル感など無い画像なのだから、徹底的に画像処理するべきと考える。


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撮影日時:2013年8月31日〜9月1日 , 9月3日〜4日
撮影地:有間峠 , 有間ダム堰堤
星空指数:70点
気温:21℃ , 22℃ -> 20℃

冷却CCD:ORION StarShoot MonoV(SONY ICX285AL)
撮像鏡筒:10cmF6 Newtonian -> F5.45(AC No,2使用)
フィルタ:ORION Hα , OV , S2 Filter

ダーク画像:2 X 20min
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***

赤道儀:TS-90S
ガイド:50mm fl=250mm + SSAG + PHD

CCD制御&RAW現像:MaxIm DL Essentials Edition
画像処理:cs5 , SI7

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Hubble Palette NarrowBand 撮影は時間がかかります。
LRGBに比べて色ズレも激しいし、星像がシャープで合わせも
大変です。移動撮影でこなすには敷居が高いです。
今回は2晩に渡っての撮像でしたが、毎回CCDを取り外すので
基本的にズレます。スパイダー光条が一致するなんて無いで
しょう。CCD付けっ放しの観測所向きの方法だと痛感しました。

んで、

昨晩はまさかの快晴。
指をくわえて家に帰るのも悔しいので、有間峠目指して出撃。
ところが、平野部は快晴なのにお山の上は台風に引っ張られた
秋雨前線そのものの見事な雲!
仕方なく有間ダム堰堤での撮影と相成りました。

あとから後から若い連中が来るわ来るわ・・・
開放の雄叫びを上げるヤツ、対岸でタイヤキュルキュルしてる
奴。大音量でカーステ鳴らしてるヤツなど多数。

ひとり

NarrowBand で撮影してるオレがいる。
先日作ったスーパーフードはこういう時のためにあるのだ。
当然に車のライト10秒照射とか・・・
ひとコマもコケていなかったことを書き記しておきます。

2時、いきなりのベタ曇りにて撤収。

以上。
1

やはりHαフィルターに問題アリと言う結論です。  天体写真

8月31日土曜日。
有間ダムの法面崩落にビビリながらも、晴れの予報に期待して
有間峠に出撃。広河原逆川林道が崩れたら浦山ダム側に降りる。
最悪、徒歩で蕨山尾根を伝って帰還できる装備で挑んだ。
台風15号に吸い込まれるように北西方向に雲が飛んで行く。

さて、

下界は37℃の猛暑日だった。
その割には視界がクリアで、真冬のようなキラキラした関東平野
が見える。ふと天頂を見ると・・・・アリャ?
丁度南中するベガ辺りから西側がべったり雲のベール。
その東側は雲ひとつない晴天という絶妙な立ち位置。
三峰方面はどん曇りで稲光が見える。

目的の白鳥座付近は晴れていたが、時間と共に雲のラインに
近づいて行く。それでも雲と晴れの境界線が少しずつ西へ移動し、
2時間程度の撮影ができました。
25時過ぎに突然谷から雲が湧き上がり、なんと雨!!
即撤収 → 2:30 帰還となりました。

--------------

今回はフラットナー・レデューサとしてKenko AC No,2を使いました。
デジタル対応コーティングに期待してAC No,3を使って来ましたが、
10cmF6用としては過補正気味かな?と思っていました。
Hαの画像がムラボケするのはAC No,3にも原因があるかも?
という理由で、今回はデジタル対応コーティングの無いAC No,2で
試写です。

10cmF6 + AC No,2 -> F5.45 , 0.91倍レデューサ効果 ,
StarShoot MonoV(Sony ICX285AL) , ORION Hα 7nm フィルタ ,
3 X 20min = 60min Total
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はじめは14 X 5min =70min の画像をブレンドしていましたが、
単に3 X 20minの方が良かったので差し替えました。
雲が多かったため、5分のこま切れ撮像を14カット行いましたが
役に立たなかったようです。

いつも同じ対象でアレですが、比較検討データなのでご容赦。
うん、今回は今までで一番イイ。
ついでにLRGB , Hα , OV , S2 の全フィルタでピント位置を計測。
以下はその結果です。(フィルタは全て米ORION社製)

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結像光路中に平行平板を挿入した際のピント位置ずれは、

凾煤≠煤i1−1/n)

凾煤Fピントのズレ量
t :基板厚
n :基板素材の屈折率

ですから、最大0.2mmの厚差があるこれらのフィルタでは、
最大76μmものピントずれが発生する計算です。
なお、基板をBK7と推測した時の全波長max - min は10μm程度であり、
厚ささえ同じであればピント位置に問題は無い筈です。

ところが、

AC No,2を入れた8月31日の測定結果では、LGBは150μm差が
あってもピント位置ズレは無く、Rだけ+90μmのズレでした。
厚さが同じ筈のHα , OV , S2 はそれぞれ+400μm , +250μm ,
+610μmとなっており、この3枚の中でも最大210μmものピント位置
ズレがありました。

理屈では平行平板のガラス基板に異なる波長が通過した時を計算
していますが、それぞれに波長特性が異なる多層膜干渉フィルタ
では、まったく理屈通りになっていません。
AC No,2などのアクロマートレンズを通過させない状態でも同様
です。AC No,2やNo,3を入れたことが原因ではないようです。

私の冷却CCDは2/3型ですから小さいです。
8.9 X 6.9mmなので、APS-C素子の1/6程度の面積です。
フルサイズなら1/13程の差があります。常にクロップ状態で、
ピントにシビアなのは仕方がありません。
このCCDでは30μmのピントずれは許容範囲ギリギリであり、
50μmのズレは完全にアウトです。

流行りの4/3素子だと4倍弱の撮像面積です。
また、20μm以内程度の厚さ管理がなされているフィルタなら、
フィルタごとのピント位置管理は不要なのかもしれません。

また、

NarrowBand域のフィルタはLRGBと同列には比較ができません。
Hα , OV , S2 の最大ピント位置差は、

・アクロマート補正レンズ無し → 260μm
・AC No,2 を入れると → 360μm
・AC No,3 を入れると → 390μm

となっています。
AC No,3はNo,2よりも短焦点でかなり厚いアクロマートレンズです。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/365.html

この影響でピント位置ズレが起こるようです。

何れにせよ、

・ドローチューブの強化  −+
                  |ダイヤルゲージでたわみの数値化
・鏡筒のたわみ減少対策−+

・全フィルタの厚さ測定と再組込み
・全フィルタのピント位置実写検証

によって全体像を把握できました。

その結果・・・

やはり、
Hαフィルタだけは基板の厚さムラ、または蒸着ムラが存在する!


という事実に至りました。
今回の実写はLでバーティノフマスク(PintAide値=0.1)でスタート。
そのままR->G->B->Ha->OV->S2と一気に測定。
Hα以外はどれも隅々までフラットな画像でした。
Hα以外はどういじってもフラット。
Hαはどういじってもムラボケする。

但し、AC No,2 の方が薄い分だけズレ量が少ないようです。
今後、NarrowBand用はAC No,2 を使うことに決定しました。
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有間ダム法面崩落  

有間峠に行く時、必ず通る場所です。
広河原逆川林道が崩れるのは日常茶飯事ですが、ここはダム管理道。
クリックすると元のサイズで表示します

結構な規模で崩れています。
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法面のコンクリートが老朽化して裏に水が回った感じですね。
これじゃあ左右も同じ状態でしょう。いつ崩れても不思議ではない。
かく言う私の撮影位置は対岸の同じような壁の真下です。
長居は無用、サッサと通過すべし。

お〜怖わ!
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