The Search for Extra Terrestrial Intelligence at UC Berkley
FlatAide Ver,2.5.1の凄さ  天体写真

ぴんたんさんが作っているフラットエイドというソフトは
非常に優秀なツールですね。フラット画像を撮影してい
なくても、ビックリするような手法で背景をフラットに
してくれます。以下はその威力。

庭撮りM81,M82
光害残存地のため、LPS-P2を付けても周辺減光が目立つ。
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これはステライメージ7を使ってダーク減算し、フラット画像を
キチンと撮って処理をしたものです。処理は全てRAWから行
っています。なんとなくノッペリしていますが、正統法処理です。
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こちらはステライメージ7でコンポジットだけを行い、
ダーク減算もフラット補正も行っていない元画像から、
FlatAideのみでフラット補正を行ったものです。
処理は16bit_TIFFで行います。
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フラット画像を適用していないと言うのに素晴らしい出来です。
cs5を使って新規レイヤーを作り、レベル補正などを繰り返して
いた頃が懐かしく思えます。
非常に優秀なソフトですが、ぴんたんさんはフリーとしてくれて
います。有難いことですね。m(__)m
1

縮小コリメート法(その10)  縮小コリメート法

自作アイピースに光害対策フィルターを付ける。

縮小コリメート法の光学系は合成F=1.47〜1.68程度と明るい
ですから、光害対策も必要だと思います。
少しでもコントラストが高い方が良いでしょう。

普通の1.25インチアイピース同様にM28.3_P0.5の内ネジを
切りました。-> 規格はM28.4 P0.6のようです。2013/8/26
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行き場を失っていた米ORION社のSkyGlowFilterを付けました。
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こんな感じ。
この後、内側に遮光紙を貼りました。
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2インチ天頂プリズムにはLPS-P2のM48mm品を組込んで
ありますが、SkyGlowFilterが付いていればRFT80などの鏡筒
でも問題なく使えて便利です。

しばらくは晴れないですねえ〜(-_-;)

(つづく)
0

縮小コリメート法(その9)  縮小コリメート法

とうとうカスタムアイピースを作ることになりました。

と言っても、高級なアイピースを買って撃沈する余裕は
ないので、まずはどうでも良い28mm相当?のアイピース
をバラシてレンズアッセンブリだけを取り出した。
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これが入るように旋盤で”アイピース”を作りました。
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で、

出来あがったのがコレ。
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この試作は構造を決定するためのものであり、レンズはどうでも
良いのです。現状でそこそこ使えるのが笠井のSV32mmただ
ひとつ、と言うのが納得行きませんでした。
データを撮っているうちに、

あ、この光学系は合成F=1.47なんだ・・・

と気付いたのは(その8)で書いた通りです。
つまり、SV32mmが他よりも良いレンズと言う訳ではなく、
ユニバーサルADや1.25インチ用汎用ADを使っていた段階で
アウトだったんだと気付いた次第です。

光軸がズレないように、LX7とのつなぎはM37mm_P0.75フィルタネジ
を切り、アイレンズとLX7レンズが出来る限り近付く機構を考えまし
た。スケアリングを安定化させるため、ハメ合いは0.05mm以下、
固定は0.5mmリン青銅板を組み込んでM4ボルトで止める構造と
しました。(M4ボルトは先っちょの角丸め&平坦化加工済)

これでSV32mmなみにデータが安定するならば、
本番用アイピースをバラしたいと思います・・・・が、
SV30mm_2inchはコレ相当の構造であったにもかかわらず、
C-8との相性が合わずにお蔵入りとなった経緯があります。
はたして安くて最適なアイピースは見つかるのでしょうか?
これだ!って思ってバラシてアカンかったら泣きが入ります。

(つづく)
0

縮小コリメート法(その8)  縮小コリメート法

富士山須走口五合目に行ったのはコレを撮るためでした。
露出時間は全部60秒です。

1.セレストロンC-8 + SV32mm + LX7 , F1.4 , 合成F=1.47

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2.Vixen A80M + SV32mm + LX7 , F1.4 , 合成F=1.67

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必要に応じて4枚程度のコンポジットを行っています。
たった60秒でこれだけ写ると楽しいのですが、なんとなく
解って来たことがあります。

それは・・・

アイピースとLX7レンズとの距離調節のシビアさと、
スケアリングのシビアさです。
考えてみれば、合成F=1.47の超絶明るい光学系です。
適当合わせでまともな像になるハズがありません。
これに関しては、

ちっともお気楽じゃない!

と言うことです。

つまり、

そもそもユニバーサルADや簡易デジカメADの手に負える
相手では無かったと言うことです。


その証拠に、撮影の度に周辺画像の荒れ具合が違っています。
栃本で撮ったM51はかなり良かった。
で、
このデータで今回も撮った筈なのですが、サッパリです。
もっともっと位置管理をシビアにしないとダメみたいです。
スケアリングもしかり。

当然です。

合成 = F1.47 なんですから!

(つづく)
1

今季最高の天の川をK-5Usで撮る。  O-GPS1アストロトレーサー

富士山須走口5合目、1970mからの今朝撮り銀河。

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完全に雲海。

下界の光害をシャットアウト!

こんな天の川が日本にあったのか! ってくらいの天の川だった。
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どこまでも暗い天頂から北西方向。
ISO3200 , F4.5 , 90sec で完全に露光不足だなんて・・・
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--------------------------------------------------------

全てK-5Us + DAL18-55mmF3.5-5.6キットレンズ -> 18mmF4.5
O-GPS1アストロトレーサー , 90sec , RAW , PDCU4 -> cs5
一枚画です。

--------------------------------------------------------

縮小コリメート法のデータを撮りたいと思ってGPVを見たが、
まあ、晴れるとはとても思えないお告げであった。
埼玉県民の森や富士山の南側が多少晴れるかな?程度。
重い低気圧が過ぎた直後の富士山は晴れることが多く、
間違いなく下界は雲海に沈む。

そうは言っても雨が降っている中、大量の機材を積み込んで
出かけるには勇気がいる。
結局ウダウダして、出発が21時07分になってしまった。
山中湖〜須走口までは濃霧・・・っていうか雲の中だった。
高速を降りて一路ふじあざみラインへ。

視界10m、シカをひきそうになる。

1500mあたりでスポンッ!!と雲の上にでたあ〜〜(^O^)/

イヤ、すんげ〜☆でやんす!

23時着→3時撤収→5時帰宅→7:30起床。
今日は土曜日だというのに、須走口駐車場を一人占めだった。
ホント、初めから居た1台の登山者車?以外誰も来ず。

雲海で町の光も見えず・・・

マウナケアかと思ったぜ(行ったことないけど)。

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タグ: 天体写真 K-5Us

縮小コリメート法(その7)  縮小コリメート法

国際光器から1.25インチ用デジタルカメラアダプターが来ました。

が、

しか〜し!

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なんと、手持ちのアイピースがひとつも取り付きません!
アダプターの許容径が44mmまでなのですが、手持ちのアイピースは
余裕で46mm以上あり、Vixenのは48mmだった・・・orz

こ、これもお蔵入りなのか?
そもそも、今時の1.25インチアイピースって44mmで入るん?

で、

国際光器に電話してみたら、2インチ用に交換してくれると言う。
国際光器で売っているハイペリオンアイピースは、
1.25インチでも全部2インチ用でなければ入りません!と言う。
う〜ん、下調べが足りなかったか、、、俺の責任なのか?
自己責任なのか? フツフツ。

んで、

アイピースをよ〜く見るとですね、
見口のプラ部品がテーパー状になっています。
例えね、2インチ用を付けてもですねえ、
アダプターが保持するのはリング状の細い輪っかってことだよね。

ダメじゃん。
きっとグラグラするよね。絶対にフニャフニャするよね。

見口のプラ部品、カチ割ったろかあ〜!!

あーあ、である。

こうなるとSV32mmしか選択枝が無くなってくる。
まあ、見口をカチ割ってスペシャルに工作することはたやすいが、
あまり一般的では無くなってしまう。
2インチ用への交換は・・・やらないでおこう。

--------- 追記 ----------

やっぱりお蔵入り決定と言うことで。


Vixen A80M鏡筒 + フリップミラー + LX7 の構成で確認。

しようと思ったら・・・

え〜とですね、まずはコレを見てください。
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そもそも、主な1.25インチのアイピースに付かなかった訳ですが、
適当な細めの28mmアイピースの見口を外して付けてみたところ、
なんと、カメラ台座が短すぎてLX7が広角端になるとアイピースに
当たってしまいました。

あ、ありえね〜よコレハ。

この状態でもアイピースの見口ギリギリまで固定金具を寄せて
います。つまり、LX7で主点合わせを行うなど無理ってことです。
更に、
カメラ台座のプラ板が反っており、各部ねじを締めても
御覧の通りの光軸ズレ状態。

スケアリング?

ご冗〜談でしょ!

改造しない限り全く使い物にならない。
これじゃあユニバーサルアダプターの方がマシなくらいです。
最近の高級コンデジの事をまったく考えていません。

ハイ、お蔵入り決定です。

(つづく)
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縮小コリメート法(その6)  縮小コリメート法

アイピースと接続アダプター・・・どれがいい? の巻

私の環境において、現在までに試したことなどを列挙します。
結構散財していますから、これから縮小コリメート法をやって
みようとする人が同じ轍を踏まぬよう、参考になればと思います。
縮小コリメート法が活きるのは、C-8などで観望しその場で直ぐに
撮影をする場合だと思います。RFT80やA80Mなどの安価な
アクロマート鏡筒という方向も面白いですが、今回はC-8と組み合
わせるならどれがいい?というベクトルで書きます。

まず、現在までに分かっていることは、

・縮小コリメート法専用に作られたアダプターは存在しない。

・アイピースとLX7レンズの主点を合わせなければならない。

・望遠鏡とLX7の光軸合わせが闇夜で困難。

・LX7のマニュアルフォーカスレバーを間違って押してしまうと、
 3EVのNDフィルタが入ってしまい失敗する。(頻度大)

・望遠鏡+アイピース+LX7の相性が様々でキリが無い。

・LX7の広角端開放F=1.4を活かしてこそ意味がある。
 ところが焦点距離は4.7mm(24mm(35)相当)であり、これが
 全てに影響する。つまり、メチャクチャ明るいが写野が狭く
 なる。じゃあ当然に2inchアイピースが良いだろうと思うが、
 賭けで買った笠井のSV30mmとC-8+LX7の相性は最悪であった。
 もう一つ、笠井のSV32mm(1.25inch)も買ったが、こちらの方が
 像は良かった。但し、円形写野が小さい。

・国際光器のユニバーサルデジタルカメラアダプターのような
 構造では、LX7すらしっかりと保持できずに失敗する。

・Vixenの現行DG-NLV DXデジタルカメラアダプターは、
 アイピースとLX7レンズとの距離が遠すぎる。
 買って30分でお蔵入りとなってしまった。

・何万円もする高級なアイピースを実験・検証用に買うほど
 余裕はない。よって、試していない。

------- 以下、そのドキュメント --------

1.笠井SV30mm 2inch アイピース

はじめに試したのがコレ。
アイレンズがφ36.4mmなので期待した。
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まず、アダプターリングの群れが厚すぎる。
LX7のM37mmに到達するまでに2段も変換リングが必要だった。
このため、
主点を合わせる(具体的にはアイピースの視野絞りが
クッキリ見え、かつ、LX7の絞りをF8まで絞っても写野が
狭窄しない位置)ことが出来ない。

更にこのアイピースには視野絞りが無く、
何処で合っているのか判断しにくかった。

合成F=1.54の試写
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結局LX7をF1.4の広角端固定で主点合わせを行ったが、変換リング
の厚さゆえ、アイピースのスライドスリーブを一番縮めた位置一択
となった。(たぶん合っているでしょうレベル)
期待してISO400で250秒の一枚画としてみたが・・・

アカ〜ン!!

星像ボテボテやん。

その後変換リングの群れを外し、
国際光器のユニバーサルデジタルカメラアダプターを付けて試写。
こんな感じ。
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せっかく買った2インチアイピース。
4時間かけて散々試したが、終ぞまともな星像になる位置なし。
お蔵入り1号だ。
でも、流石は2インチアイピース。
本来のアイピースとしての機能は申し分なく大迫力。
M42を存分に堪能してアイピース箱へ収納!

次、

Vixenの現行DG-NLV DXデジタルカメラアダプターである。
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アリャリャ??
なんでアイピースまでこんなに距離がある?
このアイピースも現行のNLV25mmです。(期待して買った。)

アカ〜ン!!

なんやねん。

前のアダプターはこんなじゃなかったと思うのだが・・・
これじゃあ現行のVixenアイピースは使えないじゃないか。
そっか、うん、これは拡大アダプターなのね。<`ヘ´>

30分でお蔵入り2号決定。

次、

Vixen NPL30mm。
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NPL30mmは現行のDG-NLV DXデジタルカメラアダプター
非対応品。一応は組込めたが、風景を撮影してみたら
周辺がダメダメでアウト。☆撮影に至らず。

次、

Vixen NLV25mm。
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このアイピース自体はC-8とも結構相性が良かった。
しかし、検証で使用した国際光器ユニバーサルデジタルカメラ
アダプターがイケマセン。まず、固定部分のゴムパッドが
薄い両面テープで張り付けてあるだけであり、使用1回目で
全てズリ剥がれた。(怒)
また、2インチアイピースなら結構しっかり固定出来るものの、
1.25インチアイピースだと・・・これがグニャグニャ。
写真の状態でカメラに触るとユラユラなんです。
更に、
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コンデジは三脚ネジがカメラ中央に無いことが多いのです。
よって、支柱を斜めにする必要があり、これが更に剛性を落とす
要因となっている。

えーとですね、ゴムパッドを全部剥がしたら、
今度は固定力が極端に落ちてしまい実用にならない。
超強力両面テープで貼り直すも、ゴムの部分でグニョグニョして
とても主点合わせなど出来たもんじゃない。

お蔵入り3号決定だ。

これがあまりに評判悪かったのか、国際光器では新たに2インチ用
と1.25インチ用をそれぞれ専用品として製品化してきた。
去年の秋はありませんでしたから、仕方なくユニバーサルを買った
のですが、今回は1.25インチ専用品を発注してみました。
明日来るようです。(懲りないヤツだ・・・俺)

次、

笠井SV32mm 1.25inch プロジェクション・アイピース
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おお〜、結構良さげだ。
まず光軸が狂わない、スライドチューブがアイレンズぎりぎりまで
寄れる、アイレンズがφ27mmある。シンプルなプローセルである。
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これで初めて撮ったのがコレ。
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はじめて見た時は感動しましたよ。たった1分でこれだもの。
でも、良く見ると星像はヒドイもんだね。

それから・・・
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まだLX7に慣れていなかったとは言え、
気合のHDR撮影で外してしまった。いや、
先週の”安アクロマートでポン!”でもやっちまった。
と言うことは、カメラが悪いんじゃん!! ってことで、
皆さんご注意をば。

今のところ、このSV32mmが一番”マシ”かなあ。
上手く行くとこんな感じ。
C-8 + SV32mm + LX7 , F1.4 , 4.7mm , ISO1600 ,
60sec X2 compo , 合成 F=1.47
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----------------------

以上、私が縮小コリメート法で去年の秋からやって来た実験を
まとめてみました。ただ、高級なアイピースや超広視野アイピース
で全くダメだったと言う報告もあり、試しに買うには清水の舞台が
高すぎます。

最後にフツフツと湧き上がって来たことを書きます。

・LX7の広角端開放F=1.4を活かしてこそ意味がある。
 ところが焦点距離は4.7mm(24mm(35)相当)であり、これが
 全てに影響する。つまり、メチャクチャ明るいが写野が狭く
 なる。


と書いた訳ですが、
これは明るいコンデジレンズの宿命でもあると思います。
本当はデジイチで24mmF2などを使いたいところですが、
これじゃあ〜アイピースが超巨大になってしまう。

そこで気付いたこと・・・それは、

トリミングすりゃーいいじやん!!

ということです。
LX7とて1000万画素なんですよ。
例えば、上の画像から切出すとこうなるわけです。
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如何でしょうか。
私的には全然問題なく”アリ”だと思うんです。
個人的には円形写野がリアルで好きだなあ〜。  (つづく)
2

縮小コリメート法(その5)  縮小コリメート法

縮小コリメート法における F(合成)と fl (合成焦点距離)について。

縮小コリメート法の作例で、合成 F=1.47 になった・・・
などの表現をしてきました。以下はその計算方法です。

<例>

---------------------------------------
望遠鏡:セレストロン C-8
口径:203[mm]
焦点距離:2032[mm]
F値:10

アイピース:プローセル型32mm

カメラ:Panasonic DMC-LX7
使用する焦点距離:4.7[mm] 広角端
解放F値:1.4
---------------------------------------

これで縮小コリメート法を構成した場合のF(合成)は、

F(合成) = F(望遠鏡) / ( fl (アイピース) / fl (カメラレンズ) )

で計算できます。

この例では、

F(合成) = 10 / ( 32 / 4.7 ) = 1.46875 となります。

よって、F(合成) = 1.47 と書いてきた訳です。

また、

fl (合成焦点距離) = D(望遠鏡の口径) ・ F(合成)

ですから、

fl (合成焦点距離) = 203 X 1.47 = 298.41 [mm]

となります。

F(合成)がカメラのF値よりも小さくなった場合は光が無駄に
なっている訳ですから、F(合成)はカメラのF値までとなります。

この辺りの詳しいことは下記の書籍に書いてあります。

----------------------------------------
デジタル天体写真のための
天体望遠鏡ガイド
西條善弘 著
誠文堂新光社

P-52〜53

但し、P-53の(1.8e)式は間違っています。

Fc = D / fc とありますが、

Fc = fc / D でなければなりません。

---------------------------------------

LX7は1.7型(7.6mm X 5.7mm)の撮像素子です。
対角は9.5mmとなります。
35mmフルサイズの対角は43.23mmですから
4.55倍の差があります。従って、

fl (35mm換算) = fl (合成焦点距離) X 4.55

となります。

よって、

fl (35mm換算) = 298.41 X 4.55 = 1357.76 [mm] 相当

と言うことになります。 (つづく)





1

縮小コリメート法(その4)  縮小コリメート法

安いアクロマートガイド鏡と、カメラレンズを比べてみました。
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まず感じることが、3:2フォーマットの無駄の多さ。
望遠鏡は円形視野な訳です。出来れば円形で撮りたいですね。
LX-7には1:1モードが備わっていて、左側の様に写せます。
右のK-5LSは300mm写野、左のRFT80+LX7は換算で
335mm(APS-C)相当の写野ですが、圧倒的に豊かな表現に
見えませんか? しかも、たった1分露出です。

更に、

縮小光学系を構成したLX7は合成F1.4.
K-5+300mmレンズはF5.8です。
露出倍数は、なんと16倍強!!
縮小コリメート法のLX7がISO1600の60秒露出なのに対し、
K-5+300mmF5.8の作例はISO6400で180秒です。
12倍違ってもこの程度です。

300mm望遠で16分間、星を点像にすることは大変です。
1分ならば、普及価格の赤道儀でもなんとかなるでしょう。
300mmF2.8クラスのレンズはウルトラ高価ですが、
明るさでは、まだ2段も暗いんです。(4倍暗い)
そう考えると、F1.4が如何に明るいのか分かるでしょう。

明るさは正義なんです!

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今回のRFT80は本来ガイド鏡です。
実際に縮小コリメート法で構成するならば、出来れば8cmED鏡筒
にフラットナーが付いているものが良いでしょう。
赤道儀がしっかりとしているならば8cmF10辺りの鏡筒が
光量無駄が無くて、しかもF1.4をキープ出来てヨロシイかと
思います。
尚、
たとえED鏡筒であっても、縮小コリメート法ではアイピースや
カメラレンズとの相性で、周辺像がメチャクチャになることも
考えられます。カット&トライを楽しめる方はやってみると
面白いでしょう。鉄板構成を発見したら教えてください。
情報を共有しましょう!
                      (つづく)
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0

縮小コリメート法(その3)  縮小コリメート法

私が撮るのは”宇宙のソラタマ”

宙玉レンズとは↓
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20100902_389833.html

今回は6月8日〜9日にかけて長野県入笠山天体観測所にてテスト
撮影をやってきました。しかし、晴れ間が数分と持たない状態。
K-5 , DAL18mmF3.5(4.0) , ISO3200 , 90sec , アストロトレーサー
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こんな夜空じゃ長時間露光は無理と判断し、
”安アクロマート鏡筒でポン!”

を実践してみた。まずはコレを見てくださいな。
M8,M20付近(円形写野約4.5°)、露光時間1分 X 4
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・RFT80(8cmF5 , 400mm) アクロマートガイド鏡
・自作フラットナー・レデューサ + LPS-P2
・SV32mmプローセルアイピース
・Panasonic DMC-LX7(広角端 F1.4 , 4.7mmで撮影)
・ISO1600 , 60sec X 4 composite
・撮影地標高1750m
・合成F=1.4
・基本、JPEG 取って出し
・SI7 , cs5
-------------------------------------------------

ええ、
見落としちゃあ〜イケませんぜ、合成F=1.4!
たった1分でここまで写っちゃうんです。
335mm望遠相当でF1.4ですぜダンナ。
コンポジットしてありますが、縮小コリメート法で撮影する場合、
取って出し1枚をチョットいじる程度で良いと思います。
1枚画はコレ
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どうでしょう? 結構イケるのではないでしょうか。
そもそも周辺画質をトヤカク言うような画像ではないので、
コンポジットする手間も時間も惜しい気はしますね。
高性能ED鏡筒などで撮ればやりたくなるでしょうけど。

そんな訳で今回は晴れ間に向かって、
あっち!
M16,M17
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こっち!
NGC7000 北アメリカ星雲
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そっち!
バンビの首飾り
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どっち?
γCyg付近
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網状星雲
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M22
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と、矢継ぎ早に60カット程撮影できました。
縮小コリメート法は天候にも強かった!

高校天文部の合宿や、お気楽観望のお供に如何ですか〜?

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今回の試写を行うに当たり、事前テストしたのがコレ。
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\14,700.-で購入した素アクロマートガイド鏡にLPS-P2と
フラットナー・レデューサをかまして撮っています。
周辺像が大きく改善されているし、X0.87倍のレデューサ効果も
あってなかなかイケるかも・・・と思ったのですが、
星の実写では作例の通りです。
いや、結構面白いなあ〜という印象です。(^^♪

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LX-7の問題点発覚
-----------------

それは・・・
LX7自体の重量をレンズ伸縮機構が支えきれずに脱調する。
と言うものです。コレハ、
天頂付近を撮影中に画像チェックなどを行うと、レンズが
勝手に引込む訳ですが、カメラ自体の自重を引っ張り上げる
形となります。その時、LX7のレンズ部がガガガガガ!っと
音を立てて”脱調?”し、 ”電源を入れ直してください”
と無慈悲に言ってくるわけ。

これを回避するには、撮影画像をチェックする祭、
アイピースごとカメラを外してしまえばOK。
再度取り付けてもピントがズレることは無いでしょう。
構図を決める時もアイピースごと回転させます。(つづく)
1

縮小コリメート法(その2)  縮小コリメート法

縮小コリメート撮影を行うにあたり、像面がフラットで
あるに越したことはありません。
いくら合成Fが1.4以下になったとしても、良像範囲が狭すぎては
面白くありません。そのような理由から、既に10cmF6ニュートン
反射で実績を積み上げた自作フラットナー・レデューサを再確認
しておきたいと思います。

フラットナー・レデューサに使用するレンズはケンコーの
ACクローズアップNo,3 ProDigitalシリーズです。
ACはアクロマートの略でコバ黒塗り、デジタル時代の
コーティングを施したとあります。
焦点距離は330mmですが、気を付けないと合成焦点距離が短く
なりすぎてドローチューブを一番縮めても結像しなくなります。

これは25cmF5.6のニュートン反射に適用した例です。
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製作記事はこの付近に置いてあります。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/239.html

今回はコレをRFT80屈折望遠鏡に付けてテストしました。
この鏡筒は8cmF5 , 400mmのアクロマートガイド鏡です。
まずは素の状態で撮影。
短焦点アクロマートなので周辺像が非常に甘い画像です。
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次にフラットナー・レデューサ + LPS-P2 を入れた状態です。
X0.87倍のレデューサ効果で写野が広がり、四隅までフラット
に改善されたことが分かります。
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合成F=4.36になっています。
これであれば、お気楽ノータッチトラッキング撮影で5分ぐらいは
問題なさそうです。ワンショットカラーの場合は青ハロが出ると
思いますが、NarrowBand撮影では関係なさそうです。
果たしてまともな星像の写真が撮れるのでしょうか?
楽しみではあります。
但し、球面収差は取れていません。(きっと星がデカイ)

さて、
縮小光学系の主力は、やはりC8です。
今日気付いたのですが、セレストロン純正の
F6.3 Reducer/Correctorを持っていました。
レデューサとコレクター機能があるのかなコレハ?
これを入れるとF10→F6.3になるのですから結構な物です。
早速入れてみました。C8の場合、F6.3レデューサの直後に
2inch天頂プリズムを配置し、ここに32mmプローセルアイ
ピースを付け、その見口にLX7を撮り付けています。
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2インチ天頂プリズムを使ったことで、M48仕様のLPS-P2を
付けることができました。6月4日の撮影時にはこれが無く、
合成Fが明るいだけに光害の影響が顕著でした。

(その1)でも書きましたが、手持ちのアイピースで唯一使えた
SV32mmプローセルですが、C8との組合せではLX7の広角端
以外は使い物になりませんでした。特にシュミカセの結像面
は大きく湾曲しているので尚更です。
最近のEDGEシリーズなどは良いかもしれません。

少しでも像面がフラットになっていれば良像範囲が広がります。
そのような理由から縮小光学系の計算式の前に、
フラットナー・レデューサを取り上げてみました。(つづく)
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縮小コリメート法(その1)  縮小コリメート法

6月3日〜4日にかけて奥秩父の栃本に出かけたのは、
実は縮小コリメート法のテスト撮影を行うため
でした。しばらくはコレにハマってみようと思います。

まずはコレを御覧下さい。
20cmF10のセレストロンC8にプローセル32mmを付け、LX7で
縮小光学系を構成し、合成F=1.47として撮影したM51です。
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ISO800の60sec露光で、ここまで写っちゃってインカ帝国!
赤道儀はタカハシ90Sで、もちろんノータッチトラッキングですよ。

LX7をちょっとズームし、
6.9mmF1.6にしてISO3200 , 30sec X5 composite してみたら・・・
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う〜ん、マンダム(俺は50歳になっちまったんだよ! 何か?)
合成F=2.15ですよ。203mm X 2.15 X 4.55 = 1986mm(35)って訳で、
1.7型のLX7で撮ると35mm版換算で1986mmもの長焦点ですが、

1カット30秒なんです!!

ノータッチトラッキングなんです。
素でも”星がスゲー写る”LX7は、超絶高性能な
LEICA DC VARIO-SUMMILUX(10群11枚(非球面9面5枚))
があってこそです。このF1.4レンズで縮小光学系を構成し、
20cmF10の暗いC8でポンポンこんな写真が撮れちゃうんです!

スゴイだろ〜

次行くよ。

いつもの10cmF6ニュートン反射で撮ってみたら・・・
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まいったなあ〜、
これも30秒なんだよ。K-5Usで10min X 4 = 40min かけた作例と
比べてみて下さい。K-5Usは正当なるコンポジットと画像処理を
行っています。方やコチラはJPEG撮って出しを4枚コンポしただけ。
(光学系の相性と位置調整がシビアです。中心付近だけ見てね。)

縮小コリメート法は鏡筒、アイピース、コンデジレンズの相性が
あるようです。(当然だよねコレハ)
今回は手持ちの32mmプローセル型アイピースを使いましたが、
実は、30mm、25mm、2インチ30mmも事前に散々テストしてNG.
だったのです。唯一、この32mmだけが我慢できる星像でした。

手持ちの鏡筒とアイピースでまともな星像となるかは・・・
カット&トライしかありませんねえ〜(^O^)/

以下にチョット駄目な作例を上げておきます。
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撮影条件は同じはずだったのですが、何処かで手が滑ったか?
同じF値でも、チョットズームレバーに触れた程度で倍率が変化
してしまいます。(LX7は基本、コンデジですからね。)
それでこの星像の悪化具合。
この辺りは本当に難しいですね。
しっかりとした撮影データを固めておく必要がありそうです。

それから、
この最後のM8は125秒露光をノータッチトラッキングしています。
光学系の設定相性によって星像はダメですが、トラッキング
は問題が無さそうです。縮小コリメート法では拡大率が高いので、
赤道儀の性能にも左右されます。出来るだけ1分以内で撮影したい
と思いました。もちろん、公共天文台や観測所の据え付け型赤道儀
ならば言うこと無しですが、移動撮影では鏡筒選びも大切ですね。

と言うことで、
縮小コリメート撮影法の第1回試写報告は終わりです。(つづく)
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LX7で撮る栃本の銀河  天体写真

6月4日の薄明直前です。

Panasonic DMC-LX7
4.7mm(24mm(35)) , F1.4開放 , ISO1600 , 20sec
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JPEG撮って出しです。
ほぼ見た通りの感じに写っていましたので置いておきます。
下の光害は塩山・山梨市方面です。
チョイ撮りLX7、いいなあ〜

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タグ: 天体写真 DMC-LX7

久し振りの奥秩父から  天体写真(PENTAX K-5Us)

あれ?ツユハドコヘ・・・
仕事が一段落し、超久し振りに奥秩父は栃本まで行って来ました。
PDCU4現像→JPEG画像4枚をSI7でコンポジット→CS5仕上げ
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SI7でRAW処理〜コンポジット→CS5仕上げ
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やはり、最低限このくらいの空が無いと綺麗に撮れませんね!
今回は”すばる望遠鏡タイプスパイダー”での初遠征。

が〜〜ピンボケたあ〜〜

実は欲張った撮影テストを行っていた関係上、
このM8,M20は最後の最後でチョロッっと撮ったモノなのです。
ピント合わせもエイヤっと一発決めだったため、案の定ボケを
かましてしまいました。

Panasonic DMC-LX7で撮った夏の天の川(F1.4開放ですよ〜♪)
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何気に凄いLX7。
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タグ: 天体写真 PENTAX




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