月齢19.3の庭撮り銀河 天体写真(冷却CCD)
このところ色々と実験・検証しているのですけど、
昨晩はついでにM81,M82を撮ってみました。
M81,M82 L:9X5min , RGB:3X5min (2X2bin) , 90min Total

庭撮りで月も明るいのでコントラストが悪いですが、思っていた
よりも写っています。春の銀河は案外簡単に写るようです。
また、フラットナー・レデューサとLRGBフィルタの平面性も実用範囲
に入っているようです。バーティノフマスク一発でピントが決まるのは
有り難い。そ〜で無い奴が一匹いるので困っているんですけどね・・・
まずは、LRGBは大丈夫そうで良かった。
------------------------------------
<撮影データ>
撮影日時:2013/1/30〜31
撮影地:うちの庭(標高210m)
星空指数:40点(月齢19.3、快晴微風)
気温-5℃
冷却CCD:ORION StarShoot MonoV(SONY ICX285AL)
撮像鏡筒:MIZAR 10cmF6 Newtonian -> F5.21(fl=521mm)
(自作フラットナー・レデューサー使用)
フィルタ:ORION LRGB Filter 1.25"
ダーク画像:L用2枚、RGB用2枚
フラット画像:***
フラット用ダーク画:***
赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD
画像処理:MaxIm DL Essentials Edition , cs5
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昨晩はついでにM81,M82を撮ってみました。
M81,M82 L:9X5min , RGB:3X5min (2X2bin) , 90min Total

庭撮りで月も明るいのでコントラストが悪いですが、思っていた
よりも写っています。春の銀河は案外簡単に写るようです。
また、フラットナー・レデューサとLRGBフィルタの平面性も実用範囲
に入っているようです。バーティノフマスク一発でピントが決まるのは
有り難い。そ〜で無い奴が一匹いるので困っているんですけどね・・・
まずは、LRGBは大丈夫そうで良かった。
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<撮影データ>
撮影日時:2013/1/30〜31
撮影地:うちの庭(標高210m)
星空指数:40点(月齢19.3、快晴微風)
気温-5℃
冷却CCD:ORION StarShoot MonoV(SONY ICX285AL)
撮像鏡筒:MIZAR 10cmF6 Newtonian -> F5.21(fl=521mm)
(自作フラットナー・レデューサー使用)
フィルタ:ORION LRGB Filter 1.25"
ダーク画像:L用2枚、RGB用2枚
フラット画像:***
フラット用ダーク画:***
赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD
画像処理:MaxIm DL Essentials Edition , cs5
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月齢16.3でもSAO合成ならここまで出せる! 天体写真(冷却CCD)
燃え尽きてなかった。
昨晩も残雪残る裏山林道へ出撃し、月齢16.3のほぼ満月を背負
って撮影して来ました。シーイングも比較的良く、快晴微風。
今年になって7回目の出撃ですが、本当にアレコレと問題が
湧いてきて、まともに撮影できませんでした。
昨晩はやっと画にすることが出来ました。
満月期のナローバンド撮影が何処までイケるのか?
それが知りたかったのです。
IC1848付近(Hα 5nm NarrowBand Filter )
5X15min , 75min Total

IC1848付近 SAO合成 ( Hubble Palette )
S2:10X15min , Hα:5X15min , OV:9X15min , 360min Total

SAO合成は総露出6時間です。
まだダーク減算もフラット補正もやっていませんが、これだけ
出せると言う傾向が分かったので十分だと思います。
HαやS2は問題ないですが、OVは波長が短い分イロイロと影響を
受けるようです。満月では4等星がやっと見える程度。
少しでも水蒸気やチリが多いとOVは吸収されたり散乱したりで、
まともに出てくれません。新月期の遠征で撮ったら、さぞ綺麗な
青になると思います。でも、新月期は普通のLRGBで撮りたい。
<総感>
快晴微風でガイドがすこぶる安定していました。
AutoSave機能で撮影中は30分とか1時間の睡眠を撮ることが
出来、通算8時間の間一度の修正も必要がありませんでした。
ここは仕事場から20分の裏山林道(標高450m)。
夜景を見ながら夜食を食べたり、本を読んだり・・・
あまりに慣れてしまって、部屋に居るのとあまり変わりません。
シュールな世界ですねえ〜(^^♪
------------------------------------
<撮影データ>
撮影日時:2013/1/28〜29
撮影地:裏山林道(標高450m)
星空指数:30点(月齢16.3、快晴微風)
気温-1℃
冷却CCD:ORION StarShoot MonoV(SONY ICX285AL)
撮像鏡筒:MIZAR 10cmF6 Newtonian -> F5.21(fl=521mm)
(自作フラットナー・レデューサー使用)
フィルタ:ORION S2,Hα,OV NarrowBandFilter (5nm)
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画:***
赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD
画像処理:MaxIm DL Essentials Edition , cs5
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昨晩も残雪残る裏山林道へ出撃し、月齢16.3のほぼ満月を背負
って撮影して来ました。シーイングも比較的良く、快晴微風。
今年になって7回目の出撃ですが、本当にアレコレと問題が
湧いてきて、まともに撮影できませんでした。
昨晩はやっと画にすることが出来ました。
満月期のナローバンド撮影が何処までイケるのか?
それが知りたかったのです。
IC1848付近(Hα 5nm NarrowBand Filter )
5X15min , 75min Total

IC1848付近 SAO合成 ( Hubble Palette )
S2:10X15min , Hα:5X15min , OV:9X15min , 360min Total

SAO合成は総露出6時間です。
まだダーク減算もフラット補正もやっていませんが、これだけ
出せると言う傾向が分かったので十分だと思います。
HαやS2は問題ないですが、OVは波長が短い分イロイロと影響を
受けるようです。満月では4等星がやっと見える程度。
少しでも水蒸気やチリが多いとOVは吸収されたり散乱したりで、
まともに出てくれません。新月期の遠征で撮ったら、さぞ綺麗な
青になると思います。でも、新月期は普通のLRGBで撮りたい。
<総感>
快晴微風でガイドがすこぶる安定していました。
AutoSave機能で撮影中は30分とか1時間の睡眠を撮ることが
出来、通算8時間の間一度の修正も必要がありませんでした。
ここは仕事場から20分の裏山林道(標高450m)。
夜景を見ながら夜食を食べたり、本を読んだり・・・
あまりに慣れてしまって、部屋に居るのとあまり変わりません。
シュールな世界ですねえ〜(^^♪
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<撮影データ>
撮影日時:2013/1/28〜29
撮影地:裏山林道(標高450m)
星空指数:30点(月齢16.3、快晴微風)
気温-1℃
冷却CCD:ORION StarShoot MonoV(SONY ICX285AL)
撮像鏡筒:MIZAR 10cmF6 Newtonian -> F5.21(fl=521mm)
(自作フラットナー・レデューサー使用)
フィルタ:ORION S2,Hα,OV NarrowBandFilter (5nm)
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画:***
赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD
画像処理:MaxIm DL Essentials Edition , cs5
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新年6度目の出撃なれど、雪で撃沈 天体写真
余程についていないらしい。
25日のHαピンボケリベンジのため、満月ながら裏山林道へ
行ってみた。現着18:30でセットアップ完了19:30。
今夜は一晩中晴れマークが付いていたが、GPVのお告げでは
雨か雪。って、完全に晴れてまっせ!
最近GPVもあてにならないね〜、なんて思ってピントのチェック。
19:35〜19:39でHα , OV , S2 のバーティノフマスクデータを
取得したところ、全部許容範囲に入っていた。
Hα ダイヤルゲージ値=0(PintAide値0.1)

OV ダイヤルゲージ値=-170

S2 ダイヤルゲージ値=220

これらのダイヤルゲージ値は測定済み表の値であり、何時も
使っているモノ。その再確認も込めての撮像であった。
これならばSAO合成も問題ないレベルで仕上がる筈である。
再度Hαの”ゼロ”に戻して撮像したがバリピンである。
よし、今夜はイケるぞ。
目盛環一発でIC1848を導入し、構図をいじって一発目の撮像。
バリピンである。
あったり前だよ、当然だよ、当たり前だのクラッカーだ。
この所、俺は疲れていたんだ。あれは悪い夢だったに違いない。
さあ、今夜はHαを2時間撮って0時撤収だな。
と、ブツブツ言いながらPHDを見ると・・・星が無い!!
あれ!
突然雪が降って来ましたあ〜〜
しかも、すげー勢いであっという間に一面真っ白になってしまった。
鏡筒などを車内に投げ込むのがやっとで、赤道儀は真っ白に・・・
燃え尽きた。へへ、おっつぁんよ、燃え尽きたぜ。真っ白にな。
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25日のHαピンボケリベンジのため、満月ながら裏山林道へ
行ってみた。現着18:30でセットアップ完了19:30。
今夜は一晩中晴れマークが付いていたが、GPVのお告げでは
雨か雪。って、完全に晴れてまっせ!
最近GPVもあてにならないね〜、なんて思ってピントのチェック。
19:35〜19:39でHα , OV , S2 のバーティノフマスクデータを
取得したところ、全部許容範囲に入っていた。
Hα ダイヤルゲージ値=0(PintAide値0.1)

OV ダイヤルゲージ値=-170

S2 ダイヤルゲージ値=220

これらのダイヤルゲージ値は測定済み表の値であり、何時も
使っているモノ。その再確認も込めての撮像であった。
これならばSAO合成も問題ないレベルで仕上がる筈である。
再度Hαの”ゼロ”に戻して撮像したがバリピンである。
よし、今夜はイケるぞ。
目盛環一発でIC1848を導入し、構図をいじって一発目の撮像。
バリピンである。
あったり前だよ、当然だよ、当たり前だのクラッカーだ。
この所、俺は疲れていたんだ。あれは悪い夢だったに違いない。
さあ、今夜はHαを2時間撮って0時撤収だな。
と、ブツブツ言いながらPHDを見ると・・・星が無い!!
あれ!
突然雪が降って来ましたあ〜〜
しかも、すげー勢いであっという間に一面真っ白になってしまった。
鏡筒などを車内に投げ込むのがやっとで、赤道儀は真っ白に・・・
燃え尽きた。へへ、おっつぁんよ、燃え尽きたぜ。真っ白にな。

庭撮り試写 天体写真(冷却CCD)
このところ何かとトラブル続き。しかも寒い!
25日は夜な夜な有間ダムに出撃したのですが、何と冷却CCDの
ヒューズが電源投入と同時に溶断。SSProV2.0のケーブルも
同じ仕様なので交換するというトラブルに遭遇。
シガープラグ仕様なので開けてみると250V5Aのヒューズが
”溶断”していた。SSMonoVは1Amaxの仕様の筈。
5Aが溶断(即断でない)するからには、7A程度が2分間以上
流れたと思われる。おそらくは、22日のバッテリー切れの際、
電源電圧の低下に伴って電流量を増す制御をおこなったの
ではないか?
それにしても1Amaxの冷却CCDで5Aのヒューズが”溶断”する
のは気持ちが悪い。
さて、撮影はHαでIC1848を撮ったのだけど最低レベルの
ピンボケでオールNG。マイナス6度の寒空で新年2回目のボウズ
をかまして帰って来ました。絶対にピンボケにしないよう、
バーティノフマスクやPintAide、試写、FWHMによる追いこみ
を行ったのにダメだった。流石に凹む・・・
昨日検証したが原因不明。PintAide値=0.2のまま、その星を
試写してもボケている。シーイングの影響にしては大きすぎる
ピンボケでありました。
---------
24日は↑に備えて庭撮りで試写。
なんだ、こっちの方が遥かにましだわ。
IC1848 Hα 15min X 1枚の試写 / SSMonoV

M81,M82 L画像 5min X 1枚の試写 / SSMonoV

NarrowBandや系外銀河は、庭撮りでも結構イケそうな予感。
オートガイドがちゃんと動作するようになったため、撮影中は
家の中でヌクヌク出来るので有り難い。
電線や街灯が目の前にあれど、有間ダムでのヘッドライト直撃
よりは遥かにマシだし、それでも写るので稼働率を稼ぐには良い
かもしれない。
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25日は夜な夜な有間ダムに出撃したのですが、何と冷却CCDの
ヒューズが電源投入と同時に溶断。SSProV2.0のケーブルも
同じ仕様なので交換するというトラブルに遭遇。
シガープラグ仕様なので開けてみると250V5Aのヒューズが
”溶断”していた。SSMonoVは1Amaxの仕様の筈。
5Aが溶断(即断でない)するからには、7A程度が2分間以上
流れたと思われる。おそらくは、22日のバッテリー切れの際、
電源電圧の低下に伴って電流量を増す制御をおこなったの
ではないか?
それにしても1Amaxの冷却CCDで5Aのヒューズが”溶断”する
のは気持ちが悪い。
さて、撮影はHαでIC1848を撮ったのだけど最低レベルの
ピンボケでオールNG。マイナス6度の寒空で新年2回目のボウズ
をかまして帰って来ました。絶対にピンボケにしないよう、
バーティノフマスクやPintAide、試写、FWHMによる追いこみ
を行ったのにダメだった。流石に凹む・・・
昨日検証したが原因不明。PintAide値=0.2のまま、その星を
試写してもボケている。シーイングの影響にしては大きすぎる
ピンボケでありました。
---------
24日は↑に備えて庭撮りで試写。
なんだ、こっちの方が遥かにましだわ。
IC1848 Hα 15min X 1枚の試写 / SSMonoV

M81,M82 L画像 5min X 1枚の試写 / SSMonoV

NarrowBandや系外銀河は、庭撮りでも結構イケそうな予感。
オートガイドがちゃんと動作するようになったため、撮影中は
家の中でヌクヌク出来るので有り難い。
電線や街灯が目の前にあれど、有間ダムでのヘッドライト直撃
よりは遥かにマシだし、それでも写るので稼働率を稼ぐには良い
かもしれない。

TS-90S赤道儀の赤緯微動修正→正常化 撮影機材
懸案であった90S赤道儀の赤緯微動がまともに動作するように
なりました。なんと、TB6560AHQドライバICのENABLE/DISABLE
端子の扱いを間違えていました。DISABLEモードではモータ励磁
まで切ってしまう仕様だとは思わず、SSAGからの修正信号が
入るとENABLEにする制御をしていたのですが、これが間違い。
SSAGから赤緯修正信号がチョンチョン入ってくるたびに、
あろうことかモータの励磁がON-OFFしていました・・・・
これでは、いくらマイクロステップ設定をやっても、カレント
ダウンを無しにしても、動作が安定するハズがありません。
まあ、いままで良く動いていたなと思います。
修正パルスが入るたびに励磁するので、ピョコン!って逆に
行ってしまったりしていたんです。だから、
撮影中は目が離せず、オートガイドのくせにとても疲れるヤツ
だったのです。
このミスを修正したことにより、見違えるような動きをする
オートガイド機構になりました。そんな訳で早速試写。
15分×6カットの撮影中、全くのホッタラカシ撮影です。
PHDグラフは終始安定していて、今までとは雲泥の差。
そ〜か、みんなこんなに楽して撮影していたのかあ〜!
って感じですよ。
テスト撮影なので庭撮りHαです。
IC1848中心部の一部 , 6 X 15min , 90min Total , SSMonoV

ありゃ?ピンボケたぜ。
恥ずかしいからチッコイ画像です。
実はピント出しのデータも撮りながらやっていたのですが、
今日はV字低気圧が通りすぎている最中で、メチャクチャな
シーイングです。何度ダイヤルゲージで合わせ直してもボケている。
10μmステップで試写しながら最適値にしたつもりがコレだもんな。
初めにバーティノフマスクのPintAide値が0.1に入っていたのに、
その値での本番カットがボケボケに大きな星像でした。
今思えば最悪シーイングのせいだったのかもしれません。
ピントが合っていないと思い、ダイヤルゲージで追いながら動かし
てしまったのが敗因だと思います。しまいには、どこがピントだか
分からなくなっていましたから。
確かに星のまたたきが半端ではないな、今夜は。
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なりました。なんと、TB6560AHQドライバICのENABLE/DISABLE
端子の扱いを間違えていました。DISABLEモードではモータ励磁
まで切ってしまう仕様だとは思わず、SSAGからの修正信号が
入るとENABLEにする制御をしていたのですが、これが間違い。
SSAGから赤緯修正信号がチョンチョン入ってくるたびに、
あろうことかモータの励磁がON-OFFしていました・・・・
これでは、いくらマイクロステップ設定をやっても、カレント
ダウンを無しにしても、動作が安定するハズがありません。
まあ、いままで良く動いていたなと思います。
修正パルスが入るたびに励磁するので、ピョコン!って逆に
行ってしまったりしていたんです。だから、
撮影中は目が離せず、オートガイドのくせにとても疲れるヤツ
だったのです。
このミスを修正したことにより、見違えるような動きをする
オートガイド機構になりました。そんな訳で早速試写。
15分×6カットの撮影中、全くのホッタラカシ撮影です。
PHDグラフは終始安定していて、今までとは雲泥の差。
そ〜か、みんなこんなに楽して撮影していたのかあ〜!
って感じですよ。
テスト撮影なので庭撮りHαです。
IC1848中心部の一部 , 6 X 15min , 90min Total , SSMonoV

ありゃ?ピンボケたぜ。
恥ずかしいからチッコイ画像です。
実はピント出しのデータも撮りながらやっていたのですが、
今日はV字低気圧が通りすぎている最中で、メチャクチャな
シーイングです。何度ダイヤルゲージで合わせ直してもボケている。
10μmステップで試写しながら最適値にしたつもりがコレだもんな。
初めにバーティノフマスクのPintAide値が0.1に入っていたのに、
その値での本番カットがボケボケに大きな星像でした。
今思えば最悪シーイングのせいだったのかもしれません。
ピントが合っていないと思い、ダイヤルゲージで追いながら動かし
てしまったのが敗因だと思います。しまいには、どこがピントだか
分からなくなっていましたから。
確かに星のまたたきが半端ではないな、今夜は。

K-5Usによるバラ星雲の再処理 天体写真(PENTAX K-5Us)
K-5Usの発売日2012/10/19に栃本で撮影したバラ星雲を
再処理してみました。出来るだけ星の色を出そうとすると
暗めの処理になるんですよね。こっちの方が自然かもしれません。

撮影データはコチラ↓
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/257.html
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再処理してみました。出来るだけ星の色を出そうとすると
暗めの処理になるんですよね。こっちの方が自然かもしれません。

撮影データはコチラ↓
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/257.html

2013年天体写真こと始め 天体写真(冷却CCD)
年末年始は自分の時間が全く取れない上、年に一度力尽きて
不調になるのは例年のことです。年初めの新月期を見事に
外してしまい、今頃になっての初撮りです。m(__)m
昨晩、仕事場から15分の有間ダムに行って撮影してきました。
今年はこれからスタートです。
IC1805ハート星雲の中心部 (Hα 5nm NarrowBand Filter )
6X15min , 90min Total

IC1805 SAO合成 ( Hubble Palette )
S2:5X15min , Hα:6X15min , OV:4X15min , 225min Total

M65,M66,NGC3268 しし座のトリオ銀河
L:6X10min , RGB:各2X10min , 120min Total

<撮影データ>
撮影日時:2013/1/19〜20
撮影地:有間ダム(名栗湖)
星空指数:80点(ほぼ快晴)
気温-2℃
冷却CCD:ORION StarShoot MonoV(SONY ICX285AL)
撮像鏡筒:MIZAR 10cmF6 Newtonian -> F5.21(fl=521mm)
(自作フラットナー・レデューサー使用)
フィルタ:ORION LRGB FilterSet 1.25"
ORION S2,Hα,OV NarrowBandFilter (5nm)
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画:***
赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD
画像処理:MaxIm DL Essentials Edition , cs5
------------------------------------
土曜日の有間ダムはひっきりなしに車が入って来ます。
厳冬期だから来ないだろうと思っていたのですが、甘かった。
露光中にヘッドライト直撃を20回は受けたと思いますが、
大きなフードに高緯度天体の撮影だったので無影響でした。
でも落ち着いて撮影できない場所なので、しまいには開き直り
ました。たった15分で行ける、一番近い撮影地です。
普段の日なら、冬季限定で使えるかもしれないと思いました。
いつもの裏山林道は、残雪と凍結で封印されていました。
しかしなんですよ、
やはり高詳細モノクロ冷却CCDは良く写りますね。
ハート星雲はStarShootPro V2.0でも撮影したことがありますが、
ナローバンドのモノクロCCDは、別世界だと思います。
しかもコレ、なんと、まだダークもフラットも引いていないんです!
2/3型素子なので100%光量領域にスッポリ入ってしまうし、
6.45μm角の高詳細画素なのでディティール描写もなかなかイケます。
今回はガイドもピントも決まり、シーイングも結構良かったので
150%切り出しでもかなり分解しています。

10cmのニュートン反射としては、多分限界レベルだと思います。
このCCDは系外星雲が良く写ります。トリオ銀河は3分で十分かな?
と思える程でした。また、今回RGBのビニングを行っていません。
ビニングすると、どうも彩度が上がらずに不自然になってしまう
のです。この辺りは定量的にガイドラインを作らないとダメみたい
です。
2
不調になるのは例年のことです。年初めの新月期を見事に
外してしまい、今頃になっての初撮りです。m(__)m
昨晩、仕事場から15分の有間ダムに行って撮影してきました。
今年はこれからスタートです。
IC1805ハート星雲の中心部 (Hα 5nm NarrowBand Filter )
6X15min , 90min Total

IC1805 SAO合成 ( Hubble Palette )
S2:5X15min , Hα:6X15min , OV:4X15min , 225min Total

M65,M66,NGC3268 しし座のトリオ銀河
L:6X10min , RGB:各2X10min , 120min Total

<撮影データ>
撮影日時:2013/1/19〜20
撮影地:有間ダム(名栗湖)
星空指数:80点(ほぼ快晴)
気温-2℃
冷却CCD:ORION StarShoot MonoV(SONY ICX285AL)
撮像鏡筒:MIZAR 10cmF6 Newtonian -> F5.21(fl=521mm)
(自作フラットナー・レデューサー使用)
フィルタ:ORION LRGB FilterSet 1.25"
ORION S2,Hα,OV NarrowBandFilter (5nm)
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画:***
赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD
画像処理:MaxIm DL Essentials Edition , cs5
------------------------------------
土曜日の有間ダムはひっきりなしに車が入って来ます。
厳冬期だから来ないだろうと思っていたのですが、甘かった。
露光中にヘッドライト直撃を20回は受けたと思いますが、
大きなフードに高緯度天体の撮影だったので無影響でした。
でも落ち着いて撮影できない場所なので、しまいには開き直り
ました。たった15分で行ける、一番近い撮影地です。
普段の日なら、冬季限定で使えるかもしれないと思いました。
いつもの裏山林道は、残雪と凍結で封印されていました。
しかしなんですよ、
やはり高詳細モノクロ冷却CCDは良く写りますね。
ハート星雲はStarShootPro V2.0でも撮影したことがありますが、
ナローバンドのモノクロCCDは、別世界だと思います。
しかもコレ、なんと、まだダークもフラットも引いていないんです!
2/3型素子なので100%光量領域にスッポリ入ってしまうし、
6.45μm角の高詳細画素なのでディティール描写もなかなかイケます。
今回はガイドもピントも決まり、シーイングも結構良かったので
150%切り出しでもかなり分解しています。

10cmのニュートン反射としては、多分限界レベルだと思います。
このCCDは系外星雲が良く写ります。トリオ銀河は3分で十分かな?
と思える程でした。また、今回RGBのビニングを行っていません。
ビニングすると、どうも彩度が上がらずに不自然になってしまう
のです。この辺りは定量的にガイドラインを作らないとダメみたい
です。
