「生い立ち」につづきます
ちょっと高校時代のこと思い出してみようと思う
ひとつづつ紐解いたら楽しい思い出に塗りつぶすことができそうです
お付き合いねがえますか?
高校入って私はとくに固有の友達はつくらなかった
孤立していた訳でもなく、ただグループというものに属さなかった
ひとりぼっちでもない
おしゃべりする相手だっていた。
女子校。
独特の雰囲気を醸し出しているかもしれない
男子がいない分、自由な部分もあった
男の先生たちには目のやり場に困っていたんじゃなかろうか
丘の上にあった学校
教室の窓からは相模湾が望め、天気の良い日は大島まで望める
とてもすてきな風のある学校だった
でも山からの風から海からの風にかわるときが風がピタリとやむ
暑い夏には授業中、スカートを膝上まであげて下敷きで仰いだり、運動着にきがえるんだっておかまえなし
通りすがりに男の先生が見ようもんなら、生徒たちの攻撃にあう
どうも先生たちはうつむきかげんだったように思う
いつ何か言われるんじゃないかとオドオドしていた感じがする
自分も先生をからかったおぼえがある
「けたまご」
化学の先生
波平みたいな頭でちょうど頭の上に卵大の毛がのっていた
今思うと残酷なあだ名ですよね
「リボン」
美術の先生
入学の時、とっても大きな赤いリボンを頭に着けていた
二人の先生のあだ名しか思い出せないが、今もお元気で先生をやっていらっしゃるのでしょうか
こんなあだ名をつけながらも、実は大変お世話になった先生なのです
続きます

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