10月1日から主人と交代で義母のそばにいました
夜は主人が泊まっていました
主人はやっと15日夜から自分の布団で寝れました
2週間ちょい義母に付き添った
葬儀での挨拶で主人が義母に付き添うことができて良かったと言っていた
夜遅くに義母の話に付き合ったそうです
家族みんなで全力を注いました
寂しくさせたくない、そんな思いで四六時中義母に誰かが付き添ってました
義妹も子供が学校へ行っている間は付き添ってました
子供たちも私と主人と交代する時に病院へ来ておばあちゃんに顔を見せていました
もしかしたらこれが最後になるかもと子供たちに「おばあちゃんに聞こえるくらい大きな声で声かけて行きなさいよ」と言ったのが本当に最後になってしまいました
午後は主人がくるまで義母と二人でした
時折なにをしてあげればよいのか戸惑うことも
義母が寝ている間はずっと読めなかったハリーポッターを読んでいた
「不死鳥軍隊」下まで読んだ
なにやっていたんだ(自分…)
12日…
午前中は義妹が来ていました
午後は義母と二人
呼吸が浅い呼吸から深い呼吸にかわった
ふと不安がよぎりました
呼吸以外かわったところはなかったんですが主人に「今日は出来るだけ早めに子供たちを連れて病院へ来るように。胸騒ぎがする」と伝えました
17時
足をさすりながら
「おばあちゃんありがとうね」
「家はちゃんと守って行くからね」
と声かけていた
看護さんが突然病室入ってきて「酸素吸入をマスクにかえますね」と
でもうまく作動できず、「ちょっと取り替えてきます」と出て行った
血液酸素量が80くらいまで落ちていたのを見ました
突然義母の呼吸がかわった
無呼吸みたいな感じが出ていた
あわててナースコールした
そして主人に連絡
まもなく着くと返事が
でもおかしい
呼吸が変
子供たちがもうじきくるらと義母に声かけた
頑張れと声かけた
何か訴えるような声をかけたあと呼吸停止
17時15分
病室は義母と二人
ナースも先生もいない
20分ころ担当医が来て「心拍が止まりました」と
そして「ご主人が来たら診断します」と
義母には声届かず
私1人が看取る形となってしまった
義妹にも義母に声かけながら連絡を入れていた
でも間に合わず
呼吸停止してから親戚に連絡をいれた
手が振るえ思うように携帯が操作できなかった
主人たちが到着し、先生に診断をしていただきました
死亡診断が5時40分にくだされました
腹膜に広がった癌のためにお腹が大きくなっていたため、小さくしてもらうために検診をお願いしました
検診の結果、がんは全ての臓器に広がっていた
肝臓、腎臓、膵臓
そして腸、胃と
医師もこれほど広がっているのは珍しいケースと
義母の検診が医療の発展の力になってくれたらいいな
死因は肝不全、肺不全でした
神主さん(神葬祭のため)、葬儀屋さんへ連絡
祭間近と言うこともあり神主さんもたて混んでおり、とりあえず14日にお通夜、15日に告別式と言うこと
斎場への連絡
検診をしたので病院側が義母を連れてきてくれました
もししなかった場合は斎場の方に手配してもらわなければなりません
義母の支度を用意(下着、着物、足袋、敷物、掛け物)して、私は子供たちと先に病院へ出ました
義母を迎える準備をしました
家に到着したら、すでに義母のことを聞き駆けつけてくれた近所の方が待ってくれていました
ある程度部屋は片付けていたものの、中途半端で
近所の方が手伝ってくださいました
義母にかけてあげる着物を用意
義母は自分にかけて欲しいと思う着物を一番上に置いてありました
踊りで使っていた着物です
そして遺影の写真の準備
これは生前義母は使って欲しいと写真を準備していました
10時半過ぎに義母が到着
義母の到着後、親戚たちも次々と訪問してくださいました
その日の夜は義妹夫妻も泊まってくれ、主人と私と4人で義母のそばで1夜を過ごしました
ろうそくを絶やさないようにみんなで見守りました
翌日、主人は病院へ行き死亡診断を貰いに
当日発行してもらえなかったためです
死亡診断がないと火葬許可が下りないそうです
昼近くに斎場の方が役場に届け出を
かなり混んでいて、15日の9時となりました
火葬の日取りが決まったので葬儀の日程が決定
連絡していなかった主だった方に連絡しました
義母の病気のことは伏せていたので皆さん驚かれていました
仏ならお坊さんを呼んで仮通夜となりますが、神葬祭のため家族のみで
供え物も普段食べている食事を左膳であげるとのこと
お箸は立てません
組合(地区の人たち)により、葬儀委員長、湯灌人【ゆかんにん】(地続きの隣2件)、穴掘り、担ぎ手が決まり、湯灌人が全て葬儀の段取りを進めて行きます
手伝い手をどう配置するかも
会社関係の方が遠方から来るので駅から斎場までの送迎について配慮して欲しいとお願いして起きました
おかげで帰りはタクシーの手配をしてくださり、最終の特急に間に合うことが出来たようです
葬儀中は親族が口を出すことはできません
だからやって欲しいことはゆかんにんに使えることが大切です
ここに書き留めて置くのはいつか主人や私の時に役立ててほしいと思っています
あくまでもここに書き留めた内容はこの地元の習わしですので土地土地に違うこともあるでしょう
また宗教によっても違ってきますよね

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