義母は13年前に子宮癌が見つかり、摘出手術を受けた
その後、抗ガン剤の治療を受け、3ヵ月の検査をしてきた
5年後には半年に1回の検査
そして10年後にもう大丈夫でしょうと言われ1年に1度の検査に切り替えた
その翌年、肺に影が見つかった
婦人科で色々検査が行われました
X線、PET検査、内視鏡
しかし異常が見つからなかった
異常を確認できているのはCTの結果のみ
肺外科に移された
今までの検査結果を確認していたら、2年前のCT検査にも同じ位置に小さな影があった
見逃されていたのだ
影が大きくなってきているから癌の可能性は高い
先生から直接細胞をとり、癌だったら摘出しましょうと言われた
手術したのが昨年の5月
建て前の2日前だった
胸を開いて手術する方法ではなく、胸膣鏡手術する方法がとられました
その方法の方が回復力が早いらしい
ただし、リスクもある
摘出がきれいにできない問題もあるとのこと
どちらをとるかは医師に任せた
癌は腹膜までにおよんでいた
義母の手術は成功した
医師から気になる部分はすべて摘出できたと言うことだった
回復も早かった
手術した翌日には歩きだした
4日後には痛み止めの点滴が外された
5日で退院しました
医療技術の進化に驚きを感じました
1ヵ月後の検査で抜糸され、経過も順調だった
肺外科から婦人科へ戻された
そして7月のCT検査でリンパ節と肝臓に新たな癌が見つかった
抗ガン剤の治療することとなった
1回目の抗ガン剤治療は副作用も弱く順調だった
2回目の抗ガン剤治療で高熱がでるようになり、熱が下がらないこともあり救急で病院へ行った
抗生物質の投与で熱は落ちついた
3回目(10月30日)の抗ガン剤治療でもやはり高熱がでた
熱が高いこともあり、入院することになった
その後義母は点滴での治療を拒否
飲み薬での治療が始まった
12月のことだった
1ヵ月ごと1週間薬を飲んでいた
体調も順調だった
1月に爪が黒くなる症状が現れた
抗ガン剤の副作用だった
5月のCT検査の結果、あまりよくなかった
薬を強くすることになった
飲み薬でも副作用がかなり出てきて、義母の髪はほとんどない
6月ころ、義母の腹部の腫れが出てきていることが気になっていた
本人は便秘や運動不足だと思っていたようだ
7月になると足のむくみも出てきた
8月にやるCTの結果がよくないんではないかと不安がよぎった
覚悟はしていた
8月13日に出た結果は想像する以上の結果だった
あまりにも衝撃的だった
今まで言われていなかった余命
まさかいきなり2ヵ月だなんて…
今までの検査、治療はなんだったのか
今更だが疑問がふと湧いた
癌は肺や肝臓、リンパ節に及んでいる
なのに主治医は婦人科
なんで臓器内科じゃない?
婦人科は専門じゃないよね?
通っている病院のしくみが最初に治療に当たった科が担当するらしいが…
なんか腑に落ちない

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