中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

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「武漢肺炎」蔓延の中、世界を相手に戦う方法について

今日の気になったニュースは、「ダイヤモンド・プリンセス号」の80代の日本人乗客2人が亡くなったことですね。

多くの日本人がアメリカとカナダの違い、イギリスとフランスの違い、フランスとドイツの違い、オーストラリアとニュージーランドの違い、ブラジルとアルゼンチンの違いを答えられないように、彼らにしてみれば中国と日本の違い、日本と韓国の違いは答えられません。これはグローバルな職場で働き、同僚に多くの外国人を持つと分かります。日本人なら中国と日本の違い、日本と韓国の違いをはっきりと答えられるし、外見の見分けも付きますが、世界の彼らにとっては「同じ」で、「違い」に興味もありません。ということで、世界から見れば、日本はすっかり中国同様の不潔で危険な感染国扱いです。そりゃ差別対象にもなりますよ。フランス人なんか「やる気満々」でしょ?

イギリス・ロンドン市長選の立候補予定者に至っては、東京オリンピックが中止された場合、ロンドンでオリンピックを開催することにまで意欲を示しました。「ダイヤモンド・プリンセス号」は三菱重工業長崎造船所で建造されたクルーズ船ですが、イギリス船籍でアメリカが船会社です。日本(人)の「下手」な点は、「駆け引き」を知らない点です。

マスコミが「ダイヤモンド・プリンセス」号ネタを扱い、その名を発する時、ただ普通に「ダイヤモンド・プリンセス号が・・・」、または「クルーズ船のダイヤモンド・プリンセス号が・・・」と言いますね。これじゃダメだという事です。正解はね、「イギリス船籍でアメリカが船会社のダイアモンド・プリンセス号が・・・」と言わなければならないんですよ。つまりですね、「イギリス船籍でアメリカが船会社の」という「枕詞」を忘れてはいけないという事です。こうすることで、責任は「日本だけではない、イギリスとアメリカにもある」という事を日本人だけではなく広く暗示させるんです。そうするとトップのイギリス首相やアメリカ大統領も「表」に出て来ざるを得なくなります。必ずマスコミが追い、世論も動きますからね。

今回、ダイヤモンド・プリンセス号の件で、イギリス首相やアメリカ大統領は自国の乗客が多くいるにもかかわらず、「表」に出てきましたか?感謝や苦労の一言はおろか、大っぴらに発言すらしないでしょう?自分の国の船籍の船、自分の国の船会社の船、なのに「ひっそり」と隠れていることで、全責任を日本に押し付け、責任回避に成功しているんです。「賢明」ですねえ。これが「沈黙は金、雄弁は銀」というテクニックです。

そもそもこのテクニックはイギリスの思想家で歴史家でもあるトーマス・カーライルの『衣装哲学』にある言葉ですからね。イギリスにとっては本家本元、誰でも知っている「日常」なんですよ。

一方で日本のマスコミはニュースで扱う際、「ダイヤモンド・プリンセス号が・・・」、「クルーズ船のダイヤモンド・プリンセス号が・・・」、最悪は「横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセス号が・・・」で話を始めるでしょう?実に「正直」ですね。私に言わせれば「能天気」です。その結果、「ダイヤモンド・プリンセス号」は「日本の船」、「日本だけの失態」、「外国は一切関係無し」、と皆が、世界中が認識してしまうんです。報道する際は「イギリス船籍でアメリカが船会社の」という「枕詞」を忘れずに付け、徹底させていれば世論はまた少しは変わっていたかもしれません。

この点、中国は一党独裁政権ですから違います。マスコミ統制は厳格です。中国は社会主義国家ですが、実情は程遠いのが現状です。社会主義国家とは平等公平な国の事ですから。実情は格差社会、学歴社会、自己中心主義で拝金主義、覇権国家ですね。という事で、この矛盾を解決するために作られた都合の良い言葉が、「中国の特色ある社会主義」という言葉です。「中国の特色ある」という「枕詞」を必ず用いることによって「社会主義」という言葉の矛盾を解決しているんですね。

私もブログで「支那人」という言葉を多く使いますが、単独で使うことはまずありません。単独で使えば「中国人=支那人」という石原慎太郎元東京都知事と同じになってしまいます。その前に必ず中国人という言葉を使って対比させ、この国には二種類の人間が居る、考えてみて下さいと暗示させています。

蛇足ながら、中国人は「あなたは良い日本人だ」とか「これは良いニセモノだ」とか面白い対比表現を多く使いますよ。

中国では「正直者=バカ」扱いです。これは「バカ正直」という言葉がありますね。いろいろな仕事が出来る人は有能だけれども皆、平均点です。これは「器用貧乏」という言葉がありますね。一つ=長所を磨きます。こういう考えだから人民は皆「極端」なんですよ。富裕層はとてもお金持ち、貧困層はとても貧しくなります。

世界を相手に戦う場合、「駆け引き」は必須です。ですから「ダイヤモンド・プリンセス号」ネタを報じる場合、「イギリス船籍でアメリカが船会社の」という「枕詞」を用いない、徹底しない、記載もしない、のは致命傷でしたねえ。私はそう考えます。結果、医療費は負担させられ、汚名は着せられ、批判はされ、渡航制限はされ、オリンピックまで持って行かれそうになる有様です。

知識があっても経験が無い人間は「使えません」。『三国志』で言えば馬謖です。「泣いて馬謖を斬る」は有名な故事ですね。我々の周りだったら「ペーパードライバー」や「童貞」、「早漏」です。使えんのですよ。知識と経験が備わったら、次は「駆け引き」という策略を身につけることが大切です。

でも駆け引きを知らない=正直、純情、素朴な日本人が私は大好きですし、誇りにも思っています。生まれ変わってもまた日本人として生まれたいですよ。私はこの国で「嘘つきは泥棒の始まり」を心底理解しましたしね。

長くなりました。写真ゼロのエントリーはダメですね。今日はご容赦下さい。

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投稿者:dalian4649

中国で「武漢肺炎」はいつ終息するかについて

今日も始めは大連地元紙『半島晨報』の「Weibo」から、大連のニュースを1つ取り上げます。

マスク、アルコール、消毒液等、「自衛の武器」が手に入らない中で、大連のタクシー運転手は感染回避のため、頭を絞って考えているようです。大連は「中国一の知日都市」ですから、東京都のタクシー運転手が武漢からの観光客と接触し、感染させられたニュースを見聞きして恐怖が生まれ、「自衛」のきっかけになったことは想像に難くありません。

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ということで、連中は前列の運転手席と後列の客席との間にビニールシートを張り付けて、車内の空気流通をシャットアウト、感染から逃れる、という方法を始めたそうです。

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まるで節電のために冷蔵庫内に貼る「冷蔵庫カーテン」ですね。

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まあこのような稚拙な対処では感染からは逃れられるとは思えず、無意味だと思います。これを「付け焼刃」と言います。

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「この車は消毒済みだよ、マスクをして乗ってね、(助手席ではなく)後列に座ってね」とあります。伝染病の蔓延ですから、私だったら車内会話禁止、現金の受け渡しはダメ(スマホ決済のみ)も足しますね。

中国ではタクシー乗車の際、客は後列に座らず、助手席に座ることが多いです。これも日本ではあり得ない現象ですね。ですから「後列に乗ってね」の記載が足されているわけです。

蛇足ながら、外国人は決まって、日本のタクシーのドアが乗降の際、運転手さんの手動による「自動扉」であることに驚きますね。日本独自の「おもてなし」といえますね。

大連は「知日都市」とはいえ、所詮中国ですから「親日都市」ではありません。この点を「一緒くた」にする方は多いですね。大きな間違いです。民度もたかが知れています。台北と同じ感覚で考えていると、足元を掬(すく)われますよ。

私は今まで「日本人だから」という理由で乗車拒否が一回、乗車中にもかかわらずこの場ですぐに降りろと言われたことが一回、「遠回り」は数知れず、という経験があります。この国では「差別」なんて日常茶飯事ですよ。ですから中国語には汚い言葉が星の数ほどあるんです。必要だから、足りないから「新しい言葉」が次々と生まれる、それだけです。

さて、今日は歴史と自身の経験を武器に、「武漢肺炎」がいつ収束するかについて書きたいと思います。

私はかつて大連でSARSを経験しました。今回の「武漢肺炎」とよく対比されますね。SARSが終息したのが暑くなった7月と記憶しています。ウイルスは高温多湿になると活動も鈍くなり、徐々に消えていきます。

私のブログでは「今日のPM2.5」ネタから始めることが多いですが、現在の中国では大気汚染を解消しようという「真剣な動き」はありません。大気汚染の解消は自然現象頼み、つまり「雨(雪)が降ってくれるか」、「強風が吹いてくれるか」なんですよ。お天道様に頼っているだけなんです。

1、SARSが終息した「主要因」は夏になって高温多湿になったから
2、大気汚染の解消は自然現象(=雨、雪、強風)頼み

なんですね。ということで「武漢肺炎」の終息も高温多湿になる、つまり「夏待ち」ではないかと思っています。中国人が出来ることなど無いんです。

現在の中国ナンバー2に位置付けられている李克強総理は、かつてこちら遼寧省の党委員会書記だったのですが、その時に「遼寧省のGDP成長率を信頼せず、省の経済状況を把握するのに、省内の鉄道貨物輸送量、銀行融資残高、電力消費の推移を見ていた」ということでした。いわゆる「李克強指数」です。こういう方が現在の国務院のトップですから、日々発表されている感染者数、死亡者数はあくまで「追い風参考記録」に留めておくのが無難でしょうね。私は彼の考え方を応用して、「マスク、アルコール、消毒液等が普通に売っている薬局」がポツリポツリと現れた時こそが、本当に終息し始めた時と考えています。「マスク指数」とでも名付けておきましょうか。

大連地元紙『大連日報』の報道によれば、大連の全大学は冬休みが明け、3月2日より始まる予定だった新学期の開始を無期延期にしています。こちらです。大学が始まらないのに幼小中高が始まるわけはないですね。また世界から注目されるF1は4月19日に開催予定だった上海グランプリの延期を早くも決めました。日本政府が「切った」武漢や温州も冷静に見てみると正直、「手の付けようがない、手の施しようがない」状況です。この現実からも3月や4月に「平常」が戻ることは無いと思われます。

今日、中国外務省の王毅国務委員兼外相は自画自賛し、「夜明け」が見えてきたとも発言しました。中国人がこだわる「面子」というやつです。こういう場合は「メンツ」ではなく、「見栄」や「リップサービス」と和訳すると深く理解できますよ。つまり実情は「手の付けようがない、手の施しようがない」状況に対する焦りなんです。

そもそもこの発言が真意を得ているなら習近平や李克強クラス、最低でも中国共産党中央政治局常務委員が発言すべきレベルの話でしょう。序列も低く、政治局常務委員でもないだけに「夜明け」を外し、ま〜た世界中から総スカンを食らった場合、自身の失脚に直結するかもしれません。

まあ「面子」は「無学、無教養、中国好き」には通じても、「有識者や知識人、ハイレベル人材」には通じませんね。

最後に私の考えをまとめます。

1、高温多湿になるまで「武漢肺炎」は終息しない。終息は自然現象と「お天道様」頼み、高品質のマスクと防護服は日本頼み。

2、「マスク、アルコール、消毒液等が普通に売っている薬局」がポツリポツリと現れた時こそが、本当に終息し始めた時。

3、新学期の開始には「児童と教職員の安全、校舎や施設は毎日の消毒、給食と食堂は大量の食材確保」の三点が絶対に欠かせないため、早くて4月下旬、遅くて5月のGW明け、最悪で高温多湿待ちの6月以降にずれ込む。「穴埋め」として夏休みが消えるかも。

です。

子供達に「平常」が戻った時が「夜明け」でしょうね。

「事実は小説よりも奇なり」と言います。死者と感染者が止まらず、社会不安ばかりが大きくなっている以上、今回ばかりは私の「小説」が大きく思いっきり外れてくれるのを強く望みたいですね。

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投稿者:dalian4649

大連でも「武漢肺炎」が確認

2020年最初の更新になります。今年も宜しくお願い申し上げます。

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今日の大連は酷い大気汚染でした。午後2時の市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気データです。この後、PM2.5の数値は「300」を超え、「非常に健康に悪い」から「危険」となりました。

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外の様子で、市中心部・労働公園「緑山」の電視塔です。これが「300」です。

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御参考までに一昨日、大気の状態が非常に良かった同所です。

さて、私は年末年始を日本で過ごしました。大連に戻り、今はちょうど旧正月の直前で、「二回目の年末年始」ですね。明日24日が「大晦日」、明後日25日が「旧正月=春節」です。

ただ今年の中国の「年末年始」は最悪ですねえ。新型肺炎が流行中だからです。この新型肺炎ですが、こちらのネットでは「武漢肺炎」とも命名されていますね。「武漢肺炎」の患者に対応している現地の病院(武漢市中心医院)の様子も公開されています。感染しないように「完全武装」ですね。

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武漢市政府の21日の発表によると、市内の医療従事者15人に感染が確認されるも、士気は衰えていないようで、本当に頭が下がります。

しかし「お天道様」は大きな罰を中国に与えましたねえ。大連も例外では無くて、一昨日、現地地元紙「半島晨報」が大連でも患者が見つかったと報じました。夕方5時半になると、「領事館」からメールが来ましたね。こちら大連のニュースが和訳されたものです。全文を記載しておきます。


●1月21日,大連市政府公式微信アカウントである大連公布によると,武漢から大連を訪れた人物の発熱等の呼吸器症状の症例を1例確認した旨発表がありました。
●引き続き最新情報を収集し,人混みを避け,マスクを着用したり,手洗いを行うなど,念のため感染予防に努めてください。

(参考)
  大連市は新型コロナウイルス感染による肺炎に対し積極的に対応(仮訳)
21日の大連市衛生健康委員会の発表によると,17日,大連市は武漢から当地を来訪した発熱等の呼吸器症状を発症した患者1例を発見した。現在,当該患者は市の指定医療機関にて隔離治療を行っており,容態は安定している。正確な診断後,改めて速やかに通知する。

大連市は新型コロナウイルス感染による肺炎の対応業務を高度に重視しており,すでに連合対応業務指導グループを設置し関係業務を行っている。各レベルの衛生健康部門は迅速に全面的な対応を講じており,相次いで専門業務グループ及び専門家グループを設置し,速やかに各種応急措置及び業務方案を制定し組織的に実施している。現在,市の各レベル・各種の医療機関はすでに事前診察及び発熱の外来診療の観測を全面的に強化し,疾病予防コントロール機関の科学的規範に基づき,疑いのある病例に対し観測,検査,診断,治療及び衛生処置を行っている。市内各地では愛国衛生運動を実施し,環境整備関連業務を強化しつつ,各種予防措置を全面的に実施している。

これから春節が近づき人の移動も頻繁になり,また冬から春にかけて呼吸器系感染症の発生率が高い季節となる。専門家は広く一般市民に対し,個人の衛生・予防をしっかりと行うこと,マスクの着用は呼吸器系感染症の予防に有効な方法であること,手の衛生環境に注意すること,室内環境衛生及び換気を保つこと,空気の通りが悪い或いは人が密集する公共のイベント等はできる限り避けること,もし発熱や呼吸器系感染症の症状があれば速やかに当地の医療機関の発熱外来で診察を受けることを促している。 上海市衛生健康委員会による発表(21日)(当館仮訳)
 患者は35歳男性,上海籍,8日晩に武漢市を訪問。11日に武漢市から上海市に戻り,発熱,咳等の症状が出現。16日,本市の発熱外来を検診後,入院隔離治療。上海疾病予防管理部門が新型コロナウイルス核酸検査を行い陽性結果を確認。専門家の評価確認を経て当該症例を新型コロナウイルスによる肺炎と確定診断した。現在,患者の体温,バイタルサイン等正常。上海市で濃厚接触した者は現在医学観察中。
 なお,本市はその他4名の疑似症例を調査中。

大連公布(中文)
https://mp.weixin.qq.com/s/Gc_RdvNX_0HT0KUIaDcISw

在瀋陽日本国総領事館
在大連領事事務所
遼寧省大連市西崗区中山路147号 森茂大厦3階
TEL:0411-8370-4077 FAX:0411-8370-4066
HP: http://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/


今日はついに在中国日本大使館が、在留邦人向けの説明会で「武漢市内で日本人1人が肺炎にかかり、入院している」と発表しました。60代の日本人男性で、中国人の妻と武漢で暮らしており、重症で「武漢肺炎」かどうかは確認中だそうです。

私は大連に来た初年度にSARSの混乱を経験していますし、それなりの知識と経験を積んでいるので比較的冷静ですが、一応、感染者が出た当該地という事で、大連では皆かなり神経質になっています。遼寧省での「武漢肺炎」は今のところ2例が確認され、大連では更なる「予備軍」もいます。今日の町中は、バスの運転手さんを筆頭に、マスク着用率がいつもよりかなり高かった印象ですね。

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投稿者:dalian4649

焼け落ちる世界遺産・沖縄首里城を見て考えた事、あと中国の報道

11月に入りました。今日の大連は昨日ハロウィンの「PM2.5地獄」から抜け出して、まずまずの大気状況です。

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午後2時の市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気データです。

さて、今日は無視できない事件が起こったので、急遽、前回のエントリーでの予告を変えます。「世界遺産・沖縄首里城の全焼」です。「琉球国」として歴史的繋がりが深かったこともあって、中国でも大きく取り上げられました。こちらです。

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私自身の趣味、また「散歩がてら」で、当ブログでは常日頃から大連を中心に、いろいろな「史跡巡り」ネタを書いていますが、この火災のニュースと映像は本当にショックでしたね・・・。

私が首里城に行ったのは小学生の1980年代で家族旅行です。当時は何にもなくて見所は「守礼門」だけでした。今と違って「ゆいレール」も無く、鉄道が無い事にビックリし、「ひめゆりの塔」に行って涙し、「万座毛」の絶景に感動し、鍾乳洞の「玉泉洞」のスケールの大きさと凄さに言葉を失いました。未だにはっきりと記憶に残っていますねえ。時代は変わって親父となり、今、我が家のガキと行くなら「美ら海水族館」に行きたいですね。あとはサッカーのJ2「FC琉球」観戦ですかね。LCC(格安航空会社)の就航で、昔と違って財布に優しいばかりか抜群に行きやすくもなりましたしね。

誰もが大切にし、誇りにし、かけがえのないものと考えていた「シンボル」が壊れる、燃えて朽ちる、というのはこれほどまでに人間の心にショックを与えるものなんですね。改めて深く理解し感じましたよ。

これまたガキの頃の話ですが、修学旅行で会津に行きました。戊辰戦争(会津戦争)で薩長に敗れ、飯盛山に落ち延びた会津藩の13〜17歳(!)の武士で構成される「白虎隊」は、山から見える会津若松城(鶴ヶ城)周辺の火災と、ただならぬ様子を見て落城と認識し、「もはやこれまで」と皆、自刃しました。私は昨日の火災で崩れ落ちる首里城の正殿の姿を見て、彼らの気持ちがようやく分かりましたね。

そんな会津若松城(鶴ヶ城)の屋根も、私が修学旅行で行った時代は「黒瓦」でした。今ではしっかりと昔の姿=明治時代に解体される以前の「赤瓦」、に復元されています。

首里城は今回で5回目の焼失(1453年、1660年、1709年、1945年、2019年)とのことです。先程の会津若松城(鶴ヶ城)の例ではないですが、2014年に米国立公文書館から発見された、沖縄戦で焼失前の首里城のカラー映像によれば、当時の屋根瓦は赤色では無い事が分かっています。歴史に準じて新たに再建される首里城の屋根瓦の色は変わる可能性もありますね。

歴史を学んだり、「史跡巡り」をしていても、絶対に経験できないことの一つに「合戦直後のボロボロになった城の姿」そして「炎上し落城していく姿」を目にするというのがあります。もちろんドラマや映画ではこの姿が見られますが、あくまでそれはフィクション内での話。私は熊本大地震でボロボロになった熊本城の姿に、合戦直後(=西南戦争における、熊本城の谷干城指揮する政府軍vs西郷隆盛の薩軍)の姿を「見ました」し、

熊本大地震と中国現地の反応、そして「支那人」(1)
https://sky.ap.teacup.com/dalian4649/522.html

今回のこの首里城炎上、そしてその姿を目の当たりにして実際に涙する地元民の姿に、合戦直後(=会津戦争における会津若松城の「炎上」、それに悲嘆して自刃する白虎隊)の姿を「見ました」。うちのガキが大好きなお笑い芸人・出川哲朗さんの名言ではないですが「これがリアルだから」なんですねえ(泣)。

拙劣な修復で問題となった中国(万里の長城)や韓国(南大門)とは違って、日本の修復技術は世界一と言っても過言ではありません。今回の再建では令和新時代の最新技術、そして世界遺産になったことで沖縄県民に留まらず、焼失を悲しんだ全ての人々の思いと魂が宿ります。その道のりは困難で途方もなく長いですが、平成時代を超える、誰もが「宝」に思えて、精神の拠り所になる、素晴らしい首里城の復元が期待できると思いますね。

不謹慎と言われるかもしれませんが、私はこの「火災事件」を機に、改めて沖縄について、「琉球国」について学び直してみたいと思いました。私一人だけではないでしょう。また大学生時代(1993年)に見た、「少年隊」の東山紀之さん主演のNHK大河ドラマ『琉球の風 DRAGON SPIRIT』も見直したいと思いました。が、こちらはDVD化されていないんですねえ・・・。日本の全国各地にある「宝」=寺社や城、もこの火災事件を機に早速、消防訓練と検査を実施しているのが続々と報道されています。皆、何かしら「失敗から学んでいる、学ぼうとしている」んですね。そして実行に移しているんですよ。「一人一人のこの姿、全国各所のこの姿」が焼失してしまった首里城へのせめてもの「供養」になると言ったら言い過ぎですかね。

小さな国土の国に住んでいるとはいえ、日本人は世界で唯一「こういった姿」を持っているからこそ、焼け野原、地震、津波、から何度でも立ち上がって今現在を築き上げたのでしょう。私はそう考えますね。

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投稿者:dalian4649

大連で続くこの秋最初の「大型大気汚染」、一方で日本は新時代へ

日本ではこの秋、大型台風が続きましたが、こちら大連では先週末より、この秋最初の「大型大気汚染」が続いています。酷い霧の毎日ですね。「この秋最初の連チャン」という事で、大連生活が長い私のみならず、職場の地元の人間まで体調を崩しかけており、改めてこの国の「健康第二」、そしてこの国は「人間の住む所ではないなぁ・・・」というのを実感しています。

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一昨日、日曜日の夕方です。先週末の金曜日から大気は悪化して、週末は家で「缶詰め」を強いられました。夕方に食材を買いに出かけたのですが、大気汚染が酷くて太陽を「ガン見」しても眩しくありません。思いっ切りカメラのレンズを直に太陽に合わせても大丈夫!

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翌日の月曜日は昼前に郊外の「開発区」、「保税区」に行きました。この日11時の市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気データです。PM2.5は大台の「200」で「非常に健康に悪い」表示です。日本基準の約6倍の汚染度です。行きたくない・・・。

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外の様子です。乗っていたライトレールから撮った日系企業「日本電産」と開発区のランドマーク・大黒山です。汚染が酷くて巨大な大黒山がすっぽりと消えました。

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御参考までに私が撮った晴天の同所です。

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今日の11時の市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気データです。ここ数日、日中はレッドゾーンの「健康に良くない」表示、夜になると一層酷くなってパープルゾーン=もう一段階上がった「極めて健康に良くない」表示、だったことがお分かりいただけます。

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同日同時刻を地図で見ます。海を隔てた大連の下、山東半島の蓬莱市、威海市も同様で、特に真下に位置する煙台市が酷いですね。

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同日同時刻です。大連からちょっと上にある遼寧省第三の町・鞍山市は最高レベルの「危険」表示でした。PM2.5は日本基準の約9倍の汚染度です。「危険」表示は今の時代の満州「冬の風物詩」(泣)ですね。

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今朝は日本統治時代は「西広場」、現在名は「友好広場」で人と待ち合わせです。早朝の市中心部の労働公園「緑山」と電視塔です。先程ご覧いただいたように、PM2.5は「163」で、日本基準の約5倍の汚染度です。

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御参考までに私が撮った晴天の同所です。

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公共バスに乗って向かうと、満員の中、車内テレビで朝っぱらから「日本鬼子」の映画上映です。日本国旗を銃身に付けた「中国語だけを話す兵隊(!)」が若い娘さんをかっさらっていき、中国人の両親が復讐を誓うという白黒映画です。やれやれ・・・。

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「青泥窪橋」で降り、まだ交通量の少ない大通りから、酷いPM2.5で霞む、日本統治時代は「西広場」、現在名は「友好広場」を望みます。PM2.5の中、デカデカと「中国建国70周年」を祝う広告が見えます。この「一風景」、今の時世と今後を表しているかの如く前途多難ですな。広告の左下に見えるのが日本統治時代「西広場」からある「キリスト教教会」で、建物は現役です。現在は「ケンタッキーフライドチキン」が入っています。

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御参考までに日本統治時代の様子で、当時の古写真です。

PM2.5まみれの建国70周年看板の一方で、今日、日本では「即位礼正殿の儀」が行われ、天皇陛下が即位を内外に宣言されました。こちら中国でもネットでリアルタイム中継でしたね。NHKの報道によれば、即位礼正殿の儀の直前に雨は上がり、更には虹もかかったそうです。お天道様は日頃の行いをちゃんと見ていて、祝福しているんですねえ。そういえば天皇陛下の祖先、天照大神(あまてらすおおかみ)って太陽神でしたね。歴史を知っていると、この神秘的な現象も納得というものです。




参考記事:
即位礼正殿の儀の直前 雨上がり虹かかる

 22日の都内は午前中、天気が崩れ、時折激しく雨が降りましたが「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」が行われる直前に雨は上がり、一時青空が見えました。
 また、同じ頃スカイツリーにあるNHKのカメラは北の方角に虹がかかる映像をとらえました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191022/k10012143731000.html



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投稿者:dalian4649
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