中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

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北京オリンピック生観戦小旅行記(5)

今回のエントリーはちょうど一か月前の8月22日、北京にて行われた北京オリンピック野球準決勝「日本vs韓国」の生観戦回想記です。

 

北京オリンピック男子サッカー日本代表の全3戦の生観戦を終え、全敗による傷心の帰国。気分新たに今度は野球の生観戦です。

 

34オリンピック開催種目の中で最もチケットの価格が低く設定された野球。これは人気が全く無いことに加え、地元・中国チームの活躍が期待できないことが主な要因でしょう。私が購入したチケットは「カテゴリーA席(一等席)」にもかかわらず定価は100元でした。

この観戦チケット、予めインターネットによる抽選=正規購入が出来たのまでは良かったのですが、準決勝のチケットだけに試合の前々日まで対戦カードが分からないというデメリットもありました。分かっていた事は試合開始が現地時間午前1030に行われるというこの日の「第一試合」である事、「予選1位通過チームvs予選4位通過チーム」の組み合わせになるという事でした。

 

大量のダフ屋が現れることはサッカー観戦時の経験からも予想できていたので、正直このチケットが「日本戦」にならなかった場合は現地で売り払ってしまおうという考えでした。が、日本代表は予選でキューバ、韓国、アメリカ戦を落とし、まさかの予選4位での決勝トーナメント進出です。という事でこのチケット、嬉しい事に日本代表戦になってくれました。嬉しい?!WBCの例もあったので「予選結果など関係ない、決勝トーナメントに進出さえ出来れば必ず優勝できる!」この時はこれを信じて疑わなかったのです。

 

35さて試合開始の二日前の夜、大連を列車(T227次、硬臥上段ベッド、208元)にて出発。試合会場は北京でしたが、北京は宿泊費の高騰という理由で避け、宿泊地はまたもや天津に定めました。試合開始が午前1030であるため新幹線を使い天津からの北京入りし(移動所要時間30分)、更に会場までの移動の時間を考えても十分に間に合うと判断したからです。ホテルはサッカー観戦時に利用した、天津駅の目の前にある、またもやあそこです。駅前という絶好の立地条件に加え、オリンピック開催真っ只中でしたが、天津では相変わらずの相場で一泊189元でした。

 

635、始発の新幹線(C2202次)にて天津駅より北京南駅へ。北京南駅からバス、地下鉄と乗り継ぎ、会場の「北京五棵松体育中心棒球場」に到着。試合当日のチケットを持っているのでバス、地下鉄は一切無料です。

 

試合開始まで時間に余裕があったので球場周辺をブラブラしていると相変わらず大量のダフ屋です。試合開始一時間前の相場は500元でした。定価の約5倍という事になります。会場には日本人ツアーの乗った大型バスが次々と到着します。

 

この日は会場入場の際のチェックが厳しかったです。中国人は野球に関しては知識が全く無い上、オリンピック開催までに準備勉強も全くしておらず、応援用のメガホン等などは片っ端から没収。酷暑にも拘らず飲料物も片っ端から没収。当然、事前に何も聞かされていない日本人、韓国人観光客と揉めるも会場警備員、ボランティアはやりたい放題でした。

そもそもチケットの設定区分からして「カテゴリーA席(一等席)」と「カテゴリーB席(二等席)」の2種類しかありません。野球の観戦席ですよ!いかにいい加減な準備の下で、知識も無く不勉強な人間の管理下で、開催されたか御理解いただけるかと思います。

 

36観戦スタンドを鉄パイプで急造、急増した危険な臭い漂わせる、中国らしい会場に入り試合観戦。中国人観戦客は多かったですが、野球の知識がある人間はいません。目の前で行われているスポーツの見方が全く分からないようです。

野球独特の攻守交替というのんびりとした試合進行、デーゲーム酷暑、一試合としては異例の長さのスポーツ・・・。試合が終わったのは開始から約3時間半後でした。

ルール、見方が分からなければブーイングも飛ばしようがありません。オリンピックの雰囲気だけを楽しみに来たというのが一番正しい表現でしょうか。「理不尽な」ブーイングが無かっただけに、日本人としてはこの日の試合観戦はサッカー生観戦時のときに比べて実に「良い気分」で見ることが出来ました。チケット代金分は満喫できたと言えます。

 

37試合はまさかの逆転負けで日本チームの金メダルへの夢は途絶え、翌日の銅メダル決定戦に回る事になりました。

金メダルを信じて疑わなかった、帰路に着く日本人観戦客の足取りは重いです。

 

 

 

試合結果、論評は各種専門誌(紙)に譲ります。とりあえず、

http://beijing.sportsnavi.yahoo.co.jp/event/result/BB?i=400&ph=2&s=M&u=01

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/jpn/beijing/live/08/221_jpn.htm

 

明日こそは!

 

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投稿者:dalian4649

北京オリンピック生観戦小旅行記(4)

今年から新設の3連休「中秋節」。初日の今日、大連は素晴らしい秋晴れで雲一つありません。絶好の観光日和ですね。

 

今回のエントリーは8月13日、瀋陽(旧・奉天)にて行われた北京オリンピック男子サッカー「日本vsオランダ」の生観戦回想記です。

 

試合開始は17:00、会場も大連と同じ遼寧省内という事で、試合当日の朝800発の特快列車(T533次)で省都・瀋陽へ向かいました。距離は397キロ、所要時間は約4時間です。「軟座」(日本式に言えば「一等指定席」か。87元)での移動です。

 

瀋陽駅にて下車後、定宿の「錦江之星」へ。瀋陽市内には4店舗ありますが、駅にも近く、また試合会場にも一番近い「南湖公園店」を選択しました。今年4月に開店したばかりとあってホテル内は新しかったですね。特にレストランは服務員を含め良かったです。一泊は189元。朝食はお約束の「15元食べ放題」です。全国チェーンのホテルは内装、間取り、サービス等がほぼ統一されているので、余計な不安、また値切りの労力も必要無く、気は楽なものです。この点に関しては中国旅行では大きい利点だと思います。

 

さて日本代表は天津での前2戦の敗北でグループリーグ敗退は決定済み、大会は事実上「終了」しています。この日は最後の意地を見せてせめて1勝、そうでなければ引き分けで何とか「勝ち点」を取って大会を終えたいといったところでしょうか。

 

21スタジアムまでの道程はタクシーを使いました。ホテルが大通り(南五馬路)に面していた事もあってタクシーは問題無く拾えます。スタジアムに着くと恒例の大量のダフ屋が。平日の上、地元・中国戦ではないし、相場はほぼチケットの定価通りでした。私は「カテゴリーA(一等席)」定価150元の席での観戦です。




 

 

18スタジアムの周辺で驚いたのは日本の国旗が売られていた事です。観戦のお供に、の小旗です。天津で行われた前2戦の時は、同じグループリーグのオランダ、アメリカの国旗は中国国旗、オリンピックの旗と共に売られていたものの日本の国旗は売られていませんでした。中国の現状を考えると当然かもしれません。瀋陽はその歴史的背景もあって、東北三省(旧満州エリア)でも最大の反日都市の一つであり、その上、反日を「行動で表現」する人民の多い街ですから、売られていた事に対しては素直にビックリしました。この日はお盆休みの影響でしょうか、日本人観戦客は多く、この小旗、日本人から見れば価格など無いような安価ですから買っていた人も多かったですね。

 

19試合です。前2戦同様、前半は0対0で折り返し、後半に点を取られての敗北でした。試合中は天津での前二戦とは比べ物にならないほどの凄まじい、それはそれは理不尽な、ブーイングの嵐(怒!!!)。日本代表に対しては何をしてもブーイングです。



 

 

 

203戦全敗。奪ったゴールは1ゴールのみ。勝ち点0。グループリーグ最下位・・・。

日本代表は大会の全てを終えました。

 

 

 

 

 

 

試合結果、論評は各種専門誌(紙)に譲ります。とりあえず、

http://beijing.sportsnavi.yahoo.co.jp/event/result/FB?i=400&ph=B&s=M&u=05

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/live/oly_20080813_01.htm

 

試合では敵をいえども素晴らしいプレーには拍手を送る。味方といえども汚いプレーにはブーイングを飛ばす。本当に尊敬に値するプレーヤー、プレーに対しては立ってスタンディングオべーション。

野茂選手に始まり、イチロー選手の活躍で今やアメリカ大リーグ中継を目にする機会も多くなりましたが、やっぱりスポーツ観戦とはこうありたい。スポーツとは人間教育の一端でもあるからです。勝敗に関係無く、本当の満足、気持ち良さも自覚できます。

 

一方でお金を払ってまで積極的には見たくも無い、建国以来、最大の敵国の試合をわざわざ観戦しに足を運ぶ。理不尽なブーイングを必要に飛ばし、嘲笑し、負けを確認することで至福の時間を過ごし、喜び、満足を感じて帰路に着く。

 

楽しみ方は人それぞれです。どちらを選択しようが個人の自由です。が、後者を選択した圧倒的大多数の人民。この我々日本人とは180度違う観戦態度、民度の差、という現実を実際に自分の目で見た多くの訪中日本人観戦客は試合内容、結果とは別に、この点を否が応でも改めて深く考えさせられた一日となったのではないでしょうか。

 

 

 

掲載写真:

1枚目:この日のチケット。「カテゴリーA(一等席)」で定価は150元。

2枚目:試合会場となった瀋陽オリンピックスタジアムの入り口。

3枚目:試合開始前の国歌斉唱。青が日本代表。

4枚目:試合終了後、サポーターに挨拶(謝罪?!)する日本代表イレブン。

 

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投稿者:dalian4649

北京オリンピック生観戦小旅行記(3)

今回は8月10日に天津にて行われた北京オリンピック男子サッカー「日本vsナイジェリア」の生観戦回想記です。今更ですがお付き合い下さい。

 

天津は中央直轄市という大都市である反面、観光地や見所が少ないため、この日も特にわざわざ足を運ぶ所は無く、ゆっくりと起床し、朝食もまたホテル内のレストラン「15元食べ放題」で済ませました。

 

キックオフは前回のアメリカ戦同様1700でしたが、1300には駅へと向かい、832路のバスに乗って早めにスタジアムへと向かいました。当日の観戦チケットを持っていたのでこの日もバスは無料です。

 

11さてスタジアムに到着。前回と違って早めに到着した為、開門前のスタジアム周辺を散策。すると大量のダフ屋を発見。「買取&転売」共に受け付けています。「声掛け大歓迎!」といった雰囲気です。この日の試合は日曜日という事もあって前回より多くの集客が見込まれます。聞けば定価150元のカテゴリーA席(一等席)を300元で売るとの事です。私は「地元・中国戦ではないし、試合開始までに売り切ることは無理だろう」と思っていましたが、案の定、全然売れないようで、一時間ほどが経ち、改めて耳を傾けてみると売値は定価、いや定価以下(120元)にまで下がっていました。


 

10スタジアム開門の1時間ぐらい前でしょうか、今回の試合会場内を警備する安全保安員が何台も連なるバスに乗って大集団で登場、会場内へと入っていきました。続いてボランティア、各種ショップの店員なども続々と入って行きます。それから更に45分後ぐらいでしょうか、スタジアムが一斉開門となり、一般客が入り始めました。私も開門と同時に入場です。この時間帯ではまだまだ入場客も少ないです。




 

9前回のアメリカ戦ではスタジアム到着時間の関係上、グッズ売り場をざっと見回す程度しか出来なかったのですが、この日は試合開始まで時間たっぷり。公式グッズを扱う店など各種売り場をのんびりと見させてもらいました。

記念切手、はがきの売り出しに加え、会場限定記念スタンプを用意しているスタジアム内特設郵便局に着いたところで中国では良く見かける、お約束の、この光景を目にしました。「仕事(職場)放棄」です。

特設郵便局内の客は警官と安全警備員ばかりです。一般客より早く会場に入場できることを悪用し、自身の仕事は一切放棄。仕事、立場を一切忘れ、一人の客として記念切手やはがきの購入、会場限定記念スタンプを独占しているんですね。

 

中国人に道徳・マナーが無いのは日本人なら誰もが御存知でしょうが、中国人には更に「けじめ」や「責任感」というものも一切ありません。国民性はあくまで「自己中心」、つまり自分の「欲」こそが最優先です。

『仕事なんか良いんですよ、やらなくたって。誰も見てないし、怒る人も居ない。怒られても嘘をつけばいいし、周囲のみんなもやっている。私一人ではない。そもそもこんな私を雇った「上」が悪いのだ』という思考回路なんですね。

 

でこの方達、やっぱり一切並ばないんですよ。「混乱回避」や「割り込み防止」がそもそもの仕事なのに。「泥棒が泥棒を取り締まる国」と言われる所以の実例です。

 

この「仕事(職場)放棄」という「伝統と習慣」、

 

1、中国鉄路(日本で言うところの「JR」)

2、新華書店

3、中国銀行

 

に行けばいつでも目に出来ます。この1,2,3は国家の「改革開放」など何のその!頑なにこの「中国独自」の「伝統と習慣」を守り続けている、歴史ある企業です。中国全土、小都市であろうが広く目に出来ます。ですからこれこそが中国企業の根本、「基礎」体質と言ってもよいでしょう。ぜひ御自分の目で御確認下さい。「百聞は一見に如かず」(中国語:「百聞不如一見」)です。

 

12試合です。この日は日曜日という事もあって前回よりも観客は多く、日本からも多くのサポーターが来ていました。中でもサッカー日本代表のサポーター集団「ウルトラス・ニッポン」の応援は参加人数が決して多くは無いものの見事な一体感、統率振りで、その応援する姿は多くの中国人がカメラに収めていました。

「創意工夫」、「新しい物を生み出し、それを守る」、こういった事に価値観を置かない(置けない)「特亜」の民族の応援と言えば「中国加〜油」か「大〜韓民国」のワンパターン大合唱しかないわけですから、この「ウルトラス・ニッポン」の応援はさぞかし新鮮に映った事でしょう。そして少人数ながらも一糸乱れぬ団結力というのも驚きとして映ったのではないでしょうか。

 

13試合が進むにつれ連中は、この自分たちでは決して真似・表現できない「劣等感・悔しさ」を理不尽な大ブーイングだけで返していましたが、これが日本人と中国人の「民度」という根本的な、決して超えられない「差」というものです。

 

試合終了間際には土砂降りの雨、そして大きな雷鳴。残念ながら「1対2」でまた負けてしまいました。グループリーグ敗退決定、早くも大会「終了」です。へたり込む選手。う〜ん・・・残念。

 



試合結果、論評は各種専門誌(紙)に譲ります。とりあえず、

http://beijing.sportsnavi.yahoo.co.jp/event/result/FB?i=400&ph=B&s=M&u=03

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/live/oly_20080810_01.htm

 

この日も第2試合(アメリカvsオランダ戦)の観戦はパス。土砂降りの中、何とかタクシーを一台拾って、駅前のホテルへと帰りました。

 

 

 

参考:

「ウルトラス・ニッポン」とは

http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%e3%82%a6%e3%83%ab%e3%83%88%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%83%bb%e3%83%8b%e3%83%83%e3%83%9d%e3%83%b3

 

掲載写真:

1枚目:スタジアム周辺のダフ屋と交渉する親子連れ。

2枚目:スタジアム開門。セキュリティーチェックを終え中へと進む。

3枚目:「仕事(職場)放棄」で買い物に熱中する警官と安全保安員。

4枚目:試合開始に向けアップする日本代表。この時間は観客も殆どいない。

5枚目:白熱する試合の様子(白が日本代表)。

 

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投稿者:dalian4649

北京オリンピック生観戦小旅行記(2)

福田康夫首相が「電撃」辞任しましたね。支持率も2割程度だっただけにこれを踏まえると今の日本にとっては吉報と解釈すべきなのでしょうが、一体何やってんだか・・・。

 

さて今回のエントリーは北京オリンピック開幕式当日、8月8日の回想記です。

 

1男子サッカー日本代表の7日の試合生観戦を終え、次戦(ナイジェリア戦)は10日です。8、9日は引き続き天津に滞在も特に予定はありません。そのためこの日の朝はのんびりと起床。ホテル内レストランにて遅めの朝食(15元食べ放題)をとりました。

 

この「朝食15元食べ放題」は全中国にある「錦江之星」お約束で、どこの店舗を利用しても必ず同額、ほぼ同時間帯(630930)で設置されていますね。宿泊客でなくてもフロントや入り口でチケットを買うことで誰でも利用可能のようです。日本人でも口に合う料理がソコソコあり、種類、衛生、食べ放題という点を考えるとこの価格設定は決して悪くありません。

2中国人の行動パターンは「朝が早く、夜も早い」。私は900に入ったため利用客も少なく、静かな中、ゆっくりと過ごせました。

 

レストランの服務員と談笑、今日の予定無しと話していたところ「せっかくだから北京に行って開幕式当日の雰囲気を楽しんでくれば?」と言われたので、「それもいいか」と考え、この日は大混雑を承知で北京に行く事に決定しました。

 

北京・天津間は距離にして約140キロ。移動方法はバス(所要時間約1時間半、30元)や新幹線(所要時間約30分、一等席69元、二等席58元)が主流です。ということで移動手段にはこのオリンピックのために急遽整備、最高時速348キロに加速された新幹線を選択しました。この最高時速348キロの中国新幹線(北京南⇔天津)乗車記はまたいずれエントリーに取り上げたいと思います。

 

ともあれ北京に到着。新幹線の利用ですと「北京南駅」が北京の「玄関」となります。公共バス、地下鉄と乗り継ぎ、天安門広場へ向かうもテロの警戒でしょうか、この日は何と天安門広場には一切入場できませんでした。地下鉄(1号線)も「天安門東」、「天安門西」の両駅には停車せず素通りです。仕方が無いので「前門」か「王府井」にでも行くか、という選択肢の中、昼食、休憩(コーヒーブレイク)も兼ねて王府井へ。

 

3王府井マクドナルド前では開幕式を夜8時に控え、興奮を抑えきれない若者が中国国旗を振り回し、「中国加油!」の絶叫。周囲にはどんどん人民が集まり「中国加油!」の大合唱となっていきました。当然歩道は次第に行き来する事も困難になり、人々はどんどん溢れ、車道にはみ出し、車両通行にまで支障が出る有様。私も圧死寸前(?!)を体験する羽目になりました。この日ばかりは警察も交通整理がママならない熱狂度です。この日はこの程度なら無礼講かな。

 

猛暑の中、特に目的も無く王府井をフラフラと散歩しました。途中、中国最大店舗と言われる北京オリンピック公式グッズ専門店に入るも特に目ぼしき物は無く、退散。ここも大混雑でした。

大混雑の一因は清算方法が非能率的な「中国独自」のあの方法だからです。中国の長期滞在者ならお馴染みですね。

 

1、欲しい物があったらそれを店員に告げる。

2、店員は伝票を書き、それを客に手渡す。

3、伝票を手渡されたら客はそれを中央レジに持って行き清算。

4、客は清算済みの印を押された伝票を持って再び売り場に戻り店員に手渡す。

5、伝票と交換という形でやっと商品を入手。

 

といった方法です。この清算方法、外国で採用されているところは少なく、諸外国人には理解に苦しみますが、「改革解放」後も何故見直し、撤廃されないのかというとやっぱり店員がお金を誤魔化す、盗むといった中国人の民度の低さに起因するからです。

 

オリンピック、しかも首都最大の繁華街、期間限定の店舗、世界中の客が集まる公式グッズ最大の専門店舗、これらの要素を総合的に考慮すれば英語可、素質・資質の高い従業員を一時的に揃えてもよさそうなものですが、出来ない。見栄(中国語:面子)を重視する国民性なのに出来ないんです。中国にはいかに「使える」人材が少ないか、また民度向上という永遠の(?!)問題解決の苦悩が御理解いただけるかと思います。この店の一連の有様が日本人在中管理職の苦悩の一部始終、全てでもあります。

 

4「王府井天主堂」まで来たところで折り返し。ショッピングセンター「東方新天地」内にあるレストランエリアでやや遅めの昼食を済ませました。

午後3時を過ぎたあたりで王府井にある店は次々と閉店し始めました。

ん???

オリンピック開幕式を(テレビで)見る為、従業員を早く仕事から解放するのがその理由だそうです。

 

1、「鳥の巣」には近づけない。

2、「天安門広場」には入れない。

3、北京最大の繁華街「王府井」も早々と店じまい。

4、コーヒーショップはどこも大混雑。

 

こうなると夜「前門」にて開幕式を人民と共に喜び、騒いで迎えるといった選択肢ぐらいしかありません。先程の「圧死」体験からも、また帰りの交通機関の大混雑予想からも気乗りはせず、特に他には用事も無いので、再び新幹線に乗車、天津へと戻り一日を終えました。

 

 

 

掲載写真

1枚目:宿泊した「錦江之星」(天津駅前店、シングルルーム)の様子。

2枚目:机周りの拡大。テレビは平面型。電気スタンド右に見える青い線はインターネット接続用。使用に当たっては一切無料だが、速度は遅く、ISDN(死語?!)程度。

3枚目:8月8日北京オリンピック開幕式当日の王府井マクドナルド前の様子。

4枚目:「王府井天主堂」全景。

 

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投稿者:dalian4649

北京オリンピック生観戦小旅行記(1)

5

帰連しました。大雨が続いた日本ですが、こちら大連はずっと天気が良かったようですね。

 

日本代表を追って北京オリンピックの生観戦小旅行をしてきたわけですが、いろいろとありましたねぇ。今更ですが、しばらくこの小旅行を通じて見た事、感じた事を記していきたいと思います。

 

今回は8月7日に天津にて行われた男子サッカー「日本vsアメリカ」の生観戦回想記です。

 

試合前日の6日、1758大連発北京行きの寝台特急列車(T227次)の硬臥(日本式に言えば二等寝台)の中段ベッドに乗り込み、天津に着いたのは試合当日の7日朝4時頃でした。天津駅、及びその周辺は大改装中で、各種案内板すら満足に設置されておらず、中国人、外国人問わずウロウロ状態。「都市の玄関=駅」の整備はどうやらオリンピック開催には間に合わなかったようです。

 

8私の定宿ホテルになりつつある、中国全土にある「錦江之星」(日本の「東横イン」の「劣化」コピー?!)が天津駅前徒歩1分の場所にある(天津駅前店)ので、そこにチェックインしました。オリンピック開催期間中なので北京市内の店舗同様、大幅な宿泊料金アップが予想されましたが、ここ天津では標準価格の一泊189元でした。特に事前予約することも無く、飛び込みでの宿泊でしたが、この時期、空室があることにも驚かされました。

「錦江之星」HP:http://www.jinjianginns.com/

 

天津駅から試合会場の天津オリンピックスタジアムまでは832路のバスを利用しました。試合当日の観戦チケットを持っていると、その日の公共機関(バス、地下鉄)は乗車時にチケット提示をすることで全て無料で利用できます。これは試合会場が北京ではない天津でも有効でした。どうせ無料なら4万人近い観衆の来場が見込まれますので「駅⇔スタジアム」のピストン輸送バスでも開設してくれれば良いのですが、そこは中国。そのようなノウハウ、「便利なもの」はありません。

 

バス停にいたボランティアの学生に「駅⇔スタジアム」間の所要時間を聞くと約40分との事。ただ混雑が予想される為に一応、試合開始の2時間前である午後3時に天津駅を出発しました。バス内はこの路線を普段使う一般客とスタジアムに向かう観戦客で凄まじい混雑状態。その上、道路の大渋滞もあってスタジアム到着までには約1時間半も要しました。

 

下車後、スタジアム内へと急ぎました。入場の際のセキュリティーチェックは飛行機の搭乗時とほぼ同じでした。そしてチケットを「タッチ&ゴー」方式で通し、会場へ入ります。チケットですが、購入時の名義等などは全く調べられる事はありませんでした。調べたくてもチケットの本物、偽物だけを調べるので精一杯、あまりの混雑ぶりで名義まで調べられないというのが実情だったと思います。日本と違い「名義貸し」が日常茶飯事、横行している中国ですから、長期中国在住の方ならこの有様は想定内だったと思います。

 

6スタジアム内のグッズ売り場を軽く見回し、自分の席に着席したのも束の間、試合開始のホイッスルでした。私のチケットはカテゴリーB(二等席)、定価100元(約1500円)のものです。

前半は「0対0」で折り返し、決して劣勢ではありませんでしたが、終わってみれば試合結果は既に皆様ご存知の通り「0対1」で負けてしまいました・・・。

 

試合結果、論評は各種専門誌(紙)に譲ります。とりあえず、

http://beijing.sportsnavi.yahoo.co.jp/event/result/FB?i=400&ph=B&s=M&u=01

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/live/oly_20080807_01.htm

 

7この日は平日、しかも地元・中国戦では無いということもあって観衆も満員というわけではありませんでした。私のちょうど真ん前に座っていた中国人3人組がアメリカではなく、日本代表を応援していたのが妙に印象的でした。こういう中国人の方も居るんですね。この日は一枚のチケットで第二試合の「オランダvsナイジェリア」戦も引き続き観戦できるのですが、私はパス。タクシーでホテルへと帰りました。エラい親切な初老の運ちゃんで話も弾み、この日は無事終わりました。

 

 

 

掲載写真:

1枚目:天津オリンピックスタジアム入場ゲート。

2枚目:「錦江之星」(天津駅前店)全景。

3枚目:天津オリンピックスタジアム内。

4枚目:キックオフ直後の全景(青ユニフォームが日本代表)。

 

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投稿者:dalian4649
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