2018/7/8 13:33
W杯はアフリカ、アジア勢が消え、ブラジル、ウルグアイの南米勢も敗退、残りは「安定の」ヨーロッパ勢のみでの決着となりました。もしベルギーが(初)優勝したら、「一泡吹かせた」日本代表は、また世界的にクローズアップされるんではないですかね。
さて、大連のこの時期、毎年恒例であるビール祭りですが、政治的要素が原因で、昨年は中止、今年は復活となりました。このところW杯の話をネタに食事や飲みをすることが多いですが、同時に大連ビール祭りの話題も良く出るので、今日はこの話題を書きます。
2018年大連ビール祭りは、正式名称を「第19届 中国国際啤酒節博覧会」と言います。
開催場所:
星海広場(例年通り、アジア最大面積を誇る広場)
本格的な開催となる夕方以降は周囲が大渋滞となるので、バス、タクシー、路面電車での来場は避け、地下鉄がお勧めですね。アクセスはバス、路面電車、地下鉄、全て「星海広場」駅下車で、あとは入り口とすぐ横にあるチケット売り場まで人民の流れについていくだけ(笑)です。
開催日時:
2018年7月26日(木)〜8月6日(月) 9:00〜22:50
本格的な営業は毎日夕方17:00以降です。
入場料:
開幕日(7月26日)のみ30元(=約500円)、以降は20元です(=約340円)。身長130センチ以下の子供は入場無料です。
蛇足ながら、うちの近くの商店では、サントリーのスーパードライ(日本同様、銀色の缶で500ml)が7.5元(=約125円)です。
御参考までに前回(2016年)のチケットです。

冊子型です。

入場時に半券が切り取られます。

会場の星海広場の地図です。

各種クーポンも入っています。
今年の開催の詳細はこちらとこちらにも詳しいです。
過去に行ってみての感想ですが、
1、高い
2、うるさい
3、汚い
4、レアビール無し
5、ドン引きコンテスト
です。
1ですが、食べ物が高過ぎます。物によってはボッタクリ価格です。前回は開催期間の中盤になって、食べ物価格を一気に下げたという失敗開催でした。
2ですが、うるさいです。スピーカーを最大ボリューム(?)にして音楽を流し続けているため、とてもじゃないですが座って飲んでいられません。隣の席の友人との会話にも支障が出ます。早くその場を離れたいのが正直な感想でした。
3ですが、つばを地面に吐いたり、ゴミや食べカスをそのまま机の下に捨てたり、残して離席するので、日本人的には食事したくなる状況ではありません。仮設トイレにいたっては、かなりカオスな状況でした。
4ですが、年に一度の大規模ビール祭りというわりに、この時にしか飲めないレアビールがありません。私は大連で楽しめる「オクトーバーフェスト」を期待して行ったのですが、全く違いました。「オクトーバーフェスト2018 日本公式サイト」はこちらです。
5ですが、「早さ」を競うビール早飲みコンテストや、「量」を競うビール大飲みコンテストをやって盛り上がっていました。日本人は急性アルコール中毒の悲劇を知っています。皆で飲むビールとは、とにもかくにも「楽しく飲む」ものです。「ズレ」を感じざるを得ませんでした。
個人的に、このビール祭りは「飲んで楽しむものではなく、見て楽しむイベント」だと思いましたね。
最後に注意点ですが、
1、入り口やチケット売り場に多く居るダフ屋から格安入場券を買わない。小額を惜しんで偽チケット騒動に巻き込まれないように。
2、酔っ払い等に絡まれたら応戦せずに逃げる。これを「逃げるが勝ち」と言います。恥ずかしいことではありません。
3、見知らぬ中国人や「支那人」(特に「女」)には付いていかない。こんな場所で始まる「国際純愛」などありません。
4、飲食物ですが、口に入れて何か違和感を感じたらすぐに吐き出し無理に食べない、飲まない。
5、お会計の際、数と価格は必ずチェック。現金払いならお釣りと偽札を必ずチェック。
6、酔うと注意力も散漫になります。スリと置き引きに注意。
ということです。
ともあれ、アジア最大面積を誇る広場で行われるイベントです。規模はとにかく大きいので、「話のタネに」一度見てみるのも良いかも知れませんよ。
参考記事:
ビール早飲み祭りで優勝した男性が死亡 ― 飲んだビールの量は6リットル
スペインで7月18日、ビール早飲み祭りで優勝した45歳の男性が死亡した。スペインの英語メディア The Local が伝えている。
同メディアによれば、スペインのムルシア州で開催されたビール早飲み祭りに参加した Joaquin Alcaraz Gracia さんが、優勝を決めた直後に嘔吐し始めたという。現場に居合わせた Antonio Alcaraz さんは、その時の現場の様子を地元スペインの新聞に対して次のように語っている。
「Gracia さんは、祭りで6リットルのビールを飲み優勝した。トロフィーを受け取ったとき、彼はそれを高々と持ち上げて見せた。そのとき、彼は元気そうだった。だがその後吐き始め、嘔吐はいつまでたっても止まらなかった」
やはり現場に居合わせた Pedro Rodriguez さんは地元紙に対し、吐き始めた後の Gracia さんの様子を説明している。
「Gracia さんは大量に嘔吐したが、私は彼のそばに10分ほど座っていた。やがて彼は眠りに落ち、いびきをかき始めた」
だが Gracia 氏は眠りに落ちたわけではなかった。救急隊員が到着したとき、Gracia さんはすでに心停止状態だったのだ。
彼が搬送された病院の職員は、Gracia さんの様子を次のように説明している。
「救急救命センターに到着したとき、Gracia さんのバイタルサインはとても弱かった」
ほどなく、Gracia さんは亡くなった。死因はまだ明らかにされていない。
ビール早飲み祭りのルールはとてもシンプルだ。参加者は、1リットルグラスに注がれたビールを飲む。20分間で最も多くのビールを飲んだ参加者が優勝となる。
だが6リットルのビールは、 Gracia さんの体には負担が大きすぎたのかもしれない。救急隊員は Gracia さんの体が「(祭りに参加するには)太りすぎだった」と述べている。
地元の当局は、ビール早のみ祭りには長い伝統があるとしながらも、当面は祭りの開催を見送ると述べ、3日間の服喪を宣言した。
2013/07/22
https://entabe.jp/news/article/2461
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さて、大連のこの時期、毎年恒例であるビール祭りですが、政治的要素が原因で、昨年は中止、今年は復活となりました。このところW杯の話をネタに食事や飲みをすることが多いですが、同時に大連ビール祭りの話題も良く出るので、今日はこの話題を書きます。
2018年大連ビール祭りは、正式名称を「第19届 中国国際啤酒節博覧会」と言います。
開催場所:
星海広場(例年通り、アジア最大面積を誇る広場)
本格的な開催となる夕方以降は周囲が大渋滞となるので、バス、タクシー、路面電車での来場は避け、地下鉄がお勧めですね。アクセスはバス、路面電車、地下鉄、全て「星海広場」駅下車で、あとは入り口とすぐ横にあるチケット売り場まで人民の流れについていくだけ(笑)です。
開催日時:
2018年7月26日(木)〜8月6日(月) 9:00〜22:50
本格的な営業は毎日夕方17:00以降です。
入場料:
開幕日(7月26日)のみ30元(=約500円)、以降は20元です(=約340円)。身長130センチ以下の子供は入場無料です。
蛇足ながら、うちの近くの商店では、サントリーのスーパードライ(日本同様、銀色の缶で500ml)が7.5元(=約125円)です。
御参考までに前回(2016年)のチケットです。

冊子型です。

入場時に半券が切り取られます。

会場の星海広場の地図です。

各種クーポンも入っています。
今年の開催の詳細はこちらとこちらにも詳しいです。
過去に行ってみての感想ですが、
1、高い
2、うるさい
3、汚い
4、レアビール無し
5、ドン引きコンテスト
です。
1ですが、食べ物が高過ぎます。物によってはボッタクリ価格です。前回は開催期間の中盤になって、食べ物価格を一気に下げたという失敗開催でした。
2ですが、うるさいです。スピーカーを最大ボリューム(?)にして音楽を流し続けているため、とてもじゃないですが座って飲んでいられません。隣の席の友人との会話にも支障が出ます。早くその場を離れたいのが正直な感想でした。
3ですが、つばを地面に吐いたり、ゴミや食べカスをそのまま机の下に捨てたり、残して離席するので、日本人的には食事したくなる状況ではありません。仮設トイレにいたっては、かなりカオスな状況でした。
4ですが、年に一度の大規模ビール祭りというわりに、この時にしか飲めないレアビールがありません。私は大連で楽しめる「オクトーバーフェスト」を期待して行ったのですが、全く違いました。「オクトーバーフェスト2018 日本公式サイト」はこちらです。
5ですが、「早さ」を競うビール早飲みコンテストや、「量」を競うビール大飲みコンテストをやって盛り上がっていました。日本人は急性アルコール中毒の悲劇を知っています。皆で飲むビールとは、とにもかくにも「楽しく飲む」ものです。「ズレ」を感じざるを得ませんでした。
個人的に、このビール祭りは「飲んで楽しむものではなく、見て楽しむイベント」だと思いましたね。
最後に注意点ですが、
1、入り口やチケット売り場に多く居るダフ屋から格安入場券を買わない。小額を惜しんで偽チケット騒動に巻き込まれないように。
2、酔っ払い等に絡まれたら応戦せずに逃げる。これを「逃げるが勝ち」と言います。恥ずかしいことではありません。
3、見知らぬ中国人や「支那人」(特に「女」)には付いていかない。こんな場所で始まる「国際純愛」などありません。
4、飲食物ですが、口に入れて何か違和感を感じたらすぐに吐き出し無理に食べない、飲まない。
5、お会計の際、数と価格は必ずチェック。現金払いならお釣りと偽札を必ずチェック。
6、酔うと注意力も散漫になります。スリと置き引きに注意。
ということです。
ともあれ、アジア最大面積を誇る広場で行われるイベントです。規模はとにかく大きいので、「話のタネに」一度見てみるのも良いかも知れませんよ。
参考記事:
ビール早飲み祭りで優勝した男性が死亡 ― 飲んだビールの量は6リットル
スペインで7月18日、ビール早飲み祭りで優勝した45歳の男性が死亡した。スペインの英語メディア The Local が伝えている。
同メディアによれば、スペインのムルシア州で開催されたビール早飲み祭りに参加した Joaquin Alcaraz Gracia さんが、優勝を決めた直後に嘔吐し始めたという。現場に居合わせた Antonio Alcaraz さんは、その時の現場の様子を地元スペインの新聞に対して次のように語っている。
「Gracia さんは、祭りで6リットルのビールを飲み優勝した。トロフィーを受け取ったとき、彼はそれを高々と持ち上げて見せた。そのとき、彼は元気そうだった。だがその後吐き始め、嘔吐はいつまでたっても止まらなかった」
やはり現場に居合わせた Pedro Rodriguez さんは地元紙に対し、吐き始めた後の Gracia さんの様子を説明している。
「Gracia さんは大量に嘔吐したが、私は彼のそばに10分ほど座っていた。やがて彼は眠りに落ち、いびきをかき始めた」
だが Gracia 氏は眠りに落ちたわけではなかった。救急隊員が到着したとき、Gracia さんはすでに心停止状態だったのだ。
彼が搬送された病院の職員は、Gracia さんの様子を次のように説明している。
「救急救命センターに到着したとき、Gracia さんのバイタルサインはとても弱かった」
ほどなく、Gracia さんは亡くなった。死因はまだ明らかにされていない。
ビール早飲み祭りのルールはとてもシンプルだ。参加者は、1リットルグラスに注がれたビールを飲む。20分間で最も多くのビールを飲んだ参加者が優勝となる。
だが6リットルのビールは、 Gracia さんの体には負担が大きすぎたのかもしれない。救急隊員は Gracia さんの体が「(祭りに参加するには)太りすぎだった」と述べている。
地元の当局は、ビール早のみ祭りには長い伝統があるとしながらも、当面は祭りの開催を見送ると述べ、3日間の服喪を宣言した。
2013/07/22
https://entabe.jp/news/article/2461
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投稿者:dalian4649
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