中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

日本 今日はこんな日

ただ今の大連 正確な時間

ただ今の大連 天気&気温

ブログ更新カレンダー

2019
November
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別アーカイブ

検索



このブログを検索

ブログサービス

Powered by

teacup.ブログ
RSS

大連で人身事故の瞬間を目にする(2)

11月も下旬に入りましたね。

ここ数日は大気の良い日が続きています。毎日ソコソコの風が吹いていて、汚染された「毒」が飛ばされているからです。

クリックすると元のサイズで表示します
今朝8時前の大連です。大気の状態は素晴らしく、快晴です。

クリックすると元のサイズで表示します
同日同時刻の満洲各地です。まずは省都・瀋陽です。ここも快晴。

クリックすると元のサイズで表示します
最北の大都市で、黒竜江省の省都・ハルビンです。マイナス二桁になると、さすがの私でもキツいです。でも、ここも快晴。

クリックすると元のサイズで表示します
満州最果ての町の一つ、満州里(内モンゴル自治区)です。これは無理。でも、ここも快晴。

今日は珍しく満州全土で快晴の朝ですかね。

さて、今日のエントリーは先月末に書いたエントリー、「大連で人身事故の瞬間を目にする」の続きです。「延び延び」になってしまって失礼致しました。

大連で人身事故の瞬間を目にする(1)」のエントリーでは、飲食物の「デリバリー(出前)」二輪車の「暴走」ぶりを取り上げました。大連は「坂の町」なので、市内で二輪車、特に自転車利用の光景を見ることは非常に少ないです。

先月末、仕事を終え、市中心部「青泥窪橋(大連駅)」で買い物をし、徒歩で移動中に交通事故(人身事故)の瞬間を目にしました。市中心部に住んでいますので、大連(中国)で交通事故現場、特に車と車の事故を見るのは日常茶飯事ですが、人身事故で、しかも「その瞬間」を見たのは久しぶりです。中国における人身事故の一部始終は、日本とかなり違いますのでこの様子を書きたいと思います。

場所は「青泥窪橋(大連駅)」の2路と5路バス停の間です。日本統治時代から今現在に至るまで、大連に居る方なら誰でも知っているメジャーな場所だと思います。それゆえに非常に人が多い場所での接触事故でした。自転車と乗用車の事故です。車はかなりのスピードだったので衝突の際は凄い音でしたね。未だに耳に残っています。

クリックすると元のサイズで表示します
被害者の自転車の人は果物売りでした。自転車共々、吹っ飛ばされて、頭を打って流血しています。加害者は動揺した様子が微塵も無く、ゆっくりと車から出てきたオレンジ色の服を着たハゲオヤジです。すぐ右に立っている白い服を着た女性は、現場の最前線に来て見物する「野次馬(!)」です。

クリックすると元のサイズで表示します
とりあえず警察に電話を入れているようです。加害者を含め、誰も被害者には近づきません(!)。被害者も決死の思いでスマホを取り出し、自分で(!)電話をかけています。中国では誰も助けてくれないのを知っているからです。

クリックすると元のサイズで表示します
車はフロントガラス(右下)が割れ、かなり凹んでいます。自転車にぶつかってこの有様です。何故、この国で日本車が人気なのかお分かりいただけるかと思います。被害者は殆ど無視、車の損傷を嘆く加害者です。

クリックすると元のサイズで表示します
反対側からです。果物売りの仲間が被害者の元に来ました。

クリックすると元のサイズで表示します
御覧のように、オレンジ色の服を着たハゲオヤジは被害者無視、損傷した車のフロント部分が気になって仕方がありません。

市中心部の繁華街、酷寒にもかかわらず、事故後、なかなか警察や救急車が来ません。大体20分ぐらい経ってようやく救急車が来ました。

この国は「信」の無い国です。結果、街中に限らず「防犯カメラ国家」になりましたし、日本とは違ってドライブレコーダー無しで走る車は皆無です。供述なんて誰も信用しないので、「論より証拠」なんですよ。

日本とは違う異様な光景をまとめます。

「安全第二」
車の「ながら運転」=スマホ運転、は日常茶飯事です。
二輪車(特にデリバリーバイク)は交通ルール無視運転が当たり前です。
バスや地下鉄、ライトレールでは、小さな子供や老人に席を積極的に譲る中国人ですが、車の運転においての譲り合い精神は皆無です。

「人命第二」
救急車は有料です。カネが無ければ乗れません。
救急車(緊急車両)の通行に対して、日本のように道を、進路を譲る常識はありません。ラッシュアワーでは渋滞にハマります。
「保険」が無いので、病院代はかなり高額です。カネが無ければ病院では治療拒否が常識です。
病院では先払いが常識です。後で払うからとにかく治療を、手術を、はダメです。
人としての善意、正義感から電話を掛けた赤の他人が、被害者の病院代を負わされるケースもあります。

「自己中心」
「ルールを守る」より「人が見ていなければ(バレなければ)何をやっても良い」、「ルールの抜け穴(盲点)を探す」という考え方が主流であり当たり前です。
写真撮影、録画している傍観ギャラリー、野次馬が多いです。道徳、モラル、マナーに反する?いやいや、この国ではいざという時の証拠になりますね。

クリックすると元のサイズで表示します
蛇足ながら、大連駅での「日常の光景」です。あらゆる「パフォーマー」がいます。「倒れている老人は決して助けてはいけない」もまたこの国の常識です。助けた老人が裏切って、あなたを「人助け」どころか「加害者」と主張するからです。御覧のように通行人は誰一人、目をやらず、皆、無視です。

私はこれまで大連で2回、交通死亡事故現場を目にしています。場所は「黒石灘」バスターミナル前の交差点と「化物所」前です。いずれも大通り(中山路)、季節は冬で、冷たい道路の真ん中に横たわり、周囲は血だらけ、小さめの布をかぶせられて死者の手足は丸見えです。死者への尊厳など微塵も感じられませんでしたね。

日本に来た中国人は皆、日本の病院の清潔さ、医者と看護婦の優しさ、質の高い治療技術と薬、薬局では適量の薬、偽薬が無い、入院時には朝昼晩の三食提供、救急車の無料、手頃な医療費と明瞭会計、に感動します。大怪我、大病を患った時には尚更です。

交通事故現場を目にするたびに、「命は一つ」、「自分の身は自分で守る」、「読む、聞く、書く、考える、学ぶ、歩く、経験する」=いざという時に頼れる自分自身を作り上げる、「日本人で良かった」、を再認識させられますね。

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ
にほんブログ村
ブログのランキングに参加中です。クリックしていただけますと、当ブログの現在の順位が御確認いただけます。宜しくお願い申し上げます。

投稿者:dalian4649
1 | 《前のページ | 次のページ》
/1 
 
AutoPage最新お知らせ