2019/9/24 12:38
秋深まる大連です。「食欲の秋」、「スポーツの秋」、「読書の秋」、「芸術の秋」ですね。

秋の味覚と言えばこれ。中国での安さを利用して、ふんだんに使って作ったマツタケ御飯です。

この時期、日本人を自宅に招いて振る舞うんでしたら、これに勝るものはないと思います。
さて、最近は中国を称した言葉である「世界の工場」もめっきり聞かれなくなりました。先週発表の日経新聞によれば、工業生産の伸び率はリーマン・ショック直後以来の低水準で、小売売上高や投資の伸びも縮小だそうです。こちらです。
トランプにすっかりやられちゃいましたね。で、工業生産が鈍化すると、良い事としては何といっても自然環境が改善されることです。こちらには長く住んでいますので、『大気で読み解く中国経済』なんて本でも書いてみたいですねえ(笑)。
大気の良い日がかなり増えましたので、積極的に外に出るようにしています。大連は自転車が普及しないほど坂の多い町で、しかも路面はチャイナクオリティーですから、日本に居る時に比べて、すぐに靴底がすり減ってしまいます。先日、通勤用で履いているナイキのエアマックスの靴が寿命を迎えましたので、新たな靴の購入に行きました。

大連駅からライトレールに乗って一駅、「香炉礁」駅です。蛇足ながら途中に車窓で見られる、港に停泊中の中国人民解放軍の「遼寧」型空母2番艦、は甲板の上も綺麗になり、正式な就役もそろそろではないですかね。こちらの撮影はトラブルの元ですから「見るだけ」にしておきましょう。

「イケア」を過ぎて、アウトレットショップエリアへと来ました。

映画館とスタバの横ですね。平日ですが噴水を出していました。写真の二階は、

アップです。ガンプラ中心のプラモデル、アニメグッズショップです。
大連のニセ「大江戸温泉物語」と本物「ガンプラ」が買える場所
https://sky.ap.teacup.com/dalian4649/633.html

反対側の建物の一階はスケートリンクです。平日はガラガラなので、マイペースで、心行くまで滑れます。三階は綺麗なフードコートですよ。

すぐそばにあるナイキのアウトレットショップです。周囲はアディダス、アシックス、プーマなどのアウトレットショップがあります。

百度による地図詳細も載せておきます。

店内の様子です。商品を購入しましたので、写真を撮っていても咎められませんでした。買わずに店内をパチパチ撮るのは止めておきましょう。最低限のマナーです。

「AIR MAX 90」や「AIR MAX 1」などですね。699元=約10500円、599元=約9050円ですか。

こちらは人気の「AIR MAX 95」です。799元=約12000円、699元=約10500円ですか。

こちらも「AIR MAX 95」ですね。
自分が大学生だった時は、この「95」が「エアマックス狩り」で社会問題になりました。こちらです。あれから約四半世紀が過ぎ、令和新時代の今、ナイキの靴は中国では転売よるプレミア化です(下記「参考記事」参照)。

こちらは日本の新幹線をヒントに生まれた「AIR MAX 97」です。このシリーズは抜群に履き心地が良く、どんなに長く歩いても疲れ知らずで行けます。
気に入った靴、履き心地の良い靴との「めぐり逢い」は、散歩や運動へのモチベーションを高めてくれます。そして楽しくもしてくれます。

所変わって「三八広場」にあるナイキのアウトレットショップです。

こちらも百度による地図詳細を載せておきます。
路面電車やバスの「三八広場」駅、またカルフールから歩いて2、3分といったところですね。

先程の「香炉礁」のアウトレットショップに比べるとかなり小さい店舗ですが、品揃えが異なるので、覗いてみる価値はありますよ。

中国らしく、運が良い(?!)と店の周囲では怪しいオヤジに会えますよ。「本物の横流し」か「偽物」売りで、バイクに限界まで積んでいます。「何探してるの?」と聞かれたので、「AIR MAX 95のイエローグラデ!」と言ったら「あるわけねーだろ!」と言われました(笑)。
今日ご紹介したのはあくまでアウトレットショップです。デパートやショッピングモールに入っているナイキの店とは違います。何か違うの?はい、店員の態度が全然違うんですよ。質の悪い店員ばかりなんです。
アウトレットショップですと店員は「いらっしゃいませ」も、購入しても「ありがとうございました」も言いません。ここがデパートやショッピングモールに入っているナイキの店と決定的に違う所ですね。物こそ本物ですが、気持ちの良い買い物は期待しないで下さい。まあ中国ですからね。
こちらのナイキの公式サイトを通じて購入するのも安心ですね。
中秋節の三連休も終わり、来週は国慶節の七連休です。秋の運動用に、また日本へのお土産用に、日本での転売用(?!)に、買うのも悪くはないと思いますよ。必ず正規ショップで、正規ショップのレジを通して購入し、レシートも貰いましょう。
参考記事:
「履くもの」ではなく「売るもの」 中国で過熱するスニーカー投資
【9月23日 東方新報】中国で今、若者を中心に「スニーカー投資」がブームになっている。株の投機的売買を指す「炒股(Chaogu)」という言葉から、スニーカーを売買する「炒鞋(Chaoxie)」という新語が生まれるほどで、「履く」ものから「売り買い」するものになっている。
スニーカー投資は米国などで1990年代から行われていて、2000年代には落ち着いたが、中国人の購入が増加し、ここ数年で価格が高騰し始めた。例えば、ナイキ(Nike)の「エアジョーダン1」シリーズで最も品薄で人気が高いものは、1499元(約2万2700円)の価格が2年後には7万元(約106万円)という値が付いている。
これほど価格が高騰するのは、スニーカーを売買するプラットホームアプリの存在があるからだ。代表的なのは、米国の株式取引のように売買できるサイト「StockX」と中国の「毒APP」「NiceAPP」。「毒」は「中毒性のある商品」という意味合いだ。アプリでは電子取引、タイムチャートなど株取引と同じような情報が表示される。
中国の商品取引では、偽物の存在がつきまとう。「毒APP」では、販売する商品をまず「毒APP」に郵送し、専門の鑑定士が審査するため、信用性が保たれている。
StockXの月間流通額は7億5000万元(約114億円)。これでも驚く数字だが、毒APPは25億元(約380億円)、NiceAPPは15億元(約227億円)とさらに上回っている。米国の市場調査会社によると、世界のスポーツシューズの市場規模は2025年に950億ドル(約10兆2140億円)を超えると予想される。その成長を支えるのが中国市場だ。
取引所の口座に証拠金を入れ、数倍の取引を可能にする「レバレッジ取引」も活発だ。こうしたユーザーの取引に対応するため、毒APPは最近、機関投資家などから1億ドル(約108億円)を資金調達し、NiceAPPも数千万ドルの資金調達を完了した。
中国では公営ギャンブルは禁止されているが、ギャンブル熱は当然ある。年金をすべて株に投資して一獲千金を得たり破綻したりという話もよく聞く。中国の中学・高校は日本のジャージーのような制服で統一されており、若者はシューズでおしゃれを競う。そのため、働き始めた若者の「ギャンブル」として、スニーカー投資が広がった要素もあるようだ。
スニーカー投資に投機の宿命である「バブルがはじける」時期がいずれ到来する可能性はある。最近は、「毒APPに商品を郵送して鑑定してもらうのは日数がかかるし、手数料も取られる」と敬遠する人が、無料アプリ「微信(ウィーチャット、WeChat)」で個人売買することも増えている。当然、偽物商品も増えることになり、投機熱を冷めさせる要素になりかねない。そうしたリスクものみ込んでスニーカー投資が今後も拡大するか、中国経済の一つの象徴として注目される。
https://www.afpbb.com/articles/-/3245305

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秋の味覚と言えばこれ。中国での安さを利用して、ふんだんに使って作ったマツタケ御飯です。

この時期、日本人を自宅に招いて振る舞うんでしたら、これに勝るものはないと思います。
さて、最近は中国を称した言葉である「世界の工場」もめっきり聞かれなくなりました。先週発表の日経新聞によれば、工業生産の伸び率はリーマン・ショック直後以来の低水準で、小売売上高や投資の伸びも縮小だそうです。こちらです。
トランプにすっかりやられちゃいましたね。で、工業生産が鈍化すると、良い事としては何といっても自然環境が改善されることです。こちらには長く住んでいますので、『大気で読み解く中国経済』なんて本でも書いてみたいですねえ(笑)。
大気の良い日がかなり増えましたので、積極的に外に出るようにしています。大連は自転車が普及しないほど坂の多い町で、しかも路面はチャイナクオリティーですから、日本に居る時に比べて、すぐに靴底がすり減ってしまいます。先日、通勤用で履いているナイキのエアマックスの靴が寿命を迎えましたので、新たな靴の購入に行きました。

大連駅からライトレールに乗って一駅、「香炉礁」駅です。蛇足ながら途中に車窓で見られる、港に停泊中の中国人民解放軍の「遼寧」型空母2番艦、は甲板の上も綺麗になり、正式な就役もそろそろではないですかね。こちらの撮影はトラブルの元ですから「見るだけ」にしておきましょう。

「イケア」を過ぎて、アウトレットショップエリアへと来ました。

映画館とスタバの横ですね。平日ですが噴水を出していました。写真の二階は、

アップです。ガンプラ中心のプラモデル、アニメグッズショップです。
大連のニセ「大江戸温泉物語」と本物「ガンプラ」が買える場所
https://sky.ap.teacup.com/dalian4649/633.html

反対側の建物の一階はスケートリンクです。平日はガラガラなので、マイペースで、心行くまで滑れます。三階は綺麗なフードコートですよ。

すぐそばにあるナイキのアウトレットショップです。周囲はアディダス、アシックス、プーマなどのアウトレットショップがあります。

百度による地図詳細も載せておきます。

店内の様子です。商品を購入しましたので、写真を撮っていても咎められませんでした。買わずに店内をパチパチ撮るのは止めておきましょう。最低限のマナーです。

「AIR MAX 90」や「AIR MAX 1」などですね。699元=約10500円、599元=約9050円ですか。

こちらは人気の「AIR MAX 95」です。799元=約12000円、699元=約10500円ですか。

こちらも「AIR MAX 95」ですね。
自分が大学生だった時は、この「95」が「エアマックス狩り」で社会問題になりました。こちらです。あれから約四半世紀が過ぎ、令和新時代の今、ナイキの靴は中国では転売よるプレミア化です(下記「参考記事」参照)。

こちらは日本の新幹線をヒントに生まれた「AIR MAX 97」です。このシリーズは抜群に履き心地が良く、どんなに長く歩いても疲れ知らずで行けます。
気に入った靴、履き心地の良い靴との「めぐり逢い」は、散歩や運動へのモチベーションを高めてくれます。そして楽しくもしてくれます。

所変わって「三八広場」にあるナイキのアウトレットショップです。

こちらも百度による地図詳細を載せておきます。
路面電車やバスの「三八広場」駅、またカルフールから歩いて2、3分といったところですね。

先程の「香炉礁」のアウトレットショップに比べるとかなり小さい店舗ですが、品揃えが異なるので、覗いてみる価値はありますよ。

中国らしく、運が良い(?!)と店の周囲では怪しいオヤジに会えますよ。「本物の横流し」か「偽物」売りで、バイクに限界まで積んでいます。「何探してるの?」と聞かれたので、「AIR MAX 95のイエローグラデ!」と言ったら「あるわけねーだろ!」と言われました(笑)。
今日ご紹介したのはあくまでアウトレットショップです。デパートやショッピングモールに入っているナイキの店とは違います。何か違うの?はい、店員の態度が全然違うんですよ。質の悪い店員ばかりなんです。
アウトレットショップですと店員は「いらっしゃいませ」も、購入しても「ありがとうございました」も言いません。ここがデパートやショッピングモールに入っているナイキの店と決定的に違う所ですね。物こそ本物ですが、気持ちの良い買い物は期待しないで下さい。まあ中国ですからね。
こちらのナイキの公式サイトを通じて購入するのも安心ですね。
中秋節の三連休も終わり、来週は国慶節の七連休です。秋の運動用に、また日本へのお土産用に、日本での転売用(?!)に、買うのも悪くはないと思いますよ。必ず正規ショップで、正規ショップのレジを通して購入し、レシートも貰いましょう。
参考記事:
「履くもの」ではなく「売るもの」 中国で過熱するスニーカー投資
【9月23日 東方新報】中国で今、若者を中心に「スニーカー投資」がブームになっている。株の投機的売買を指す「炒股(Chaogu)」という言葉から、スニーカーを売買する「炒鞋(Chaoxie)」という新語が生まれるほどで、「履く」ものから「売り買い」するものになっている。
スニーカー投資は米国などで1990年代から行われていて、2000年代には落ち着いたが、中国人の購入が増加し、ここ数年で価格が高騰し始めた。例えば、ナイキ(Nike)の「エアジョーダン1」シリーズで最も品薄で人気が高いものは、1499元(約2万2700円)の価格が2年後には7万元(約106万円)という値が付いている。
これほど価格が高騰するのは、スニーカーを売買するプラットホームアプリの存在があるからだ。代表的なのは、米国の株式取引のように売買できるサイト「StockX」と中国の「毒APP」「NiceAPP」。「毒」は「中毒性のある商品」という意味合いだ。アプリでは電子取引、タイムチャートなど株取引と同じような情報が表示される。
中国の商品取引では、偽物の存在がつきまとう。「毒APP」では、販売する商品をまず「毒APP」に郵送し、専門の鑑定士が審査するため、信用性が保たれている。
StockXの月間流通額は7億5000万元(約114億円)。これでも驚く数字だが、毒APPは25億元(約380億円)、NiceAPPは15億元(約227億円)とさらに上回っている。米国の市場調査会社によると、世界のスポーツシューズの市場規模は2025年に950億ドル(約10兆2140億円)を超えると予想される。その成長を支えるのが中国市場だ。
取引所の口座に証拠金を入れ、数倍の取引を可能にする「レバレッジ取引」も活発だ。こうしたユーザーの取引に対応するため、毒APPは最近、機関投資家などから1億ドル(約108億円)を資金調達し、NiceAPPも数千万ドルの資金調達を完了した。
中国では公営ギャンブルは禁止されているが、ギャンブル熱は当然ある。年金をすべて株に投資して一獲千金を得たり破綻したりという話もよく聞く。中国の中学・高校は日本のジャージーのような制服で統一されており、若者はシューズでおしゃれを競う。そのため、働き始めた若者の「ギャンブル」として、スニーカー投資が広がった要素もあるようだ。
スニーカー投資に投機の宿命である「バブルがはじける」時期がいずれ到来する可能性はある。最近は、「毒APPに商品を郵送して鑑定してもらうのは日数がかかるし、手数料も取られる」と敬遠する人が、無料アプリ「微信(ウィーチャット、WeChat)」で個人売買することも増えている。当然、偽物商品も増えることになり、投機熱を冷めさせる要素になりかねない。そうしたリスクものみ込んでスニーカー投資が今後も拡大するか、中国経済の一つの象徴として注目される。
https://www.afpbb.com/articles/-/3245305

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投稿者:dalian4649