2016/12/31 11:22
大晦日ですね。加齢と共に月日が過ぎるのは早く感じられるそうですが、いつもながら本当にあっという間の一年でした。
中国は元旦ではなく、旧正月がメインですから、日本で味わえる年末年始の感じは全くありません。今は日本だとまだ11月っていう感じですかね。実際、新年を迎えるグッズの「特設売り場」もまだ小規模です。街中は何処も彼処も、まだクリスマスツリーが全開ですよ(笑)。
いつも苦労するのが、日本に住んで居られる方々への「年賀状」です。こちらは良い絵葉書も無いし、クリスマスカードも売ってない。とにかく葉書とカードが手に入らないんです。しかし旧正月(今年は1月28日)が近くなると、中国の立派な「年賀状」が郵便局を中心に売り出され始めます。今年は思い切って日本の「年賀状」発送は無視、旧正月が近くなったら、「こちらの年賀状」を使って、「新年あけましておめでとうございます」をエアメールにて送ることに決めました。
私は今回、仕事の関係で年末年始は大連に残っています。昨日まで普通に仕事でした。で、年明け3日から人民と共に普通に仕事です。大晦日や元旦を妻子と離れて一人で過ごすのは空しいものですねえ。この国は言論・出版・報道の自由が認められていないので日本人から見れば極端に「笑い」の無い国です。我が家は日本のテレビが見られないので『ガキの使い』も見られないです・・・。

今日の朝7時の大連です。

朝8時の市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気の様子です。「終わり良ければ全て良し」と言いますが、今年を象徴する素晴らしい大晦日の朝ですねえ・・・。今朝の日経新聞の記事(こちら参照)によれば、2016年の人民元の対ドル下落率は6%超となり、大規模な切り下げがあった1994年以来の大きさになったそうです。
さて、昨日、私は所用で空港へ行く機会がありました。今日はこの年の瀬の、大連周水子国際空港の様子を取り上げます。

地下鉄「空港駅」のホームに停まる地下鉄です。運行開始以来、未だに大きな事故はありませんね。「早い、綺麗、安い」の三拍子で利用価値はとても高いです。「汚い、渋滞、ボッタクリ」の心配不要なのも日本人だけではなく、現地大連人や大学生にとっては大きい要素です。車内には上海やソウルの地下鉄と違って「物乞い」は全く(!)いません。

路線図と空港駅からの料金表です。空港、大連港、大連駅、大連北駅、繁華街(「青泥窪橋」、「西安路」)、大学(遼寧師範大学、大連交通大学)、など市中心部の主要箇所がカバーできます。御覧のように料金は2〜5元(=約35〜85円)です。「空港」駅から大連駅のある「青泥窪橋」駅&「友好広場」駅までは乗り換え不要で大体35分といったところですね。

「空港」駅は始発駅なので、必ず座れるのもポイントが高いです。

車内のデジタル広告です。日本人なら誰でも知っていますが、今や中国人は日本において「犯罪者」の代名詞です。「問題有る支那人」の方々が紹介されます。懸賞金付きも少なくありません。

その数や膨大で、次から次へとあまりに延々と続くので閉口です。まあこちらは日本と違って本家本元の「総本山」ですからねえ。

この日の大連空港です。数日前に降った雪がまだ少し所々に残っています。

空港内の国際線カウンターに通じる入り口です。パスポート所持のチェックがあります。日本と違って見送りの人間は直接カウンターまで行けません。犯罪事情が違うからです。この時はちょうどJAL&ANAの成田、関空行きの時間でした。見送りも多いし、やはり皆、笑顔がこぼれています。

国内線ターミナルに続く通路です。頭上にはデカデカと、

「中国人民に無いもの」が一覧表となって掲載されています。

国内線ターミナルへ移動します。途中、こちら中国各地の駅周辺では必ずと言っていいほどで見られる麺チェーン店「李先生」がありました。「高い、不味い、汚い」の三拍子が揃っているチェーン店です。場所柄、大連駅前店とは全く違って汚くはなかったですね。

高っ!

国内線カウンターです。オープンで国際線とは違って物々しさは全くありません。

全世界の例に漏れず、韓国サムソン製はお断りです。搭乗時におけるメーカー確認チェックはしっかりとお願いします。

スタバです。

ここでは中国各地のご当地タンブラーやマグカップがあり、わざわざ当地まで行かなくても幾つかは買えますよ。

蛇足ながら、大連のご当地タンブラーとマグカップの絵は、この「友好広場」にあるサッカーボールモニュメントです。この広場、日本統治時代(満洲国時代)は「西広場」という名称でした。写真左奥に見えるのが、日本統治時代(満洲国時代)から営業が続いている映画館で「進歩電影院(旧・中央映画館)」です。「君の名は。」も上映していました。一方、写真右奥に見えるのが当時は教会で、現在はケンタが入っています。大連一(中国一?)美しいケンタですかね。
話を戻します。

空港の到着フロアである一階にあるケンタです。参考までにハンバーガーのセットが42.5元〜50元(=約720〜850円)、ソフトクリームが6.5元(=約110円)、チキン各種が入ったバケツのファミリーサイズ(中国語:「全家桶」)が98元(=約1650円)です。大連市中心部における同支店の同商品に比べて価格は約20%ぐらい上乗せされています。これを日本では「ボッタクリ」と言います。何故、中国の影響を受けて成立した「士農工商」で商人が「最下位」に置かれたか分かるというものです。

こちらはマックですね。これまた参考までにビックマックのセットが51元(=約860円)でした。この写真の、店の前に写っている女性のように、この空港のマック&ケンタは「待ち合わせ」場所として使うのが一番良いのではないかと思います。

大晦日である今日の、大気汚染にまみれる市中心部「労働公園」緑山とテレビ塔の様子です。朝、済ませた買い物時はしっかり(日本購入での)PM2.5対応マスクで「武装」し、室内では加湿器、そして空気清浄機全開で新年を迎えます(笑)。
最後になりましたが、今年一年、御訪問ありがとうございました。相変わらずの気まぐれ更新で、好き勝手に書いている駄文ブログにもかかわらず、ブログランキングのクリックにまで多くの方が御協力してくださり、感謝の言葉が見つかりません。
来年2017年が皆様にとって素晴らしい年になりますよう、大連の地より、心からお祈り申し上げます。
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中国は元旦ではなく、旧正月がメインですから、日本で味わえる年末年始の感じは全くありません。今は日本だとまだ11月っていう感じですかね。実際、新年を迎えるグッズの「特設売り場」もまだ小規模です。街中は何処も彼処も、まだクリスマスツリーが全開ですよ(笑)。
いつも苦労するのが、日本に住んで居られる方々への「年賀状」です。こちらは良い絵葉書も無いし、クリスマスカードも売ってない。とにかく葉書とカードが手に入らないんです。しかし旧正月(今年は1月28日)が近くなると、中国の立派な「年賀状」が郵便局を中心に売り出され始めます。今年は思い切って日本の「年賀状」発送は無視、旧正月が近くなったら、「こちらの年賀状」を使って、「新年あけましておめでとうございます」をエアメールにて送ることに決めました。
私は今回、仕事の関係で年末年始は大連に残っています。昨日まで普通に仕事でした。で、年明け3日から人民と共に普通に仕事です。大晦日や元旦を妻子と離れて一人で過ごすのは空しいものですねえ。この国は言論・出版・報道の自由が認められていないので日本人から見れば極端に「笑い」の無い国です。我が家は日本のテレビが見られないので『ガキの使い』も見られないです・・・。

今日の朝7時の大連です。

朝8時の市中心部「青泥窪橋(大連駅)」の大気の様子です。「終わり良ければ全て良し」と言いますが、今年を象徴する素晴らしい大晦日の朝ですねえ・・・。今朝の日経新聞の記事(こちら参照)によれば、2016年の人民元の対ドル下落率は6%超となり、大規模な切り下げがあった1994年以来の大きさになったそうです。
さて、昨日、私は所用で空港へ行く機会がありました。今日はこの年の瀬の、大連周水子国際空港の様子を取り上げます。

地下鉄「空港駅」のホームに停まる地下鉄です。運行開始以来、未だに大きな事故はありませんね。「早い、綺麗、安い」の三拍子で利用価値はとても高いです。「汚い、渋滞、ボッタクリ」の心配不要なのも日本人だけではなく、現地大連人や大学生にとっては大きい要素です。車内には上海やソウルの地下鉄と違って「物乞い」は全く(!)いません。

路線図と空港駅からの料金表です。空港、大連港、大連駅、大連北駅、繁華街(「青泥窪橋」、「西安路」)、大学(遼寧師範大学、大連交通大学)、など市中心部の主要箇所がカバーできます。御覧のように料金は2〜5元(=約35〜85円)です。「空港」駅から大連駅のある「青泥窪橋」駅&「友好広場」駅までは乗り換え不要で大体35分といったところですね。

「空港」駅は始発駅なので、必ず座れるのもポイントが高いです。

車内のデジタル広告です。日本人なら誰でも知っていますが、今や中国人は日本において「犯罪者」の代名詞です。「問題有る支那人」の方々が紹介されます。懸賞金付きも少なくありません。

その数や膨大で、次から次へとあまりに延々と続くので閉口です。まあこちらは日本と違って本家本元の「総本山」ですからねえ。

この日の大連空港です。数日前に降った雪がまだ少し所々に残っています。

空港内の国際線カウンターに通じる入り口です。パスポート所持のチェックがあります。日本と違って見送りの人間は直接カウンターまで行けません。犯罪事情が違うからです。この時はちょうどJAL&ANAの成田、関空行きの時間でした。見送りも多いし、やはり皆、笑顔がこぼれています。

国内線ターミナルに続く通路です。頭上にはデカデカと、

「中国人民に無いもの」が一覧表となって掲載されています。

国内線ターミナルへ移動します。途中、こちら中国各地の駅周辺では必ずと言っていいほどで見られる麺チェーン店「李先生」がありました。「高い、不味い、汚い」の三拍子が揃っているチェーン店です。場所柄、大連駅前店とは全く違って汚くはなかったですね。

高っ!

国内線カウンターです。オープンで国際線とは違って物々しさは全くありません。

全世界の例に漏れず、韓国サムソン製はお断りです。搭乗時におけるメーカー確認チェックはしっかりとお願いします。

スタバです。

ここでは中国各地のご当地タンブラーやマグカップがあり、わざわざ当地まで行かなくても幾つかは買えますよ。

蛇足ながら、大連のご当地タンブラーとマグカップの絵は、この「友好広場」にあるサッカーボールモニュメントです。この広場、日本統治時代(満洲国時代)は「西広場」という名称でした。写真左奥に見えるのが、日本統治時代(満洲国時代)から営業が続いている映画館で「進歩電影院(旧・中央映画館)」です。「君の名は。」も上映していました。一方、写真右奥に見えるのが当時は教会で、現在はケンタが入っています。大連一(中国一?)美しいケンタですかね。
話を戻します。

空港の到着フロアである一階にあるケンタです。参考までにハンバーガーのセットが42.5元〜50元(=約720〜850円)、ソフトクリームが6.5元(=約110円)、チキン各種が入ったバケツのファミリーサイズ(中国語:「全家桶」)が98元(=約1650円)です。大連市中心部における同支店の同商品に比べて価格は約20%ぐらい上乗せされています。これを日本では「ボッタクリ」と言います。何故、中国の影響を受けて成立した「士農工商」で商人が「最下位」に置かれたか分かるというものです。

こちらはマックですね。これまた参考までにビックマックのセットが51元(=約860円)でした。この写真の、店の前に写っている女性のように、この空港のマック&ケンタは「待ち合わせ」場所として使うのが一番良いのではないかと思います。

大晦日である今日の、大気汚染にまみれる市中心部「労働公園」緑山とテレビ塔の様子です。朝、済ませた買い物時はしっかり(日本購入での)PM2.5対応マスクで「武装」し、室内では加湿器、そして空気清浄機全開で新年を迎えます(笑)。
最後になりましたが、今年一年、御訪問ありがとうございました。相変わらずの気まぐれ更新で、好き勝手に書いている駄文ブログにもかかわらず、ブログランキングのクリックにまで多くの方が御協力してくださり、感謝の言葉が見つかりません。
来年2017年が皆様にとって素晴らしい年になりますよう、大連の地より、心からお祈り申し上げます。
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投稿者:dalian4649