2016/2/10 10:27
昨日の続きで、JAL「大連→成田」ビジネスクラス搭乗記です。

今日は機内の様子と成田到着までの過程を一気に書きたいと思います。やや長いエントリーとなります。

ビジネスクラスエリアの機内の様子です。この日はガラガラで、CAさんからは「お好きな席へどうぞ」と言われました。最前列から撮影しました。
日系エアラインらしく、日本人CAさんの対応は親切丁寧です。写真を撮っていたら「記念写真をお撮りしましょうか?」と声をかけてくれますし、上着を脱いだら「上着をお預かりしましょうか?」と言ってくれます。この日は私服で、スーツではなかったので、預ける必要も無く、シート上部の「トランク」へ放り込みました。

シートです。個人用モニターは15.4インチ、と大きいです。

足元も広くてのびのびです。脇にはスリッパが供えられています。

「安全のしおり」です。「ボーイング787-8仕様」です。

離陸前にシートに関しての「予習」をします。詳細はこちらです。おしぼりやアメニティーの配布もありました。歯ブラシ、そしてうるさい中国では必携の「耳栓」を選び、頂きました。

シートコントローラーです。マッサージ機能があるのがおっさん的には嬉しいですね。水平のベッドポジションにしても、寝返りがうてるほどのゆとりがあるスペースです。

ボーディングブリッジが離れて行きました。定刻での出発です。

すぐ前を国内線が通り過ぎて行きました。中国国際航空(エアチャイナ)?

いや、子会社の「大連航空」です。

空港の滑走路のすぐ隣は住宅地です。大連工業大学もすぐ近くですね。

グーグルアースで、上から大連周水子国際空港を見るとこんな感じです。大連周水子国際空港の滑走路は一本で、周囲には住宅地や大学、ホテルがあるのが分かります。

離陸しました。大気汚染が酷過ぎ・・・。

ぐんぐん上昇します。「ボーイング787」は本当にエンジンの音が静かです。

写真の中心に駐機しているのは関空行きのANAですね。

個人モニターのフライトマップです。大連を離陸しました。

大気汚染は酷いですが、陸地は何とか見えます。右側に見えるのが、地元プロサッカーチーム「大連阿爾濱一方」のホームスタジアム「大連スポーツセンタースタジアム(中国語:大連体育中心体育場)」です。御覧の通り、巨大な二本の煙突のすぐそば、というスポーツには相応しくない場所にあります。「健康第二」、「安全第二」の中国らしいですね。

スタジアムのすぐ上に来ました。「大連阿爾濱一方」は金欠による給料未払いが原因で選手は売却&脱走、昨シーズンも二部リーグ(中甲)3位で終えて昇格に失敗したため、今シーズンはまた二部リーグに残留です。昨シーズンは大気汚染という原因もあって、私はテレビ観戦ばかりで、生観戦は最終節の1試合だけでした。

高度が上がると大気も良くなります。はるか後方にある翼とエンジンです。「ボーイング787」の特徴は「日本刀の先」を思わせる「翼の先の形状」です。

太陽光が眩しいですが、

ボタンを押すと、

「サングラス仕様」になります。新型機ならではです。

「煙台」が表示されている山東半島のすぐ横を通ったところで、エコノミークラスとの間にカーテンが引かれ、ドリンクサービスが始まりました。

アルコールのメニューです。

シャンパンとおつまみを頂きました。グラスが空くと、特に言わなくても直ぐに注ぎに来てくれます。

朝鮮半島に入る前に食事のリクエストを聞きに来てくれます。和食と洋食の選択制です。

ラウンジで既に中華を頂き、日本帰宅の初日の夕食は絶対に和食(お刺身)になるので、昼食の機内では洋食を選択しました。メニューです。

「国産牛肉のステーキです。美味しいですよ」とのことでした。

確かに美味しかったです。

食事中の眼下は韓国の景色が広がっています。

朝鮮半島を抜けると、

デザートとして、ハーゲンダッツのアイスクリーム(バニラ味)が来ました。

食べ終わると既に日本に入っています。「隠岐の島」辺りで、

食後のコーヒーを勧められましたので頂きます。

飲みながら『スターウォーズ 反乱者たち 嘆きのドロイド』を見ます。

23分間のアニメです。

全世界において、この冬の一番の映画大作と言えば、『スターウォーズ フォースの覚醒』であることは間違いないと思いますが、何故、中国だけ『スターウォーズ』が興行的にダメなのか、誰もその「真意」について(!)触れていないので、その理由も後日、書きたいと思っています。

見終わってのんびりしていると、もう茨城県です。嬉しい事に定時よりも早い到着です。

眼下には数多くの風車が見えます。

県境ですね。左から「茨城県 利根川 千葉県」になります。

千葉県(房総半島)の右端ですね。

翼には夕陽がかかります。

一気に旋回して、九十九里浜から千葉県に再突入です。

眼下にはフライトマップ通りの光景で、九十九里浜です。

数分後、フライトマップでは成田空港に着きました。

確かに。

無事に着陸です。

お隣さんもまたJALの「ボーイング787-8」でしたね。

約二時間半のフライトでした。機内に入ったと同時に、そこには「日本」があり、実感も出来ました。「静か、きれい、親切、丁寧」という中国での日々とは180度違う「別世界」があるということです。素晴らしい「おもてなし」でもありました。とりあえずJALは最前線という「現場」は頑張っているのが感じられました。個人的には以前、JAL株では「大火傷」をさせられましたので、経営陣をはじめ、他の部署も「親切、丁寧、謙虚、そして品(ひん)」という日本人としての原点の姿勢を忘れないでほしいですねえ。大連支店も酒とゴルフ、プレゼント往復航空券はほどほどにね(笑)。
最後に蛇足ながら、今現在の「大連⇔日本各地」の就航路線(直行便)です。
大連⇔成田(JAL、ANA、中国国際航空、中国南方航空)
大連⇔関空(ANA、中国国際航空、中国南方航空)
大連⇔名古屋(中国南方航空)
大連⇔福岡(中国国際航空)
大連⇔広島(中国国際航空)
大連⇔富山(中国南方航空)
大連⇔北九州(天津航空、2月27日まで)
東京羽田線、またLCC(格安航空会社)の就航もなかなか現実化しませんねえ。
今日はかなり長いエントリーとなりました。お付き合いありがとうございました。
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今日は機内の様子と成田到着までの過程を一気に書きたいと思います。やや長いエントリーとなります。

ビジネスクラスエリアの機内の様子です。この日はガラガラで、CAさんからは「お好きな席へどうぞ」と言われました。最前列から撮影しました。
日系エアラインらしく、日本人CAさんの対応は親切丁寧です。写真を撮っていたら「記念写真をお撮りしましょうか?」と声をかけてくれますし、上着を脱いだら「上着をお預かりしましょうか?」と言ってくれます。この日は私服で、スーツではなかったので、預ける必要も無く、シート上部の「トランク」へ放り込みました。

シートです。個人用モニターは15.4インチ、と大きいです。

足元も広くてのびのびです。脇にはスリッパが供えられています。

「安全のしおり」です。「ボーイング787-8仕様」です。

離陸前にシートに関しての「予習」をします。詳細はこちらです。おしぼりやアメニティーの配布もありました。歯ブラシ、そしてうるさい中国では必携の「耳栓」を選び、頂きました。

シートコントローラーです。マッサージ機能があるのがおっさん的には嬉しいですね。水平のベッドポジションにしても、寝返りがうてるほどのゆとりがあるスペースです。

ボーディングブリッジが離れて行きました。定刻での出発です。

すぐ前を国内線が通り過ぎて行きました。中国国際航空(エアチャイナ)?

いや、子会社の「大連航空」です。

空港の滑走路のすぐ隣は住宅地です。大連工業大学もすぐ近くですね。

グーグルアースで、上から大連周水子国際空港を見るとこんな感じです。大連周水子国際空港の滑走路は一本で、周囲には住宅地や大学、ホテルがあるのが分かります。

離陸しました。大気汚染が酷過ぎ・・・。

ぐんぐん上昇します。「ボーイング787」は本当にエンジンの音が静かです。

写真の中心に駐機しているのは関空行きのANAですね。

個人モニターのフライトマップです。大連を離陸しました。

大気汚染は酷いですが、陸地は何とか見えます。右側に見えるのが、地元プロサッカーチーム「大連阿爾濱一方」のホームスタジアム「大連スポーツセンタースタジアム(中国語:大連体育中心体育場)」です。御覧の通り、巨大な二本の煙突のすぐそば、というスポーツには相応しくない場所にあります。「健康第二」、「安全第二」の中国らしいですね。

スタジアムのすぐ上に来ました。「大連阿爾濱一方」は金欠による給料未払いが原因で選手は売却&脱走、昨シーズンも二部リーグ(中甲)3位で終えて昇格に失敗したため、今シーズンはまた二部リーグに残留です。昨シーズンは大気汚染という原因もあって、私はテレビ観戦ばかりで、生観戦は最終節の1試合だけでした。

高度が上がると大気も良くなります。はるか後方にある翼とエンジンです。「ボーイング787」の特徴は「日本刀の先」を思わせる「翼の先の形状」です。

太陽光が眩しいですが、

ボタンを押すと、

「サングラス仕様」になります。新型機ならではです。

「煙台」が表示されている山東半島のすぐ横を通ったところで、エコノミークラスとの間にカーテンが引かれ、ドリンクサービスが始まりました。

アルコールのメニューです。

シャンパンとおつまみを頂きました。グラスが空くと、特に言わなくても直ぐに注ぎに来てくれます。

朝鮮半島に入る前に食事のリクエストを聞きに来てくれます。和食と洋食の選択制です。

ラウンジで既に中華を頂き、日本帰宅の初日の夕食は絶対に和食(お刺身)になるので、昼食の機内では洋食を選択しました。メニューです。

「国産牛肉のステーキです。美味しいですよ」とのことでした。

確かに美味しかったです。

食事中の眼下は韓国の景色が広がっています。

朝鮮半島を抜けると、

デザートとして、ハーゲンダッツのアイスクリーム(バニラ味)が来ました。

食べ終わると既に日本に入っています。「隠岐の島」辺りで、

食後のコーヒーを勧められましたので頂きます。

飲みながら『スターウォーズ 反乱者たち 嘆きのドロイド』を見ます。

23分間のアニメです。

全世界において、この冬の一番の映画大作と言えば、『スターウォーズ フォースの覚醒』であることは間違いないと思いますが、何故、中国だけ『スターウォーズ』が興行的にダメなのか、誰もその「真意」について(!)触れていないので、その理由も後日、書きたいと思っています。

見終わってのんびりしていると、もう茨城県です。嬉しい事に定時よりも早い到着です。

眼下には数多くの風車が見えます。

県境ですね。左から「茨城県 利根川 千葉県」になります。

千葉県(房総半島)の右端ですね。

翼には夕陽がかかります。

一気に旋回して、九十九里浜から千葉県に再突入です。

眼下にはフライトマップ通りの光景で、九十九里浜です。

数分後、フライトマップでは成田空港に着きました。

確かに。

無事に着陸です。

お隣さんもまたJALの「ボーイング787-8」でしたね。

約二時間半のフライトでした。機内に入ったと同時に、そこには「日本」があり、実感も出来ました。「静か、きれい、親切、丁寧」という中国での日々とは180度違う「別世界」があるということです。素晴らしい「おもてなし」でもありました。とりあえずJALは最前線という「現場」は頑張っているのが感じられました。個人的には以前、JAL株では「大火傷」をさせられましたので、経営陣をはじめ、他の部署も「親切、丁寧、謙虚、そして品(ひん)」という日本人としての原点の姿勢を忘れないでほしいですねえ。大連支店も酒とゴルフ、プレゼント往復航空券はほどほどにね(笑)。
最後に蛇足ながら、今現在の「大連⇔日本各地」の就航路線(直行便)です。
大連⇔成田(JAL、ANA、中国国際航空、中国南方航空)
大連⇔関空(ANA、中国国際航空、中国南方航空)
大連⇔名古屋(中国南方航空)
大連⇔福岡(中国国際航空)
大連⇔広島(中国国際航空)
大連⇔富山(中国南方航空)
大連⇔北九州(天津航空、2月27日まで)
東京羽田線、またLCC(格安航空会社)の就航もなかなか現実化しませんねえ。
今日はかなり長いエントリーとなりました。お付き合いありがとうございました。
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投稿者:dalian4649