2014/10/24 23:49
昨日、今日と霧&スモッグで酷い大気汚染の大連です。

今朝8時における大連各地の大気の様子です。市中心部「青泥窪橋(大連駅)」のPM2.5の数値は「171」です。「星海広場」は「200」ですか。

今日もこちらのローソンで購入したPM2.5対応マスクをしての出勤です。大連に工場を持ち、Jリーグ「ベガルタ仙台」をサポートする「アイリスオーヤマ」のマスクです。

昨日も酷いものでして、こちらは昨日の朝8時における大気状況です。「さあ、今日も頑張るぞ!」という気持ちは全く生まれません。
そんな昨日ですが、日本からの訪問客があったので、空港までお出迎え。宿泊先は「人民路」にある五つ星ホテル「シャングリラホテル」ということで、同行しました。
この「人民路」ですが、日本統治時代は「山縣通り」という名前でした。由来は総理大臣を二回務め、元老、それも「元老中の元老」であり、陸軍、そして長州閥の首領(ドン)であった「山縣有朋」の名字を冠した通りです。これだけの「大きな名前」ですから、どれだけ「重要な通り」であったかは想像に難くないと思います。実際、この通りの突き当りは世界に通じる交通の要所であった大連港=「満州国の玄関」、です。
蛇足ながら、現在の大連で「通り」の名前に人名が使われているのは市中心部なら魯迅、そしてマクシム・ゴーリキー(ロシアの作家)が有名です。「魯迅路」、「高爾基路」ですね。郊外である開発区の「通り」では、世界的には「ヒトラー、毛沢東」と並列される、悪名高い三大指導者「スターリン」が有名です。この「外国人スターリン」の名を冠した「スターリン通り」については、過去のエントリーで取り扱いました。
大連における「柳条湖事件(9・18事変)」と限界
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/464.html
この「スターリン通り」という存在の「異常性」に気付くと、この国、この町に住むことに対して、何とも言えない嫌悪感というのが感じられてきます。これが普通です。結局、「ビジネス」としての長期滞在と割り切るしかないんですよ。「日中友好」なんて陳腐な考え方は跡形も無く吹き飛びます。
1、歴史に無知で、この「大通り」の存在に何も感じない
2、歴史を知っていても、この「大通り」の存在に気付かない
3、何年居ても中国語がダメで、「斯大林」が「スターリン」ということを知らない
もしあなたがこんな日本人なら、この地で成功を収めるということは万が一にもありません。「基本的知識、違和感、注意力、語学力」の四大欠如は「致命的」と考えるからです。
話を戻します。今回の「訪問客さん」は中国(大連)の、この「超」大気汚染状況は「初体験」だそうで、ビックリしていました。早速、喉の異常を訴えていましたね。まあ「童貞」を捨てたのですから、忘れられない思い出になったでしょう(笑)。

ホテル周辺を簡単に案内します。ということで再び「人民路」です。左に写っているベージュの建物が海鮮レストラン「天天漁港」です。港町・大連を訪れる観光団体ツアーさん御用達の店の一つですね。そのすぐ右隣がチェーン店の食事処を寄せ集めた建物です。地元の人間より、むしろ旅行者にとって重宝しますね。

アップです。左から「バーガーキング」、水餃子チェーン店の「喜家徳」、中国で一番有名な日本のラーメンチェーン店「味千ラーメン」、「サブウェイ」、「マクドナルド」、「吉野家」、日本からは2004年に完全撤退したソフトクリームチェーン店「デイリークイーン」、などです。一つの建物の中に「ワンパッケージ」となっています。まあ、バーキン、マック、サブウェイを、お隣同士にまとめてしまうアホな発想は日本にはありませんね。

「人民路」最初の角を右折し、「白玉街」に入れば日系コンビニ「ローソン」があります。

「人民路」二つ目の角を右折し、「安楽街」に入っても「ローソン」があります。

「安楽街」の突き当りは「魯迅路」です。すぐに「満鉄本社」が見えます。歩いて5分もかかりません。

この「満鉄本社」前は、満州時代と変わらぬ姿を保つ路面電車が通り過ぎます。この光景は戦前から変わらぬものでしょう。
ちょっと行き過ぎました。先程の「人民路」に戻ります。シャングリラホテル隣のフラマホテルもまた老舗の五つ星ホテルでして、最晩年の金正日が泊まっていきました。
大連で金正日総書記の「車列」に遭遇する(2)
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/6.html
まあ、それなりの所得がある人が泊まるエリアなので、昼は乞食、一方で夜になれば「その手」のお姉さんが自然に集まり、「営業」も始まります。連中の、日本人だと「見分ける目」もなかなかのものです。

大連の日本人、来る日本人、共に減っていますから、連中の営業も必死です。あっという間に「カードコレクター」になれます。

裏面です。両面を御覧いただきましたが、まあこの名刺を見て、普通のマッサージと考える人はまずいませんね。必ず「裏メニュー」があるということです。嘘だと思うなら、連中と同性である、あなたの奥さんや恋人、娘さんに、これらを「大連土産」として渡してみて下さい。修羅場となるでしょう。それが「現実」というものです。
ちなみにこの日、中国銀行にも同行したのですが、為替レートは1万円=550元でした。日本人にとって、今の中国はあらゆる方面で「高くて質が悪い」です。要は「使えなくなってきている」のです。
ご利用は計画的に(笑)。
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今朝8時における大連各地の大気の様子です。市中心部「青泥窪橋(大連駅)」のPM2.5の数値は「171」です。「星海広場」は「200」ですか。

今日もこちらのローソンで購入したPM2.5対応マスクをしての出勤です。大連に工場を持ち、Jリーグ「ベガルタ仙台」をサポートする「アイリスオーヤマ」のマスクです。

昨日も酷いものでして、こちらは昨日の朝8時における大気状況です。「さあ、今日も頑張るぞ!」という気持ちは全く生まれません。
そんな昨日ですが、日本からの訪問客があったので、空港までお出迎え。宿泊先は「人民路」にある五つ星ホテル「シャングリラホテル」ということで、同行しました。
この「人民路」ですが、日本統治時代は「山縣通り」という名前でした。由来は総理大臣を二回務め、元老、それも「元老中の元老」であり、陸軍、そして長州閥の首領(ドン)であった「山縣有朋」の名字を冠した通りです。これだけの「大きな名前」ですから、どれだけ「重要な通り」であったかは想像に難くないと思います。実際、この通りの突き当りは世界に通じる交通の要所であった大連港=「満州国の玄関」、です。
蛇足ながら、現在の大連で「通り」の名前に人名が使われているのは市中心部なら魯迅、そしてマクシム・ゴーリキー(ロシアの作家)が有名です。「魯迅路」、「高爾基路」ですね。郊外である開発区の「通り」では、世界的には「ヒトラー、毛沢東」と並列される、悪名高い三大指導者「スターリン」が有名です。この「外国人スターリン」の名を冠した「スターリン通り」については、過去のエントリーで取り扱いました。
大連における「柳条湖事件(9・18事変)」と限界
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/464.html
この「スターリン通り」という存在の「異常性」に気付くと、この国、この町に住むことに対して、何とも言えない嫌悪感というのが感じられてきます。これが普通です。結局、「ビジネス」としての長期滞在と割り切るしかないんですよ。「日中友好」なんて陳腐な考え方は跡形も無く吹き飛びます。
1、歴史に無知で、この「大通り」の存在に何も感じない
2、歴史を知っていても、この「大通り」の存在に気付かない
3、何年居ても中国語がダメで、「斯大林」が「スターリン」ということを知らない
もしあなたがこんな日本人なら、この地で成功を収めるということは万が一にもありません。「基本的知識、違和感、注意力、語学力」の四大欠如は「致命的」と考えるからです。
話を戻します。今回の「訪問客さん」は中国(大連)の、この「超」大気汚染状況は「初体験」だそうで、ビックリしていました。早速、喉の異常を訴えていましたね。まあ「童貞」を捨てたのですから、忘れられない思い出になったでしょう(笑)。

ホテル周辺を簡単に案内します。ということで再び「人民路」です。左に写っているベージュの建物が海鮮レストラン「天天漁港」です。港町・大連を訪れる観光団体ツアーさん御用達の店の一つですね。そのすぐ右隣がチェーン店の食事処を寄せ集めた建物です。地元の人間より、むしろ旅行者にとって重宝しますね。

アップです。左から「バーガーキング」、水餃子チェーン店の「喜家徳」、中国で一番有名な日本のラーメンチェーン店「味千ラーメン」、「サブウェイ」、「マクドナルド」、「吉野家」、日本からは2004年に完全撤退したソフトクリームチェーン店「デイリークイーン」、などです。一つの建物の中に「ワンパッケージ」となっています。まあ、バーキン、マック、サブウェイを、お隣同士にまとめてしまうアホな発想は日本にはありませんね。

「人民路」最初の角を右折し、「白玉街」に入れば日系コンビニ「ローソン」があります。

「人民路」二つ目の角を右折し、「安楽街」に入っても「ローソン」があります。

「安楽街」の突き当りは「魯迅路」です。すぐに「満鉄本社」が見えます。歩いて5分もかかりません。

この「満鉄本社」前は、満州時代と変わらぬ姿を保つ路面電車が通り過ぎます。この光景は戦前から変わらぬものでしょう。
ちょっと行き過ぎました。先程の「人民路」に戻ります。シャングリラホテル隣のフラマホテルもまた老舗の五つ星ホテルでして、最晩年の金正日が泊まっていきました。
大連で金正日総書記の「車列」に遭遇する(2)
http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/6.html
まあ、それなりの所得がある人が泊まるエリアなので、昼は乞食、一方で夜になれば「その手」のお姉さんが自然に集まり、「営業」も始まります。連中の、日本人だと「見分ける目」もなかなかのものです。

大連の日本人、来る日本人、共に減っていますから、連中の営業も必死です。あっという間に「カードコレクター」になれます。

裏面です。両面を御覧いただきましたが、まあこの名刺を見て、普通のマッサージと考える人はまずいませんね。必ず「裏メニュー」があるということです。嘘だと思うなら、連中と同性である、あなたの奥さんや恋人、娘さんに、これらを「大連土産」として渡してみて下さい。修羅場となるでしょう。それが「現実」というものです。
ちなみにこの日、中国銀行にも同行したのですが、為替レートは1万円=550元でした。日本人にとって、今の中国はあらゆる方面で「高くて質が悪い」です。要は「使えなくなってきている」のです。
ご利用は計画的に(笑)。
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投稿者:dalian4649