2013/10/21 21:22
唐の詩人・杜審言(と しんげん)の詩『蘇味道に贈る』から「天高く馬肥ゆる秋」、つまり、秋は空気も澄んでいて、空も高く感じられ、馬も肥えるような収穫の季節でもある、という言葉がありますが、今日の大連は酷い大気汚染でした。空港のある周水子では20:00現在、PM2.5の数値は「301(!)」で悪化の一途です。何でも昨日、ハルビンではPM2.5の数値が「1000(!!!)」を超え、計器を振り切ったそうです(下記「参考記事」参照)。今日は大連だけではなく、満州各都市、凄いことになっていますね。
今日は港町・大連における、日本ではまずお目にかかれない、この汚染状況を「一目瞭然」という形で御紹介したいと思います。
労働公園緑山に立つ大連のランドマークタワー・電視塔(テレビ塔)の写真です。良い撮影スポットを見つけたので、私のこの写真を使いましょう。

こちらは先々週10月11日午前中に撮った写真です。PM2.5の数値は「80」前後でした。

こちらが本日10月21日午前中に撮った写真です。PM2.5の数値は「200」前後です。

こちらは先々週10月11日夕方に撮った写真です。PM2.5の数値は「80」前後でした。

こちらが本日10月21日夕方に撮った写真です。PM2.5の数値は「200」前後です。
さすがに今日は街中でマスク姿の人を多く見かけましたね(笑)。
北京は分かるが、強風が「名物」の大連でも、日本でよく言われるPM2.5の数値「35」以下の日ってないの?
年間で一日たりとも有りません(泣)。「70」以下ですら殆ど有りません。
霧とスモッグの違いって何?
霧はひんやり、スモッグはひんやり無しです。ダブルコンボで来ると「致死的数値」が見られますよ(笑)。硬水と軟水の違い同様、現地在住になると体ですぐに分かります。
以下は現地滞在者用に置いておきます。満州各都市で市内各所(ここに価値有り!)の大気汚染状況がリアルタイムで分かります。在中アメリカ領事館発表の数値に準拠していて、中国政府機関の発表数値のものではないので、信頼性は高そうです。毎朝、数値を見てから外出しましょうね。
遼寧省・大連市各所
http://aqicn.org/city/china/dalian/qingniwaqiao/jp/
遼寧省省都・瀋陽市各所
http://aqicn.org/?city=Shenyang/USconsulate&lang=jp
吉林省省都・長春市各所
http://aqicn.org/?city=China/%E9%95%BF%E6%98%A5/%E5%9B%AD%E6%9E%97%E5%A4%84&lang=jp
黒龍江省省都・ハルビン市各所
http://aqicn.org/city/china/haerbin/daolijianguolu/jp/
さて、首都・北京では昨日、3万人の参加者を集めて「北京国際マラソン」が行われたそうです(下記「参考記事」参照)。北京といえば大気汚染の代名詞的都市ですが、マラソンに限らず、こんな所でよく屋外のスポーツ大会をやるなあというのが国籍問わず「まともな方」の御意見だと思います。ましてや参加ともなると「(頭)大丈夫?!」というのが普通でしょう。「健康第一」、「命は一つ」ということを知っているからです。
昨年は反日暴動があって、日本人のエントリーは受け付けず、参加させず、という公然とした人種(国籍)差別も行われた「いわく付き」の国際大会でもあります。下記「参考記事」によれば、健康を「第二」と考える、私たちとは「違う日本人」もいて、実際参加してコメントしていますね。アホの極みです。「後悔先に立たず」、「良いうちから養生」、「予防は治療に勝る」という言葉を知らない無知だからです。
参加者ですが、やっぱり変な連中が多かったみたいですね。なお画像は全てこちら中国のサイトからの転載です。

PM2.5対応マスクをしてのマラソン参加です。「中国の特色あるマラソン参加風景」といったところですね。

こちらも汚染物質の侵入対策は完璧のようです。酸素摂取量を極端に減らすことで持久力も付きそうです。酸欠で倒れるか、それともスタミナが付くか、結果が楽しみです。

このマスクは無意味ですね。PM2.5対応マスクどころか、おしゃれや変装用といったところでしょうか。

これは風邪の時に使用する咳などの「拡散を防ぐ」マスクで、汚染物質の「侵入を防ぐ」マスクではありません。孟子に言わせれば「似て非なるもの」ですね(笑)。

大規模マラソン大会では良く見る光景=仮装ランナーですね。男性ランナーの疲れを癒してくれますが、よく「お上」が許可しましたねえ。まさに「改革開放」路線の推進です(笑)。

こちらも天安門の横を通る、男性ランナーを喜ばせてくれる仮装ランナーですね。

対照的な「サイズの違い」が良いですね(笑)。

こちらは一転、男性ランナー諸君ですね。無差別放尿と脱糞は、まさに「中国の特色ある風景」です。

外国人ランナーも「郷に入っては郷に従え」です。

人が多ければ凄い「水量」にもなります。

完全防備で正体はバレずに済みそうです。

さすがに3万人という参加規模を誇る大マラソン大会ですね。壮観です。

女性は立って出来ませんものね。ちゃんとしゃがんでいますが、堂々としたものです。

建国者であり「神」でもある毛沢東の遺体が永久保存されている「毛主席紀念堂(入場無料)」をバックに、参加者によるごみのポイ捨てを片付けます。

ゴミだらけのゴールでお疲れ様でした。
何なんだ、この国(笑)。
参考記事:
中国ハルビンの大気汚染、計測器振り切れ最悪の「爆表」に
【中国総局】中国黒竜江省のハルビンで、20日から21日にかけ、大気汚染の指標(AQI)が最悪の状態を示す500を突破し、計測不能に陥った。中国の大気監視サイトによると、主な汚染原因である微小粒子状物質PM2・5は、同市内の一部で21日午前現在、大気1立方メートル中の濃度が最大1000マイクログラムと、きわめて高いレベルに達した。
新華社通信によると、ハルビン市内の視界は、21日午前に50メートル以下にまで低下。全市内の小中学校が臨時休校となったほか、省内の高速道路が閉鎖された。
ハルビン周辺では、汚染物質の拡散しにくい気象条件に加え、20日から暖房のための熱供給が市内全域で始まったことで、汚染に拍車がかかったとみられている。汚染の激しさについて、新華社通信も市内各地で「爆表」(計測不能)を示したと伝えた。
地元の共産党・行政機関では、工場の排出ガスに監視を強めたほか、収穫を終えた農地での焼却作業をやめるよう指導に乗り出した。
2013.10.21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131021/chn13102113490002-n1.htm
マスク姿のランナーも…北京マラソン、汚染深刻化に負けず3万人参加
大気汚染が深刻化している北京市で20日、北京国際マラソンが開催され、日本人を含む国内外のランナー約3万人が参加した。この日は晴天に恵まれ青空が広がったが、参加者にはマスク姿の人もいた。
中国でも健康ブームが広がっており、マラソン参加者は年々増加。北京在住の会社員の女性(34)は「大気汚染を警戒するより、マラソンに出たい気持ちの方が強い」と笑顔を見せた。
日中両国のマラソン愛好者による「北京カモシカ会」の高橋恵子さん(52)=北京市在住=によると、日本人の参加者は昨年より増えた。「北京も今日のように空気がきれいな日もある。汚染はあまり気にしていない」と話した。
北京国際マラソンは1981年以来、毎年秋に開催。昨年は沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化を背景に、主催者が一時日本国籍の選手登録を認めない事態が起きた。(共同)
2013.10.20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131020/chn13102017550003-n1.htm
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今日は港町・大連における、日本ではまずお目にかかれない、この汚染状況を「一目瞭然」という形で御紹介したいと思います。
労働公園緑山に立つ大連のランドマークタワー・電視塔(テレビ塔)の写真です。良い撮影スポットを見つけたので、私のこの写真を使いましょう。

こちらは先々週10月11日午前中に撮った写真です。PM2.5の数値は「80」前後でした。

こちらが本日10月21日午前中に撮った写真です。PM2.5の数値は「200」前後です。

こちらは先々週10月11日夕方に撮った写真です。PM2.5の数値は「80」前後でした。

こちらが本日10月21日夕方に撮った写真です。PM2.5の数値は「200」前後です。
さすがに今日は街中でマスク姿の人を多く見かけましたね(笑)。
北京は分かるが、強風が「名物」の大連でも、日本でよく言われるPM2.5の数値「35」以下の日ってないの?
年間で一日たりとも有りません(泣)。「70」以下ですら殆ど有りません。
霧とスモッグの違いって何?
霧はひんやり、スモッグはひんやり無しです。ダブルコンボで来ると「致死的数値」が見られますよ(笑)。硬水と軟水の違い同様、現地在住になると体ですぐに分かります。
以下は現地滞在者用に置いておきます。満州各都市で市内各所(ここに価値有り!)の大気汚染状況がリアルタイムで分かります。在中アメリカ領事館発表の数値に準拠していて、中国政府機関の発表数値のものではないので、信頼性は高そうです。毎朝、数値を見てから外出しましょうね。
遼寧省・大連市各所
http://aqicn.org/city/china/dalian/qingniwaqiao/jp/
遼寧省省都・瀋陽市各所
http://aqicn.org/?city=Shenyang/USconsulate&lang=jp
吉林省省都・長春市各所
http://aqicn.org/?city=China/%E9%95%BF%E6%98%A5/%E5%9B%AD%E6%9E%97%E5%A4%84&lang=jp
黒龍江省省都・ハルビン市各所
http://aqicn.org/city/china/haerbin/daolijianguolu/jp/
さて、首都・北京では昨日、3万人の参加者を集めて「北京国際マラソン」が行われたそうです(下記「参考記事」参照)。北京といえば大気汚染の代名詞的都市ですが、マラソンに限らず、こんな所でよく屋外のスポーツ大会をやるなあというのが国籍問わず「まともな方」の御意見だと思います。ましてや参加ともなると「(頭)大丈夫?!」というのが普通でしょう。「健康第一」、「命は一つ」ということを知っているからです。
昨年は反日暴動があって、日本人のエントリーは受け付けず、参加させず、という公然とした人種(国籍)差別も行われた「いわく付き」の国際大会でもあります。下記「参考記事」によれば、健康を「第二」と考える、私たちとは「違う日本人」もいて、実際参加してコメントしていますね。アホの極みです。「後悔先に立たず」、「良いうちから養生」、「予防は治療に勝る」という言葉を知らない無知だからです。
参加者ですが、やっぱり変な連中が多かったみたいですね。なお画像は全てこちら中国のサイトからの転載です。

PM2.5対応マスクをしてのマラソン参加です。「中国の特色あるマラソン参加風景」といったところですね。

こちらも汚染物質の侵入対策は完璧のようです。酸素摂取量を極端に減らすことで持久力も付きそうです。酸欠で倒れるか、それともスタミナが付くか、結果が楽しみです。

このマスクは無意味ですね。PM2.5対応マスクどころか、おしゃれや変装用といったところでしょうか。

これは風邪の時に使用する咳などの「拡散を防ぐ」マスクで、汚染物質の「侵入を防ぐ」マスクではありません。孟子に言わせれば「似て非なるもの」ですね(笑)。

大規模マラソン大会では良く見る光景=仮装ランナーですね。男性ランナーの疲れを癒してくれますが、よく「お上」が許可しましたねえ。まさに「改革開放」路線の推進です(笑)。

こちらも天安門の横を通る、男性ランナーを喜ばせてくれる仮装ランナーですね。

対照的な「サイズの違い」が良いですね(笑)。

こちらは一転、男性ランナー諸君ですね。無差別放尿と脱糞は、まさに「中国の特色ある風景」です。

外国人ランナーも「郷に入っては郷に従え」です。

人が多ければ凄い「水量」にもなります。

完全防備で正体はバレずに済みそうです。

さすがに3万人という参加規模を誇る大マラソン大会ですね。壮観です。

女性は立って出来ませんものね。ちゃんとしゃがんでいますが、堂々としたものです。

建国者であり「神」でもある毛沢東の遺体が永久保存されている「毛主席紀念堂(入場無料)」をバックに、参加者によるごみのポイ捨てを片付けます。

ゴミだらけのゴールでお疲れ様でした。
何なんだ、この国(笑)。
参考記事:
中国ハルビンの大気汚染、計測器振り切れ最悪の「爆表」に
【中国総局】中国黒竜江省のハルビンで、20日から21日にかけ、大気汚染の指標(AQI)が最悪の状態を示す500を突破し、計測不能に陥った。中国の大気監視サイトによると、主な汚染原因である微小粒子状物質PM2・5は、同市内の一部で21日午前現在、大気1立方メートル中の濃度が最大1000マイクログラムと、きわめて高いレベルに達した。
新華社通信によると、ハルビン市内の視界は、21日午前に50メートル以下にまで低下。全市内の小中学校が臨時休校となったほか、省内の高速道路が閉鎖された。
ハルビン周辺では、汚染物質の拡散しにくい気象条件に加え、20日から暖房のための熱供給が市内全域で始まったことで、汚染に拍車がかかったとみられている。汚染の激しさについて、新華社通信も市内各地で「爆表」(計測不能)を示したと伝えた。
地元の共産党・行政機関では、工場の排出ガスに監視を強めたほか、収穫を終えた農地での焼却作業をやめるよう指導に乗り出した。
2013.10.21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131021/chn13102113490002-n1.htm
マスク姿のランナーも…北京マラソン、汚染深刻化に負けず3万人参加
大気汚染が深刻化している北京市で20日、北京国際マラソンが開催され、日本人を含む国内外のランナー約3万人が参加した。この日は晴天に恵まれ青空が広がったが、参加者にはマスク姿の人もいた。
中国でも健康ブームが広がっており、マラソン参加者は年々増加。北京在住の会社員の女性(34)は「大気汚染を警戒するより、マラソンに出たい気持ちの方が強い」と笑顔を見せた。
日中両国のマラソン愛好者による「北京カモシカ会」の高橋恵子さん(52)=北京市在住=によると、日本人の参加者は昨年より増えた。「北京も今日のように空気がきれいな日もある。汚染はあまり気にしていない」と話した。
北京国際マラソンは1981年以来、毎年秋に開催。昨年は沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化を背景に、主催者が一時日本国籍の選手登録を認めない事態が起きた。(共同)
2013.10.20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131020/chn13102017550003-n1.htm
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投稿者:dalian4649