「プロレスリング・ノア」の三沢光晴選手が試合中の事故で亡くなりました。享年46歳。早すぎる死です。
男子ならば誰もが一度は「強さ」に憧れるもので、関東圏に住んでいた、子供の頃の私の楽しみにしていたテレビ番組といえば金曜夜8時10チャンネル(テレビ朝日)の「新日本プロレス」中継と土曜日夕方5時4チャンネル(日本テレビ)の「全日本プロレス」中継でした。プロレスは今でこそインターネットの普及等によってその「カラクリ」が全て明らかにされてしまいましたが、当時はビデオすら無く、その世界はまさに「夢のある世界」でした。
時は流れ、上京し、生活の基盤が「東京新宿区」となると、自転車で「後楽園ホール」や「日本武道館」へ生観戦に訪れました。「後楽園ホール」での初めてのプロレス生観戦の衝撃は今でも覚えています。「こんなに近くで見れるのか!」という驚きと「選手の体の大きさ(厚さ)」です。そして「テレビと生観戦はこんなにも違うのか!」という感動をも覚えました。そんな90年代、そのプロレスの試合内容の質=「衝撃度」は最高潮を迎え、本当に虜にさせられました。
「受けの天才」と言われたあの三沢選手が・・・。
ジャンボ鶴田の「バックドロップ」、スタン・ハンセンの「ウエスタンラリアット」、テリー・ゴディの「パワーボム」、を何度食らっても不死身だったあの「首」が・・・。
馬場選手、鶴田選手、三沢選手、橋本選手、冬木選手、ブロディ、アンドレ、ホーク、ゴディ、シーク、オブライト、デイビーボーイスミス、ベノワ、アレン、ビガロ・・・。
もうみんないなくなっちゃったんだなぁ(泣)。
青春時代、夢と感動、憧れを与え続けてくれた方の突然の死は凄いショックです。感動の試合をありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申しあげます。