将軍サマのあの激ヤセ写真を見て、「脳梗塞」ではない。真の病名は「癌」であるから、麻痺障害も見られず、とりあえず短期復帰が出来たのだと仮定して話を進めてます。
「癌」というシナリオの場合、
1、余命1〜2年程度(死確定。ただし死までちょっと時間的猶予有り)
2、余命3ヶ月以内(死確定。猶予無し)
3、外国人医師団による手術が一応成功、ただし転移や再発の予断許さず(死は不確定も遠からず)
が考えられます。
具体的な死期を自分でもおぼろげながら感じてくると、人間誰でも弱気、または自暴自棄のどちらかになるものです。残された家族の将来の心配をするのも当然でしょう。では独裁者はどう考えるのでしょうか。
インターネットの利用が日常一般化し、海外のテレビ番組を見る事も困難ではなくなった現在、私はこの将軍サマ、「もう自国の将来は無い=金王朝は自分の時代(全2代)で幕引き」と考えていると思います。
奴自身、国内の色々な所に視察に行った様子がよく報道されますが、ネットや衛星放送で知った海外メディアの報ずる世界各国の様子と自国の現状を比較した場合、奴自身の目には自国の悲惨な有様=「人民と土地の極限までの疲弊」、「外貨も無ければ国内産業も無い」、「国際的信用度ゼロ」、「偽札や麻薬といった類でしか歳入を得られない」、「最低限の電力、燃料、食糧すら不足」、「旧式の軍備」、「宣戦布告はできるも継続不可」・・・しか映らないはずです。国際社会的にははっきりと「負け」を自覚しているに違いありません。
癌だとすれば自身にもう残された時間は少ない(無い)し、今更慌てて後継体制作りに取り掛かったところで間に合わない。つまりトップを息子に変えただけの現「神格化」体制の引継ぎ(世襲)はもはや不可能という事です。もし組織の「急造」を図れば、それはトップの交代を知らせるばかりでなく、自身の残された「命」の短さ=「独裁者(政治家)として決定的な弱点」を他人に教えるようなものです。まあ奴は「動けない」のが実情でしょう。
そして独裁者は孤独です。人間である以上、誰もが「弱さ」を持っていますが、独裁者は「あらゆる弱さ」を他人には絶対に悟られてもいけません。そこを突かれ、最悪「下剋上」や「革命」を食らうからです。独裁者にとって唯一心を許せるのが奥さんや愛人なんでしょうけど、彼にとってのその人達は殆んど世を去ってしまった。この将軍サマと「開祖=パパ将軍」はツーショット写真も多く公開されましたが、この将軍サマは自分の息子との写真を全く公開しませんね。後継者育成の様子も伝えられない。後継者自体3人の息子のうち誰なのかも未だに明らかになっていません。まあ選んだところで選ばれなかった候補者=2人の息子の将来は御輿に担がれて「反乱をおこす、亡命する、暗殺される」しか選択肢が無いですしね。当然組織も分裂、混乱は不可避です。日本の戦国時代に似ていますね。結局選びたくても選べないのです。これまた奴は「動けない」のが実情です。
まあこんな国家です。我々一般庶民とは違い、父親として、一人の人間としての「純粋な」子供に対する愛情や信頼、未練といったものは元から無い、許されないのかもしれませんね。
奴もネットや衛星放送等を利用し、今の国際情勢も常日頃からチェックしていることでしょう。同時に古今東西、独裁者の末路に関しても理解していると思います。2009年、今のこの世の中、スムーズに独裁体制を世襲すること、維持すること、国際的に承認されることの「3点セット」はまず不可能だということぐらいは分かっているでしょう。また後継者として1人の息子を選び、世襲したところで脱落した者(2人の息子)には悲劇的な将来(=粛清)が訪れることは自身の「天下取り」の経験からも理解しているでしょう。あとは自身がどうフセインとは違った死に様を迎えるかという事だけです。
独裁者という現実、終わり近い命、家族親族に未練無し、祖国に復興発展の可能性無し、「悪人は死んでも悪人」という儒教の考え方、最近ではイラクのフセインの無様な最期も見ている・・・。
これだけ考えると残る有力な選択肢の一つが(核)ミサイルの使用です。このミサイルの照準が韓国、日本、中国、アメリカ、ロシアのどこに向けられているかは分かりません。が、日本が標的、仮想敵国の可能性は高いでしょう。平和ボケ全開であり、「専守防衛」策(笑)を採用しており、軍事的報復をしかけてくる可能性は最も低いし、憲法9条(笑)がありますし、上手くいけば「遺憾だ」でチャラにしてくれるからです。
何故核ミサイルの使用?!奴自身が全身全霊、全生涯を掛けて開発させたシロモノですし、自国に将来は無い、と割り切ると、あと手に入れるべきものは未来永劫、歴史に名を残す「英雄」の称号だけだからです。日本に核ミサイルを撃ち込み、都市を破壊すれば国際的に見れば「大悪事」ですが、それはそれで世界史に名が残ります。国際的には「とんでもない悪者」でも「北朝鮮」、いや今のこのご時勢なら「朝鮮半島」限定では未来永劫の「英雄」です。有史以来、朝鮮の人々というのは東アジアにおいて常に日本人、中国人の下に位置付けられてきました。一泡吹かせる、いや上手くいけばこの有史以来の地位逆転を図る絶好の機会でもあります。
世界的に非難を浴びてもどうせもう自身の命は長くありません。長く「苦しむ」必要は無いのです。独裁者国家ですから基本的には究極の「自己中心主義」でOKです。「自分のことだけ」考えれば良いのです。経済制裁(笑)、全面戦争(笑)、敗戦(笑)です。
この極めて短い「苦しみ」の後には未来永劫(!)、世界史に残る「名前」、朝鮮半島限定で言えば「英雄」、「真の将軍」号が待ち受けています。前回のエントリーでも述べましたように「善人」と「悪人」の差、つまり「英雄」、「極悪人」といった評価などは紙一重です。「時代」が変われば、「国」が変われば「評価」など二転三転。こんなことは日常茶飯事です。
「特亜3国」の人間の思考方法は日本人の「論理的思考」とは異なり、「感情的思考」=「自己中心、自画自賛、損得勘定(カネ・名誉・権利・欲求)」を最優先に位置付けた思考方法が「常識」です。奴が一発「賭け」に出る可能性、そして価値は決して無いとは言えません。
「将軍サマ余命幾許も無し」。そのためにこの自称「人工衛星」の打ち上げ、しかも完成は急がれているのだと思います。4月4日前後に発射されるといわれるこのミサイル、その「第一陣」は核弾頭搭載可能タイプの試作型ですが、核は搭載されていないミサイルでしょう。一応「人工衛星」主張をし、発射日は通告しているようなので、発射の失敗、国際世論追及を想定した「逃げ道」を作っています。言わば「試し撃ち」ですね。発射する最大の目的は、「このミサイルが全て想定通りに機能するか」、「西側開発の迎撃ミサイルが当たるか」、「相手国がどういう防護策を立て、しかも実行してくるか」の確認、それだけだと思います。ミサイルの全てが想定通りに機能することを確認し、さらには西側開発の迎撃ミサイルが当たらないこと(抵抗能力の把握)を確認してから、「真打ち」=核弾頭搭載、というのが筋だからです。核開発に成功したとはいえ、保有核弾頭数にそれほどの余裕は無いでしょう。持ち弾が少ない中、確実に当て、最大限の被害を与えなければ無意味です。奴には「乱射する余裕は無い」という事です。
ミサイルが設計通りに全て機能し、西側開発の迎撃ミサイルも当たらないという事を確認できたのならこのミサイルの性能と精度は保証されたということになり、「真打ち」=核弾頭を搭載して再度打ってくるでしょう。西側に迎撃システムの改良、再開発する時間を与えないうちにね。またこの間に外交、メディアを通じて「オオカミ少年」を何度も繰り返し、敵側が呆れ、防御体制が緩みきった時に「真打ち」をブチ込む事も有り得るでしょう。弱者が強者に最大限のダメージを与えるにはこの作戦も「常識」です。
もし「第一陣」が成功したのなら、この「真打ち」、数日中に飛んでくるかもしれないし、最悪、「第一陣」発射の当日に「第二陣」として飛んでくるかもしれません。引き続き警戒は必要です。
もし今回のミサイルが当初の設計通りに機能しない、または西側の迎撃ミサイルに「ことごとく」、「木っ端微塵に」打ち落とされたのなら挑発は一旦休止。また次回の発射時までに改良を行うでしょう。そして再度「試し撃ち」が行われた上での「真打ち」登場です。これが延々繰り返されます。将軍サマの命に終わりが見え始めたのでこのサイクルが早まったのだと思います。
ただ将軍サマの余命が3ヶ月以内など、もう残された時間が殆んど無いというなら話は別です。これはヤバいです。「人工衛星」主張など真っ赤な嘘。「ぶっつけ本番」で核弾頭が搭載され、標準もどこかの都市に合わせられている可能性は大です。奴は寝たきりになる前に直接自ら命令し、自分の目で「戦果」を確認しなければなりません。同時にこの一部始終、自らの指揮姿を映像に残さなければなりませんからね。そういえばアメリカからの「お恵み米」の受け取りも拒絶していましたね。ついに覚悟を決めた背水の陣(?!)ですかね。
「窮鼠猫を噛む」
未来永劫続く「英雄称号」の誘惑
単なる「花火」?、武器売り込みの「展示」会?それとも全面戦争へ?
奴の思惑は如何に。
ミサイルの標準を合わせられているのに黙っているの・・・。
P.S やられたらやり返す、これが真の愛国無罪。
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