中国遼寧省大連で生きるおっさん

〜 「若者」もすなる「ブログ」というものを「おっさん」もしてみんとてするなり  一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命書いている大連ブログでございます 〜

 

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個人で乗ったにもかかわらずタクシーを値切る(1)

中国では日本と違い買い物の際は「価格交渉制」が中心。スーパーやデパート、コンビニを除いては価格表示も特にありません。ということでこちらに来た日本人はまずこの値切り方というものを学び、実践で使えるようにしなければなりません。

 

「いっぱい買った場合、少なく買った時に比べ一個あたりの値段を安くしてもらう」とか「お会計総額が半端な額だったらキリのいい額にしてもらう」といったようなことは普通のことですが、慣れない日本人にとってはこんなことでも難しいものです。

 

また日本と決定的に違うことは「売り手、買い手、双方気持ちの良い売買など存在しないし、目指していない」ということです。日本での「お客様は神様です」といった考え方は一切無く、売買時の罵り合い、口喧嘩、これも普通のことです。

 

中国ではこういった「価格交渉制」が基本ですので、臆することなく、恥じることなく、どこででもとりあえず挑戦して見て下さい。「こりゃ無理だろ?!」という日本人の固定感覚がある場所でも意外に応じてくれる所が多いです。交渉に応じてくれない場合はポツリと一言、「ダメだね」と言われるだけです。大きな喧嘩に発展することはありませんから御心配無く。応じてくれたら儲けものです。日本では有り得ませんが、デパート(こちらではマイカル、パークソン・・・)でも物によっては意外に応じてくれる場合があります。

 

もう一度言います。「羞恥心、固定観念は捨てて下さい」

 

さてタクシーです。はっきり言います。「値切れます」

 

これは大連に長く居る日本人でもこれ知らない、出来ないと思っている人が多いですね。実際、乗る前にタクシーを止め、価格交渉し、交渉が成立して乗り込むと本当に多くの人から「へえ〜。こちらではタクシーも値切れるんですねえ〜」と言われます。

 

タクシーを値切る。日本人の場合、これは羞恥心ではなく、「まさか出来まい!」という固定観念から来るものだと思います。

 

とはいえ何時でもできるというわけではありません。当然、条件や注意点はあります。また何よりも交渉術が重要です。次回はこの点を紹介したいと思います。

投稿者:dalian4649

開店休業、そして警備員が闇両替を勧める中国銀行

国慶節の期間中、日本に帰国することにしたんですが、ここ大連で飛行機のチケットを買う際、意外に多くの代理店でカード決済(VISAMASTERJCB)が出来ないんですね。使えても若干の手数料が上乗せされてしまうということもあります。特に他店より若干安い価格で売っている店などは割と現金払いしかダメ!というところが多いです。そのため日本への往復切符を買うと大体40007000元ぐらいの現ナマ(人民元)が手元から出て行ってしまうわけです。

 

手持ちの人民元も少なくなったので、日本円を少し人民元に変えようと家の近くにある中国銀行の某支店に行きました。この支店は小さく、普段からお客さんもあまり多くありません。もちろん外国人の客などは殆ど来ません。そんな所を「メインバンク」として通っているわけですからカウンターのおばちゃんにも顔を覚えられ、ちょっとした世間話をするような関係になりました。似たような経験をされた方も少なくないでしょう。

 

さて今日も普段と変わらず両替に行ってみると営業中にもかかわらず銀行中は薄暗い・・・。まあこの点は黒石礁のマクドナルド2Fで長年経験済みなので、「ここも利用客無視の節電が始まったかぁ」と思っていました。カウンターの馴染みのおばちゃんにパスポート、日本円を渡し、両替をお願いしようとすると「今日は出来ない」との返事。「どうしたの?!」と聞くと、なんと「この付近一帯停電だ」と、つまり電気が来ていないので開店休業状態なんだそうです。

 

日本の銀行って周囲が停電になると一緒に停電、つまり一切の業務停止、開店休業になっちゃうんですかね?!当然自家発電なり何らかの対策が講じられているんでしょうけど。遭遇したことが無いので今まで考えたこともありませんでしたが。

 

仕方が無いので中山広場の近く、五一国際飯店(3つ星)の向かい側にある中国銀行に行きました。最近は取り締まりも強化され、銀行内、入り口をうろつく闇両替屋の姿も少なくなりましたが、そこではなんと銀行内の治安を守る警棒を持った警備員に「両替するよ〜!レート良いよ〜!」と声をかけられました。

 

闇両替は若干レートが良い代わりに偽札がかなりの確立で混じっていますのでとにかく無視して下さい。後々トラブルにも巻き込まれかねませんし。

 

正規警備員が副職として闇両替屋?!。

 

発展著しく旧満州エリアナンバーワンの国際都市となった大連ですが、依然「人間の向上」という面だけはこの速度に乗り遅れているようで・・・。

投稿者:dalian4649

魯迅路にある「南満州鉄道本社」内の総裁室、一般公開へ

MANTETSU日本に帰ると「大連市内の見所は?」とよく聞かれますが、「わざわざ日本から足を運んでもらってまで見るほどの所は無いね」と答えています。郊外に行けば「旅順」という日露戦争関連の見所がありますが、外国人非解放区(軍区)もあり、また、それほど交通が整備されているわけではないので、案内人無しの初心者にとっては厄介かもしれません。

 

旧満州エリアには歴史的な遺構や日本では見れない雄大な景色も少なくなく、瀋陽なら市内はもちろん、郊外の撫順や本渓も回れる、丹東に行けば北朝鮮が見れる、吉林省に行けば旧満州国の首都・溥儀関係の長春があり、黒龍江省まで足を伸ばすとハルビン、と見所には事欠かしません。

 

一方で、かつては「満州国の玄関」と称され、日本(人)が命名した、ここ「大連」。先ほども申し上げましたが、残念なことに日本からわざわざ足を運んでまでじっくりと見る歴史的遺構は少なく、期待外れを感じる方は多くないようです。経済発展、国際交流、交通、治安、衛生、といった点では上記の旧満州諸都市の追随を許しませんが、「魅力ある観光地」という点では残念ながら最下位争い・・・。さらに留学生、駐在さんには「男性天国の町」なんて称される悲しき現実・・・(涙)。

 

さてこの度、大連に満鉄本社が構えられて100年ということもあって中山区魯迅路にある「南満州鉄道本社」内の総裁室が一般公開され始めるようです。この「満鉄本社」ですが、交通は19路、515路のバスに乗り「中山広場」駅で降りて下さい。バス停の駅名こそ「中山広場」ですが、この2つの路線は「満鉄本社」の入り口真ん前で停まります。

 

一般公開に関する詳細は下記の「参考」に譲ります。にわか作りのくだらない観光施設の増加に没頭するぐらいなら外貨獲得の増加が期待できる、他の都市では真似できない、国際都市・大連に相応しい「真」の観光施設の復元、整備を期待したいと思います。

 

勝g小平の改革解放後、積極的な日本企業、日本人の誘致で旧満州エリア・ナンバーワンの国際都市にまで発展した大連。観光地という点でも日本人観光客を大いに引き付ける、特級品の「材料」(満鉄本社、超特急あじあ号など)はあるんですから、それをどう「料理」(観光地整備)し、日本人観光客の前に「商品」(魅力ある観光地)として提示するか。

 

日本史、世界史を学んだことがある日本人なら誰もが目にし耳にする「満鉄」という言葉。日中国交35周年を迎えた今、まさに大連でしか出来ない、観光地の整備、再開発という分野に真剣に目を向けても良いかもしれません。そして上手い具合に長い友好関係に繋げる作りにしてほしいですね。特に日本の団塊世代はお金も時間も興味も持ってますよ〜。

 

市長さんを始め、市政府の皆さんにはぜひ力を入れて欲しい分野ですね。絶対に「ハズれる」開発分野ではありませんし、対日向け観光客誘致の増加、アピール、市の収入など、その経済的な効果も決して小さくないでしょうから。

 

しばらくはお手並み拝見といったところですかね。 

 

 

 

 

参考:

元満鉄本社の総裁室、観光客らに公開へ 中国・大連市

 

 中国東北地方支配のため日本が日露戦争後、国策会社として設立した旧南満州鉄道(満鉄)の本社があった遼寧省大連市で、満鉄関連の資料を展示した「満鉄旧址陳列館」が元本社社屋内にこのほど完成、当時の総裁室とともに観光客らに公開されることになった。地元旅行会社が10日から正式に観光客らの見学を受け付ける予定。

 満鉄は1906年に設立され、翌年本社を東京から大連に移し営業を開始。今年で100年を迎えたのを機に、大連市当局などが資料展示館の整備や元総裁室の公開を決めた。

 元本社社屋は現在、地元鉄道当局の事務所となっているが、2階の元総裁室にはかつて使われていた机やいすが置かれ、関係者は「当時の室内の様子をできるだけ復元するよう努めた」と話している。壁には初代総裁後藤新平をはじめ、歴代総裁の写真も掲げてある。

 隣接する資料展示館では、満鉄関連の写真計300枚以上を並べたパネルを使って、当時の日本の東北地方統治の状況や人々の生活を紹介。満鉄で使われ、これまで市内の公文書館などに保存してあった工具や時計などの資料も展示している。

 鉄道当局関係者によると、展示館は今年5月に準備を始め、8月下旬から試験的に公開していた。

http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070908/chn070908000.htm

投稿者:dalian4649

おっさん、温家宝首相を目にする

昨日から大連では「ダボス会議」が開かれています。「ダボス会議」の詳しい説明は下記「参考」に譲りますが、国内はもとより世界中のVIPの方々を迎えての国際的規模の会議です。通常はスイスのダボスで開かれる会議ではありますが、今回はここ大連が開催地として選ばれました。市長を始め、市政府の人々にとっては一世一代の晴れ舞台といっても過言ではありません。

 

さて開会日前日にあたる一昨日の夕方、黒石礁から旅順に向かう大通り、「旅順南路」をプラプラ歩いていると、突然けたたましいサイレンと共に一時通行止め。中国の場合、(超)VIPの大名行列は全てこの方式が採られるため、「誰だ?!」と思って通りがかりの中国人と一緒に見ていると、車の行列のちょうど真ん中、小さなベージュ色のマイクロバスの中に温家宝首相が!。思わず手を振ってしまいましたが無視されました。(当たり前ですな・・・)

 

温首相の大連入りは数日前の新聞で目にはしていましたが、まさか肉眼で見れるとは!。ビックリしましたね。

 

通常、中国共産党幹部の避暑地としての意味合いをも持つここ大連に来たVIPは「棒スイ島」(『地球の歩き方』が詳しいです)という避暑施設に向かい、滞在中は周囲ウンKmを立ち入り禁止にしてしまうのがお約束です。ここ数年であれば、江沢民、胡錦濤、共にこのパターンだっただけに、私は「何故旅順方面に?!反対では?!」と思い、一緒に行列を見ていた初老の男性に聞いてみたところ、「おそらく旅順の人民解放軍への激励でしょう」とのことでした。真偽は不明ですが、説得力はありましたね。

 

よくブログ内で申し上げておりますように、中国は「法治国家」ではなく「人治(党治)国家」です。法律は「目安」程度に過ぎず、朝令暮改が日常茶飯事です。このような国ではいつ国家(最高権力者)が別のものに取って代わられてもおかしくありません。手段、方法は一切問われません。「勝てば官軍、負ければ賊軍」です。そのため国家転覆(反逆)罪という、日本であれは前時代的な罪名の「お縄」もこれまた日常茶飯事です。結果、国家の舵取りを担っているVIPの警護、及び自身の不安・恐怖というのは日本の比ではないんですね。

 

日本では天皇(一家)を見たければ、天皇誕生日や正月に皇居に行けば国籍問わず誰でも見れますし、不確定ですが永田町の自民党本部一階売店コーナーに行けば運が良いと通りすがりの(現・前・元)首相にも会えるし握手、記念写真もOK。このことは中国人には理解し難い事実です。中国の政府VIPを見る(会う)というのは本当に運が左右するんですね。

 

でも「別にあえて見たくもないし、興味も無い」

 

これもまた人民の本音ですが・・・。

 

 

 

 

参考:

「ダボス会議」

 

スイスの保養地ダボスで毎年開かれる会議 。

ジュネーブに本拠地を置く世界経済フォーラムが年次総会として開催する会議のことである。およそ2000人の参加者が1週間にわたり経済から文化まで幅広く語り合いる。世界の経済・ビジネスに関係する政治家、学者、財界のトップが集まるので、「世界の知性の集い」とも呼ばれている。

世界の政治経済の動向について、最新の情報が交換される。要人の重要発言が飛び出したり、極秘のトップ会談が行われたりと、民間財団の主催ながら世界中で注目されている会議である。

世界経済フォーラムは、毎年、「世界競争力報告」を発表している。この報告は、企業経営や技術革新、通貨の安定性などを基準にして、各国の競争力を比較している。

2006年より新しい指標を導入。制度的環境、社会基盤整備、マクロ経済、保健衛生・初等教育、技術革新など九分野にまたがり、合計90項目で評価される。

 

世界競争力報告 (Global Competitiveness Report) 

2006-2007ランキング

1位 スイス

2位 フィンランド

3位 スウェーデン

4位 デンマーク

5位 シンガポール

6位 アメリカ

7位 日本

8位 ドイツ

9位 オランダ

10位 イギリス

11位 香港

12位 ノルウェー

13位 台湾

14位 アイスランド

15位 イスラエル

投稿者:dalian4649

「NHKスペシャル 人事も経理も中国へ」を見て

一昨日、NHKで「NHKスペシャル 人事も経理も中国へ」という特番が放送されました。

 

詳しい内容は下記の「参考」に譲りますが、内容を掻い摘んで申し上げますとアウトソーシングの話でありまして、製造やコールセンターの分野だけではなく、総務関係の仕事までもゴッソリ中国に移してしまおうという過激な内容でした。その最大理由は人件費でありまして、既に中国にホワイトカラー業務を移した日本企業は2500社に上るとのことです。

 

さてこの番組、「中国へ」というタイトルではありますが、内容は正に「大連特集」でありました。出てくる風景、内容殆ど全て大連で、大連外国語学院の日本語科の授業風景まで出てくる始末。北京・上海・広州の中国三大国際都市に次ぐ、この現満州最大の都市が今、最も注目を浴びているという現実でした。

 

このグローバル化の荒波に突然飲み込まれたサラリーマンの苦悩と再起も描かれていました。この中国という、人、製品、食品、環境(水・空気)等、全て日本ではワーストに近いイメージの国に突然行かされるんですから、自分のみならず、家族、親族、友人の心配も凄まじいものがあると思います。

 

一昔前、対中ビジネスの大連の「位置付け」というのは北京・上海・広州の中国3大国際都市の下に位置付けられ、支社はあるが「決定権」が無いという人事配置をしている企業が殆どでした。しかし、日本やソウル、さらには空港から市中心部までの交通の便の良さ、耐えられないほどではない環境(街の衛生、空気・・・)、民度(大規模な暴動・一揆無し)、上記の三大国際都市に比べ人口も多すぎず、街も複雑すぎず、物価も安い、タクシー・公共バスの安全性、領事館(出張所)・日本人学校の存在、といったことがトータル的に再評価され、その結果「位置付け」も変わり、中国での拠点を三大国際都市から移動してきた企業が多いようです。

 

今後も多くの人材が中国に行くそうです。が、できることなら日本に留まるべきです。お金の面だけを考えての中国での生活、企業進出は身を滅ぼします。この国は人治(党治)国家で法治国家ではありません。法律はあくまで目安に過ぎず、厳格に守られることなどないし、する必要もないのです。

 

真の勝ち組は中国へ新規進出など考えない企業でありまして、真の先見性とは東南アジア(今はベトナムが旬)方面に進出を考えている企業です。中国は今、進出どころか撤退を考えるべきです。

 

はっきり言います。

特異な人間性、人間関係に朝令暮改、そして何よりも何よりも何よりも拝金主義。中国に新規進出したって誰一人ガバガバ儲けることなど出来ませんよ。

「安物買いの銭失い」です。

 

 

 

参考:

NHKスペシャル 人事も経理も中国へ

 

 製造業の分野では続々と生産拠点を中国へ移し、コストダウンを図ってきた日本企業。そして今、人事や経理などホワイトカラーの仕事までもが次々に中国へ移っている。大連や上海などの都市では、日本語を話せる人材の育成を強化し、日本のサラリーマンの5分の1以下という人件費を武器に、日本企業の仕事を大量に請け負っているのだ。中国にホワイトカラー業務を移した日本企業は2500社に上る。
 血のにじむような効率化を重ねてきた製造現場に比べ、日本のホワイトカラー一人当たりの生産性は先進国で最低と言われている。言葉の壁に守られてきた日本のホワイトカラーが中国との厳しい競争にさらされている。
 番組では、ある大手通信販売会社が踏み切ったホワイトカラー部門の中国への業務移管に密着、グローバル化の荒波に突然飲み込まれた、サラリーマンたちの苦悩と再起への決意を描く。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/070903.html

投稿者:dalian4649
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