8月も下旬になってそろそろ当農園”初のメロン収穫”時期を迎える。最初の人工授粉したのが7月3日だったので交配から50日は過ぎた。
(実は、この人工授粉は残念ながらほとんどが失敗。繁った蔓や葉の中で自然交配で結実したのが数個見つかっていた。ミツバチ君たちの働きでもっと前に受粉が済んでいたことになる。)-8/26追記-
ネット通販で「手持ち糖度計」を購入注文しておいたから今日には届くだろうと、10時すぎまで配達を待ったが来なかったので畑に出勤。階上町在住の友人から、きのう当農園に立ち寄った(視察?)とのメッセージが携帯に入っていた。もしや田んぼの黒板にも 👣ある??
さて田んぼは、作付けした所もしない所も、あぜ道も雑草は伸び放題。一部草取りしてはいるが追いつけるものではない。ダリアが咲いている畝の草が気になり1時間弱草むしり。休憩入れて、メロン畝をチェック。小動物避けの網はハガレることもなく大丈夫、いや大丈夫じゃない!
[緊急事態1]畝の端のところでスズメのような鳥が網に絡んでバタバタしている。素手で少々危険を感じたのだが、早く逃がしてやりたいと手袋なしで作業にかかった。網が相当絡んでいて難儀した。「痛っ!」いきなり尖がった嘴で一発。先が曲がって尖がった嘴はスズメじゃぁない。などと感心している場合でなかった。『イテェ〜!』もう一発を足の爪でヤラレタてしまった。
『しずまれぇーっ、しずまれぇーっ!』と叫びながら嘴を押さえたまま、なんとか網から外すことができた。そして解放! ソバの畝の中に逃げ隠れていった。
だいぶ時間的ロスしてしまったが、気を取り直して収穫間近のメロンたちをチェック。メロン収穫時期の見極め方をネット動画で毎晩毎晩何回も見てそれを頭に叩き込んできた。葉の様子、ヘタ部分、玉全体の色合い、網目の状態、玉を転がし眺めて確認していく。と、そこで
[緊急事態2]数個目にヒビ割れて破裂した玉がー! こりゃ大変、緊急収穫しなければならない!ヒビ割れて数日経ち、腐敗が進んだものもある。全ての玉をひっくり返し診て点検、破裂した玉が全体の一割見つかった。そう言えばネット動画で「ヒビ割れ、破裂」というキーワードがあったのを思い出した。しかしヒビ割れの画像もなく、それがなぜ問題なのか分からずのままにしてきた。「そうか、こういうことだったのか!」 収穫時期の見極めはとても重要!!

無残な初収穫のメロン五個を仕方なく持ち帰った。
家に着くと、ポストの中に宅配の不在配達連絡票が一枚入っていた。

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