6月28日(金) 夕方、星が見えたので、先日、届いたZWOのASIAirとスマホを使って、EQM35-Proを遠隔操作してみた。
ハンドコントローラーのUSBポートとASIAirを接続。

カメラ(EOS6D改) ガイドカメラをASIAirに接続。結線が多いためこんがらかる。

ここまでで準備は完了。(ガイドカメラはZWOしか使えない。QHYも使えるといいな。)
以下にスマホでの操作手順をまとめる。
1.赤道儀の極軸を合わせて、ハンドコントローラーで初期設定、「PCダイレクトモード」に設定。アライメントをとり、ピントを合わせる。
2.Wi-Fiで、ASIAirに接続。
3.アプリを起動。
4.オートガイダーを使うので「telescope」は、On Camera ST-4」を選択

5.メインカメラは、6Dを選択。カメラ本体にもRAW画像を保存したいので、
「Save Image DSLR…」を有効に

6.Sky Safariで撮影対象を導入。

7.Guideメニューを立ち上げ、キャリブレーション。グラフでガイド精度を確認。
RMS errorは、1.42"となかなかいい精度

8.AutoRunで撮影開始
この後すぐに、曇ってきて薄雲越しにやっと3枚とれた。
それを画像処理したのがこちら。

2019/06/28 21:47:45
BORG 90FL+EDレデューサーF4DG(X0.65) 325mm
Canon EOS 6D(HKIR改造) 180sX3 ISO:3200 QBP使用 トリミング
短い時間だったが、感想をまとめると。
(メリット)
ハンドコントローラーでアライメントをとりピント合わせまでやれば、後はスマホで遠隔操作OK。
ガイド精度は文句なし。
なんといっても、遊び感覚で面白い。AZ-GTiといいASIAirといい、天体観望・撮影もWi-Fi&スマホの時代か。
さらに、Plate Solving機能があって、撮影対象を画面中央に確実に導入してくれるようだ。今回は、試せなかったが、次回は試してみたい。
(ディメリット)
接続するデバイスが、ASIAirに3つ(赤道儀、メインカメラ、ガイドカメラ)、他にハンドコントローラー、オートガイダーケーブル、電源ケーブルと結構多いので、こんがらかる。
遠隔操作にこだわらないのであれば、前回した、Wifiアダプター、MGENの組み合わせが楽。

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