東京駅から夜行バスに乗ること5時間、4時52分に仙台駅に到着、首都高で事故渋滞があったのにも関わらず、定刻より5分早い到着だ。おかげで5時1分の仙石線に間に合うことができた。
東京では降ってなかったが、仙台ではそこそこの降り。仙石線に揺られること1時間、仙台あゆみ野という3月に開業した駅で下車した。周辺には復興団地が何棟か建ち並んでいる。
石巻で石巻線というローカル線に乗り換え駅巡り。雨の降りはさっきより激しくなってきた。小さい折り畳み傘を差しながら、駅からそう遠くない範囲で行動した。20分ほど駅間徒歩移動していたら、雨は小康状態になった。
10時前に駅巡りは終点の女川へ。元々あった街は震災の津波にのみ込まれたので、駅を含めて新しい街が高台に再建された。駅舎は、温泉と土産物屋が入っている新しく大きいものに建て替えられ、通りを挟んで商店街が連なる。
バスの早着のおかげで予定より1時間早く石巻に到着、そこで石ノ森章太郎萬画館に行くことにした。009の銅像を撮影しながら歩くこと15分、川の中州にある萬画館に到着した。
常設は009や仮面ライダーといった石ノ森章太郎の世界を再現、009はそれぞれのキャラの能力、人間時代の設定を展示してあった。ライダーはヘルメットを展示、好きな人が見たら喜ぶだろうな。自分はニャル子さんが頭をちらつくレベルだけど。
特別展は、仮面ライダーのポスターなども書いた菅原芳人を特集、その活躍は仮面ライダーだけでなく、ブルースリー、稲川淳二と多岐に渡っていた。3Fライブラリーは、石ノ森章太郎に限らず有名漫画が漫画喫茶並みに揃っていた。
石巻駅に戻って駅巡り再開、55分空きの間に近くのコンビニに行って昼食、8月なのに肉まんが恋しくなるとは。
一旦、小牛田に戻ったあと、気仙沼線の駅巡り、石巻線は2両編成だが、こちらは1両編成、しかも3時間ぶりの列車だ。石巻線より人も建物も少なくなり、田んぼと山の中を走るようになる。
途中あった陸前豊里駅が産直も兼ねていたので、おみやげにきゅうりを買うことに。。思っていたより重いのは、水分を含んで、新鮮な証拠か。
駅巡りは柳津という駅で終了、暗くなったというのもあるけど、ここから先の鉄道は震災の津波にのみ込まれたから、折り返さないとならない。柳津から1時間40分かけて仙台へ向かった。
夕飯は穴場の半田屋にしたが、穴場過ぎて閉店間際のおかず壊滅状態、それでも中盛りで腹いっぱいにした。泊まりはカプセルホテル、仙台ほぼ満室なのはやっぱアイドルコンサートか。仙台近辺の駅巡りは明日の地下鉄で終わるから、もう仙台に泊まることはないけどね。

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