9月29日(火)新島沖の絶品トロキンメを釣りに番匠高宮丸に行ってきましたよ。
この日の予報は船に弱い私でもギリ何とかなる感じの、波が2.5mでウネリがありというこの海域の平均的な予報。釣果の方も前日、前々日とトップ20匹以上釣れていたので、まぁ20匹〜30匹は釣れるだろうと期待しての下田詣でとなりましたが…。
前日、早めに就寝したものの興奮しているのか全然眠れず、12時前には自宅を出発。2時過ぎには船宿到着。席を見るとミヨシから2名、トモに1名入っていたので、迷わずトモ2番、友人にはトモ3番を取る。
定刻よりもかなり早く出港した高宮丸は1時間ほどで最初のポイントへ到着…。船室から出て見渡すといつもの石廊あわせよりはかなり利島寄りの気がする…。

(協定時間まで待機中…。まだまだ夜明け前です。)
まわりにはすでに稲取の晃山丸・山吉丸、手石の愛丸などもいてグルグルと20分以上周辺で待機して5時30分、水深260mで第1投となりました。
この流しは大潮にもかかわらず潮止まりなので、ほとんど糸フケもなく230mでピタリと着底…。船長からは350mまでかけ下がっていくポイントだから糸を出してのアナウンス…。

(1投目投入後、きれいな朝日に今日の大漁をお願いしました…。)
お願いが通じたのか、着底後しばらくしてキンメのハデなアタリが出始め、かなり続いていたので10匹くらいは付いたかな…? のタイミングで巻き上げの指示…。
キンメはいまいちサイズが多いものの、上の方に数匹、中間から下にも数匹づつ付いていて合計9匹でまずまずのスタート…。この時点では周りでも1匹、2匹、友人も5匹とキンメがあがって、この分なら20や30は堅いなぁ…と思っていましたが…?
いつもなら2投目も同じところで投入となるのだが、群れがいなくなっちゃったのか、この日はさらに新島寄りに40分ほど走って、いままでに一度も来たことがないほど新島の近くのポイントに来た。
2投目は400mダチとのことだが、少し潮も流れて来たようで390mで着底。少しづつラインを出して行くが船中誰も当たらずにスカ…。
3投目も小移動して400mダチで船中誰もアタリが出ずにスカ…。
4投目も400mダチでしたが440mで着底…。仕掛け分を入れると75mも糸フケが出ている計算なのでかなり潮が速くなって来た…。しかしこの流しも誰もアタらずにやはり船中スカ…。

(まだ穏やかですが、この後はピューと風も強くなってきて波もウネリも高くなってきました。)
結局最初の1投目だけでその後の3投は船中誰もアタらないので、船長はまたまた大きく移動を決断…。
今日は移動が多いので10時になってやっと5投目…。
ここでは私の竿にハデなアタリがあって今日一の重さで相当の魚が付いているはずでしたが、順調に巻きあがってきたものの残り40mで先に巻き上げていたトモの方の取り込みでマツって巻き上げ停止…。
オマツリをほどいて再び巻き上げと時にはあららで魚は全ていなくなっていた…。(^^;ゞ
この時には我々をアザ笑うようにイルカが気持ちよさそうに跳ねていたので、こいつらの仕業だったのだと思います。 一番下のハリは切れていたのでたぶんクロムツだったのだと思いますが残念でした。
(この流しでは胴の間の方が3.5kgのクロムツと、ミヨシ2番の方が良いサイズのキンメを2匹上げていました…。)
6投目は400m〜500mまでかけ下がるポイント。
7投目、8投目は450m〜300mでかけ上がるポイント等、いろいろなポイントを攻めましたが何処もまったくキンメからの反応がなく12時30分沖上がり…。
ほぼ徹夜状態の私はけたたましいエンジン音にもかかわらず船室で爆睡…。須崎港には1時半過ぎに帰ってきました。

(これでも竿頭だって…。恒例の高宮丸の写真です。)
結局この日は最初の1投目だけで500gと1.2kgX2の他は700〜1kgほどの小ぶりなキンメばかりで9匹、後は7投全てスカ…。 と久々の撃沈でした。 (この日は晃山丸も2〜7匹、山吉丸や愛丸は釣果すら出ていないのでまぁ仕方ないか…。)

(ちょっとサイズも数も満足出来ませんでしたね〜。)
この日釣ってきた9匹のうち3匹だけは1.5kgクラス並みに脂が乗っていて、当日はお刺身で食べましたが大変美味しかったですよ。もちろんアラで作ったスープも脂が浮いてこれまた絶品…。
今日は下の息子が帰ってくるので、しゃぶしゃぶとお刺身でいただくつもりです。
今回は自宅で食べる分しか獲れなかったのでストックも欲しいので、近々にもう一度リベンジに行ってくるつもりですよ。

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