2010年5月19日、Clio Bass Club 2010 バスプロ選手権 菊水CUPが山中湖の平野ワンドにて行われました。
当日の天候は小雨がときおり降る程度の曇天ベースで水温も16℃前後まで上がっており、なかなかのコンデイションでしたが、かなり寒く手がかじかむほどで、私はTシャツにトレーナー、トーナメントシャツにカッパというスタイルでスタートしたもののそれでも寒く、予備にと思って持ち込んだ防寒具の上下まで着込んでのトーナメントとなりました。
まずはスタートして過去放流のバス狙いか、アイスクリーム小屋の前に入ったのはケン鈴木プロ・常吉小笹プロ・ボーマー小沢プロの3プロ。砂の岬の先端のブレイク方面には私とザラ田島プロが向かう。
ずっとワンド内を魚探を見ながら流していくが、昨年あれだけ広範囲にいたワカサギもあまり見えず、ニゴリ気味のせいかウィードの生育が悪く、まばらにチョロチョロと生えているところが多い。ときどき映る魚影はヘラでなんだかノーな感じ…。
案の定、いろいろなところを攻めるがアタリすらない…。しかし、我々の近くで岬のブレイクを攻めていた陸っぱりの方には50cmクラスがヒット。なんだデカイの居るじゃん…。
わかさぎや近くのウィードを攻めていた方にも放流バスがヒットしたりと陸っぱりの方にはポツポツとヒットするが我々は誰一人としてアタリもなしの状態で???の状態…。
10時になっても全員ノーヒットどころかノーバイト…。こりゃ過去放流のバス1匹釣れば優勝だね…の雰囲気が漂い始めました。こうなるとセコい釣りの得意なケン鈴木プロが菊水の桟橋周辺に張り付き、桟橋下を狙い始める…。
しかし桟橋下のバスはスレ切っていてなかなか口を使わず沈黙…。ならばと桟橋周辺に入っているオダの近くをセンコーのノーシンカーでヘコヘコやっていた時に放流バスがヒット。
この後すぐに私のフィッシュアローのワームのDSにとてつもない大物がヒット、しかしオダに巻かれてあえなくラインブレイク…。数投後にやっと放流君の360gをキャッチ…。
その後はリグをテキサスに変え、オダをダイレクトに狙って今度は45cmクラスがヒット。しかしネットを取る間にバ・レ・タ…。たぶんスピニングなのでフッキングが甘かったのが原因…。あわてて指も擦り剥くし最悪…。(^^;ゞ
その後もちょっといい放流バスもフックオフ…。何やっているんだか…。その間にケン鈴木プロはロケット発射しながらも順調に放流バスを揃えてすでに4匹で1700〜1800gくらいか…。
常吉小笹プロもやってきてオダ周辺の釣りに参戦するものの我々のようにはいかずずっとノーバイト…。
しかし、2時くらいになってオダ周辺からすこし外れて岸に向かって投げていたドライブクローについにデカバスがヒッ〜ト!! このバスは水深わずか50cmくらいのところでヒットしたので、掛った瞬間にハデにジャンプ。
グイグイと良い引きで3ポンドのラインを引っ張り回し、ボートの反対側にも回り込まれて、オダの周辺にも回り込まれそうになったりしながらもなんとかランディング。2kgはありそうなビッグサイズでした。
常吉小笹プロはたった1匹これでケン鈴木プロとの一騎打ちとなった。しかし、ロケット発射で1匹失っていたケン鈴木プロもしぶとく再びリミットを揃えてタイムアップ、ウエイインとなりました。
まずは全部獲っていれば間違いなく優勝だった私が360gの放流君1匹で4位、つづいてワンドの奥でディープX200で私と目くそ・鼻くその勝負をしたボーマー小沢プロが425gで3位。
つづいて常吉小笹プロが口閉じ/尾開きのCBC計測で49.5cm/2110gのデカバスを持ち込んでの惜しい2位。
最後に放流バスばかり5匹揃えたケン鈴木プロが2280gで優勝でした。
ケン鈴木プロはビッグバス2匹を持ち込んで優勝した昨年に続き2連勝となりました、おめでとうございます。なお、次回は6月23日、Clio Bass Club Warld Champion Series 第2戦 西湖 マルミCUPとなります。宜しくお願いいたします。
それから誰か会費を払っていないプロがいます、次回よろしくです。


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