11月5日、Clio Bass Clubのトーナメントの一年の総決算、Clio Bass Club 2008 Super Bass Classic 精進湖戦が秋も深まった晩秋の精進湖にて行われました。
当日の参加はWarld Champion 枠からゲーリー吉田プロ・RR三浦プロ、クラシックウイナー枠からケン鈴木プロ・GOD後藤プロ、2008年バスプロ選手権ウイナーのザラ田島プロ、2008年シリーズ年間5位の常吉小笹プロ、年間8位のボーマー小沢プロの7人プラスGriffonpapa推薦枠よりトーナメントBig-Fishタイトルホルダーのビギナー古屋プロの計8人。
今年最後のトーナメントを目一杯楽しみました。当日の天候は晴れてはいるものの、北東の風がやや強く、本湖はかなり釣りにくい状態。また気温もかなり低く朝の国道138号の気温計は1℃で、ここ精進湖でも朝は3度くらいしかなかったようです。
早朝6時には全員がふじみ荘に揃い受付。早速ボートのセッティングを開始する。精進湖や西湖はボートに横付け出来るとはいえやはりローボートのセッティングは結構大変。全員のセッティングが終わってスタートしたのは定刻の7時ちょうどでした。
今回はクラシックなのでリミットは5匹。平均個体の小さい(150g〜250g)精進湖なのでいかに300gクラスを入れられるかがキーになりました。
私は今日は赤池方面と決めていたので、真っ先にウィード帯のシャローに入り数投目にグラスミノーのジグヘッドにヒットしやはり小さい200g。一番奥の船が係留してあるワンドのハンプの際3mで立て続けに4匹ヒットして開始1時間足らずでリミットメイク。しかし重量はせいぜい1100g程度と寂しい限り。
少しつづ入れ替えをするべく赤池の周辺をウロウロすることに…。間もなく、常吉小笹プロとケン鈴木プロがやってきて様子を聞くと、1匹、0匹とのこと。
この辺が釣れるよなどと情報交換をすると、その後はマイポイントを見つけた様で常吉小笹プロは1m〜2mのウィード帯周辺をメインにライトテキサスやダウンショットなどでバンバン、ケン鈴木プロは5mから大きく3mまで盛り上がるハンプの周辺を、風を利用しながらへら釣りのおっちゃんの間を流していく作戦で1日中、流し釣りをしてポツポツ。
しばらく3人で貸切状態で釣りをしておりましたが、本湖は風が強く釣りづらいので各プロとも続々と赤池に集まってきて、ロケット発射したボーマー小沢プロは5m〜6mの起伏の激しいところをパワーホッグなどでズルズル、RR三浦プロは相変わらず、スピナベやテキサスをバンバン岸際に打ち込んだり、赤池ボート前のウィード帯でテキサスでキッカーを獲ったり。昼ごろにはアルミボートのGOD後藤プロもやってきて、常吉小笹プロとケン鈴木プロの間を流してウロウロ、やはりリミットメイクしていました。
ここ精進湖はこじんまりしていて、どこに皆がいるかどんな釣りをしているかがよく判り、なかなか良いですね…。(^O^) 一時は全員が集合して和気あいあいで楽しんでおりましたがさすがにクラシック、最後の30分で優勝に向かって大きく動きがありました。
この時点でリミットを持っていたのは5プロ。3本だがキッカーを持っているRR三浦プロも含めて優勝の可能性のある6人のうち4人が最後の30分で優勝に向かって大きく動きました。
私とケン鈴木プロが、本湖の盆地状になった5mフラットに競うように着いてみると、そこにはすでにボーマー小沢プロ、RR三浦プロがいて最後の勝負を賭けていました。
4人で狭い盆地状のフラットを攻めましたが、結局ボーマー小沢プロが一本取っただけで、たいしたドラマもなく終了時間も近づき各プロとも帰着へ向かうことになりました。
常吉小笹プロとGOD後藤プロは動かずにそのまま赤池で釣っていたようで、常吉小笹プロは最後にグッドサイズを2本獲ったということなので検量が楽しみである。(^O^)
注目のウェイインは電子ハカリによる慎重な検量の結果、やはり最後に獲ったという太った2本のバスが効いたようで Clio Bass Club 2008 Super Bass Classic Winnerは1485g/5本で常吉小笹プロとなりました。
2位は1315g/5本でケン鈴木プロ。3位は1265g/5本でゲーリー吉田プロ。4位は1205g/5本でGOD後藤プロ。5位は1185g/5本でボーマー小沢プロ。
Big-Fish賞は480gでRR三浦プロとなりました。常吉小笹プロはクラシック制覇で永久シード権を獲得いたしました。おめでとうございます。
なお、来年も同様な企画にてトーナメントを開催したいと思います。沢山のプロの参加をよろしくお願いいたします。
来月からはClio 鱒 Club Trout Masters Series が始まります。第1戦は開成水辺フォレストスプリング戦となります。こちらも参加をよろしくお願いいたします。



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