2009/8/20
平日は母が仕事に車を使い、電車は一時間に一本という具合なので、
帰省中の私は、だいたいがどこに行くわけでもなく留守番をしています。
今日は葬式ができたので、父は地区の皆とバスで出かけた。
「生協がくるけど、えっかん(いい加減)には帰ってくるから
持ちに行かんでも良い」とのこと。
しかし、6時になっても帰ってこないので
父の冷蔵庫内消費計画は良く分からないけど
焼きそばかジンギスと前日までに晩御飯の候補になりかけた食材を用意し
焼きそばにでもジンギスにでもなるように下ごしらえをした。
しかし6時半に母が帰ってきてもまだ帰ってこず、
母「おとうちゃどこ行ったんだら?葬式にいったんだよなぁ」
なづ「うん、えっかんには帰ってくるって言っとったけど」
母「まぁ、みんなで出掛けたんだで、そこらっでひっくりかえっとるこたぁないら」
なづ「そうだなぁ」
母「先に食べるとスネちゃうで、少し待つか・・・」
なづ「あぁ、そうだね 笑」
母「・・・」
なづ「・・・」
母「お腹すいたねぇ・・・」
父の心配はまず腹ごしらえをしてからと言う結論に達し
母娘はジンギスを食べたところで、すべてを忘れデザートにプリンまで食べた。
二人の腹が落ち着いたときようやく、生協をほったらかしだと言うことを思い出し、ご近所に持ちに行く。それと同時にふたたび父が心配になったが
8時になったとき
「ガタッ」
と台所で物音。
母「何が落ちたぁ?」
なづ「・・・さて?」
見に行く母
そこには泥酔状態の父が!
今朝は礼服で出掛けたのに
ズボンのチャックと笑顔全開で、なぜか肌着姿(シャツはどこやった)。
超ご機嫌な父「もう、8時じゃねぇか〜っはっは(笑)」
母は「そうだよ、8時だよ(こっちのセリフだ!)。だで寝る時間だに(早く寝屋で寝てもらわんとかなんわ)。」
といささか呆れたようだったが
私は父のいでたちと、母とのやり取りに大爆笑。
言いつけ通りに父はその場のソファーで爆睡。
葬式だったけど、なんだか楽しい飲みだったようで幸せそうだった。
故人も天から「ひとちゃ(父)は相変わらずだ」
と見下ろしておろうぞ。

このとき丁度、静岡の兄から、週末の静岡旅行についてのメールが来ていたが
「おとうちゃがこんなだもんで話にならんの」
と写真をつけて返信するとそれきり返ってこなかった(笑)

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