専門学校時代の友人に誘われ、人生初のリアル脱出ゲームに参加した話。
SCRAP社の「宇宙怪獣からの脱出」です。
今から一週間前に突如「脱出ゲーム好き?」と聞かれ「まぁ好きだよ」と答えたところ、次の瞬間にはメンバーの一人にカウントされていました。
6人1チームで参加となるため(足りない場合はたぶん知らない人と組む)、その人数稼ぎに入れられた模様。あれよあれよという間にチケットを買うことになり、一応念のため過去のイベントのレポートなどをネットで見てみると……
……これめっちゃ難易度高そうやんけ。
これは余裕で戦力外通告を受けるかもしれない。
よくわからない強迫観念にとり憑かれ、ネット上の練習問題以外にも本屋でSCRAP社の過去問を買ってきて家や職場の昼休みに読み漁る。
3日くらいかけて過去問をヒント見まくりで解き、ゲームの大まかな流れや雰囲気をイメトレ。あとどういうところがポイントだとか注意するべきだとかも大体わかってくる。
これで少なくとも全くの役立たずで終わることはないだろう。たぶん。
そして迎えた本番当日。
私のチームのメンバーは女性2名男性6名。みんな専門学校からの友人。もう一人の女性(Mとする)はリアル脱出ゲームの常連らしく、今回で5回目だとか。脱出成功歴はなし。
男性陣は、ほとんどが私と同じ初参加。しかも下調べとかしておらず、Mが口早に行う説明にポカンとしている。まぁ無理もないです。
Mに言われるがまま壁に貼られた問題やヒントを写メりに行くメンバーと、問題を解くメンバーとに分かれ、なんとか解き進めていく。
事前に過去問をさらう程度はしていた私も、少しは貢献できました。
そして結果は――脱出失敗でしたorz
結構良い線までは行けたんです。最終問題で時間切れになり、宇宙怪獣の前に塵と消えました。
「あと○分!」ていうアナウンスや、会場にいる他のチームがどんどんクリアして次の謎に挑戦し始めるのを見ると、かなり焦ります。たった一時間のゲームでしたが、緊張のためか精神的に疲れました。

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