今日自転車で走ってたら、歩道に黒いものが落ちてました。
初めは「黒いビニール袋?」と思ったんですが、距離が縮まるにつれてそれがなんなのか明らかに。
道の真ん中で、カラスが引っくり返ってました。
「んんっ!?」と反射的にチャリを止め、降りてまじまじと眺める。
いや、死体ならそんなことしませんが、これは明らかに息があった様子だったので。
外傷は無いみたいなのだが息が荒い。
「こんなところにいたら轢かれるなぁ…」と思い、取りあえず歩道の脇へ寄せてみる。
寄せたは良いものの、これで見捨てるのもなぁとしばし逡巡。
日差しで熱せられたアスファルトの上は辛かろうということでチャリのカゴに乗せてやる。カラス、されるがまま。
で、ちょっと離れた所の公園にそのまま連れて行きました。
ちゃんと看病してやりたいところでしたがウチは団地ゆえ、市民の敵・カラスなんぞを連れ込んだら絶対追い出されちまうので。
高2の貧乏では医者に連れてってやる金もなし。というか獣医は診てくれるのか、カラスを。
「ウィルスに感染するから捨ててきなさい」とか言われそう。
公園についたら取りあえず水を飲ませてやる。周りの人たちから変な目で見られましたが、気にしなーい;;
結局、それ以上はできることがなかったので日陰に置いて帰ってきました。
歩けるようにはなったので少しは回復した…のかな?
兎にも角にも、素手でカラス君を抱っこするというちょっと貴重な体験をしました。
しかしこのカラス、抵抗されるのを覚悟してたんですがすっごい大人しかった。
やっぱり鳥は鳥だね。羽毛がフワフワしてて可愛いのなんのって。
近づいても逃げないし。撫でてもつつかない。
カラスの細部が観察できて思いがけない成果でした。
しかし、自分にもっと知識があればもっと何か出来たんじゃないかと、無力さを痛感する日でもありました

同時に、まだ息のあるカラスを普通に見捨てる人たちにも呆れ。
人間って冷たいなぁと。
これがハトや雀なら助けんのかな?
あぁ、完全に日記だけですが、言いたいことはただ一つ。
皆さん、カラスって存外可愛いですよ〜♪

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