
毎日が忙しくブログを更新できていませんが、珍しい物や投稿したいことは、沢山あります。
セレクトしながら徐々にでも更新していきますのでよろしくお願いいたします。
さて、今回はCARLZEEIS双眼鏡です最初に依頼があった時はできるのか?未知数でした。
これは、カメラ屋の仕事のカテゴリーに入っているのか解りませんでした。
ただヨクヨク考えると、じゃ!どこのだれがこれを調整できるのか(メーカー以外に)
と!考えた時に私が一番近いと思い、お引き受けいたしました。
構造は分解していくうちにカメラのファインダー部分と似た状態で頭の中ですぐにリンク
しました、但しレンズも大きくオイル滲みが多く拭きムラがでてしまい、
かなりガンコで手こずりました。
もう一つはプリズム自体が固定されナカナカ厄介な位置に主要な部分があります。
根気強く確認をとりながらの清掃作業と成りました。
前後両方から見ても腐食やカビが無い事を確認し無事に納品出来ました
ピントやグリスの交換はスムーズに進み難しいと言う感覚はありませんでした。
なぜなら、ファインダーとフィルムのように両方を合わす必要が無く人の目で見えたのもが
すべてだからです。
小さい双眼鏡は何度かの経験は有るものの自前のモノで仕事としては、初の修理でした。
そういえば昔に顕微鏡を仕事で分解したのを思い出しました。
いつの時代も対応力は必要なものですね、勉強させて頂いてありがとうございました。
橋本カメラワーク