3日の夜、
長坂将志さんというジャズピアニストの初リサイタルに行ってきた。
名前を見て「ん?」と思った方もいるだろう。
そう、彼は僕の親戚である。「はとこ」だ。
「はとこ」とは祖父同士が兄弟で、その孫どうしということである。
会場となった 彩の国さいたま芸術劇場の小ホールは、
小ホールでありながらとても特徴的なデザインで、居心地の良い空間だ。
音もいい感じである。
キャパは350人ぐらいということだが、見ると多くの席が埋まっている。
ほどなくリサイタルが始まった。
第1部は将志さんのピアノに、ギターとウッドベースが加わり3人での演奏。
リズミカルなステージが繰り広げられた。彼のオリジナル曲もあった。
途中ギターとベースが演奏している間、ふざけてピアノを激しく弾いてるふりをしていた。
すわ、エアピアノか!? (内輪ネタです・・)
2部はピアノソロ。レイ・チャールズで有名な『わが心のジョージア』、『神田川』など
幅広いジャンルの曲が、時にゆったりと、時に力強く演奏された。
終わった後の、胸に手を当ててお辞儀する仕草と、オーディエンスの拍手が印象的だった。
将志さんは都内のジャズバーなどで精力的にライブをされている。
僕も一度新宿で見に行ったことがある。
また先般の中越地震の際には、被災した長岡や小千谷の街を回り、
演奏を重ねていたとのことだ。
その時知り合った人なども、今日のリサイタルに来られていた。
僕は大学時代を長岡で過ごしたし、縁というのは不思議なものである。
打ち上げで久々に長坂(将)家にお邪魔した。ここでも部屋いっぱいに人が集まっていた。
僕も突然 一言ご挨拶を、と振られてビックリしたが(笑)
ギターさん、ウッドベースさんともお話できたし楽しかった。結局0時半ぐらいまでいた。
ジャンルは異なっても 精力的に活動されている音楽人として、身近で貴重な存在である。
近所でありながら、意外と会う機会が少なかったりしたのだが、
今後はより交流が増えればと思っている。

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