昨日、有明コロシアムに行ってきた。
そこでは「PRIDE武士道」という格闘技イベントが行われていた。
僕は普段 格闘技を見ないが、仕事でその会場に行くことは時々ある。
今回は会場内でもろステージ&リングが正面に見える場所に立っていたので、
試合が目に入らないはずがない。(笑)
全部で10試合が行われた。
最後の2試合はどちらも強豪選手で、アグレッシブでとても見応えのある試合だった。
その中で僕が印象に残ったのは、第2試合だった。
TAISHOという日本人選手と、パルヴァーという外国人選手の対戦。
開始から60秒後、パルヴァーの豪快な左フックがTAISHOの側頭部にヒットし、そのままダウン。
瞬時にゴングが鳴り、勝負が決まった。
ところがその直後、TAISHOはすぐに起き上がり、パルヴァーに飛びかかろうとした。
ホントにまだやれそうな感じだった。
しかし試合は決着がついている。セコンドやスタッフが制止した。
TAISHOは悔しい表情を浮かべながらも、すぐにリングを降りた。
そして足早に花道を去っていった。
その彼の姿を見て、僕は感動した。
本当に一瞬の出来事だった。
まだやれそうだったから、さぞかし悔しいだろうなと思った。
しかし潔く、振り切るようにリングを後にした。
各試合を目にしながら、自分なりに色々な事を思っていた。
格闘技は面白い。ドラマチックだ。
こう言うと見た目と違うと言われるかもしれないが(苦笑)、
大いに刺激になったことは間違いない。

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