小学校でも英語の授業が始まり、大学の入試でも実用的な英語の力が求められています。また学生だけでなく社会人においても、外国労働者の受け入れ、オリンピックなどにより、海外の人と関わる機会が以前よりも増えました。この本では、例えば教科書でならった英語の例文だとしても、それが英語圏の人からはどう聞こえているのかがイラストと共に紹介されています。またそれだけではなく、実際はどう話せばいいのかの例文のやり取りも載っており、内容は勉強のための参考書という感じではなく、軽い雑学を読んでいるような感覚で勉強ができます。英語がそれほど得意じゃない人にも、雑学として知っておいて損はないと思います。

『ついつい出ちゃう!日本人のかんちがい英語』
高橋書店・発行
ゲーリー・スコット・ファイン 栗生ゑゐこ・著
1,000円+税

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