生まれて初めて入院というものを経験しました。
6月の頭から2週間ほどお世話になっていたのですが、
入院するにあたって考えていたのは手術や術後のことよりもこの空いた時間をどう潰すかということでした。
PCとネット環境があればいくらでも時間を潰す自信はありましたが、さすがにそれは無理なので
あとは病室のテレビを見るか本を読むか天井のシミを数えるくらいしか選択肢が浮かんできません。
普段ほとんどテレビは見ないので今回もテレビカード買ってまで見る気は湧かず・・・
ということで入院中はひたすら本を読むという決意を固めたのです。
後は今までに買ったまま読まずに積んでいた本を崩すだけ。
ここ数年で買ったものの読まずに本棚刺さっているのは、おそらく30冊以上あり
荷物として考えて文庫を多めにハードカバーを少なめにして10冊ほど準備し持っていったのですが
いざ入院してひたすら本を読んでいると1週間もかからず10冊は消化してしまい
家族に10冊持って帰ってもらってさらに10冊持ってきてもらうハメになり
さらに同じ作者の別な本が読んでみたくなり買ってきてもらい・・・
と、結局退院の前日には追加も読み終わってしまい最終的に売店で雑誌を買って熟読して過ごすという始末
これまでの人生の中でもここまで本を読んだ時間はないだろうというくらい読書漬けの2週間でした。
積み本のおかげで充実の入院生活もとい読書生活を送ることができました。
そして今日も2冊買ってきまして、1冊読みながらこの文章を書いていますが
もう1冊は未読用の本棚に積んで寝ることになりそうです。
積み本バンザイ!

『読書のチカラ』
だいわ文庫
齋藤孝・著
702円

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