今回、私がご紹介させていただくのは、「おじさんとカエルくん」と言う、(あすなろ書房)から出版された翻訳絵本です。
自分でイラついて、嫌な奴になってる時なのに、普通に人に優しくされて、ホロッとなる時ナイですか?
この絵本のおじさんは、気難し屋で、雨にもイラつきます。いつものカフェでカエルくんになって雨を楽しむ男の子と出会い気付きます。
ちょっとした事でも、楽しんだ方が気分が良い!ってもんですよね?(それがなかなか難しかったりもしますけど)
気付いてすぐにやり直せる素直さも素敵です!
ちなみに、作者のリンダ・アシュマンは、晴れの日も雨の日も好き。
イラストレーターのクリスチャン・ロビンソンは、雨の日にココアを飲みながら、窓の外を眺めるのが好き。
翻訳者の、なかがわちひろは、日本の梅雨もアマガエルも好き。
私は・・・。最近は鬱陶しいとかしか思ってなかったかも。
子供の頃には、雨が降ってるのをいつまでも眺めてたり、用が無いのに傘を差して歩きまわったりしてました。
そして子供の頃に見た虹は、特別な感動があった様な気がします。
ちょっと忘れてたなぁ、そう言うの・・・。

『おじさんとカエルくん』
あすなろ書房・発行
リンダ・アシュマン クリスチャン・ロビンソン 中川千尋 ・著
1,260円

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