原発はもういやだー!!皆さんそう思いませんか?
だけどその代りは必ず必要です。冷蔵庫なし、エアコンなしではちょっと…
ところが、火力発電は二酸化炭素が出るし、風力発電は音がうるさいうえ日本では風が少なく、
普通の太陽光発電は費用がかかるうえ発電量が少なく、正直原発ほど優秀な発電所は見当たりません。
そこで人工衛星に太陽光パネルをつけて宇宙からマイクロ波で地球に電気を送るというのがこの宇宙太陽光発電所です。
なんとこの発電所(JAXA版)は原発一基100万KWと同じ発電量で、
建設費約13000億円(福島原発一基は約6000万円)と試算されていて、
原発の安全対策コストや事故処理コストを含めると一番いいと思います。
技術的な内容からコスト、社会的背景や問題点の解など分かりやすく一通りまとまっており、
読み物としてもおもしろく、また知識がつきます。
夢のようなことがどんどん実現する時代が来るんじゃないでしょうか。

『宇宙太陽光発電所』
ディスカヴァー21
松本紘・著
1,260円

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